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埼玉のラーメン に参加中!
椿の回でも都心近郊にまで増殖するショッピングモールアリオについて触れたが、川口にもサッポロビール工場が閉鎖された跡地アリオというひとつの町が出来上がってしまった。
もしかしたらだいぶ前に当ブログでも触れたかもしれないが、ビール工場には年に1回、GWが過ぎた頃に工場見学会が催されていた。一種の祭り状態で、朝から多くの人が押し寄せ、場所取りをして、各所でちょっとした宴会が始まる。これに参加するのが年中行事のようになっていて、親と出かけなくなる思春期を過ぎても暫くは父と一緒に赴き、1杯無料のビールとジュースで乾杯し、つまみに手羽サキを食べ、ケンタッキーのハッピーバーレル大のビアクラッカーを買って帰ってくるのがもう楽しくてしかたなかった。
閉鎖される年の最後の工場見学会の時には既に父はいなくなっており、最後を共に過すことは出来なかったのだが、思い出とばかりに、父の前では決して口にしなかったビールを飲み、ビアクラッカーを買って帰ったのを思い出す。
そんなことがまるでなかったかのように、現在そこに建っているアリオはあっけらかんと佇んでいる。平和の象徴のように、青い芝の上を若い親がいて、その子供が走り回っている。
そんなアリオに用はないと思っていたのだが、川口ではマイフェイバリットラーメンである駅西口のまる玉がなんとアリオに進出してしまったのだ。まさに驚き桃木20世紀!

らーめん まる玉
最寄駅:川口
料理:塩ラーメン
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食



アリオは映画館も入る程の大きさなのでとにかく大きい。吹き抜け脇のエスカレーターで3Fに上がり、ふらふらしながらもなんとかまる玉の前まで辿りついた。和風の外装でいかにも最近の複合施設テナントといった風だが、中はL字カウンターメインでかなり広く取られているが本店とあまり変わらない装飾。ちょっと小奇麗になりきれてない感じが好感持てた。しかし若いバイトのこういう施設ならではのテキトーな接客に一抹どころでない不安を憶えながら出来上がりを待った。

らーめん(こってり・麺硬)¥550!

見た目に本店との変化なし。では啜ってみると…おおっ!本店よりしっかりした味わいじゃん!! 店内の掲示にこってりもできるとあったのでオーダーしたわけで、その所為といえばそれまでだが、ここ数年の本店のスープにイマヒトツ勢いを感じられなくなっていたので、なんだかオープン当初のまる玉を食べているみたいで嬉しくなってしまった。こってりといっても単に鶏油を増しているだけじゃないようで、その掲示には他の要素もバランスをとっているとあった。多分タレを増やすとかそういうことだと思うのだが、それにしてもダシの濃度の高いように思えるのは錯覚だろうか?
麺は硬めをオーダーしたのでウェーブがカチン!と残っている。麺線が細いので通常だとカップ麺のように柔らかく感じてしまうが、硬めだとまるで博多ラーメンのバリカタのよう。芯の残っている感じで生っぽいとクレームがつきそうだが、自分的にはOK。これまた掲示によると太め(平らめ?)の新麺があるというが、時既に遅し。今度挑戦するとしよう。
チャーシューは相変わらず柔らかく、アオサも鼻水のような喉越しで慣れると癖になる。いつも思うが、これでこの値段は相当CPいい!

こってりだからか、完食時には若干トゥーマッチになってしまったが、いやはや、この場所でこれだけのものが食べられれば、もう文句ない。旨いッス。ごちそうさん!

そうそう、まる玉といえば本店はいつも、川口神社の酉の市こと「おかめ市」の後に寄る自分の新たな年中行事。今年も12月15日、おかめ市がやってくる。見世物小屋も傷痍軍人もいないが、年の瀬がやってきたと実感させられる。もうそんな時期か。年越しに何を食べよう? 寒いのにはめっぽう弱いが、そんなことを考えられる12月は好きだ。

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