本日、さいたま市において
桜区南部圏域地域包括支援センター ザイタック様主催の
「地域支援会議」が開催されました。

皆さんは「地域包括支援センター」という機関をご存知ですか?
このセンターは、地域で生活する高齢者の方々が、
健やかな生活を送れるように、介護に関する相談を含め、
生活全般を支援するために全国各地に設置されているものです。

さいたま市の桜区にある
南部圏域地域包括支援センター ザイタック様では、
月に一度、地域の様々な専門職や民生委員・児童委員を対象に
「地域支援会議」を開催しています。

今回は、そのザイタック様から、今年の1月半ば、
「今年の7月までの毎月開催するような研修を」という
ご要望を頂戴しました。
そこで、いろいろとご相談し、3月から7月までの計5回に渡る
シリーズ研修を企画し、ご了承をいただきました。

本日は、その第1回が開催されたところです。

CIMG0002お昼過ぎ、JR浦和駅に到着しました。
今日は本当に良いお天気でした。
やや風はきつかったものの、
ウグイスの声がどこからともなく
聞えてきたりして、
春が間近であることを感じました。


CIMG0005今回の会場となったのは「桜区役所」。
とても立派な大きい建物です。
この4階の会議室で開催されました。
シリーズ研修全体のテーマは
『みんなで紡ごう!
 地域という素晴らしい織物を』
といたしました。

地域を一枚の素敵な織物に例えた場合、
1本1本の糸は、そこで暮らす、あるいは働く人だといえます。
この人々が、互いに紡ぎ合っていくことで、
“地域”という素敵な織物になっていく・・・。
今回の研修会に参加される皆様には、
その紡ぎ役として活躍していただきたいという期待を持っています。

CIMG0009研修の参加者は、ケアマネジャーをはじめ、
民生委員・児童委員、自治会役員や
MSWなど、それぞれの専門領域から
地域住民の生活を支援している方々ばかり。
第1回の本日は、28名が参加されました。



CIMG0008今日のテーマは、
“きき上手をめざそう!”です。
傾聴という姿勢が大切な皆様に対して、
“きく”ということを、いろいろな演習を通じて
体験していただきました。



今後、月に一度、私も桜区を訪れ、
皆様とご一緒に、どのような“地域”を紡いでいけるか、
考えていきたいと思っています。

次回は4月12日(木)。
テーマは、“地域の姿を描いてみよう”です。
皆様、また来月、お会いいたしましょう!


(こぼれ話) 浦和のうなぎ

江戸時代、浦和近郊は沼地が多く、
川魚が多く生息する水郷地帯で、
魚釣りなどを楽しむ行楽客で賑わっていました。
その行楽の人々に沼地でとれたうなぎを出したのが始まりで、
味の良いことが評判になり、
中山道を行き来する人たちが
わざわざ足を運んだということです。
大正時代の半ばになって、開発のために地場のうなぎは
いなくなってしまいましたが、
うなぎの蒲焼という二百年来の伝統の味は、
「浦和のうなぎを育てる会」によってしっかりと受け継がれています。
@さいたま観光国際協会
http://www.stib.jp/stayeat/unagi.shtml


そして観光大使としての重責を担っているのが!

CIMG0004
『浦和うなこちゃん』といいます。
このキャラクター、
漫画家のやなせたかし氏
のデザインによるものだそうです。









そして、そのうなこちゃんが踊る「うなぎ小唄」もありました。
ダンスバージョンをご覧ください。