前回お知らせした『酒場人』が、本日12/8(火)発売となりやした〜
sakabazine_H1■酒場人 vol.1 880円(税抜き)
【オークラ出版公式ページ】
【はてなニュース】 【Amazon】
「ギャンブルイーターが行く!」
…第1回ボートレース江戸川で飲む

が掲載されています。
執筆人やインタビューされてる側もユニークなメンツで、これまでのレトロ一辺倒の酒場雑誌とは一線を画してますので、是非手にとって頂けると嬉しいッス。
面白かったら是非、出版社にメールとかハガキ等で感想や続刊をリクエスト下さい(アンケートはがきついてなかった^^;)!
つか、それはそうと冬コミ新刊はどぅーなってるの!?とお嘆きの貴兄もおられるかと思うが、案の定というか毎度毎度ながらかなりヤバイ状況。なもんで、これまた毎年恒例の過去に本で触れてブログには未UPの記事更新月間に入らせて頂きやす。スンマセン(T_T)
でもまぁ新刊一応は進んではいるってことで、新刊本誌にはスペースの都合上詳しく書けないお店の話を今回は触れておきますか。本のイントロには持って来いの店かと。

新玉川線っていうと古いか。
外観@屋台屋
東急田園都市線の駒沢大学駅から歩いて数分、環七と246がぶつかる上馬交差点脇にあるのがコチラ。
入口@屋台屋
屋台屋 本店【食べログ】
★★★★ 4.3
東京都世田谷区上馬4-11-26

いや〜、懐かしいね…って初訪問のクセに何を言っとるんだと自分でツッコンでいるわけだが、というのも、コチラの支店が以前新宿三丁目、丁度世界堂の裏辺りにあってチョイチョイお邪魔していたのだ。
扉開けっ放しの吹きっ晒し状態で正しく屋台って感じの店だったのだが、目的は湯麺。タンメンじゃないよ、トンミン。ここ数年スッカリ話題にしていなかったが、当ブログを始めた当初はよく触れていたメニュー。
千葉の五香にあった13湯麺に端を発する、透明な黄金スープで具が極端に排除された、まさに素ラーメンというべきシロモノがあって、支店なんか一時期千葉中心に結構あった。勿論ラーメンだけ食べに行ってもいいのだが、青菜炒めや名物の角煮など、ツマミの一品メニューがこれまた秀逸で、夜のみの暗い店だからアルコールも数あって、そんなんをつまんだ〆に透明の激烈シンプルラーメンを手繰ると何ともいえぬ悦楽が待っていた。
関連は知らないが、この湯麺というメニューを出す店が13湯麺以外にも幾つかあって、その一つが屋台屋ってわけ。

なんでかココ上馬本店には来たことがなくて、十年越しの悲願達成となった。
店内@屋台屋
実際店に入ってみると、カウンター中心でテーブルが数卓という典型的なラーメン屋の形で拍子抜けしてしまった。テーブル中心の居酒屋スタイルか、カウンターのみヤケにデカいバースタイルかと思っていたから。
出てきた店の人も和食人のような作務衣っぽいラーメン屋然とした格好。昼は湯麺に丼モノのミニをつけたランチセットがメインで、卓上のパウチされたメニューも食事メニューのみと、昼のみウエルカムな雰囲気さえなし。
メニュー@屋台屋
大丈夫かなと不安がりつつ待つこと暫し。

湯麺¥500+大盛り100円+ライスサービス!
湯麺大+ランチ無料ライス@屋台屋
おおっ、この透明感、そしてネギと小さな海苔のみや…ってこれぞ湯麺!
湯麺UP@屋台屋
これこれ、と意気揚々とプースーからズズっといくが、あれ? なんかこう、ただのラーメンスープなんだけど、キレというか、奥行きがある旨みがあった気がするが、これじゃただの具の少ないラーメンじゃないか。
スープUP@屋台屋
しかも表面の油が強く感じられて(あっさりしたスープとの対比でそう感じるのか)、油からかチョット臭うのが気になる。
麺はやや透明感があって腰のある細めの軽い縮れ麺で、これは一緒。あれ〜、こんなんだったかなぁ、店内の壁には丸鶏と野菜のみ煮込んだスープ的なこと書いてあるし、本店は元々こんな感じなのか、はたまた変わってしまったのか。
ランチ外メニュー@屋台屋なんて考えながら啜っていると、あれれ、スープが段々まろやかになってきたぞ。舌に絡むようなマイルドな旨みが出てきた気がした。昔の鮮烈な印象とは異なるが、そうそう、こんな感じ。そっか、冷めてきて旨みが前に出てきたかな。うんうん、いいぞいいぞ!
ライスは多くあるラーメン屋のそれで瑞々しさとは対局にある。今回セットを頼むか悩んだのだが、折角の湯麺、他の味でボヤケる可能性があるので、湯麺の味を邪魔しないであろうライスのサービスを受けることにした。
汁かけライス@屋台屋
恒例のライスにスープを混ぜる行事を執り行ったが、これはこれでフツーに美味しかった。なんかチキンラーメンとご飯で食べてるみたい。
ライスをガガッと完食し、ラーメンの丼に残ったスープを味わいながらゆっくり飲み干した。

最後は思いの外、湯麺らしさが堪能できて、結構満足できた。スープにトマトのような酸味を昔は新宿三丁目の店で感じられた気がしたが、もしかしたら13湯麺と混同しているのかもしれない。
こういうシンプルで味の変化がモロに出やすいラーメンは記憶に美化されて後年の判断が難しくなりがちだが、そこを差し引けば、まぁまぁよかったんじゃないだろうか。
とりそば以外でも塩味にできるそうだし、一品料理も13湯麺みたいのが出てくるのか気になるところだから、いつかまた夜にゆっくり飲みにきたい。
というわけで、美味しゅうございました。ごちそうさまです。

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