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自営で店をやっている身としては、この時期になると何とも浮き足立ってくる。名目としては熊手を新調することになっているのだが、祭りのテンションに年の瀬に来て浸れるというだけで内心はウキウキウォッチンなのだ。
テキヤが軒を連ねる様な祭り関連のイベントは年中、特に夏に多く行われるが、酉の市を主とする熊手市の類が一番燃える。師走の忙しい中、寒さに身を強ばらせながらオレンジ色の屋台の明かりの下、押しくら饅頭状態の人並みに身を委ねる快楽ったらない。
本来であれば、熊手を求めてその場で古熊手も預けれくれば1回で済むのだが、折角の行事、あちこちの市に行きたいじゃないですか。都内近郊では11月の酉の日以外にも熊手市が執り行われている。今年は12月の中頃に行きたい市があるのでそこで求めるとして、古熊手の奉納は定番の吉原鷲神社でするとしよう。

というのも、最近たまたま目にして懐かしく思い出した文化フライという料理(?)があり、こうした祭りの屋台でよく見かけたのだ。
フライとは、小麦粉を揚げただけの具のない、正しく「フライ」のみの、子供のオヤツ的な代物である。
そもそもは足立区にある西新井大師で屋台を出されていた方が考案したものらしいが【参照サイト:はすぴー倶楽部「絶滅寸前のこだわり商品」】、これによるとルーツは浦安方面にある食べ物がヒントになっているとある。小麦粉の駄菓子料理で浦安とくれば、ぼったら以外考えにくい(【ぼったら関連過去】他、ぼったらについては過去まとめたサイトをつくったのでコチラを参照【ぼったら.web】)。
昔は当たり前にそこらにありすぎて何とも思わず、真面目に(?)食べて来なかった。しかしルーツを知っては、ぼったらサーチャー的には今改めて食べずにはいられない。嘗てはあれだけあった屋台、鷲神社の酉の市なら1つくらいあんべぇと、二の酉に馳せ参じたという次第。
そういえば他の酉の市ばかりでコチラはまともにレポしたことなかったので、それも兼ねてUPしときますか。

人ごみ@2012鷲神社酉の市浅草 酉の市【公式サイト】
所在地:東京都台東区千束3-19-6
関連過去記事:玄米パン&ますのすし@和楽備神社&家〜年末年始のこと

神社前の浅草通りに着くと交通規制が敷かれており、歩くにもまともに歩けない。神社への参拝列が浅草側と三ノ輪側と南北2方向から列が出来ているのだが、経験上三ノ輪側が空いているのは知っているので、迂回する感じに角萬【参照ブログ】のある辺りから列に入る。
古熊手の納所は鷲神社隣の長国寺(本当はこちらの参道が熊手売りの酉の市中心部)入口正面にあり、賽銭箱が置かれている。上にリンクした関連過去記事で触れているが、納められた大量の古熊手は雑把な感じにゴミ収集車みたいなトラックに積まれるので何だかとも思うが、大きな酉の市でないと賽銭箱すらないので、まぁコチラが妥協線といったところか。
参拝の列が一向に進まない。やきもきしていると、回収車が横付けされている車道脇から皆、古熊手を置きにだけ行っている様子。ならば自分もと列から外れ、無事奉納。
古熊手@2012鷲神社酉の市
約1年、今年もお世話になりました。お疲れ様!

参拝しない人は熊手売りの参道へ通り抜けさせてくれるので、スルスルっと活気あふれる光の中へと躍り込む。
熊手参道@2012鷲神社酉の市
毎度毎度見慣れた光景ながら、他人事を装っていてもこの喧騒の中にいると嫌でもテンション上がる。
熊手@2012鷲神社酉の市
ふと人垣が途切れた部分があったので覗いてみると、熊手の歴史コーナーのようになっており、江戸や明治期の熊手が陳列されていた。
江戸時代の熊手@2012鷲神社酉の市
飾りが少なく色味も少ないので、オカメがなんだか怖いが、原型というか基本は今と変わんないんだなぁと。
江戸時代の熊手道具@2012鷲神社酉の市
飾りの型を抜く木型も展示されており、なんだか鯛焼きみたいで可愛らしい。

境内を抜けるとテキヤの並ぶ路地が続く。
テキヤ屋台風景@2012鷲神社酉の市
さて、ここからが本題。フライの文字を求めて人ごみの中をブラつく。
ここの酉の市の特徴は、自分が勝手にピットインと読んでいる居酒屋屋台がとても多いこと。
ピットイン@2012鷲神社酉の市
いままで行った祭りの中で一番多いんじゃないかな。数軒に1軒くらいの割合。焼き物の煙がモウモウと立ち込める奥で、肩寄せ合いながら飲んでる姿は本当にソソられるよね。

あんずとか、ジャンケンに勝つともう1本もらえる屋台ってあるけど、当たるゲームってルーレットなんてバリエーションもある。結構古いパチンコが飾りか?未だ使われてるのだろうか。
ピットイン+パチンコ台@2012鷲神社酉の市
この写真の他、2台くらい似たような年代のを見かけたかな。

それと最近、B1グランプリ獲ったB級グルメに乗っかった屋台を多く見かけるけど、富◯宮やきそばとか八◯せんべい汁も案の定多数みかけた。
八戸せんべい汁屋台@2012鷲神社酉の市
フジテレビでやってる午前の情報バラエティと◯だねで、本場の許可得てないで名乗って営業してるって糾弾するシリーズを2回もみた。そんなん洒落っつーかさ、誰もパチもんだってわかって買ってるわけじゃん。祭だからって不味くても騙されたのを楽しむというか。子供にしても、こういうところで裏な社会を学ぶんじゃないの。そういう社会的機能をさ、正義漢気取りで鬼の首獲ったように責めるって、ホント無粋というか、センスない。下品。

そんなこんなを眺めつつ楽しんでいると、あれ、全然フライが出てこない。意地になって全ての路地を回ったつもりだが、ない、ない、1つもない!?
これは由々しき事態。こんだけ屋台があってフライがないなんて、昔では考えられない。あるのが当たり前と思っていたが、テキヤの変遷とともに消えていったのだろうか。
でもまぁないもんは仕方ない。大好物の玄米パンはあるので、今回もコレで〆るか。
玄米パン屋台@2012鷲神社酉の市
これまで何度も述べてきたように、以前の手づくりではなく既成の玄米パンとはいえ、蒸かしたて食べる機会そうそうない。
玄米パン@2012鷲神社酉の市
蜜入り200円!
ホカホカでシットリもしてて、やっぱウマイ!!
玄米パンUP@2012鷲神社酉の市

とはいえ心の晴れぬまま、人ごみを抜け、家路につくのだった。
帰宅途中巣鴨を通るのだが、ここでも酉の市が行われている。吉原とは比べ物にならない程とても小さな規模なのだが、それはそれで趣きがある。
時間的に店仕舞いかと思ったが、まだ灯りを点している。ダメ元で立ち寄ってみるも、やっぱりフライはなかった。

前述のとおり、12月には埼玉を中心に熊手の市がアチコチで開かれる【過去記事例:大宮十日市浦和十二日まち】。機会があれば、行ける限り回って、フライを探してみるとしよう。
ちなみにこれまで何度も触れてきた川口のおかめ市【過去記事】、今年は12/15。土曜と今年は日取りがよいので、吉原に引けをとらない規模の歳末イベントを是非体感いただきたい。

というわけで、フライの屋台、今でも毎年来てるで!という情報をお持ちの方、是非教えてください!!

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