いよいよ初日まで1週間となった五月場所。

先場所は稀勢の里の大逆転優勝で幕を閉じましたが、次はどのような展開となるのか。
見どころと合わせて考えていこうと思います。



・優勝争い
今場所の優勝争いは本当に読みにくい。
先場所優勝の稀勢の里は稽古こそ始めてはいるものの、出場もまだ不透明な状況。
優勝を期待するのは少し無理があるのかもしれません。

一方、先場所休場した白鵬は、右肩の負傷と報道がありましたが、精力的に稽古をこなしています。
ですが、ここ最近は不安定な相撲が続いているので、最有力と言いづらい状況。

そして、先場所準優勝の照ノ富士は、
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170505-00000043-jij-spo
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精彩欠く照ノ富士=大相撲   
 照ノ富士は5日、東京都墨田区の時津風部屋に出稽古。逸ノ城と連続15番取って6勝9敗と精彩を欠いた。立ち合いに鋭さがなく、腰も浮いて「ちょっと負け過ぎたな」と自嘲気味だった。

 3月の春場所は13勝2敗と久々に大勝ち。千秋楽まで稀勢の里と優勝を争ったが、終盤に悪化させた左膝の状態が今も「良くはない」と言う。不安が大きいのか、守勢に回ると踏みこらえずあっさり土俵を割る場面も。「これからちゃんと稽古を頑張っていかないとね」と話した。

逸ノ城と稽古をして、負け越しました。
やはり、先場所終盤で負った怪我がまだ完治していないのでしょうか。

と、優勝候補がことごとく悪い状態となっています。

そこで、今場所の優勝候補にあげるのが、横綱鶴竜。

先日も、大関取りを狙う高安に稽古で7勝2敗とするなど、好調を維持しています。
風邪を引いたという情報もありましたが、もう完治したとのことなので良い状態で初日を迎えられるのではないでしょうか。
心配なのは、どうしても引き技が多いため格下への取りこぼしがあるのではないかということ。
序盤をつまづくことなく乗り切れば、半年ぶりの優勝も。


とはいえ、最近の鶴竜の成績も考えると、本当に高安の優勝もあるんじゃないかとか考えてしまいます。
もっと言えば、今場所大きく番付を下げた正代、勢あたりにもチャンスがあるかもですね。





・高安の大関取り
もう一つの見どころが高安の大関取り。
昇進基準と照らし合わせると、今場所は10勝必要です。
3場所合計32勝の例もありますが、今場所で一桁の9勝では少し印象が悪くなるか。
ただ現状2大関状態であることを考えると9勝での昇進も十分あり得るでしょう。

そしてその可能性はどうか。
仮に10勝を昇進ラインとした時、5回負けることができます。
稀勢の里との対決はないため、3横綱2大関との対決があることになります。
上位に勝てなかった場合、取りこぼしできない訳で、結構ギリギリの勝負なんですよね。
上位陣が休場した場合は別ですが。。
ただ欲を言えば、通算成績で勝ち越している2大関には勝ち越しておきたいですね。
そうすれば、大関取りへ視界良好となるでしょう。




その他では、大きく番付を上げた貴景勝は上位にどこまでの成績を残せるのか。
昇進した豊山(旧 小柳)がひとまず幕内に定着できるのか。
十両では貴公俊の双子の兄である貴源治にも注目ですね。




整理すると結構見どころがありました。
ここ数場所は白鵬を中心とした勢力からの世代交代が見れるのか、というところで非常に面白くなってきているように感じます。
今場所は特に優勝が読めませんので、最後まで楽しませてくれるのではないでしょうか。

いよいよ来週末から始まります。