本日、千葉県の栄町民生・児童委員協議会様、
ならびに栄町社会福祉協議会様の2研修が修了しました。
これをもって、平成23年度研修事業については、
全て完了したこととなります。
事前打ち合わせのために、
栄町を訪れたのは2月のはじめでした。
まだまだ寒さも厳しく、凍えながら駅に降り立ったのを
憶えています。
しかし本日は、うってかわって穏やかな陽気となりました。
やはり2ヵ月も違うと、特にこの時期は寒暖の差を感じますね。JR千葉駅まで移動し、
そこから成田行きに
乗り換えました。今朝方、
埼京線で人が線路に立ち入った
ということで、大きくダイヤが
乱れていました。
念のため早目に出発して
幸いでした。成田に到着。
ここで成田線に乗り換えます。車窓には、
早春の穏やかな
風景が広がります。成田から二駅で
安食(あじき)駅に到着しました。主催者様の車で
栄町役場をめざしました。栄町役場では、
すでに民生・児童委員協議会の
理事会が始まっておりました。
その場で役員の皆様に、
改めてご挨拶を申し上げました。冒頭、穴原会長から
直々にプロフィールを
ご紹介いただけました。
ありがとうございます。今回の研修会は、
平成23年度第10回定例会の
機会を使っての開催でした。
午後1時20分~午後3時までの
100分間を頂戴しました。テーマは
「地域の灯台となろう」です。
弊社にとっても、
大切な気持ちを込めた言葉の
一つです。前半は弊社から基調講義として
昨今の地域の現状や、
委員の皆様方の立ち位置
などについて
お話をさせていただきました。後半では、
私が、とある物語を朗読し、
その内容をもとに、
自由に話し合って
いただきました。皆様、とても熱心に
意見を交換されていました。参加者からのご質問なども
この時間帯にお受けしました。
午後3時、研修会は修了しましたが、
実は15分の休憩をはさんで、
委員の皆様はもう一つの研修会に参加されることとなりました。
午後3時15分、会場を役場の町議室に切り替え、
栄町社会福祉協議会「栄町地域支え合い体制づくり事業」の
一環としての研修会がスタートしました。本来は、
いわゆる町議会を開催する
議場です。今回は、ここに
民生委員・児童委員を
はじめ町の住民組織や
NPO等に関わる方々が
一堂に会されました。テーマは
「そっと支え合える人が
いる幸せ」。
75分に渡って講義とともに、
前後左右の方同士の
即席グループで
自由討論をしていただきました。研修会は、ある意味でいうと
漢方薬のようなものです。
後になって、
じわじわ染み込んできます。
どうぞ、慌てず、急がず、
でも忘れずに過ごしてください
と申し上げました。
今回の研修会には、いわゆる「大正解」というものはありません。
でも、参加された皆様一人ひとりが、
日頃から感じていること、体験していることを、
研修会という場で融合していくことで、
そこから何かのヒントが導き出されることも数多くあります。
今回の研修会が、今後の地域での支え合い事業の一助になれば
弊社としても幸いに感じます。修了後、主催者様のお車で、
北総線「印西牧の原駅」に
送っていただきました。時刻はすでに
5時30分を回っていましたが、
この時間に、
ようやく綺麗な夕日を
見られます。
日が長くなったものですね。初めて利用する駅舎でした。
ちょっとワクワクしながら、
帰社いたしました。
今回、ご用命をいただいた
栄町民生・児童委員協議会様、ならびに栄町社会福祉協議会様、
誠にありがとうございました。
そして、両研修会にお越しいただいた参加者の皆様、
たいへんお疲れ様でした!
【番外編】
栄町の防災行政無線では、
毎日夕刻に「防災栄」のアナウンスが流れます。
子ども達に早目の帰宅を促すのですが、
それが子ども自身の声で流されていました。
また後半のフレーズでは、
「地域の皆さん、私たちの安全を見守ってください」
と加えられています。
地域で見守るということの姿勢、
互いに支え合うということの意味を感じました。
Youtubeでも紹介されていましたのでお聞きください。