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順番が前後してしまったが、10/28(土)おもしろ同人バザール@神保町【公式サイト】の事後報告ということで、神保町〜水道橋間でずっと寄りたいと思っていた店にやっと行けたので、報告しておきたい。
イベント当日、折角はじめて参加するので新刊をと、神保町界隈で食べた店の過去レポをまとめたコピー誌を出したのだが、その前日、製本作業中に神保町二郎の閉店を知るというね(後に移転と分かるのだが、さらにさぶちゃんまで閉店というね)。
個人的には苦手な直系だったので、思い入れのある人が多い店を前にどうこういえる立場にないのだが、当日イベントに向かう途中に前を通ったら凄い行列になってて、なるほどなぁと思うと同時に、なんか申し訳なく思えてきちゃって、足早に会場に向かうのだった。

会場は駅的には九段下に近く、専修大学のスグ北側なのだが、実は専修大学正面はこの時初めて通った。近くは何度も通ってるのにね。昔勤め先から斑鳩行くときとか。
で、ここで初めて町中華のたいよう軒の前を通って、あぁ、ここにあったのかと。コチラの半チャンラーメンがファンが多く、ずっと来たいと思っていたのだ。でも神保町界隈は土日休みの店が多く、この日も土曜だったので諦めていたが、なんと土曜は開いているようで、営業中の札が出ていた。帰りはたいよう軒で決まりかなと思ったのだが、いざ帰りになると雨が強く、ドトールで一息つきたかったので、歩いていける距離が短い水道橋方面の未訪店にすることに。

というのも、こっちにもずっと噂を聞いては行きたいと思っていた本格長浜豚骨の店があって、調べると土曜もやってるとのこと。
白山通り方面へ斜めに走ってる道があって、これが水道橋へ行くのに便利なのだ。この辺はよくとんがらし【過去記事】などに行くときに利用してたので、覚えていた。
斜めに進むと、六叉路の角っこに、店が見えてきた。おおっ、やってるやってる!
外観
正面
ひらさわ【食べログ】
★★★★★ 4.5
東京都千代田区三崎町2-16-10

店内はカウンターのみのようで、土曜の雨の日なので先客は1人と寂しい感じだが、ゼロよりいいので少し安心した。後からもう1人入ってきたしね。
傘を仕舞って入口脇の券売機へ。なんとこの立地で今時ラーメン650円はリーズナブル。しかも土曜でも替え玉1玉とライス無料とは。
ポチッとして適当な席につき、厨房に一人おられた店主らしき方に渡す。すると、ライスは?と聞かれたので、あ、替え玉の方で…と告げると、替え玉だけですね、と返された。あれ? どういうことだ??と不思議に思い、店内の掲示をよく見ると、替え玉かライスのどちらかが無料というよくあるサービスと思い込んでいたのが、ライスも替え玉も無料となっていた。本当!? 大丈夫かと心配になるレベルだが、折角なのでご厚意に甘える。

で、やってきましたラーメン粉落とし¥650+サービス半ライス!
ラーメン半ライスサービス
具のキクラゲややや泡立ったスープに極細麺と、構成は博多長浜豚骨そのものだが、なんだか違和感が・・・あ、スープが黒い!
ラーメン
煮込みまくって茶濁したというより、もろに醤油ダレの色が出てる。あれ? 以前みたコチラのラーメンの色って、白っぽくて、よく見るとダシ殻的痕跡が見受けられるタイプじゃなかったっけ。と思って某師匠のブログみたら【参照記事】、やっぱり黒っぽかった(^^ゞ
スープUP
ともあれ、まずスープからズズっと行かせてもらう。うん、濃厚〜。十分満足度の高いスープだが、なんか、一時流行ったドロ系豚骨魚介のような、何日も煮込んだというより、ミキサーかどうか知らないけど、骨を事前にかなり粉々にして煮出したような、日の浅い独特のザラ感を感じる。脂としっかり乳化したようなネットリ系のまろやかさがチト乏しいというか。どう作ってるかわからないので無責任なこと言えないけど。
麺は極細というより若干太めで、粉落としでモキモキとした歯ざわりがあって、やっぱりこれ系が好きだわ〜と再認させられた。チャーシューも柔らかくて、キクラゲの食感もよく、十分博多ラーメンしてはいる。
でも、塩っぱくはないけどやっぱ味付けが醤油なんだよね、たぶん。一部醤油ダレもあるけど、向こうは塩ダレが主流だから、なんかしっくりこない感じがしてしまう。でもまぁ東京でやるにあたって、こっちの味に多少だけど寄せたのかも。似たようなのでは千石の十兵衛【過去記事】とか。あれはもっと醤油をハッキリ効かせて、和歌山ラーメンみたいなアプローチしてるから、これとはまた違うんだよね。
ライスおじや
なんだかんだいいつつ、頂いたライスにスープかけてニンニクちょっと垂らしておぢや風にして食べるとやっぱり美味しい。
サービスの替え玉も粉落として頂く。
替え玉
丼にドボン方式じゃないから、麺だけ食べられるが、粉落としの硬麺のモキモキ感がより味わえる。
しっかり湯切りされてるようでスグ麺が固まるので、早急にスープにドボン。
替え玉ドボン
かなり少なくなったスープと替え玉で1:1くらいのバランスで完食できた。
ずい
最後、丼の底に髄も結構確認できたし。

なんかチョット不思議な、満足に一歩寸止めを食らったような感覚になってしまったが、そんなの長浜豚骨に異常な執着がある自分がいけないのであって、未だに東京に蔓延るなんちゃって九州とんこつや、凋落した嘗ての人気長浜豚骨店に比べれば、十分濃くてしっかり豚骨してる。この店なりのアプローチの長浜豚骨として、もう十分な一杯になってる。
これを維持するご主人の努力を考えれば(さらにこの値段とサービスだから頭が上がらない)、自分がこうしてやってるブログ記事なぞ鼻クソみたいなもんなので、気にせずお客さんには堪能頂ければと思う。
以上、戯言失敬。十分すぎるほどウマシ! ごちそうさました!!

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本日11/18土曜、出身地埼玉のFM局NACK5で放送している 大野勢太郎の楽園ラジオ〜パワー全開!!〜 12:55〜のゲストコーナー「人生劇場」で、ラーメンなどの大衆食について30分弱ほど話させて頂きました。
【番組ブログ:当該記事】【ラジコのタイムフリーで1週間聴けます:5時間めくらいから】
拙い話し方で失敬しましたが、ご聴取頂いた方、本当にありがとうございました。
大野さんは我が心のQRこと文化放送におられた方で、ナイター中継を担当されていた当初は、中継終了後、深夜にタクシーで環七の土佐っ子に横付けしては、あの列に並んで丼をかっこんでいたそうです。あの時代の路駐OKな環七の雰囲気を知っている方に久々に出会えて、共通するナニかを感じました。それはたぶん、無言の連帯感というか、立ちそば的な近いのに話し合うわけではない横並びの距離感が生む独特の同族意識によるものだと思った次第です。
コミュニケーションって、ただ顔を突き合わせて共感するだけじゃなくて、同じ時代の同じ場を体感したもの同士だけが感じ得る、大衆とかマスとかいったものから外れた独りぼっち同士の間にも成立するってことを、今回の放送でなんとなく感じ取って頂けたら、出演した甲斐があったかなぁと思います。曲のリクエストの意図を絡め、もうちょっと詳しくこの記事の最後に述べますので、良ければ最後までお付き合い下さい。
さて、放送終了後、大宮まで来たのでどっかで食べたい。この界隈のローカルフード、スタミナラーメンの娘娘、その中の未訪店でも出ようかと思ったが、雨がそこそこ降ってきてしまった。だったら駅前のいづみや【過去記事】か多万里食堂【過去記事】を候補にしていたが、折角なので未訪店に行きたい。そういえば気になっていた中華屋があったのを思い出した。
駅前のアーケード商店街を抜け、氷川神社方面へ路地を入ると・・・あった!
ミンミン外観
けど、やってない。あの能力を今回も遺憾なく発揮してしまったか。定休日なのか、中休みなのかもしれない。スグ対面に素敵な食堂もあったが、開いていない。
まことや外観
少し歩いてみて、ひっかかる店がなかったらいづみやかと思い、フラフラしてみると、この日は珍しく運が味方したようで、棟割の木造家屋の商店群の1つに、如何にも古くから営業していると思われる町中華を発見してしまった。
ことぶき食堂外観
もうね、よく今までノーマークだったものだと自分の目の節穴加減を呪うが、まぁ今日という日に出会えたことに感謝しよう。もうね、1も2もなく入店。
ことぶき食堂正面
ことぶき食堂【食べログ】
★★★★★ 5.0
埼玉県さいたま市大宮区宮町2-117

入ると対面にカウンターがあり、その手前に横に長いテーブル席とコンパクトな店内。壁には常連客が置いていったのだろうか、土産物らしきものが掛けられ、歳月を経て煤けた感じが、焦げ茶色の空間に更なる深みを増している。この空気感は一朝一夕には行かないのよ。
(ちなみに店内撮影は許可取ってます)
ことぶき食堂店内
別の壁にはメニューが掲げられており、これは写真付きのプリントアウトしたような代物。
メニュー
(クリックすると別ウインドウで拡大できます)
まじまじとみると、各品の安さに目を奪われる。いつから値上げしていないのか、大盛りにしなければ大抵のものがワンコインで食べられてしまう。
お冷を持ってきてくれたオヤジさんに注文を告げ、テレビのゴルフ中継を見るともなく待っていると、厨房からワイルドかつ軽快な炒め音が聞こえてくる。

で、やってきましたチャーハン大¥600!
チャーハン
来たね、久々の小鉢付き。店名のとおり、中華屋というより食堂なんだろうね、その気概を感じさせる。
大きく大胆にカットされた冷奴、マヨを和えたサラダスパ、いずれも余計な味を施してないシンプルさが、付け合せの域に留まっていて、好感が持てる。素直に美味しい。
で、チャーハン。
チャーハンUP
これが細かくカットされているものの、具だくさんなのは、母親が土曜に残り物で作ったチックで、その見た目に笑みを浮かべつつ頂くと、これがもうキましたってくらいの超しっとり加減。米自体の水分含有量としてはベチャベチャに近く、噛むだけでネッチョリするのだが、不思議とスプーンで掬った一塊はダンゴにならず、水っけも感じない。水気が寸前で米に留まっているのと、炒めがしっかりしているからだろう。このしっとり加減はちょっとやそっとじゃ出来ないですよ。
こういう米には分厚いブロック状のハムとしっかり火の入ってシンナリしたネギが合う。もう間違いなし。苦みと甘みと油の共演ね。

大というには正直少なめなので、並盛りは推して知るべしだろうが、その分、ワンコインで出すという心意気が感じられる。足りなきゃ餃子なり追加すればいいんだからね。
帰りしな、ご主人に少々お話伺うことが出来た。この地で50年営業されているという。先の行けなかった中華屋といい、この界隈にこれだけの店が続いているのだから、今後とも積極的に利用したいと思うのだった。
あぁ、駅前のいづみや、多万里といい、大宮に来て行くべき店が増えてしまった。こりゃ困ったな。贅沢な悩みだ。
ともあれ、営業しててくれて有り難いの一言。ウマウマシ!! 御馳走様でした。


で、冒頭述べたNACK5の選曲について最後に触れておきやす。本当は放送の中で喋りたかったのだけど、以下のように長くなるので、ザックリとした紹介になってしまった。ここでフォローさせて下さい。

1)Michael Nyman「Lady in the Red Hat」
…『ZOO』という映画の中で掛かる曲。作曲してるマイケル・ナイマンはミニマルミュージックと呼ばれるジャンルの現代音楽家で、この映画を監督したピーター・グリーナウェイと暫くずっとタッグを組んでいた。ミニマルミュージックは短い単純なフレーズをただ繰り返すだけの音楽。それだけ聞くと退屈な音楽に思えるけど、ちょっとずつ変化を加えたり、同じ繰り返しなのに聞いてる内に歪みを感じたり、聞く人の環境やコンディションの違いで聞く度に聞こえ方が変わってくるのが面白みの一つ。単純だからこそ、1つ1つの音と音との関係性がクリアに感じられるので、今日はこういうところに注目して聞こうとか、聞く側の心持ち一つで色んな楽しみ方や解釈が出来る。
で、映画も曲同様、双子が左右対称に立っていたり、動物の生と死、飼うものと飼われるものなど、様々のカットの中に、色んな対になる短いモチーフが組み込まれ、それが繰り返されることで1本の映画になっている。その中に、異分子として対になってないものが出てきて、それを探して、それが対のものに如何に影響していくかを見つけていくのがこの映画、ひいてはこの監督のこの時期の作品に共通する面白いところなんだけど、ナイマンとのコンビで『コックと泥棒、その妻と愛人』というのがあって映画も同じ感じに見ることが出来る。コッチは、飽食を極めた金持ちが贅の限りを尽くす食事をする裏で、厨房では生き物が裁かれるリアルな現場となっている対の構造が並行して映し出されており、自分が食べ物に接する時、「(命を)いただきます!」と思う、常に殺生というものを意識しているので、曲を聞くだけで何か、食べるものと食べられるものとの関係に対する想いを思い出してしまう。

2)中島みゆき「蕎麦屋」
…中島みゆきの歌詞には、「夜」「一人」というワードが多く、世の中の矛盾に対してやりきれない思いがありつつ、でも世の中そういうもんだよな、と諦めつつも集団や大衆に迎合できないで、夜一人でふらつく、みたいなイメージの曲が多い気がする。
世の中に対して拳を振り上げても、下ろすところが見つからず、夜に何気なく立ち寄る牛丼屋や蕎麦屋の明かりに魅力を感じて吸い寄せられ、そこで客と何を話すでもなく隣り合って丼に顔を突っ込むと、なんか慰められるような、ここには居場所があるのかな、みたいな救われた気持ちになれる。
自分がラーメンを食べ歩き始めるキッカケになったのは、放送内で述べたように深夜の明治通りの野方ホープなのだけど、そういう夜ほっつき歩くって、女性は余りしないですよね。そもそも危険だし。でもそこに中島みゆきの歌詞が男性に結構愛される理由がある気がするんだよね。行き場のない思いを、ただ暴力的にぶつけると尾崎になっちゃうけど、仕方ないよなって諦めるけど、どこかで腑に落ちない、でもそこで生きていくしかない、みたいな気持ちへの一種の自己肯定が、「狼になりたい」の夜明け前の牛丼吉野家だったり、この「蕎麦屋」の蕎麦屋だったり、そういう男飯の場で実現されるんじゃないかなと。その場所のセレクト、そして多くを語らず淡々と風景を描写する歌詞に、共感を乗せやすいのかと。
「蕎麦屋」は一人ではなく2人で、相撲中継のラジオが流れる蕎麦屋に行くので、一人でも深夜でもないのですが、夜の空気感(たぶん冬。中島みゆきは北海道出身なので、どこか雪が降りような寒い冬の夜のイメージ)と、2人いるのに一人の感じが凄く出ていて、曲を聞くと自分の中の飲食の原風景が瞼に浮んでくる。。。

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先日、メシ通での自連載新記事がUPされた。

関東の一大中華チェーン「珍来」をご存じ?そこには安さ&大盛りで男たちの胃袋を満たしてきた下町スピリットがあった

今回は、東京23区の右半分から上、茨城にかけての京成・常磐・TXエリアの方にはお馴染みの、ローカル中華チェーンを取り上げた。駅前でイトーヨーカドーの近くに展開する一方、ロードサイドで駐車場を広く取った形でも増殖しており、盛りの良さと個人店的サービスで地元っ子に愛されている。
そのエリアに住んでいると当たり前すぎて何処にでもあると思われがちだが、遠くの高校に通うようになったり、大学や職場で他地域の人と会って初めて、あ、珍来ウチの近所にしかないのか!?と気付かされる。これはどこでもローカルチェーンあるあるだろうが、カルチャーショック受けるくらい日常化しているのだ。
珍来の看板を掲げる店舗でも幾つか系統があるようで、その中でも本流と思われる伊勢崎線沿線を主に展開する珍来総本店に取材してきたってわけ。
その帰りに、FCの30店舗の他、4店舗ある直営店から、本社のお膝元、草加駅前で食してきたので、そのレポをUPしておきたい。

珍来は草加駅周辺だけで3店舗ある。八潮も近いのでそれを入れれば4店舗。どんだけ珍来好きなんだよと思うが、伊勢崎線沿線で育った某嬢が、ただでさえ多めのチャーハンがエラいことになる大盛りでを食っていたというだけあってその土地の町中華強度を増強させる貢献度は計り知れない。
某嬢に指摘されて気づいたが、そういえば珍来ってイトーヨーカドーの近くにある。草加駅前店も、草加駅東口の目の前にあるヨーカ堂の裏手、同じビルにくっつくように営業していた。
外観
珍来総本店 草加駅前店 【食べログ】
★★★★★ 4.8
埼玉県草加市高砂2-7-1 アコス南館1F
公式サイト:珍來総本店直営 草加駅前店

間口はそう広くないが、入口脇にテイクアウトスペースをしっかり取っているのが珍来スタイル。大抵、店員が一人表に出ていて、入店する客の誘導したり、持ち帰り定番の餃子やその他土産を受け渡したりしている。
そんなんを脇目に入店すると、店内はただ奥に長いだけでなく、カウンターとテーブル席が並ぶ手前スペースから更に奥に広がった広めのテーブル席が並ぶ空間があり、家族連れなどはそこへ主に通されるようだ。ちっちゃい頃から珍来の味を舌に覚え込まされるのだ。あな恐ろしや…ってオレもそうだったけど【過去記事:川口店1・2】
店内
手前スペースの2人がけテーブルに着く。すると店員がお冷と一緒にゆで卵を持ってきてくれる。
ゆで卵サービス
これが直営店オンリーのサービス。直営店は10年前に梅島に行ったきりで【過去記事】、その頃は玉子サービスはなかった。これからそこそこの量食うっつ―のにね、端っから食っとけと。
メニュー表紙
で、卓上に置かれたメニューを見る。表紙に珍来の歴史と概要が載っている。八潮に住んでいる知人に珍来の印象を聞いたことがあるが、その時やけに歴史に詳しくて不思議に思ったら、メニューに書いてあると言っていた。そうか、これのことか。
観音開きに開くと、メニューがズラリと並ぶ。
麺メニュー
一品メニュー
珍来は安いという印象があるが、つぶさに見ていくと、炒め物を定食にしたり、麺類やチャーハンに何かつけるとスグ千円は行ってしまう。今となっては激安中華チェーンが数多く抬頭しているので、それらと比べると見劣りしてしまうかもしれないが、インタビューにもあったように、なんせ量が違う。それに目の前で手作りで店ごとにカラーがあるから、一概に比較できるものではない。行ったことない人に分かるように言えば、店ごとの独自性がより強くて量が全体に多い京都王将ってところか。
メニューの中でもワンコインを維持する創業ラーメンも直営ならではで気になるが、月替りのメニューが目に止まった。
月替わりメニュー
本当は草加という土地ならではの、草加せんべいを使った中華おこげが目当てだったのだが、どうも終わってしまったようだ。となれば・・・

しょう油チャーハン¥700!
しょう油チャーハン
どかーんとデカい平皿にこんもり盛られて来たよ。以前梅島で食べたキムチチャーハンが普通盛りで小盛りだったので、少なかったらどうしようと思ったが、杞憂だった。
盛りが一見、パンパンにドーム状に整形されておらず、米が皿のフチにバラバラに崩れているのでパラパラ系に見えなくもないが、心配ご無用。この雑把な感じの盛りがかえってシズル感を増しているのだが、チャーハンの山を横から崩してみると。。。
しょう油チャーハン断面
これですよ、この量。さらにご飯が柔らかめに炊けてて、ホクホク感が見た目にも伝わる。さらに油のテカリも乗って、もうもうと湯気が立つ。そう、この湯気に乗って、火が入った醤油の香ばしさがブワッと鼻を突くのだ。もうね、タマランですわ。
食べるともう醤油の苦香ばしい味わいと適度にコッテリとコクのある油と米のふんわり感と甘みが一気に口中で合わさって、もうレンゲが止まらない。醤油チャーハンは好きで見かけると食べるようにしているのだが、しっかり炒まった香ばしさと閉じ込められたシットリ感とがここまで2層になってバランス取れてるのは稀少。塩こしょうメインで、醤油も効いてるチャーハンは多かれど、もっと歴とした醤油チャーハンってあっていいと思うんだけどな。味付けも塩っぱくなく寧ろ甘みも感じるくらいだしさ。

で、これに餃子2個¥200も付けた。
餃子
通常が5個350円で、3個だと250円なので、ちょい足しなら3個の方が得だが、ここの餃子はとにかくデカいので、満腹で美味しく食べられなくなるのを回避すべく、この日は2個に。いわゆるジャンボを売りにしてる無駄にデカい餃子と比べると劣るが、通常の値段で可能な限りビッグサイズにしてみましたって感じが好感持てる。
餃子中身
中は野菜メインで餡がギュウギュウに詰まってて、この日はチョット野菜が硬かったが、後日梅島店で食べたものは野菜がシンナリして甘みが出ててかなり良好だった。
特筆すべきは皮で、工場で作られて直送される厚い皮はモチモチで、水気もあって、皮だけ食いたくなる。ちょっと醤油やラー油につけてもいいが、餃子単体でイケる。

千円でギリ釣りが来る金額になったが、この味をガッツリ食べて、これだけ満足考えられるのだから、他所の安いFC系でここまで満足度求めるともっと金額行くこと考えれば、実に有り難いこと。
さらに、この草加駅前は接客が特に丁寧に感じる。それもバカ丁寧でなく、やはり個人店的な気配りなんだよね。
トータルで考えた時の本当の意味でのコスパが非常に高い。お腹が空いて心身とも温まりたい時は、チョット奮発して珍来でメインに一品付けるか、満腹アップアップ覚悟で大盛りといきたい。
というわけで、大満足! ウマシ!!! ごちそうさまでした〜

追記:
メシ通のインタビュー記事では大人の都合で割愛となった、幾つかある珍来の系統についてここでまとめておく。
デイリーポータルZの珍来の記事が、恐らくこれまで珍来に触れられたものの中で一番まとまっていると思う。
【伝説の中華『珍来』、特大ぎょうざと焼きそばを巡る】
ここには4系統とあるが、今回私が総本家の社長に話を聞いたことから、補正してみたい。
1)インタビュー中にある、創業者が60歳を過ぎた後に茂原から再出発した系統がドラゴン珍来【公式サイト】で、現在は総本店社長の従兄弟が系列を継いでいる。
2)黄色い看板の珍来は、ドラゴン珍来から分派した系統。茨城珍来と呼ばれる。
3)インタビューさせてもらった総本店【公式サイト】は記事の通り、二代目が起こして、いま三代目に受け継がれている。
4)デイリーポータルにあるその他も、創業者から暖簾分けされた店。
5)これらとは別に、板橋区内や戸田市、埼玉の東武東上線沿線にも珍来が多く点在している。これも創業者から枝分かれした系統で、板橋珍来と呼ばれる。1〜3は今でも関係があるようだが、板橋珍来とは直接資本関係がない、完全に独立した系統のようだ。

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