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大衆食堂 に参加中!
気がつけばヤツはいた・・・つけ麺を考案したのは東池袋大勝軒の山岸さんであるが、実際つけ麺という言葉を広く知らしめたのは、つけ麺大王ではないだろうか。
古くから目にしているにもかかわらず、あちこちにあるようであまり見かけない。ここ赤羽店は昨今よく通るのではっきりと認識するようになったが、そういえば、千束か吉原のあたりにあったかな? なんだか三業地的な薄暗い場所で、派手な電飾だけが煌々と輝いている印象が強い。今ではFCといえば駅前のリッチで店内も明るく清潔なイメージがあるが、昔はロードサイドっぽい、こんな感じだったなぁと。

つけめん大王赤羽外観つけ麺大王 赤羽店
★★★★☆ 4.0
所在地:北区赤羽1-62-10
営業時間等データ詳細はlivedoorグルメへ

日替わりメニュー@つけめん大王赤羽つけ麺大王に入ろうと思ったのはつけ麺が食べたかったからではない。店先の看板、コレ、日替わりメニューの定食、気になるでしょ?
店内に入ると思ったとおり、大衆食堂というより大衆酒場よりの雰囲気。出前用のカブがあるのもいい。入口は2箇所あり、カウンターよりとテーブルよりに分かれている。カウンター席は6つ以上あったかな。コインを入れる占いが置いてありそうな雰囲気といえば伝わるだろうか。駅前食堂的空気。カウンターはL字で、カウンター下や背面に煤けたスポーツ新聞やら漫画雑誌が無造作に突っ込んである。
厨房は客席より2段ほど低くなっており、カウンターから厨房を覗くことができる。調理はオッチャンが2人体制でジャガスカ音を立てながら作っている。雑然と言えば言えるが、年季の入ったいい空間ができあがっている。

で、この日の定食はホイコーロー定食¥650!
ホイコーロー定食@つけめん大王赤羽
うひょひょ〜! これだこれ、まさに期待通りのビジュアル。シンコと味噌汁にややデカ盛り気味の白飯。白飯はやや硬めだし、味噌汁も煮詰まりぎみだが、こういう定食には寧ろ歓迎される。お袋の味的な定食屋だったりすると、好みの柔らかめのメシがハマるのだけど、こういうザッパな感じでは硬めでオッケー。
ホイコであるが、甘めの餡だが苦味もあって、適度な熱々の加減がたまらない。キャベツもあまみがちゃんと出ていて、油と混ざってニガ甘味の層がある。特別どうこうって味じゃないけど、いや、下手な中華料理店より数倍いい。

結局、こういう店ってノリや空気が好きか嫌いかで味の印象を物凄く左右すると思う。まぁ出前して家で食っても、フツーであるがゆえにフツー以上にウマく感じるだろうが、店で、しかもカウンターで食うと、フツー以上にウマいのが激ウマに感じられる。つけ麺のFCだが、もう個人の中華屋でいいでしょ。
といいながら、一度つけ麺も食べてみた。つけ汁がフツーのラーメンのタレ濃いバージョンって感じで、つけ麺としてどーかって思ってしまうが、こういうもんということで、この店で食べると不思議と違和感がない。スープ割りははじめからついてきて、割るとなんとフツーのラーメンに!(苦笑) ひとつで2度オイシイって感じで、これはこれだけどまぁ自分はこれからも定食ですわ。

というわけで、名前に萎えないで、見かけたら中華屋として定食をやっつけちゃうのもアリかと。つーわけで、いやはや好き!ウマい!ごちそうさま〜

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