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  ★【狭小店への想い】…当ブログと筆者の立ち居地に関する考察

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今回はこれまでの流れと打って変わって、気づいたら1年以上寝かせてしまったネタがあったので、慌ててUPしておきやす。
場所は埼京線の戸田公園駅。線路の高架に沿って北上すると、アチコチからくる道路が交錯する五差路に出る。
あがら五差路
交差点名も五差路とそのまんまだが、以前から飲食店が建ち並ぶ地元では知れた場所で、駅から離れてるのに餃子の王将があったり、以前は埼玉ローカル居酒屋チェーンと思しき一源の関連店があった気がする。
そんな一角に和歌山ラーメンが食べられる店があると知り、前々から来たいと思っていた。
あがら外観
JRの高架下なんかのデッドスペースを有効活用とかでテナント貸しする、みたいなのに応募したような、如何にも最近出来た箱物のようなプレハブチックな佇まい。駐車場が完備されてるのがこの辺らしい。
あがら入口正面
あがら【食べログ】
★★★★☆ 4.8
所在地:埼玉県戸田市上戸田5-19-2

中も真新しい感じで、厨房も広くピカピカしている。全てがプリセットされた所に、ハイ今日から宜しくお願いしますとばかりにやってきた店の人って感じがなんかするが、どうも蓮根のHAJIMEのプロデュースらしい。2013年OPEN時はベジポタ系つけ麺メインの店だったそうだが、2014年にここの店主の故郷の味という和歌山ラーメンにリニューアルにしたという。和歌山の味になってからHAJIMEのレクチャー受けたのか知らんが、どうも豚骨の強い井出商店系統の和歌山ラーメンらしいので期待値が上がる。

豚骨中華そば¥680!
あがら豚骨中華そば
四角いバラチャーシューに真ん中にカマボコ、そして茶色く濁って重そうなスープが泡立ってる感じは、かなり本格派でヘビー級の井出系和歌山ラーメンっぽいぞ!
あがら豚骨中華そばUP
まずスープをズズッと行こうとレンゲを沈めると、表面の油の下からドロ〜ンと濃いスープが浮上してくる。
あがらスープUP
おおっ、これはかなりベースの豚骨が濃そう。で、口に運ぶと、ザラッと砂のような舌触りを覚える、泡立つ乳化したスープが口中に広がる。やはりこれはかなり炊き出した豚骨ですわ。そこにこれまた濃いめの甘めのタレが合わさって、重厚な豚骨醤油スープになっている。濃厚な長浜ラーメンと同じように唇がカピカピになるので、結構油脂分も溶け込んでいると思うが、あまり味がクドく感じないのは、不自然が旨味が少ないのか醤油ダレの影響かと思ったら、卓上のうんちくボードのようなものに手書きで、和歌山の添加物無しの天然醸造醤油とある。この影響かな。
あがら卓上うんちく
麺はボッツリした粉っぽい細めのストレート麺がスープに押され気味だが、それが逆にあう。長浜ラーメンほどバキボキでも極細でもなく、適度にスープに馴染み、かなりイイ感じ。
具のチャーシューも悪くなく、ネギもアクセントになってるが、かまぼこはやはり飾りだし、このラーメンの主役は完全にスープ。それに麺が従う感じ。
食べててつくづく思ったが、濃厚なスープだけど味自体にどこか軽さがあるというか、独特のスープから匂い立つややスナッキーな香りといい、和歌山で食べた和歌山ラーメンのどこかオヤツなニュアンスが感じられた。先日の中野の記事でも述べたが【過去記事】、関東で食べる西日本のラーメンで常々疑問に思っていた軽さのなさ、これが久々に味わえた気がした。それでいて長浜ラーメンにあるような嫌う人の多い豚骨の獣臭は殆どないというのも不思議。
ただ、天然醸造醤油などが影響しているのか、お上品さが少しある気もする。そんなもんで、調子こいて濃いスープ飲んでたら、最後の最後でトゥーマッチ感に頭が支配されてしまった。しまった、シッカリ乳化しているから、ついつい相当油摂取していたようだ。

とはいえ、最後まで美味しく完食。
純粋に濃厚豚骨スープ(豚骨以外も少々入ってるようだが)として屈指の出来栄えと思うし、この香りがあるのはとても貴重。こうなるともう一つの看板メニューらしいつけ麺も気になる。近くにあるスパ銭の彩香の湯【過去記事】によく来るのでそのついでにでも寄りたいが、と同時に、これまで近いのに何故か機会に恵まれなかった蓮根のHAJIMEも俄然興味が出てきた。
というわけで、やっぱ向こうのラーメンが好きなんだなぁ。ウマシ!! ごちそうさんでした〜

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以前みずほ台駅で寄る店の話をUPしたが【レモンハウス】【アンセム】、同じようにスパ銭行く前に寄った店のことを。
その日はまだ自店の移転準備中で、小間物を買いに成増のニトリに初めて行ってみた。まさしくお値段以上で、今後使うかもしれないものがあった時、あぁニトリにあったなぁと思い出せるように頭にインプットして、テクテク駅方面へと川越街道の坂を登って行った。
川越街道から駅へ斜めにショートカットするかのように商店街が伸びている。
やまだやスキップ村
はなまるうどんが目印で、肉屋の惣菜にソソられたりしながらダイエーを過ぎると、他の店舗に紛れるように、昔からあると思しき食堂がある。
やまだや外観
やまだや【食べログ】
★★★★★★★★★★ 文化遺産
所在地:東京都板橋区成増2-19-3

通りすぎてしまいそうになるも、食堂と書かれた暖簾に、只ならぬ気を感じずにいられない。これはかなりめっけもんなオーラが、決して派手にビンビンではなく、穏やかにだが確実にひしひしと感じられる。
自分の勘を信じ中に入ると、目に飛び込んできた光景を前に、予感が的中したことを喜ぶ以上に、それを遥かに上を行く光景に一瞬足が止まった。
やまだや内観
なんというこの無駄のない清廉なる空間だろう。
壁には手書きの短冊メニューが並び、昔の成増駅の写真が飾られ、冷蔵ケースにはその日のおかず類がズラリと並ぶという、一見雑多に見えつつも(何故か鹿の頭があったりするが^^;)、誤解を恐れずいえば、清貧の極みというか、シンプルが故の美しさがある。
やまだや食事メニュー
やまだやドリンクメニュー
接客は主に、ずっとこちらにおられると思しき落ち着いた女性が担当しており、調理は奥のご主人がしている様子。というのもずっと奥にいるので、様子が伺えない。2人位いるのかもしれない。フロアの女性も、特に用がない時は半身奥に引っ込んでおり、客を寛がせる配慮が何ともニクい。
やまだや店内側面
客も騒ぎ立てるでもなく、近所の常連と思しきオッサンが、ひとり入ってきては決まった一品とアルコールを頼み、スポーツ新聞やテレビを見たり見なかったりして、昼代わりの遅いご飯だろうか定食を頼む者もいたりして、それでサクッと毎度同じなのであろうルーティンをこなして帰っていく。それが混み合うでもなく、一人また一人と入れ替わっていく午後の風景。いや〜、自分が近年欲しくても巡り会えなかった定食屋の一つのスタイルにやっと巡り会えた気がして、体が打ち震えた。

感動ばかりしてても仕方ないので、レモンサワー小¥310に、同行者は冷酒初孫¥380で乾杯。
やまだやレモンサワー小やまだや冷酒初孫
このレモンサワーとて只者ではない。グラスはしっかり冷え冷えで、シャリキンではないのだが細かめの氷が適量入ってて、外から歩いてきた身には全身に染み渡る塩梅なのだ。さらにレモンもなんかのエキス入れた感じではなく、生感がある。確かめたわけではないが、そんな気がする満足感がある。アルコールとて手を抜かない気概が感じられる。

で、アテに頼んだ厚焼玉子¥300が来たんだが、さらに度肝抜かれた。
やまだや玉子焼き
ほぼ正方形で、綺麗な焼き目が入った美しすぎる見た目。折り重ねて焼かれた断面は1cmは厚みがあるだろうか。箸を入れるとミルフィーユ状態で焼けた皮と皮の間から適度な半熟状態のトロッとした玉子がサンドされてるのが顔を出す。味付けは甘すぎずショッパすぎず、やや薄めで玉子の風味が生きている。ウメェ〜、泣きそうなほど超うめぇ〜。ニイチャン店員がうるさそうなゲスい居酒屋で半熟を売りにしているようなところの玉子焼きは必要以上にトロトロにしちゃって、黄身が流れ出てきて生卵でいいじゃんかみたいになってるのだるけど、ああいう下品さが一切ないのがスバラシイ。

遅い昼がてらにサクッと寄ったつもりが、とんでもない店に入っちゃったもんで、色々なツマミを頼みたいところだが、風呂の時間もあるのであまり長居できない。泣く泣く2杯めのアルコールと一緒に定食を頼み、出来るまでの繋ぎに、周囲のオッサンが食べてるもつ煮込¥380が美味そうだったので頼むことに。
やまだやもつ煮込
底の浅い皿にモツが上品に乗ってやってきた。
一見、なんの変哲もない煮込みに見えるが、噛む必要が無いくらいトロットロに煮こまれているのはモチロン、ただグズグズに煮込んだだけじゃなくてチャンとモツらしい歯ざわりは残しつつ、臭みが一切なく仕上がっている。これは相当シッカリ下処理しているよ。モツって大衆酒場でチョット匂いがあっても脂多いところとドロドロに煮詰まった汁でヤッツケるのも醍醐味の一つで大好きだけど、酒場というよりチャンと料理屋としての仕事をしているのだろう、キチンと処理して一品を作り上げる、コレまた定食屋としてのプロの気概を感じさせる一品に身震いした。
あ、流れで書き忘れたが、この時頼んだ2杯めのグレープフルーツサワー小¥310が、これまたトンデモなくスッキリしつつ満足度の高い一杯で、先のレモンと見た目も変わらないのでナメて写真撮り忘れているが、果実感がレモン以上で、炭酸と酎ハイとのバランスがもう絶妙すぎて桂文枝バリに後ろに椅子ごとひっくり返りそうになる。

そんなこんなでとうとうラスト、定食がやってくる時間となった。
サーモンステーキ定食¥720!
やまだやサーモンステーキ定食
シッカリしたサイズの鮭の切り身を焼いたシンプルな一品。
やまだやサーモンステーキUP
ここまで来るともうプリっぷりの身が、箸を入れるとハラっとほろけるのなんてこの店じゃ当たり前なんだなと思えてくる。ホクホクでもう間違いない味なのだが、昨今弁当なんかも殆ど鮭的な魚が多い中、ちゃんと赤い身の鮭が食べられる当たり前の贅沢ったらない。漬物も変な着色したものではなく、味噌汁も濃すぎず味わい深い。そしてご飯はモチロンピカピカで瑞々しい。

同行者はこの日の定食数種の中から銀ダラ照焼¥850!
やまだや銀ダラ定食
こちらも適度に魚の油がギュッと詰まった焼き加減で、期待を裏切らない味。コッチには付け合せに肉豆腐がつくのだが、これが適度な甘辛加減で、次来た時はツマミに頼みたくなった。

いやはや、町の定食屋でここまでツボな店は10年で1つ出会えるかというくらいHITだった。
満足しすぎた感慨が表に出すぎるのをグッと堪え、会計時店の女性に美味しかったと一言告げ、店を後にした。
店の前の商店街はいつもと変わらず、パチンコ屋やら何やらの喧騒で賑わっているいつもの成増だった。定食屋がまるでゾーンに入ってるようで、さっきまでの光景が同じ町とは俄に信じられない程。
通し営業で閉まるのは遅くないが夜もやっている。今度は夜来ようと後日2度トライするも、臨時休業で2度ともフラれてしまった。金曜は土曜定休と連休するケースが多いようなので、行かれる方は注意されたい。本来わざわざ構えて行くタイプの店じゃないので本当は嫌なのだが、今度こそ電話してから行くとしよう。
実は町屋のときわ食堂(駅ビルの中じゃない方)【過去記事】【食べログ】が最近休業していると聞いていたが、既に閉店し建物もなく更地になっていると知って大ショックを受けたばかり(ときわのママは何処へ行ったんでしょう。超絶気配り&客さばき&愛嬌&刺身包丁も振るう、あんな人他にいない…)。ここも当面そういうことはないと思うが、行ける内に行っておかないと。
※この記事公開後、コメントにて情報いただきまして、このときわ食堂は老朽化による建て替えで、今年中に復活するらしい、ということです。なんとも喜ばしい! 再開したら行ってきます!! 情報ありがとうございました。
というわけで、俺的町定食遺産認定! スバラシスグル!! 激烈ウマウマウマシ!!! ご馳走様でした。

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拙ミニコミを扱ってもらってる中でも最古参なのが中野ブロードウェイのタコシェ【通販サイト】
自店が移転して納品しやすくなったこともあって、移転期間中に一度追納した際に寄った店の話を。

中野北口のメインストリートと言っていいだろうか、ブロードウェイへと至る参道ともいうべき屋根付き商店街サンモール。ここから東側(新宿方面)へ一本路地を入ると、狭い路地に小さな居酒屋なんかがゴチャゴチャと詰め込まれたように入ってて、独特の空間を形成しているが、青葉筆頭にラーメン屋も多いエリアで、10年以上、中野に用があっては主にラーメン食いに彷徨いにくる場所となっている。
そういえば直近では藤丸【過去記事】がドHITだったが、今回やってきた店はツイッターに上がっていた写真が白くて、さらに味が甘いと聞いて、モロにツボっぽかったんで選んでみた。

場所は青葉より少し中野駅よりに行ったところ。
バラそば屋表通り

バラそば屋外観
バラそば屋【食べログ】
★★★☆ 3.2
所在地:東京都中野区中野5-59-14

如何にもこの辺の最近めのラーメン屋って佇まい。木調で落ち着いてそうでいて、そんなお高そうでもなく、女性でも入れそうな感じというか。
券売機が外にあるので、そこで買ってから入る。ボタンが一杯あるが基本のメニューは上の方にデカいボタンになっているので、あまり迷わず済む。
接客用の店員が入口付近にスタンバっていて、入ってきそうな客には声をかけて入店を促している。
促されるまま入ると、中も茶色いカウンターが真っすぐ伸びる、やはりこざっぱりした木調の設えで、客席と厨房の仕切りが白いタイル張りになっていたりと、全体に清潔感を感じさせる。
バラそば屋店内
それでもどこかラーメン屋らしい雑多感も残してて、その辺の塩梅は自分のようなオッサンでも居れる要因になっているのだろうが、如何せんその気易さの一端が、うるさめの店員の声というのがチト残念でならない。
まぁそんなこったいいんですわ。関東のラーメンには余り見受けられない、どこかスナッキーな甘さ、量も食事としては少し物足りないような感じという、西日本的なラーメンが食べられるとあれば。

というわけで、ニイチャン店員が作ったのがやってきやしたよ、バラそば¥780!
バラそば屋バラそば横から
おおっ、見た目はかなりイイっすよ!
バラそば屋バラそば上から
底が浅そうな丼に並々と注がれた、やや茶濁した白いスープ。中央に薄切りの豚バラチャーシューがチョコなんと乗って、周りに青ネギが散らしてある。
テンションMAXでまずスープをズズッと行かせてもらいましょ。
バラそば屋バラそばUP
・・・ん?・・・ムム? んがぐぐ。期待値が高すぎたのがマズかったのか、これじゃなかと!と思わず九州ラーメンでもないのに博多弁が飛び出しそうになるのをグッと堪える。甘い。スープは確かに甘い。でも西日本の数地域で何度か食べて感じられた、タレだけの要因ではなさそうな、ダシのコクと合わさって生まれたような軽くも不自然さのない甘さとは違くて、言葉悪いがベターっとした、タレか何かにあからさまに甘く感じられるようなものを加えたような、直接的な甘さなのだ。
スープはマイルド、柔らかめの太めの丸っこい麺もスープ吸って良い加減で、青ネギとも合う。
もう一つウリのバラ肉、これがどうも臭みがある。行ったのが昼ピークを過ぎても夜営業までは時間のあるハンパな時間だったのが災いしたか。こういう淡い色のスープに薄くスライスしたバラ肉というスタイルは大阪でも見かけるタイプで、合うのは分かってるが、切り置きなのか、切った断面が空気に触れたまま時間が経ってるのか、チャーシューの切った端独特の匂いがしている気がしてならない。まぁこればっかは食べ手に知り得ようもないし、違う要因かもしれないのでなんとも言えないが。

東京でなかなか食べらず、しかも好みのタイプとあって、確実にハードルを上げすぎたのが敗因。つまり自分の所為で、この味でやってるお店には何の否もない。これはこれで一杯としてまとまってる味だと思うし、好きな人も一杯いると思う。なので、先入観なく一度試されるのもいいかもしれない。
まぁ自分にとっては、たまの昨今のラーメン屋らしい店でまたも己のミスで失敗したってところなので、いつかそう遠くない内に最近めのラーメン店でHITを引きたい。
つーわけで、おいしかったッス。ごちそうさまでした。

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