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  ★【狭小店への想い】…当ブログと筆者の立ち居地に関する考察

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今年は本当なら、夏にかけて群馬県の太田市を中心に、ポテト入り焼きそばの店を巡って、本にまとめる予定でいた。
しかし自店の移転やら何やらと重なり早々に企画変更せざるを得なくなったわけだが、昨年からチョットずつ準備には入っていた。その時巡った店は本が出来るまでお蔵入りにしておくつもりだったが、いつ出せるか分からないし、それまでに記憶が怪しくなってしまうので(正直いまでも少々怪しい^^;)、ここらで小出しにしていくことに。

これまで『大ぼったら』『だがしめし』と、粉モノ系駄菓子メシを巡ってきたが、分けても北関東、行田のフライ、深谷や伊勢崎のもんじゃに行った際、焼きそばを出している駄菓子屋を多く見かけて、とても気になった。
自分が生まれ育った川口では、ぼったらこと駄菓子もんじゃはあっても、焼きそばは中華屋や土曜の昼に家で食べるもんで、駄菓子という頭がないで育った。しかし過去取り上げた中では川越には太麺焼きそばという駄菓子文化があるし、かの富士宮焼きそばも元々は駄菓子屋で供されていると最近知った。
となると俄然興味が湧いてくるもので、調べていくと群馬には焼きそば文化が根付いており、同時にイモフライも同エリア(群馬県南東部〜栃木南部にかけてが主で埼玉北部にも及んでいる)で食べられていて(正月に佐野厄除け大師に行った時、佐野ラーメンの前に食べた【過去記事】)、特に群馬県太田市の太田焼きそばは、富士宮と並んで日本3大焼きそばの一つとなっているらしい。これらには焼きそばとイモフライが合体したようなメニューも多く存在する。これは行くしかないでしょ!

熊谷からバスで太田入り。病院裏のバス停で降りると、目の前は田んぼしか見えない。少し歩くと、大きめの民家とともに公営住宅っぽい平屋が見えてくる。元農家とか多そうで、それと近隣の工場に勤める人向けに建てたっぽい集合住宅(近くにはスバルの工場があり、こうした郊外の工場が多い)といったところか。
嘗ての水路だろうか、道はややウネウネと蛇行し、車通りを越えた先、灯油とか売ってるタバコ屋売店が目に飛び込んだ来た。
とちぎ屋外観
とちぎ屋正面
とちぎ屋【食べログ】
★★★☆ 3.3
所在地:群馬県太田市飯塚町860-5
紹介サイト:上州太田焼きそばのれん会

どうもここで焼きそばを売ってるらしい。確かに看板には「焼きそば.ポテト」と書かれている。
近づいてみると、餃子のテイクアウト窓口のようなアルミのサッシ窓がある。ここから嘗ては買えたのだろうが、今は機能してる様子が窺えない。
ただ、窓から見える内部では焼きそばを焼く鉄板等の設備が見える。取り敢えず入ってみんべと入口をガラガラっと開ける。中は完全なナンデモヤの雰囲気。コンビニが出来る前はこういうところで取り敢えずの日用品は買えて、お菓子やジュース以外に、チリトリとかタワシとか売っていたものだが。コチラ今は棚は残ってるものの、売り物は殆どなく、灯油の販売はしている様子。
先の持ち帰りコーナーの方を見やると、手書きで焼きそばにポテトフライと書かれたメニューが貼られていた。すると、厨房らしきところの奥からオバちゃん登場(先にリンクしたのれん会のページに出てる方)。ポテトフライはもう終わりだよと告げられる。焼きそばを求めたい旨を伝えると、小・中・大?と聞かれ、サイズを申告すると、徐ろにクーラボックスのような大きな箱の蓋を開け、中から取り出したパック入りの包みを手渡された。売店には食べられるテーブルはなさそうだし、ここは完全にテイクアウトのみなのだなと理解し、お代を払って兎に角店を出ることに。

てっきり中で食えるもんだと思いこんでいたのでアテが外れてしまった。そういえば、さっき横切った車通り沿いが遊歩道みたいになってたなと思い出し踵を返す。
車通りに戻ると、確かに歩道は大きく取られ、花壇のようになった緑の空間にベンチが設えてある。ココで食おっと。

焼きそば小¥250!
とちぎ屋焼きそば小包み
昔、肉屋の惣菜が入ってた油紙のような薄い更紙的包みを解くと、輪ゴムの掛けられた透明パックが現れた。そこに焼きそばがミチミチに入っている。色が黒っぽく、ソースが濃そう。
パチっと手に当たらないように開けると、青のりの掛かった典型的なソース焼きそばがお見え。
とちぎ屋焼きそば小
焼きそばの間から、大きめのジャガも窺える。
とちぎ屋焼きそばUP
早速頂くと、うん、見た目通り典型的なソース焼きそば。方向性としてはテキ屋の味。のれん会のHPにあるように、セイロで蒸した中細麺はやや柔らかめで、慣れ親しんだ食感。手作りというやや濃いめながらクセのないソースが実によく馴染んでいる。関東の一般的な中濃ソースに近い味と濃さ。若干オイリーかな。
ポテトはやや大きくスライスされたのが数切れ、焼きそばに埋もれているのとパックされ暫く置かれていたこともあって、蒸されたような状態にシナッている。これが逆に味を吸って、表面はやきそばにも馴染んでソース味になって美味しい。食感はホクっというより若干シャリめだったかと。多分コレは揚がってんじゃなくて切ったのを炒めたモノだと思うんで、フライは別に食べてみたかったが、まぁイモが食えたんで良しとしましょ。にしても、この辺はフツーにイモが偏在するイモ文化だなと、こういうところからも再認識させられる。

イモも手伝って、小でも思ったより満足感ある。焼きそば自体にこれという特徴や、この店ならではの個性は感じられなかったが、チョットした小間物や灯油入れに来るついでに、おやつ代わりに買って食べるには丁度いい量・値段・味ということなのだろう。だから、飲食店的な体を保つ必要がなく、家でノンビリ食べるから、イートインは根付いていないのかもしれないなと思った。
にしても、道路脇で食うのはチョット勇気がいる。こういう郊外に来たことある人ならわかると思うが、車文化圏だからそもそも歩いている人がいない。すれ違うのは学校帰りのチャリの高校生くらい。歩いてるだけでも浮いてしまうのに、道端で焼きそば食ってたらかなりの変人だ。落ち着かないし、通報される前に帰るべと、とっとと食って足早にその場を去るのだった。
遠征には厳しい環境だが、その分、地域密着の店で食べられた気がする。うん、フツーに美味しかった。ごちそうさまです。
さて、折角来たんでもう数軒巡りますか。

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5

以前、青梅街道を自転車で走っていたら、昭和のロードサイドチックなオレンジの看板のラーメン屋を発見した。
てっきり豚骨醤油の店かなと思ってたのだが、気になって調べてみると、豚骨の店らしい。豚骨というと、長浜を謳うなんでん派生系やその類の作りの店【いっきとかよかろう〜とか】ばかり食べているので、どうにもそれ以外がアンテナに引っかからなくなっている。それに佇まいやげんこつラーメンという文言から似非豚骨な感じもするし、最近は家系でも豚骨って言うし、どうにも豚骨というヤツは信用出来ない。
しかし、某氏のブログで取り上げられていたのをみるとかなり良さそうだし【喜劇ラーメン食べ歩き】、ある夜、この辺で晩飯を食べて帰る機会があったので、飛び込んでみた。
民屋外観
げんこつラーメン 民屋【食べログ】
★★★★★ 5.0
所在地:東京都杉並区梅里1-18-12

昨今のオサレラーメン屋と比すれば、街道沿いの威勢のいい豚骨系と括られようが、それでも黒い壁に木目のキレイな大きめのL字カウンターが心地よく、厨房に立つ兄ちゃんもオサレ気味で、なんとなく高円寺界隈という場所柄が影響しているような雰囲気を感じる。若者向けの雑多な居酒屋といってもどこかオサレ臭が見え隠れする、みたいなね。
民屋店内
フロア担当らしき女性店員がお冷を持ってきてくれて、そのタイミングで注文。卓上のメニューには豚骨ラーメンと書かれていたのでそれを注文したが、表のプリントされた写真の掲示には、違うメニュー名が書かれていたような。そっちは豚骨醤油味なのかな。店内には他のラーメンのアナウンスないし(帰りしな外で見返したら「げんこつラーメン」というメニューだった。後述するが結果オーライだったのでいいのだが)。

ともあれ、豚骨ラーメン粉おとし¥680の登場!
民屋豚骨ラーメン粉おとし
おおっ、これは綺麗に盛り付けされた豚骨ラーメン! 丁寧に作ってそう。泡立ったスープも実にソソる。これはもしかするか!?
で、早速プースーをズズっと行かせてもらうと、口に含んだ瞬間、油が先に立って唇がカピカピになるがスグにヘビー級のよく乳化したトロみのある食感が口中を支配する。いわゆる長浜ストロングスタイルの骨太なのとはチョット違くて、丁寧に煮込んでしっかり乳化させたであろう感じが窺えるマイルド加減。
民屋ラーメンUP
表面の油も最初だけで、スグに純度の高そうな豚骨スープに支配された丼が現れる。豚骨の芳醇な香りは漂わせつつ、臭みとなるような獣臭はほぼナシ。丁寧に下処理されているのだろう旨味の凝縮感がある。
麺は細いが線のような極細ではなく、粉落とし指定で、粉っぽさ爆発の食感がしっかり噛み締められた。
具のチャーシューは脂身と赤身のバランスがいい、柔らかくもしっかり噛みごたえのあるもの。きくらげのコリコリとした食感といい、デフォの1杯で十分まとまりとバラエティ感も感じられる構成。
これはもう替玉粉落とし¥120は必至でしょ。
民屋替玉粉おとし
替玉は別皿タイプ。最初は麺単体だけで食べられるから嬉しいね。
民屋替玉ドボン
楽しんだところでスープにドボン。残った濃厚汁とモキモキの麺を絡めて完食。

替玉あわせて800円と、いつもの豚骨より少々値が張った。初めてきた店だから替玉券など持ち合わせてるはずもないが、これだけシッカリ作られたラーメンならば、かえってお得感さえ感じるもの。
店のお二人の気持ちのいい笑顔に見送られ、大満足して店を後にした。
代田橋で創業した串カツ居酒屋を運営する株式会社が母体の店のようで、代々木上原にに次ぐ2号店という。その手の店は得てしてナンチャッテなラーメンになりがちだが、まさかこんなしっかりしたラーメンを、それも二号店で出すとは。世の中なかなか侮れないというか、試してみないと分からないもんやね。
というわけで、ひょんな事からいい経験が出来た。今度はげんこつラーメンにトライかな(そもそも別のメニューじゃなかたりして)。ナイス、ド豚! バリウマシ!! ごっそうさんした〜

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ついこの間、豊洲の珈琲館をUP【過去記事】し、キノミ系銅板手焼きホットケーキにようやくありつけ、一応の決着を見た話を書いたが、その前にも幾つか銅板手焼きを求め彷徨っていた。
その中で訪れた香咲について今回触れておきたい。

ホットケーキが有名な都内の喫茶店ということでまず名前に挙がる一軒。外苑前駅から外苑西通りを北上し、ワタリウム美術館のところを明治神宮方面へと路地を入ったところにある。青山と行っても特段気張った感じではなく、路地に入れば住宅街に個人店がパラパラとある程度。まぁそりゃそんじょそこらの個人商店とは趣を異にするが、落ち着いてゆったりした空気が流れている。
香咲外観
そんな中に一軒、喫茶店というか古くからのカフェといったチョット重厚感のある面持ちで佇んでいるのがコチラ。
香咲入口
珈琲専門店 香咲【食べログ】
★★★☆ 3.7
所在地:東京都渋谷区神宮前3-41-1

厚めの木の扉を開けると、中は照明を落とした大人の空間。恰好だけでシックに作った最近の店にはない、ある程度の歳月を重ねた重みを感じる洞窟のような店内。この店だけでずっとやっているのか、それとも以前の店の居抜きかしらないが、壁だけでも使い込まれた雰囲気がある。
香咲店内
客席は手前カウンター向かいのテーブル席の他、奥にもテーブル席がある。カウンターには常連らしきオッサン。手前テーブルには熟年カップル。後から近所の工事現場で働く兄ちゃんらが遅い昼を取りに奥の席に着くなど、完全に普段遣いに皆さん来ている様子。オッサンの話し相手をする厨房のオネエサンも一朝一夕には行かないだろう客あしらいで、ある程度のキャリアを感じさせる。
自分が着いた席に、もう一人のサポート的オネエサンがメニューとお冷を持って登場。
香咲メニュー
注文は決まっているのでお願いすると、既に外のメニューで確認済みだったが、今から焼くので時間頂く旨を告げられる。
コーヒーでも飲みながらゆっくり待つべ、と思っていたが、一向にコーヒーが来ない。あ、シマッタ! こりゃドリンク食後パターンか。またやっちまったかオレ。
お冷があるとはいえ、外を歩いてきた身にはシンドイ。ヒーコーで一息つきたかったのに。初めての店で、注文は順々にこなしてる感じだから後から順番狂わすようなこと言えなそうな様子。喉カラッカラな状態でのホットケーキ待ちは長かった〜。その所為かしらないが、なんだかんだで2〜30分待っただろうか。実はこの数週間前に映画の前に来る予定だったが、その時来ていたら危うく上映時間間に合わないところだった。予定ずらして正解。

で、ついにやってきた、ホットケーキ¥750!
香咲ホットケーキ
おおっ、綺麗にこんがりと焼き上がってるねぇ〜
でもこの口の状態でホットケーキはシロップ掛けてもシンドイなぁ、なんて思ってたら追って珈琲がやってきた! 
香咲ブレンド¥660! 同行者のアイスコーヒー¥710!
香咲ブレンド香咲アイスコーヒー
淹れ置きだろうが、深炒り豆をかなり濃厚にドリップしたもの。最初激熱だが、甘いもんにはこれくらい濃いコーヒーの方が合う。
さて、ようやく落ち着いたところで、ホットケーキを頂きますか。
香咲ホットケーキ横から
って、あら、角がエッジ立ってる・・・手作りではあるけど、こりゃ多分スフレ型的なもんでオーブンとかで焼いたタイプだなと。どうりで待ってる間、ホットケーキをひっくり返したりしてる様子が感じられなかったわけだ。
いや、別に店側が銅板手焼きを謳ってるわけでもなんでもないので、勝手に思い込んでいたコッチが悪い。そっか、手作りだったら違いないもんね。
香咲ホットケーキカット
ともあれ食べましょと、パクっと行かせてもらうと、うん、フワフワに焼き上がって、相当厚みがあるのに中はふっくら適度な軽さで外はカリッとめに焼けてて、イイ感じ。丁寧に作られた感はある。
香咲ホイップクリーム
塗るのは確かマーガリンにシロップだったと思ったが、ホイップクリームがついてて、こういう一手間は嬉しい。

かな〜り悪くない。ないんだけど、あんまクセがないというか、フツーによく出来てて美味しく感じられるけど、印象があんま残んない。過度な期待をしたコッチがまたまた悪いんだけど、この時は知り得様もないが、豊洲の珈琲館を食べた後では、銅板手焼きかどうかではなく、生地自体というか、焼き上がりの食べた重厚さによる満足感がキモなんだろうなって気がした。豊洲の珈琲館よりは生地は重めに感じたが、バランス的にフツーに感じられちゃったかなと。某珈◯家みたいにふっくら火が入ってないのもただ重いだけだし、難しいやね〜。
ともあれ、またまたいい経験が出来やした。ふっくらして食べ応えもあってってのはホントなかなか出会えないんだなと。まだまだ色々食べて経験積んでいかな。
というわけで、美味しゅうございました。ごちそうさまです。

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