あけましておめでとうございます。
冬新刊の直通販、受付開始!【サークル詳細ページ】
ご希望の方は、↓の通販カート をクリック! ※〆切1/20(日)いっぱいの予定
限定セット■通販ページ
もしくは、タイトルを冬コミ通販として、本文に希望される本のタイトルを記入し、当ブログのメールフォーム(使えない方は
weblogsy★gmail.com ※★を必ず半角英数の@に変えてください)
ツイッターのダイレクトメッセージorリプライフェイスブックpageへコメント

から、ご連絡下さい。折り返し、詳細を返信します。
※通販フォームからは携帯キャリアのメアドは使用しないでください! 注文確認メールが届かないケースが頻発しています。注文したのに何らの返信もない方、そのままにせず当ブログのメールフォームや当記事へコメント、ツイッター・フェイスブック等なんでも構いませんので、何らかのアクションを起こして下さい。こちらから何も打つ手が無いので協力お願いします。
というわけで、正月恒例、年末年始に行った店の話でもやってみますか。

1/3。朝から急遽予定の変更を迫られ、東急田園都市線から横浜市営地下鉄で移動することに。
最近では埼玉高速鉄道など初乗りのお高い電車も増えたが、市営地下鉄はその昔はまぁ高い高いとよく言われた。利用されて年々運賃が安くなるという触れ込みだったが、ちっとも安くなる気配がないというね。
で、調べてみるとバスで出られそうなので、田園都市線の江田駅で慌てて降りる。綱島行に乗ってセンター南で下車。そこのスパ銭で汗を流してマッタリして・・・という詳細は後日UPするとして、ここは一旦端折って、スパのリクライニングルームでTVKなんどを横目に、相鉄線の和田町に出るルートを画策する。
地図を見ると第三京浜で真っ直ぐ南下すればスグ出られるのだが、公共交通機関だとやはり横浜を経由する以外なさそうだ。

というわけで、ここは大人しく市営地下鉄に乗り、相鉄線に乗り換え和田町で降りる。そういえば横浜駅で地上に出た際に立ちそばの鈴一【過去記事】が目に入ったが、流石にまだ正月休みだった。
和田町といえば、だいぶ前に魁【過去記事】というつけ麺屋に来たことがある。駅前が地方の小駅っぽいコンパクトさがあって記憶していたのだが、この日目指す場所は第三京浜から保土ヶ谷で枝分かれする横浜新道沿いにあるので、駅前から脇道にある坂を登ることに。結構急な坂だなとは思ったが、人家の間の路地を抜けると、ちょっとした車通り出たところからさらに急勾配な上り坂が続く。S字にカーブする坂を登りきると、今度は真っ直ぐ、団地を抜ける坂が続く。
どこまで登れば頂に着くんだよ!とボヤきながら某I田文化会館の脇を進み、団地を過ぎたところでようやく平坦になった。来た道を振り返ると、駅の反対側も山の斜面になっていて、へばりつくように団地や家並みが続いていた。以前、西谷の水道施設を見学行った際に水道道からこのような光景に遭遇したのを思い出した【まぼろしチャンネル記事参照】。相鉄線って、山の谷の部分、水が通るところを通っているのねぇ。

頂上から暫く進むと、食品加工場のような工場の脇をカーブしたところで、横浜新道に出た。山を切り通したような自動車道。
横浜新道
両サイドは崖という景色が続くので、車からでもあんまり景色が宜しくなさそうだが、そんな急な崖に強引にへばりつくように建っているのが、ハングリータイガー本店! やっと来たぜ〜

入口ハングリータイガー 保土ヶ谷本店【食べログ】
★★★★☆ 4.7
所在地:神奈川県横浜市保土ケ谷区星川3-23-13

神奈川ローカルのハンバーグレストランチェーンで、1969年創業。なんと1970年のすかいらーくより先んじて郊外型レストランを誕生させていた。
佇まいは、ファミレスという明るくて全方位的ウエルカムな雰囲気ではなく、派手な電飾もないブラウンを基調とした落ち着いたトーンで、地方のロードサイドでオオバコのカフェレストランを見かけた時ような印象を覚えた。
看板
それでも一応、駐車場には虎のマスコットキャラの看板があって、駐車整理の警備員に会釈をしつつ、その脇を抜けて入口へ。正面玄関もやはり落ち着いた雰囲気。そういえば、昔のすかいらーくや不二家レストランもブラウン調の高級感ある佇まいだったよな。

中に入ると整理券を発行するタッチパネル式が待ち構えていた。ここだけ妙にハイテク感が。QRコードにアクセスして登録すれば順番が来る少し前にメール通知されるらしい。3が日とはいえ、16時とアイドルタイムを目掛けてやってきて、しかも1人なので万一混んでてもゴボウ抜きで着席出来るだろうと思っていたが、地元人気店ナメていた。
待ち番号
気づけば17時。キッチリ1時間待つ羽目となった。
待ち合わせ室から店内
▲待合室から店内を望む

そんなこんなで着席。
店内
店内は天井が高く、ややログハウスな雰囲気を狙った作りなのだろう。着いた2人テーブルは、チャコールブロイラーと呼ばれる炭焼き台の真ん前だった。ハングリータイガーではメインとなるハンバーグやステーキはここで基本の調理がなされる。炭の上に波型の網というか鉄板というかが置かれ、コック姿の店員が赤い肉の塊をライブで焼く姿が拝める。煙で曇ってしまうが、透明のアクリル(たぶんガラスじゃなさそう)越しにダイナミックに肉が焼かれる姿が見れるのは、子供にとっては興味深いし、なによりちゃんと炭焼きしてますよってアピールにもなる。これから肉食うぞ!ってプレリュードとしてはサイコーやね。

で、卓上のメニューを見ると、一番のウリとなるハンバーグの他は、肉の種類や部位ごとに揃うステーキ、チキンステーキと続くが、スパゲティや和食などいわゆるファミレス的な幅広さはなく、あくまでハンバーグステーキ店であることの主張を感じる。
トレサビリティ
▲入口に掲げられた、トレサビリティ(どこの何という素材か追跡可能であること)の表示

アルコールはワイン中心にそれなりあったので、その中からまずはジンジャーハイボール¥530で乾杯、オレ。
ジンジャーハイボール
ちっと氷が多いが冷えたのをくぅ〜っと頂く。甘苦いジンジャーソーダでここまでの疲れを一気に吹き飛ばす。まぁセットのソフトドリンクのほうが安く済むしいいんだろうけど、これから肉と米食う前に合わない気がしたし、ここはね、正月だし、坂登って待ってたどり着いたんだから、これくらいいいでしょ。

程なくして、紙ナプキンと木の皿を店員が持ってきた。テーブルの目の前に紙ナプキンを1/3だけ乗せ、そこに木の皿を置く。
木の皿
▲写真奥にぼんやりと見えるのがチャコールブロイラー
するとおもむろにナイフとフォークが自分が座っているのとは反対側にセットされた。これがハングリータイガーたる所以、食べる直前に目の前で最終調理を施すための準備だ。
追いかけるように奥から煙を上げて熱々の鉄板に乗ったハンバーグが運ばれてきた。木の皿にセットし、対面に置かれたナイフとフォークでハンバーグを縦にして割り、腹を鉄板に押し付け、ソースをかける。
前掛け
その間、紙ナプキンの2/3の部分で油とソースの飛び跳ねをガード。落ち着いたところでいよいよ実食となる。

さて、オリジナルハンバーグステーキ単品¥1350を頂くとしよう。
ハンバーグステーキ
縦に焼き目のついた俵型のハンバーグ、それに先の目の前で最終調理する演出というのも、ハングリータイガーが元祖という。中がやや生っぽくミディアムくらいの火の通りだが、予熱でどんどん灰色に変化していく。
ハンバーグ肉汁
まずはソースがかかってないところから。
ハンバーグUP
こちらは牛肉100%とあって、食べた時の肉々しさがハンパない! 適度な肉汁とその甘さがジュワ〜っと口中に広がり、うわぁっ、オレ肉食ってるな、今!って幸せ感で脳内が一杯になる。これだよね、肉食う時の醍醐味って。オーストラリア東部にジブラルタルって牧場を持っていて、そこで育成した牛の牛肉なのだそうだが、ソレ故か、焼き立てで熱くても肉の旨味がしっかり感じられる。
ソース
ステーキソースが一見、あまり色味が濃くなくてベッタリしてハンバーグの味をマスクしそうに見えるが、これがかなりサラッとした味で、全然ハンバーグを邪魔しないどころか、適度に塩味というかコクを与えて味を引き立てている。これはイイね。
付け合せはジャガイモ1個とインゲンとミックスベジタブルと玉ねぎ。
玉ねぎ
この玉ねぎが飴色で超火が通ってて、さらに鉄板の予熱で焦げも生じるから、もう甘々。モロ好みの玉ねぎ。
ポテト
ジャガイモは皮がしっかりしていて切りづらかったがホクホクだし、味付けがほぼないのでハンバーグソースによく合う。意外なのはミックスベジタブルで、口に入れたら超アツアツ。これだけ異様に熱い。一番生ぬるいと思ってたが、ちゃんと調理してあるものだったのね。
ホクホクの甘みと瑞々しさのあるちゃんと炊けたライス¥220にワンバンさせたりしていたら、ハンバーグ220gあっという間に完食。流れるように胃袋に消えていきましたわ。

直前に最終調理するスタイルの店だと、都市部ではゴールドラッシュが有名。そこでも昨年食べているんだけど、ゴールドラッシュのほうがリーズナブルだけど、同じくできたて熱々でも肉の旨みが熱さでそこまで前に出て感じられなかった。いや、それでも十分美味しくて、値段以上の価値はあるのだけど、こうして比較してみると違いってあるもんだなぁと。
そして、同じスタイルでは他に、北関東で同じようにローカルに展開するフライングガーデンがあるが、こっちは全体に安めながら、もっと肉が粗めに挽いてあるように感じたからか、焼き立てでも肉感がハンパなく、よりグワッと押し寄せてきた。
こういう違いってどこから出てくるんだろう。肉の質?保存管理方法?焼き方? 一介の食べ手にはよく分からない部分だが、比べると違いがはっきりあるのは面白い。その辺は皆さん実際に食べてみて、好みを見つけて貰いたい。
神奈川県民にとってみれば、このスタイルはウチが元祖だで!と一番を譲らないと思うが、それぞれにそれぞれの良さがあってそれが全国展開ではなくローカルに根付いているのが非常に興味深い。そして一人2000円オーバーはするだろう食事にこれだけの人が集うとは(地下階が丸ごと待ち合わせスペースで2時間待ちはザラ)、それだけ愛されて納得して払っているだろうことに驚きを隠せない。

ともあれ、このスタイル、ひいてはファミレス的外食産業がここから生まれたから全てが始まったわけであって、そのことに心から感謝したい。
夜の正面
というわけで、ハンバーグウマシ!! ごちそうさまでした!

←クリック戴けると狂喜します