この度、福島県社会福祉協議会様主催で開催された
「平成23年度 地域介護専門職研修 介護講習等企画担当者会議」が
修了いたしました。
「平成23年度 地域介護専門職研修 介護講習等企画担当者会議」が
修了いたしました。
【10月12日/水】

JR上野駅から新幹線で出発です。
福島県への出張は、今年の6月末の第1回研修以来でした。

JR郡山駅に到着。
今回もここで期間中宿泊することとしました。
ホテルにチェックインし、
明日からの研修会の最終確認をしました。
そのあと、夕食がてら、周辺を散策しました。

街のあちらこちらに
こういったのぼりが立ちます。
その後、駅近くのスーパーマーケットにも立ち寄りました。
店頭にはさまざまな食材が揃い、活気もありました。
ちょうど学校帰りの高校生たちが、
食べ歩きしながらワイワイと談笑しているのが印象的でした。

福島県の地元TV局のニュースでは、
天気予報とあわせて、浜通り・中通・会津地方の今日の放射線量が
報告されていました。
【10月13日/木】
午前7時35分、郡山駅を出発。
2両編成の東北本線で二本松に移動しました。
車内は通勤・通学の人たちでいっぱい。
この光景は、全国どこでもかわりませんね。

ほどなく二本松駅に到着。
学生さんたちもドッと降りていきました。

懐かしい駅舎。約4ヵ月ぶりです。

前回は気づかなかったのですが、
駅前に「二本松少年隊士像」がありました。
このいわれは後ほど。
タクシーで会場となる「男女共生センター」へ移動しました。



現在でも浪江町役場が
この建物の1階で業務を続けています。

予定では来年3月まで、
この場で仮役場機能を果たしていくそうです。

今回は5名の方が参加。
地域包括支援センターの主査(保健師)、
特別養護老人ホームの介護福祉士、
社会福祉法人のアドバイザー
介護老人保健施設の支援相談員と、
それぞれにお立場は違いますが、
今回こうやって一堂に会されたのは、何かのご縁ですね。

今回のテーマは
『段取り力の達人をめざせ!』。
研修企画担当者として、“段取り八分 仕上げ二分”を
体感していただくのが目標です。
まずは前半、私から基調講義をさせていただきました。
続いて、演習①『魅力的な広告媒体とは』に移ります。
ここでは事前に受講者自身が探してきた広告媒体を、
互いに紹介しあいながら、その広告の良さを検討しました。
今回は男性のグループと女性のグループに分かれての演習です。


持ち寄った広告の中でベストを一つ選び、
さらに深く、その魅力を探っていきます。



皆さん、意外な発見が
数多くあったようです。

広告媒体をボードに貼り付け、
忘れないように特徴やよい点を描きだしていきます。

いよいよ発表。
さまざまな発見点や評価点を紹介していきます。

2つのグループそれぞれに、
特徴的な広告媒体を取り上げました。
続いて、演習②『研修企画を段取りしてみよう』に移ります。
ここでは具体的な研修会の企画案を考えていただきました。
受講された皆様の長年の経験や知識などをフル動員して、
企画を立案していきます。

地域に求められているニーズは何か、
どういう内容の研修を開催することが、地域にとって大切かを
ブレインストーミングしていきます。

この研修企画づくりは、
そう簡単にできるものではありません。でも“段取り八分”です。
まずここはじっくりと話を深めていってもらいました。
研修会初日は、研修企画づくり演習の途中で休止。
明日、あらためて続きから再開することとなりました。
【10月14日/金】
午前7時35分、郡山駅を出発。
昨日とはうってかわって、もやのかかった曇り空でした。

開会まで時間があったので、
男女共生センターの近くにある霞ケ城に向かいました。

まさに霞がかかったような
幻想的な感じでした。

ここにもまた少年隊士像が。
こちらは人数も多く、ストーリーががった感じでした。

いわれもしっかりと紹介。

実は毎年恒例の菊人形展が
明日(15日)からだったのです。
例年、大河ドラマをモチーフにした菊人形が展示されますが、
今年は震災の影響もあり、規模も縮小し、菊飾りを中心に
展示するそうです。

お城から引き返してくると、
対角線上の男女共生センターが
現代の霞ケ城のように見えました。

ふと気づくと、
こんな宝探しイベントが・・・。いわき市、二本松市、白河市、
会津若松市、喜多方市の各地でいろいろな宝物を探す、
そんなコンセプトのラリーです。
いろいろな工夫があるものなんだと思いました。

自動精米機なるものが、
当たり前のように鎮座まします。
目の前で精米されるって、いいだろうなぁ・・・。
そうこうしているうちに、2日目開会の時間となりました。
昨日に続き、研修企画の立案演習を進めていただきました。

そして結果発表です。
男性だけのグループは地域の事業所に勤める方々同士が、
互いの課題や意見を交換できるような研修会を企画されました。

女性だけのグループは、
地域の介護者や介護に関心のある人向けの、
高齢者疑似体験などを含めた講習会の企画を発表されました。
両グループとも、非常に練り込まれた企画となっています。
共通点は、「ワンコイン(500円)で参加できる研修」という
コンセプトです。内容も非常にキャッチーなものでした。
そしていよいよ、演習③『広告媒体を作ってみよう』です。
せっかく丹精込めて企画した研修会です。
どれだけ効果的に広報することができるかを考えるうえで、
具体的な広報媒体を制作していただきました。

どのような媒体が効果的か、
何がみんなの興味を引くか。まずは自由に討論です。

イメージが湧き始めたら、
デッサンを作っていきます。

男女共生センターの館内には
図書室やパソコン、福祉機器展示室、設置されているチラシ類など、
さまざまな“素材”があります。
受講者の皆さんは、限られた時間の中で館内をめぐり、
活用できそうな情報を集めてきました。
そして完成した広告媒体をお披露目する時間がきました。

自分たちが制作した広告媒体を
相手のグループに紹介します。良い点、自信のある点を
全面に出しながら、説明してくださいました。

グループが変われば、アイデアも変わります。
お互いに、「ああ~、なるほど~」と感心することしきり。
触発しあう時間でもありました。

互いに紹介した後、
さらに念入りに相手のグループの作品を観覧。
細かなところまで配慮が行き届いた、素敵な作品でした。

最後に私から、
広告媒体に対するコメントと、
2日間の研修全般について、振り返りコメントをさしあげ、
研修会が閉会となりました。
今回の研修会で私は都合3回、
二本松市を訪れたことになります。
1回目は今年の4月末。研修企画の打ち合わせのためでした。
周囲は桜で満開の季節でした。
2回目は6月末。第1回研修会の本番でした。
周囲は初夏の趣が漂っていました。
3回目はこの度の研修会。
周囲は紅葉が始まっていました。
この3回の訪問で、二本松市の3つの季節に出会えました。
今回ご用命をいただいた福島県社会福祉協議会様、
誠にありがとうございました。
そして何よりも、2日間にわたり、熱心に討議を続けてくださった
受講者の皆様、たいへんお疲れ様でした。
またいつか、どこかでお会いしたいと思います。
その時まで、どうぞお元気で!

JR上野駅から新幹線で出発です。
福島県への出張は、今年の6月末の第1回研修以来でした。

JR郡山駅に到着。
今回もここで期間中宿泊することとしました。
ホテルにチェックインし、
明日からの研修会の最終確認をしました。
そのあと、夕食がてら、周辺を散策しました。

街のあちらこちらに
こういったのぼりが立ちます。
その後、駅近くのスーパーマーケットにも立ち寄りました。
店頭にはさまざまな食材が揃い、活気もありました。
ちょうど学校帰りの高校生たちが、
食べ歩きしながらワイワイと談笑しているのが印象的でした。

福島県の地元TV局のニュースでは、
天気予報とあわせて、浜通り・中通・会津地方の今日の放射線量が
報告されていました。
【10月13日/木】
午前7時35分、郡山駅を出発。
2両編成の東北本線で二本松に移動しました。
車内は通勤・通学の人たちでいっぱい。
この光景は、全国どこでもかわりませんね。

ほどなく二本松駅に到着。
学生さんたちもドッと降りていきました。

懐かしい駅舎。約4ヵ月ぶりです。

前回は気づかなかったのですが、
駅前に「二本松少年隊士像」がありました。
このいわれは後ほど。
タクシーで会場となる「男女共生センター」へ移動しました。



現在でも浪江町役場が
この建物の1階で業務を続けています。

予定では来年3月まで、
この場で仮役場機能を果たしていくそうです。

今回は5名の方が参加。
地域包括支援センターの主査(保健師)、
特別養護老人ホームの介護福祉士、
社会福祉法人のアドバイザー
介護老人保健施設の支援相談員と、
それぞれにお立場は違いますが、
今回こうやって一堂に会されたのは、何かのご縁ですね。

今回のテーマは
『段取り力の達人をめざせ!』。
研修企画担当者として、“段取り八分 仕上げ二分”を
体感していただくのが目標です。
まずは前半、私から基調講義をさせていただきました。
続いて、演習①『魅力的な広告媒体とは』に移ります。
ここでは事前に受講者自身が探してきた広告媒体を、
互いに紹介しあいながら、その広告の良さを検討しました。
今回は男性のグループと女性のグループに分かれての演習です。


持ち寄った広告の中でベストを一つ選び、
さらに深く、その魅力を探っていきます。



皆さん、意外な発見が
数多くあったようです。

広告媒体をボードに貼り付け、
忘れないように特徴やよい点を描きだしていきます。

いよいよ発表。
さまざまな発見点や評価点を紹介していきます。

2つのグループそれぞれに、
特徴的な広告媒体を取り上げました。
続いて、演習②『研修企画を段取りしてみよう』に移ります。
ここでは具体的な研修会の企画案を考えていただきました。
受講された皆様の長年の経験や知識などをフル動員して、
企画を立案していきます。

地域に求められているニーズは何か、
どういう内容の研修を開催することが、地域にとって大切かを
ブレインストーミングしていきます。

この研修企画づくりは、
そう簡単にできるものではありません。でも“段取り八分”です。
まずここはじっくりと話を深めていってもらいました。
研修会初日は、研修企画づくり演習の途中で休止。
明日、あらためて続きから再開することとなりました。
【10月14日/金】
午前7時35分、郡山駅を出発。
昨日とはうってかわって、もやのかかった曇り空でした。

開会まで時間があったので、
男女共生センターの近くにある霞ケ城に向かいました。

まさに霞がかかったような
幻想的な感じでした。

ここにもまた少年隊士像が。
こちらは人数も多く、ストーリーががった感じでした。

いわれもしっかりと紹介。

実は毎年恒例の菊人形展が
明日(15日)からだったのです。
例年、大河ドラマをモチーフにした菊人形が展示されますが、
今年は震災の影響もあり、規模も縮小し、菊飾りを中心に
展示するそうです。

お城から引き返してくると、
対角線上の男女共生センターが
現代の霞ケ城のように見えました。

ふと気づくと、
こんな宝探しイベントが・・・。いわき市、二本松市、白河市、
会津若松市、喜多方市の各地でいろいろな宝物を探す、
そんなコンセプトのラリーです。
いろいろな工夫があるものなんだと思いました。

自動精米機なるものが、
当たり前のように鎮座まします。
目の前で精米されるって、いいだろうなぁ・・・。
そうこうしているうちに、2日目開会の時間となりました。
昨日に続き、研修企画の立案演習を進めていただきました。

そして結果発表です。
男性だけのグループは地域の事業所に勤める方々同士が、
互いの課題や意見を交換できるような研修会を企画されました。

女性だけのグループは、
地域の介護者や介護に関心のある人向けの、
高齢者疑似体験などを含めた講習会の企画を発表されました。
両グループとも、非常に練り込まれた企画となっています。
共通点は、「ワンコイン(500円)で参加できる研修」という
コンセプトです。内容も非常にキャッチーなものでした。
そしていよいよ、演習③『広告媒体を作ってみよう』です。
せっかく丹精込めて企画した研修会です。
どれだけ効果的に広報することができるかを考えるうえで、
具体的な広報媒体を制作していただきました。

どのような媒体が効果的か、
何がみんなの興味を引くか。まずは自由に討論です。

イメージが湧き始めたら、
デッサンを作っていきます。

男女共生センターの館内には
図書室やパソコン、福祉機器展示室、設置されているチラシ類など、
さまざまな“素材”があります。
受講者の皆さんは、限られた時間の中で館内をめぐり、
活用できそうな情報を集めてきました。
そして完成した広告媒体をお披露目する時間がきました。

自分たちが制作した広告媒体を
相手のグループに紹介します。良い点、自信のある点を
全面に出しながら、説明してくださいました。

グループが変われば、アイデアも変わります。
お互いに、「ああ~、なるほど~」と感心することしきり。
触発しあう時間でもありました。

互いに紹介した後、
さらに念入りに相手のグループの作品を観覧。
細かなところまで配慮が行き届いた、素敵な作品でした。

最後に私から、
広告媒体に対するコメントと、
2日間の研修全般について、振り返りコメントをさしあげ、
研修会が閉会となりました。
今回の研修会で私は都合3回、
二本松市を訪れたことになります。
1回目は今年の4月末。研修企画の打ち合わせのためでした。
周囲は桜で満開の季節でした。
2回目は6月末。第1回研修会の本番でした。
周囲は初夏の趣が漂っていました。
3回目はこの度の研修会。
周囲は紅葉が始まっていました。
この3回の訪問で、二本松市の3つの季節に出会えました。
今回ご用命をいただいた福島県社会福祉協議会様、
誠にありがとうございました。
そして何よりも、2日間にわたり、熱心に討議を続けてくださった
受講者の皆様、たいへんお疲れ様でした。
またいつか、どこかでお会いしたいと思います。
その時まで、どうぞお元気で!