江東区特集は終わらせるつもりだったが、運良く追加で回れた箇所があったので2回追加決定! こりゃなかなかっ、おはる!
永代橋から門前仲町の間、永代・福住・佐賀といったエリアは長屋や戦前の建築が未だ散見でき、水運の発達していた往時の面影を色濃く落としている。このおはるは福島橋の袂に位置し、裏の川は洗濯物が干された家の裏手が並び、小型船が停泊する木場の風景が健在。そんな一角で土地に馴染んだ中華そば屋として、バラックのような店舗は未だ営業を続けている。
店に入ろうとすると丁度出前から帰ってきたお兄さんがいた。映画『洲崎パラダイス』の「だまされや」がデジャヴった。そのお兄さんに入口の引き戸の左側から入るよう促された。入店するとなるほど、カウンターが扉の真ん中に位置していて、右側をあけると厨房へ入れるようになっていた。
カウンター5席に4人がけのテーブルが1卓。先客が独りいた。カウンターに腰掛け、拉麺を注文。程なくして拉麺が登場し、厨房のオバチャンに撮影の許可を求めると、外観を撮るのかと勘違いされた。やはり撮影される方が多いようだ。
帰りに外観も撮らせてもらうことにし、まずは拉麺¥500を。
実にオーソドックスに醤油の立ったラーメン。表面にラードが見受けられるものの、飲み口の印象としての脂っこさはない。醤油がキツめに出ているが、動物系のダシのまろやかさがあって、嫌味になってない。食べ進むとまろやかさの中に甘みが見出せてきて、驚くほどグイグイ箸が進む!
麺は中太の縮麺ながら、この手の店にありがちなグダグダに茹ったものではなく、粉っぽい食感が残る、実に絶妙な茹で具合。食べ甲斐があるのにスルスル食べられる。
チャーシューは若干臭みを残しつつも、適度に肉厚で硬すぎず食べ応えがある。特筆すべきはメンマで、こうかいぼうかと思うほど太めで、味付けがなくコリコリした食感が相当にいい! これには本当にビックリした。
食べながらオバチャンとの話の中で、大学の論文を書くのに撮影にきた輩がいたという。だいぶ昔の話らしいが、江戸城の石垣の石を運ぶのにこの辺りの水運を用いたらしく、その過程にある、この界隈の風俗を調べたのだろう。
よくみると、テーブル席の壁にはポスターがあり、なんとこの店がモデルになっている。ロケ慣れしているのだろうか、こちらが撮影許可を求めると、手馴れたようにOKを出してくれる。
あまりにスムーズにことが進んだので、なんだか事務的なトークが主立ってしまい、もうちょっと情のある会話をすればよかったかなぁと反省。予想以上の味だったこととか、物件のスバラシさとか。でもこういうのは嫌味になりがちなので、加減というのが難しい。まぁいいか、またくればいいだけの話である。今度は撮影じゃなく、ゆっくりと、フツーの味の上等なヤツをまた食べに。
あぁ、しみじみ旨かった〜 ごちそうさまです。
おはる
最寄駅:門前仲町
料理:ラーメン一般 / 醤油ラーメン
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食
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永代橋から門前仲町の間、永代・福住・佐賀といったエリアは長屋や戦前の建築が未だ散見でき、水運の発達していた往時の面影を色濃く落としている。このおはるは福島橋の袂に位置し、裏の川は洗濯物が干された家の裏手が並び、小型船が停泊する木場の風景が健在。そんな一角で土地に馴染んだ中華そば屋として、バラックのような店舗は未だ営業を続けている。店に入ろうとすると丁度出前から帰ってきたお兄さんがいた。映画『洲崎パラダイス』の「だまされや」がデジャヴった。そのお兄さんに入口の引き戸の左側から入るよう促された。入店するとなるほど、カウンターが扉の真ん中に位置していて、右側をあけると厨房へ入れるようになっていた。
カウンター5席に4人がけのテーブルが1卓。先客が独りいた。カウンターに腰掛け、拉麺を注文。程なくして拉麺が登場し、厨房のオバチャンに撮影の許可を求めると、外観を撮るのかと勘違いされた。やはり撮影される方が多いようだ。
帰りに外観も撮らせてもらうことにし、まずは拉麺¥500を。実にオーソドックスに醤油の立ったラーメン。表面にラードが見受けられるものの、飲み口の印象としての脂っこさはない。醤油がキツめに出ているが、動物系のダシのまろやかさがあって、嫌味になってない。食べ進むとまろやかさの中に甘みが見出せてきて、驚くほどグイグイ箸が進む!
麺は中太の縮麺ながら、この手の店にありがちなグダグダに茹ったものではなく、粉っぽい食感が残る、実に絶妙な茹で具合。食べ甲斐があるのにスルスル食べられる。
チャーシューは若干臭みを残しつつも、適度に肉厚で硬すぎず食べ応えがある。特筆すべきはメンマで、こうかいぼうかと思うほど太めで、味付けがなくコリコリした食感が相当にいい! これには本当にビックリした。
食べながらオバチャンとの話の中で、大学の論文を書くのに撮影にきた輩がいたという。だいぶ昔の話らしいが、江戸城の石垣の石を運ぶのにこの辺りの水運を用いたらしく、その過程にある、この界隈の風俗を調べたのだろう。
よくみると、テーブル席の壁にはポスターがあり、なんとこの店がモデルになっている。ロケ慣れしているのだろうか、こちらが撮影許可を求めると、手馴れたようにOKを出してくれる。あまりにスムーズにことが進んだので、なんだか事務的なトークが主立ってしまい、もうちょっと情のある会話をすればよかったかなぁと反省。予想以上の味だったこととか、物件のスバラシさとか。でもこういうのは嫌味になりがちなので、加減というのが難しい。まぁいいか、またくればいいだけの話である。今度は撮影じゃなく、ゆっくりと、フツーの味の上等なヤツをまた食べに。
あぁ、しみじみ旨かった〜 ごちそうさまです。
おはる最寄駅:門前仲町
料理:ラーメン一般 / 醤油ラーメン
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
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