現在、武蔵野市民社会福祉協議会様の
お仕事を進めています。
先般は、地域懇談会の終結にともない、
報告書を提出いたしました。

そして本日、もう一方の「会員アンケート」の
集計結果(グラフ)を作成し、主催者様に送信したところです。
今回のアンケートは、
武蔵野市民社会福祉協議会会員の皆様向けのもの。
平成24年度に完成をめざす「地域福祉活動計画」の
議論に資するため、地域住民の声をアンケートで伺おうと
したものでした。

結果として、1300人を超える回答が有効となり、
その回答内容をグラフ化していたところです。
各設問とも、単純集計グラフが完成しました。
今後は、地域福祉計画策定委員会のご指示を待って、
クロス集計等を継続して行ていくこととなっています。

そしてもう一つは、このアンケートのフリーアンサー部分を
精査するという作業が残っています。

フリーアンサーは、他の質問とは違い、
回答者の本音が、その書きぶりも含めて見られるという
非常に貴重な部分でもあります。
極端なことをいうと、それらのフリーアンサーから、
地域の姿も垣間見えてきます。

自分たちの地域(ご近所)を、どのようにとらえているのか、
生活する(生きる)には、最適なのか、課題が多いのか、
将来(未来)に向けて、どのような夢があるのか、
といったことが、単なる数値ではなく生の声として聞こえてきます。

中には厳しいご指摘もありますが、
厳しいからこそ、ご指摘があるからこそ、
アンケートを行う価値があるものと考えます。
回答に一喜一憂することなく、そのご意見の背景を探らないと
いけません。

アンケートで、プラス面のご意見をいただければ、
それをどう育てていけばよいのかを考える楽しみがあります。
もしマイナス面のお意見をいただいても、
それこそが、その地域の核心的課題である可能性も強いことから、
貴重なご意見として、最大限に活用していくことが望めます。

アンケートとは、無駄な部分が一切ない、すべてが有効活用できる
素材だと考えます。
明日以降に行うフリーアンサーの精査も、
しっかりと行っていきたいと思います。