拙ミニコミ誌の限定本『パトめし!vol.5』、2016年冬コミ初売りで発行した初版と、一部委託先書店(模索舎タコシェCOMICZINとらのあな)に納品した第二版とで多少中身が異なっている。本来載せたかった店の営業時間に間に合わず、年明けに訪問して委託版で差し替えたわけだが、初版掲載の非公開レポは冬コミ当日と上記直通販利用の方のお楽しみってことで、委託版で差し替えた年明け訪問の店をここにUPしておこう。

浜松町駅から日の出桟橋の水上バス乗り場へと行ったことがある人なら分かると思うが、駅から歩道橋がズーっと浜崎橋JCT近くまで続いている。
芝浦運河
歩道橋の中から運河を見たところ。頭上が首都高で、奥に浜崎橋JCTがある。
これは芝浦運河をオーバーパス出来るように作られたものだと思うが、運河を越えた先で地上に下り、公園の脇を通ると、浜崎橋JCT直下に出る。
浜崎橋JCT
その先の海岸通りを渡ると日の出桟橋となるのだが、道路を渡る歩道の信号機脇に、手書きの可愛らしい文字で、「らーめん日の出」と読める看板が出ている。
日の出看板
指示通りに海岸通り沿いを歩くとスグ、薄っぺらい建物が見えてくる。
日の出外観
らーめん日の出【食べログ】
★★★★☆ 4.3
所在地:東京都港区海岸2-6-41

周囲の港湾関係者の飯場という空気が醸し出ている佇まいで、こういうのが臨海部を象徴する風景の一つだと思っている。そういう飲食店での食事を勝手に臨港メシとか港湾メシなんて読んでいるのだが、これぞ正しく港湾メシと呼ぶに相応しい。
入口には定番の半チャンラーメンのABC3つのバリエーションがあり、プラスその日の日替わりが掲げられている。コチラは夜も営業しているが昼のランチがメイン営業のようで、昼の数時間で営業を成り立たせる港湾メシらしさが窺える。
日の出正面
入るとやはり横に長い作りながら、厨房前のカウンター以外に奥まった場所にテーブル席まで用意されている。年配のご夫婦とかで営業されていると思いきや、厨房は若めのオニイサン一人で回されてて、後はパートのおばちゃんチックな雰囲気の女性が3〜4人スタンバっているという豪華ぶり。
客はやはり近隣の勤め人風で、日替わりを頼んではスマホいじりながらかっこみ、そそくさと帰っていく。
日の出メニュー
卓上のメニューを見るとラーメンのバリエーションも豊富でニラそばとか色々ソソられる。

しかしここは初志貫徹、Cセット(チャーハン+半ワンタン)¥850でお願いする。
日の出チャーハン半ワンタン
隣で食ってる定食も結構量多そうに映ったが、出てきた炒飯はかなりの山盛り!
日の出チャーハンUP
その分、半ワンタンは小さめで、いわゆる付け合せのスープのチョット大きいくらいのサイズながら、ワンタンは5個以上と結構多めに入ってる。
で、まずチャーハンを頂くと、そんなに油はないが、米がダマにならず炒められていて、世間ではパラパラと呼ばれる部類に入るような仕上がり。しかし米の水気もキープされ、パサパサ感はゼロ。適度な米の粘り気で、山を崩すとスローモーにハラリと崩れる塩梅。味付けは薄く、少量の塩と胡椒くらいしか感じないが、ワンタンの方がしっかり醤油味効いてるので、バランスが取れている。とにかくサクサク食べられるチャーハン。
日の出半ワンタンUP
ワンタンの方は、スープが完全にラーメンと同様と思われ、油っ気もなくアッサリとした醤油スープだけど、適度に動物系ダシが出てるようで重さも見た目に濁りもそこそこある。ラーメン単品でもフツーにいい感じのが啜れそう。ワンタンは皮が大きめで餡がゆったり包まれているが、餡自体はシッカリした塊で、噛むと肉々しさが十分感じられる。これは付け合せにチョット食うのに合ってる。たまに食うワンタンって妙に旨いよね。

気づけば完食。オカアさん集団に元気に見送られ、店を後に。全体にかなりの量食べた気になるが、チャーハンが軽いためかスグお腹が空いてきて、いい意味で困ってしまった。とはいえ量自体はあるし、店の方々の活気や客層含め、これぞ港湾メシというものを満喫できた。いやはや満足。美味しゅうございました。ごちそうさまです。今度は夜にマッタリ飲みに来ようかな。

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