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川口を縦断する主要幹線道路、国道122号。東京は赤羽から埼玉の川口に入ってちょっとしたところ、朝日二丁目付近には何故かスパ施設が3軒も、半径250m圏内に密集している。
今風の温泉スパ銭に、昔ながらの健康ランド、そして銭湯に湧いた温泉。この三者三様は如何なる激戦を繰り広げているかといえば、実情はノホホンとしたものでよく住み分けが出来ている(経営サイドは内心穏やかではなかろうが)。

というわけで、細かな比較は夏コミの本でやるとして(お楽しみに^_^;)、その中の最古参の銭湯温泉、湯パーク ラヂウム温泉を先行レポさせてもらおうかと。
外観@湯パーク

看板@湯パーク湯パーク ラヂウム温泉【施工会社のサイト】
所在地:埼玉県川口市朝日1-7-18
時間:14:30〜23:30
定休日:木休(月末は木金連休)
採点:★★★★ 4.0
泉質:不明

国道沿いに位置し、1Fが駐車場になったガラ空きのビルともつかない建物で、凡そ銭湯とは思えない。
看板には各種変わり湯やサウナがアナウンスされ、東京近郊には結構あるスパ銭一歩前の拡充銭湯らしさが窺える。
入口@湯パーク
入口の自動ドアが開くと「いらっしゃいませ」の女性の機械音がお出迎え。下駄箱は王道の木の鍵。2Fに上がり券売機で支払い、チケットをフロントのオッサンに預ける。
脱衣場も和風の要素は何一つないが、ロッカー自体はこちらも銭湯定番の松竹錠。浴槽は洋風なタイル絵で洗い場も多め。内湯に変わり湯があり、サウナ以外はここと露天のみという全体に広く作られているが見た目以上に寂しい構成。
まぁこっちは露天メインなのでこれでいいのだが。とはいえ、そんなに泉質に期待していたわけではない。いつも湯巡りの参考にしている某サイトではコチラの無色透明な温泉を、言われなければ分からぬ程で、しかも塩素臭が酷いとあったからだ。実際、確かに無色透明なのだが、よく見ると細かな茶色い垢のような物体が沢山滞留している。おおっ、湯の花浮いてるじゃん! 微かに塩素臭はするがそれほど強烈ではなく、広さも大人4〜5人は入れる。湯温も40度チョイと温めで、外気と日差しを浴びながら浸かると実に気持ちがいい。
コチラの温泉は脱衣所にある当温泉由来記によると、豆腐屋を営もうと昭和4年掘削、内務省衛生試験所によるラヂウムエマナチオン含有の検定を受け創設した、という。帰り際、館内の湯は全てこの湯を使っているとの貼紙を目にしたが、最初に身体を洗う時、カランから出た湯が若干黄色みを帯びているのが気になったのを思い出した。やはり温泉だったか。若干湯あたりが柔らかいと感じたのも気のせいではあるまい。

開店まもない時間でも混みあうと聞いていたがそれほどでもなく、地元のオッサンが日課として集う程度で、良い感じにマッタリとした時間が流れていた。銭湯なのでそう長居は出来ないが、少しだけゆっくり銭湯でも行こうかと、折角なら温泉でも浸かれたらという気軽さに向いていると思う。ガキがウルサイわけでも混みすぎて清掃が間に合わないわけでもなく、適度な小さっぱり感が気に入った! いやはや、予想外にいいお湯でした〜

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