※昨日、以下の記事をUPした時に一部文章が抜けてしまったので、訂正てーせー。なんだか昨日の文章だと、永島慎二が学生運動の漫画家みたいだけど、フーテン族を描いた漫画家の誤りです。あしからず。
オフ恒例の昼のやるマンを聞いていたら、いきなり永島慎二の訃報が!?
今日日あまり振り返られることがないかもしれないが、『青春残酷物語』など、学生運動と前後してヒッピーとかそういう流れのなかでフーテン族と呼ばれた若者を私小説的に描いた漫画家だった。読むようになったのは比較的最近なのだが、10代とか精神的に不安定なときに読むと、影響受けちゃうような雰囲気があって、こういう風を伝える漫画ってみなくなったなぁと、いまさらながらしみじみしてしまった。夜な夜な繁華街を安穏とふらつきたくなっちゃうというか。。。
『孤独のグルメ』でも、学生運動およびその後の風潮にあった人がよく、中央線沿線で自然食の店を始めるってのがあったが、永島慎二もたしか阿佐ヶ谷にすんでいて関係が深かったと聞く(漫画家が多い土地ではあるようだけど)。そういう中央線的テンションを極端に嫌う向きがその後のバブルのテンションを支えたんじゃないかって思っているんだけど、政治の季節を肯定するにしても否定するにしても、それと向かわざるを得なかった時代というものがあったことを、作品から感じるってのはなかなか刺激的な体験ではないかと。
そういう店ばかりの中央線食べ歩きってのもよいかも。
にしても、吉田照美はつげ義春好きで『ねじ式』をもじった映画『バネ式』を撮っちゃうし、ガロの線が強いなぁ。。。
←クリックしていただけると励みになります
オフ恒例の昼のやるマンを聞いていたら、いきなり永島慎二の訃報が!?
今日日あまり振り返られることがないかもしれないが、『青春残酷物語』など、学生運動と前後してヒッピーとかそういう流れのなかでフーテン族と呼ばれた若者を私小説的に描いた漫画家だった。読むようになったのは比較的最近なのだが、10代とか精神的に不安定なときに読むと、影響受けちゃうような雰囲気があって、こういう風を伝える漫画ってみなくなったなぁと、いまさらながらしみじみしてしまった。夜な夜な繁華街を安穏とふらつきたくなっちゃうというか。。。
『孤独のグルメ』でも、学生運動およびその後の風潮にあった人がよく、中央線沿線で自然食の店を始めるってのがあったが、永島慎二もたしか阿佐ヶ谷にすんでいて関係が深かったと聞く(漫画家が多い土地ではあるようだけど)。そういう中央線的テンションを極端に嫌う向きがその後のバブルのテンションを支えたんじゃないかって思っているんだけど、政治の季節を肯定するにしても否定するにしても、それと向かわざるを得なかった時代というものがあったことを、作品から感じるってのはなかなか刺激的な体験ではないかと。
そういう店ばかりの中央線食べ歩きってのもよいかも。
にしても、吉田照美はつげ義春好きで『ねじ式』をもじった映画『バネ式』を撮っちゃうし、ガロの線が強いなぁ。。。
←クリックしていただけると励みになります