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  ★【狭小店への想い】…当ブログと筆者の立ち居地に関する考察

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報告すると言いながら遅くなりましたが、冬コミ受かってます!
12/31(土)3日目 東2 S-51a ガキ帝国【コミケWEBカタログ】
新刊は半チャンラーメンをメインとした、半丼物が付属するメニュー特集!!
【詳細はサークルブログへ】
さて、今回も蔵出しで申し訳ないが、在庫切れの本誌バックナンバーから、日本で二番目に古い商店街【公式サイト】の甘味食堂をば。
白根屋外観
白根屋【食べログ】
★★★★☆ 4.5
所在地:東京都台東区台東3-30-11

御徒町の東、佐竹商店街とその近辺にある店はこれまで何度か取り上げてきたが【中屋|サカエヤ|ロッキー|なかむらや|武井食堂】、今回は商店街のほぼど真ん中、空地になってポコンと空いた空間を塞ぐかのようにガチャガチャが並ぶその隣、深緑の草臥れたホロが鈍く存在感を輝かせる物件が一つ。
軒下の年季の入ったサンプルショーケースを見るまでもなく、デキる感がもうアチコチからプンプン臭う。作られたレトロではなく、正真正銘の昭和の甘味喫茶。
白根屋サンプルショーケース
店頭に掲げられた食事とサイドメニューのセット500円に見事につられ入店。
店内は縦に長く、常連からか店の方のものか、土産物なんかがアチコチに陳列された、地元密着型のよくある内観が出来上がっていつつも、テーブルや壁、障子は真新しささえ感じ、適度にリニューアルして、生きた店舗を保っている様子が随所に感じられる。
白根屋店内
メニューは甘味食堂らしくみつまめやあんみつのヴァリエーションの他、ラーメンや丼モノも、タンメン・チャーハン・親子丼にカツ丼とヤケに充実している。
白根屋メニュー
ここは予定通り、セットから、Aメニューが焼きそばでBメニューがオニギリをチョイスすると、このセットは時間が決まっているようで、今のアイドルタイムは正しくタイムアウトだと告げられてしまった。アイタタタ…

仕方なく焼きそば¥400を単品で注文。
白根屋焼きそば
見た目は麺も細めで青海苔がかかっているからか、なんてことはない、家庭で食べる蒸し麺の焼きそばのようにみえる。しかし、食べてみるとこの麺が只者ではない。しっかりと噛みごたえがあり、粉のような食感さえ感じられるシロモノで、かといってボキボキではなく、水分量も多そうで、しっかりとコシがある。麺だけで十分に味わい深い。ソース自体はさっぱりしている、なんてことない味ではあるのだが、なんだこれは。
帰ってから調べてみると、ラーメンで使う用だと思われるスープで麺を解し、オリジナルソースと絡めて炒められているという。野菜もシャキシャキで甘みも生きていつつ、全体にベチャベチャ系のフェイスをしながら、実にメリハリのある一皿に仕上がっている。

帰りしな、店のオカアサンに少しお話を伺ったが、レトロな商店街を地で行く店ということで、取材もママあるという。近くでは、上戸彩が主演したオロナミンCのCMでも店先が使われたそうだが、奢ることなく、チンケな商品でヤッツケ商売するでなく、この街で実直に商売されてる感じが、オカアサンの人柄にも味にも出ている気がした。
いやはや、基本は何でもない味であり、店の方の性格が出ているような優しい味なのだが、その実、しっかりとした仕事が潜んでいるというかなりの一品だった。
今度こそオニギリセット、そして焼飯辺り狙って来よう。というわけで、しみじみウマシ・・・ごちそうさまでした!

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今回UPするお店、先日お伺いしたところ、ご主人曰く「こんなに暇なんじゃ潰れちゃうよ。どんどんネットで紹介してよ」とのことなので、急遽先取りして公開しやす。

温泉を使ったラーメン。そういうのもあるのか。
ってな具合かどうか知らないが、奇を衒ったように響く字面に、時折ネットニュース等【ロケットニュース24】【全国ノスタルジー探訪】で見かけては気になっていたお店。そもそもは焼き鳥屋だが、食べられるものをとラーメンを扱うようになったそうだ。
以前はJR阿佐ヶ谷駅近くにあったが【移転前:食べログ】、今は丸ノ内線の南阿佐ヶ谷駅が最寄り。駅から新宿方面へ数分青梅街道を進んで、路地に入った先。あ、このルートは・・・そう、以前取り上げた町洋食の超名店ひとくち【過去記事】
鳥よし外観
鳥よし正面
鳥よし【食べログ】
★★★★★★★★★★ 続いてほしい!
所在地:東京都杉並区成田東4-35-27

こちら、ひとくちの隣に移転していたのだ。
夜の路地、ポツンと灯る赤提灯が目印。如何にもソソる町の居酒屋という風情だが、店を目の前にすると一気に目玉が飛び出しそうになるメニューに釘付けになる。
納豆ラーメンはまだ見かけるレベルだが、温泉ラーメン、さらに常温ラーメンと、これだけみたら完全にキワモノ系だが、店内はまだ新しそうな明るめの気安い居酒屋といった雰囲気。
鳥よし正面ディスプレイ2
鳥よし正面ディスプレイ
カウンターのみ6席程度ながら、地元客らしき人で適度に賑わっている。年配のオヤジさん一人で切り盛りする厨房上部にもメニューが掲げられているが、カウンターにもメニューが有り手に取れてわかりやすい。
鳥よしメニュー
肉じゃが・しらすおろし・焼き鳥といったツマミ料理から、ビール・サワー類と一通り揃い、これだけ見たらホント普通の居酒屋。値段も普通というかリーズナブルだし。

じゃあってんで、グレープフルーツサワー¥350とポテトサラダ¥380を。
お通しの冷奴を食いながら、濃いめ(100%?)のグレープフルーツジュースで割ったチューハイをチビチビやりつつ、ポテサラの仕上がりを待つ。
鳥よしグレフルハイとお通し
てっきり冷蔵庫からサッとポテサラが出てくるかと思いきや、丸のまんまのじゃがいもをレンジでチンし始めた。他の客のナニかを作り出してるのかと思いきや、チンしたじゃがいもの皮を向き始めた。まさか、今からポテサラつくるの!?
そのまさかで、熱そうに皮を剥いたジャガを潰しにかかる。
鳥よしポテサラ
んで、出来たてのポテサラがやってきた。びっくりサプライズだが、まだあたたかみが残るホクホクのジャガに、熱でとろけたマヨが実によく合う。じゃが自体も赤みのある甘みが強いもので、比率高めのキュウリやハムとのバランスもいい。こんな手作り感溢れるポテサラに出会えるとは。

するとオヤジさん、焼き台で串モノに火を入れ始めた。
ねぎま¥180とレバー¥120!
鳥よしねぎまレバ
ちょっと値が張る分、かなり大ぶりながら、焦げずにホクホクに実にフックラ焼けている。失礼な話だが、やはり基本は焼き鳥屋だけある。
そして、しそ巻き¥180!
鳥よししそ巻き
肉(豚?)に紫蘇を挟んで巻いたものだろう。この手の変化球系で余りイイのに当たったことないが、この店では変化球の内に入らないのだろうか、肉からは油がジンワリ出てきて、油っこさを打ち消すというより香りの相乗効果的に火の入ってシナったシソが実によくマッチしている。肉がとにかくジューシーで純粋に美味しい。

二杯目のアルコールを頂きつつ、これは色々攻め甲斐があるぞというわけで、厨房上に書かれたメニューから気になったニラとキャベツの玉子炒め(メニュー名はうろ覚え。値段は失念。でもそんなにしない)を。
鳥よしニラとキャベツの玉子炒め
これは見たまんまの炒めもんながら、間違いない味。ここんちは玉子と焼き系が特徴とみたんで、厚焼き玉子¥380をチョイス。
鳥よし卵焼き
フンワリと中が若干トロ気味でやっぱ間違いなかった。

さてそろそろ〆ようかと逡巡していると、オヤジさんから餃子食わないとと進められたので、ぎょうざ6個¥380!
鳥よしぎょうざ
これがかなり大ぶりのシロモノ。皮はそんなに厚くないがモッチリ感もあっていいが、特筆すべきは当然中身。ハンバーグのタネというか、肉団子状態のが中にゴロッと入っていて、皮に包まれた蒸し焼きのハンバーグ食べてるみたい。ミンチで細切れながらとにかく肉感がスゴイ! 本来焼き鳥屋だけあってやっぱ肉は間違いないか。

〆は温泉ラーメン¥630!
鳥よし温泉ラーメン
見た目はタレの濃そうなフツーの醤油ラーメンだが、飲んでみるとまろやかすぎてビックリ。醤油ダレが全然立っておらず、じんわりタレの味はするものの、マイルドに優しく動物系だろうダシの旨みが出すぎず引っ込まず口中に広がる。スープの温度自体はそこそこ熱い。
麺は細めの縮れ麺。これがコシが強い。ちょっとした西山とかの札幌ラーメンくらいはある。でも湯温があるので適度にしなやかになってツルツル食べられる。
具のチャーシューは赤身がシッカリと食べ応えあり。上の温泉玉子より少し白身が湯だったくらいの玉子とまろやかスープが合う。ニラもいいアクセント。ここんちはやっぱ肉と玉子だね。
どこが温泉かと問われればサッパリ分からないが、このまろやかさは温泉から来るのかもしれない。

温泉というのが気になって温泉ラーメンにしたが、普段から熱々のラーメンは味がしないと否定している身としては常温ラーメンに行きたかった。オヤジさんによると、常温ラーメンに限らず全てのラーメンに温泉は入ってるとのことなので、次回は常温にトライ!
というわけで、常温ラーメンと半丼物は冬コミ新刊に掲載するのでお楽しみに。
初訪の日こそ地元民らしき人々で、20〜21時くらいだったからかもしれないが賑わっていたが、その後、22時過ぎに前を通ると全く入ってない姿を頻繁に見かけるようになった。今回レポしたように、飲んでも食べてもいいが、食事だけでも全然OKで、丼物メニューも充実しているので、是非食事でもお近くで機会あれば積極的に利用していただきたい。単純にこれだけのものがこの価格帯で食べられる店がなくなっちゃうのは実に勿体ないんで。
ともあれ、また寄らせてもらいやす。ウメェっす!! ごちそうさまでした!

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当ブログで再三触れてきて、巣鴨のすがもらーめん【過去記事】をUPしてから何と10年以上も経ってしまったが、やっちゃ場の近くにあった方の伝説の背脂ラーメン店、巣鴨ラーメンのその後を2013年2月に追った顛末を13年夏号『背脂番付』【詳細】で取り上げた。遅ればせながら当ブログでも公開することに。

嘗て白山通り沿いに、背脂豚骨醤油の人気店が三軒、真下を走る三田線でいうと白山〜千石〜巣鴨の間、等間隔にいい感じに白山ラーメン【過去記事】・千石自慢ラーメン【過去記事】と並び、それぞれに人気を博していた。その中で一番北、青果市場のすぐそばにあったのが巣鴨ラーメン。道路拡張とか何やらで立ち退きを余儀なくされた。
当の巣鴨ラーメン店主いとうさんは、実家か何か縁でもあるのだろうか、秩父で再びラーメン屋を始めた。
何で名前を知っているのかというと、巣鴨ラーメンは一杯食べるとサービス券をくれたのだ。そこに「いとう要」と書かれた印が捺されていた。そして秩父の店がいとうという屋号なので、こりゃ確定だと。で、サービス券だが、10枚集めると1杯タダのところ、9枚まで貯めて店は閉店したorz

そんなこんなもあって、ずっと秩父に行きたかった。念願叶って秩父の駅に降りる。最寄り駅は秩父鉄道の御花畑だが、西武秩父からも全然歩ける。5分位。
いとうベスト電器駐車場
市街地を抜けると県道沿いにベスト電器ヤオ秩父店があるのだが、その駐車場脇にプレハブ小屋っぽい平屋の建物が!
いとう外観
らーめん屋 いとう【食べログ】
★★★★★ 5.0
所在地:埼玉県秩父市中町3-16 ベスト電器内

ここがなんといとう。よく見ればちゃんとした店舗だが、雰囲気的にはスーパー入口脇に出ている焼き鳥屋台の豪華版の趣きだ。
入店するとL字型の大きなカウンターの中に、居ましたいとうさん! 優しくも媚びない感じは相変わらず。ちょっと老けたかな。
背の高いカウンターの上に食券を置き、あの頃のように脂多め麺固めでお願いすると、これまた懐かしい、冷えた麦茶のグラスを持ってきてくれた。この茶色を見ると巣鴨ラーメン来たって感じが出る。

待つこと暫し。遂にご対面、ラーメン脂多め麺固め¥600!
いとうラーメン脂多め
おおっ、タレの焦げ茶色がキツメのスープに沢山の背脂が紛れ込んでいる。白地に赤い雷門の紋様も変わらず。
いとうラーメンUP
んで、ズズッと頂くと、なんともビターな醤油ダレの香ばしくもマッタリと舌に絡む重い感じが、あの頃に呼び戻してくれる。そして今回一番気になったのが豚骨出汁。茶濁してたとは記憶していたが、甘めに感じられる程、出汁がしっかり出ている。飲み干すと分かるが、丼の底に髄が残るほど。ベースのタレが濃いめでマッタリしてるから非常に甘辛くバランスがとれている。そこに背脂の満足感と甘みがプラスされ、勢いのあって飲みごたえが非常にある一杯にまとまっている。
いとうラーメン背脂UP
麺は記憶していたよりも細く、バキバキに硬い。これだとデフォでも結構硬めな気が。こういうマッタリした重めのスープは多少柔らかい位の方がグチャグチャに絡められるので好み。これは誤算だった。
誤算といえば背脂。一見そんなに多くなさそうだが、スープを飲んでも飲んでも一向に減らない。上に振りかけてあるというより、全体に混ざり込んでるといった塩梅。このスープだから最後の方はしんどくなってしまった。

これは逆を言えば、デフォで巣鴨ラーメンらしいコッテリのバランスが完成されているということ。こちらに来て、パワーアップされた印象を持った。故に今の年齢の自分には脂マシはトゥーマッチだったのだろう。ああ、あの頃にこれを食べたかったな。
全く劣化を感じさせない一杯に感激し、いとうさんには敢えて美味しかったですとだけ伝え、店を後にした。
とにかく、お客さんもひっきりなしで、元気そうなご主人の姿が何よりホッと出来た。来てよかった。食べられてよかった。
現役の背脂ラーメンここにあり! ウマウマシ!! ごちそうさまでした!

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