カテゴリ: ぼった・ら・駄菓子屋もんじゃ

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遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
なんとか無事、昨年末にコミケで新刊が出せて、新年を迎えることが出来たわけだが、今年は後厄で、もう少し大人しく過ごす期間となりそうだ。
というわけで、昨年始めに厄除けに佐野厄除け大師に行った記事をUPしたが、
【昨年記事:ほりこし@佐野〜厄除けからの佐野ラーメンというベタを踏む快楽】
今年も古札納めと後厄と方位除けを兼ねて再び佐野厄除け大師行きと相なったので、昨年取りこぼしていることも多々あるが、一先ずその時のことを年始めにUPしておきたい。

昨年は久喜から東武に乗り換えて直に佐野厄除け大師に行ったもんだから、まぁエライ行列で待たされた。その時の経験を活かし、今年は少し時間をずらして行くべ、ということで、先に少し寄り道をすることに。
JR両毛線で佐野から数駅と近くの足利に、鑁阿寺という大きそうな寺を発見した。「ばんな」寺って読むんだって。なんでここに寄ろうかと思ったかというと、境内に売店があり、ポテト焼きそばが食べられるというのだ。以前にもポテト焼きそば探訪の途上であると触れたが【過去記事】、こういう大きなお寺だったら正月でも売店開いてるべ、と考えたってわけ。
東武でも足利市駅から歩ける距離なので、行ってみることに。

渡良瀬川を渡って暫く行くと、木造の看板建築の建ち並ぶ城下町的な景色となる。佐野もそうだったが、なかなかの看板建築保存地帯なんじゃないか。写真館が多いのも時代を感じさせる。ともあれ厄除けの時間もあるのでノンビリ観光も出来ず、今度時間をとって佐野とセットで再訪せねばなるまい。
鑁阿寺は周囲に堀が廻らされ、緑の手入れも行き届いて、なんでも足利氏宅跡だそうで、外からでもかなり手を入れて保存されている様が窺える。立派な正門に立つと、参道を抜けて本堂が窺える。
鑁阿寺
参道脇にはテキヤの屋台も出てて、初詣客でごった返している。かなりの賑わいで、こりゃ来て正解だったなと思った矢先、正門入ってスグの左端に目当ての売店を発見した。
大日茶屋外観
大日茶屋正面
大日茶屋【食べログ】
★★★★ 4.0
所在地:栃木県足利市家富町2220 鑁阿寺内

プレハブチックな平屋建てだが改装したのか、まだ新しそう。おおっ、ポテト焼きそばと足利シュウマイの看板も見える。
店先のベンチで皆くつろいでいるが、中でも食べられると聞いているので、早速中へ。
入口にカウンターがあって、店のオバチャンが立っている。ここで注文して出された品を手に持って奥の食堂スペースで食べるようだ。
大日茶屋店内

ポテト焼きそば¥380と足利シュウマイ¥160を揚げと蒸し両方注文する。
するとスグ、シュウマイはトレイに乗ってきたが、焼きそばはパックに入ったものをそのまま直に手渡された。
以前の記事でも書いたが、北関東の焼きそばはテイクアウトがメインのようで、店で食べてもパックのまま持ち帰りの体のものを中でも食べていいよというスタンスによくぶつかる。ここでもそうだったか。
大日茶屋ポテト焼きそば
ともあれパックから頂きます。
結構色味の黒い焼きそばで、案の定と言うか味がしっかりついている。甘めのソースながら、スパイシーさも仄かに感じられ、思ったほどベタッとした味にならない。最初は変哲もない味に思えたが、食べ進むとクセになってくる。
大日茶屋ポテト焼きそばUP
麺は平べったいもので、出来てから時間が経っているのでやや乾いてて軽く感じるものの、案外コシが残ってて、出来たてならかなり食べごたえあるかも。
じゃがいもは揚げたタイプでなくて、スライスされたのが幾つか散見できる程度ながら、モチッとした柔らかい芋で、単調になりがちな焼きそば食べにはいいアクセントかと。

焼きそばを食べてる間にシュウマイもつまむ。
大日茶屋足利シュウマイ
揚げも蒸しも皮が薄くムニュっとした食感。足利シュウマイは肉が入ってなく、中の餡がモチモチしている。殆ど玉ねぎと片栗粉の塊なんだそうな。ソースが予めかかっている。大振りだが、スグになくなってしまう。揚げは時間が経ってるからかあまり揚げ感がなく、蒸しとの差別化が難しいように思ったが、どこか給食のシュウマイっぽい素っ気なくも不思議な吸引力のある味で、蒸しの方がより給食感が味わえるかと。
飲み物も一緒に頼もうと思ったが、食堂側に冷蔵庫があり、この店のシステムだと取ってまたレジに行ってと面倒なので、他の客とのタイミングもあり、この日は諦めることに。というのも、赤城ナンチャラと読める日本酒のラベルが見えたので、地酒でツマミたかったなぁと思った次第。もう少し暖かくなったら、散策がてらリベンジしたい。もう1軒売店があって、そっちはポテトフライあるみたいなんでね。

ともあれ、正月は開いてる店が少ないのでチェーン系とかで諦めることが多いところ、地のもの食べられてヨカッタヨカッタ。美味しかったです、ごちそうさま。
この後お参りして、JR足利駅から佐野に向かうのだった。あ、そうそう、駅の発車メロディが森高の渡良瀬橋だった。渡良瀬川を渡った時、森高の歌が頭を過ったのだが、やっぱここのことだったんだなと【参照サイト】

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今年は本当なら、夏にかけて群馬県の太田市を中心に、ポテト入り焼きそばの店を巡って、本にまとめる予定でいた。
しかし自店の移転やら何やらと重なり早々に企画変更せざるを得なくなったわけだが、昨年からチョットずつ準備には入っていた。その時巡った店は本が出来るまでお蔵入りにしておくつもりだったが、いつ出せるか分からないし、それまでに記憶が怪しくなってしまうので(正直いまでも少々怪しい^^;)、ここらで小出しにしていくことに。

これまで『大ぼったら』『だがしめし』と、粉モノ系駄菓子メシを巡ってきたが、分けても北関東、行田のフライ、深谷や伊勢崎のもんじゃに行った際、焼きそばを出している駄菓子屋を多く見かけて、とても気になった。
自分が生まれ育った川口では、ぼったらこと駄菓子もんじゃはあっても、焼きそばは中華屋や土曜の昼に家で食べるもんで、駄菓子という頭がないで育った。しかし過去取り上げた中では川越には太麺焼きそばという駄菓子文化があるし、かの富士宮焼きそばも元々は駄菓子屋で供されていると最近知った。
となると俄然興味が湧いてくるもので、調べていくと群馬には焼きそば文化が根付いており、同時にイモフライも同エリア(群馬県南東部〜栃木南部にかけてが主で埼玉北部にも及んでいる)で食べられていて(正月に佐野厄除け大師に行った時、佐野ラーメンの前に食べた【過去記事】)、特に群馬県太田市の太田焼きそばは、富士宮と並んで日本3大焼きそばの一つとなっているらしい。これらには焼きそばとイモフライが合体したようなメニューも多く存在する。これは行くしかないでしょ!

熊谷からバスで太田入り。病院裏のバス停で降りると、目の前は田んぼしか見えない。少し歩くと、大きめの民家とともに公営住宅っぽい平屋が見えてくる。元農家とか多そうで、それと近隣の工場に勤める人向けに建てたっぽい集合住宅(近くにはスバルの工場があり、こうした郊外の工場が多い)といったところか。
嘗ての水路だろうか、道はややウネウネと蛇行し、車通りを越えた先、灯油とか売ってるタバコ屋売店が目に飛び込んだ来た。
とちぎ屋外観
とちぎ屋正面
とちぎ屋【食べログ】
★★★☆ 3.3
所在地:群馬県太田市飯塚町860-5
紹介サイト:上州太田焼きそばのれん会

どうもここで焼きそばを売ってるらしい。確かに看板には「焼きそば.ポテト」と書かれている。
近づいてみると、餃子のテイクアウト窓口のようなアルミのサッシ窓がある。ここから嘗ては買えたのだろうが、今は機能してる様子が窺えない。
ただ、窓から見える内部では焼きそばを焼く鉄板等の設備が見える。取り敢えず入ってみんべと入口をガラガラっと開ける。中は完全なナンデモヤの雰囲気。コンビニが出来る前はこういうところで取り敢えずの日用品は買えて、お菓子やジュース以外に、チリトリとかタワシとか売っていたものだが。コチラ今は棚は残ってるものの、売り物は殆どなく、灯油の販売はしている様子。
先の持ち帰りコーナーの方を見やると、手書きで焼きそばにポテトフライと書かれたメニューが貼られていた。すると、厨房らしきところの奥からオバちゃん登場(先にリンクしたのれん会のページに出てる方)。ポテトフライはもう終わりだよと告げられる。焼きそばを求めたい旨を伝えると、小・中・大?と聞かれ、サイズを申告すると、徐ろにクーラボックスのような大きな箱の蓋を開け、中から取り出したパック入りの包みを手渡された。売店には食べられるテーブルはなさそうだし、ここは完全にテイクアウトのみなのだなと理解し、お代を払って兎に角店を出ることに。

てっきり中で食えるもんだと思いこんでいたのでアテが外れてしまった。そういえば、さっき横切った車通り沿いが遊歩道みたいになってたなと思い出し踵を返す。
車通りに戻ると、確かに歩道は大きく取られ、花壇のようになった緑の空間にベンチが設えてある。ココで食おっと。

焼きそば小¥250!
とちぎ屋焼きそば小包み
昔、肉屋の惣菜が入ってた油紙のような薄い更紙的包みを解くと、輪ゴムの掛けられた透明パックが現れた。そこに焼きそばがミチミチに入っている。色が黒っぽく、ソースが濃そう。
パチっと手に当たらないように開けると、青のりの掛かった典型的なソース焼きそばがお見え。
とちぎ屋焼きそば小
焼きそばの間から、大きめのジャガも窺える。
とちぎ屋焼きそばUP
早速頂くと、うん、見た目通り典型的なソース焼きそば。方向性としてはテキ屋の味。のれん会のHPにあるように、セイロで蒸した中細麺はやや柔らかめで、慣れ親しんだ食感。手作りというやや濃いめながらクセのないソースが実によく馴染んでいる。関東の一般的な中濃ソースに近い味と濃さ。若干オイリーかな。
ポテトはやや大きくスライスされたのが数切れ、焼きそばに埋もれているのとパックされ暫く置かれていたこともあって、蒸されたような状態にシナッている。これが逆に味を吸って、表面はやきそばにも馴染んでソース味になって美味しい。食感はホクっというより若干シャリめだったかと。多分コレは揚がってんじゃなくて切ったのを炒めたモノだと思うんで、フライは別に食べてみたかったが、まぁイモが食えたんで良しとしましょ。にしても、この辺はフツーにイモが偏在するイモ文化だなと、こういうところからも再認識させられる。

イモも手伝って、小でも思ったより満足感ある。焼きそば自体にこれという特徴や、この店ならではの個性は感じられなかったが、チョットした小間物や灯油入れに来るついでに、おやつ代わりに買って食べるには丁度いい量・値段・味ということなのだろう。だから、飲食店的な体を保つ必要がなく、家でノンビリ食べるから、イートインは根付いていないのかもしれないなと思った。
にしても、道路脇で食うのはチョット勇気がいる。こういう郊外に来たことある人ならわかると思うが、車文化圏だからそもそも歩いている人がいない。すれ違うのは学校帰りのチャリの高校生くらい。歩いてるだけでも浮いてしまうのに、道端で焼きそば食ってたらかなりの変人だ。落ち着かないし、通報される前に帰るべと、とっとと食って足早にその場を去るのだった。
遠征には厳しい環境だが、その分、地域密着の店で食べられた気がする。うん、フツーに美味しかった。ごちそうさまです。
さて、折角来たんでもう数軒巡りますか。

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夏コミ無事終了ました! お越し頂いた方、ありがとうございました!
新刊の直通販 開始しました【詳細:受付は2016年8/31まで】
実は前回の冬コミで、その時の夏新刊だった『だがしめし』【詳細】の持込数を誤ってしまい、即刻完売になってしまった。なので今回多めに持っくが、1年越しで求めくれる人がどれくらいいるか不安なので、内容の紹介がてら、未UPのものを更新しておきやす。

『だがしめし』は昭和の時代にはまだ残っていた、駄菓子屋の片隅の鉄板で焼いて食べるものを紹介している。一番多いのはもんじゃで、ここでは便宜上駄菓子もんじゃと呼んでいるが、東京の下町や郊外周辺部以外にも、大洗や深谷など北関東の一部で食べられていることが分かった。その追跡レポの他、もんじゃ以外の焼きそばやたこせんといった駄菓子屋メシも取り上げている。
その中で、もんじゃに次いで駄菓子屋メシで多いのがおでん。静岡おでんに見られるように、子供のおやつ的に駄菓子屋で供される例は意外とあった。
というわけで、都内に僅かに残る駄菓子屋おでんが、日暮里にあって、しかも通年食べられるというので、この真夏に公開してみることにした(行ったのは2014年4月。お盆は営業しているか不明)。

日暮里駅の東側は再開発が進んだが、嘗て駄菓子問屋街があったように、そもそも駄菓子屋が多かったエリア。
KUME外観
マンションに囲まれた広めの公園の片隅にポツンと佇む駄菓子屋がそのKUME。
KUME入口
久米商店【食べログ未登録:こういう店なので登録せず】
★★★★★★★★★★ 高橋!
所在地:東京都荒川区東日暮里5-20-5
参照:駄菓子屋(Dagashiya)探訪ブログ

以前は久米商店と名乗っていたようだが、比較的最近になってローマ字表記となったようだ。
軒先にガチャガチャ、入口から山と積まれた駄菓子が見えるが、一際目を引くのがガラス戸に貼られた「おでんあります」の文字。

KUMEおでん掲示
中を伺うと、駄菓子の山に隠れた奥にスペースがあり、屋台などで見かけるステンレスの四角く区切られた鍋が鎮座している。
KUME店内
しかもこのスペース、壁際にはゲーム台が並んでおり、正しく自分が子供時分にみた、駄菓子屋もんじゃの典型的なレイアウト。こんな完璧なガキ天国が都内に現存しているとは。ゲーム台は電源が入っていないが、店のおばちゃんに言えば入れてくれるのだろう。ゲームをしない子は出てって的な貼紙もイイ。KUME下書き
駄菓子屋でおでんなんて現在どれだけ需要があるのかと不思議に思われるかもしれないが、この時既に先客がおり、自分のようなオッサンだったが、その後も主婦がテイクアウトしにくるなど盛況の様子。周辺住民の生活の一部になっているようだ。

さて肝心のおでんだが、自分の中での定番、はんぺん・ちくわぶ・玉子・こんにゃく・ボールと、多少変化球的な餅巾着で構成してみた。
平たい軽い皿に汁が薄っすら敷かれ、竹串2本を箸のようにして頂く。
KUMEおでん
鍋の隣の2〜3人程度の簡易カウンターに腰掛けて頬張る感じが何とも駄菓子チックで堪らない。あっさりめで関東のおでんらしい味。出汁が出てないわけではないので、物足りなさはない。タネもグズグズになり過ぎず軽めに味が滲み、どれもいい塩梅。特に餅巾着の、巾着に味の染みたのを噛むと、ドロっとモチが出てくるのもいい。王道の玉子は、崩れた黄身を汁に浸して最後に一気に啜ると絵も言えぬ快楽がある。

この感じ、やはり子供時分の夏休みに市民プールの前に出ていた屋台おでんを思い出す。真夏とはいえ、プールで身体が冷えるのだろう、いつも子供でいっぱいだった。子供なのでせいぜい2〜3品しか食べないのだが、オッチャンはいつも笑顔で接してくれた。
駄菓子もんじゃだと大抵夏休みの間くらいはカキ氷にチェンジしたりするものだが、他所が夏にやらない分、暑い時に無性に食べたくなるニーズがあるというのだ。近くにプールはなさそうだが、あの夏に食うおでんの感覚が現在も味わえるとは。
いやはや、素晴らしすぎる! おでんも全身に染みた〜、ウマシ!! ごちそうさまでした。

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ブログネタ
お好み焼き・たこ焼き・粉もん に参加中!
拙ミニコミ同人誌15年夏新刊『だがしめし』【詳細】は1年前の『大ぼったら』【詳細】の続編なので興味持って頂けたら一緒にヨロシク!というわけで、駄菓子メシとはナンゾや!?そのルーツ的色合いの強い駄菓子もんじゃを紹介する意味で、『大ぼったら』の中からその代表的未UPネタをば。

荒川区の町屋辺りは嘗て、“ぼった”と呼ばれた駄菓子もんじゃが多くあったエリアだった。だが現在は浜作に代表される居酒屋を兼ねた大人もんじゃが殆ど。唯一、百円もんじゃをメニューに残し続けたのが信八屋だったが、ここも遂にその歴史に幕を下ろした。
しかし同区内に子供もんじゃスタイルを保っている店は僅かながら残っていた。それもあらかわ遊園地の激近というロケーション。あらかわ遊園は区が運営する小さな遊園地で、大型テーマパークにはない地域密着の愛おしき遊具が集まる素敵ローカルスポット。
外観@きくや
今でも時折出かけるのだが、最寄りの都電荒川遊園地前駅からあらかわ遊園へと向かう道すがらにあるのがコチラ。

正面@きくやこどもの家 きくや【食べログ】
★★★★★★★★★★ 文化遺産
所在地:東京都荒川区西尾久6-32-10
公式サイト:
http://www.ceres.dti.ne.jp/~endou/

通り沿いから、もんじゃを焼く鉄板が沢山見えるが、駄菓子は少ないがちゃんとスペースがある。アイスの冷蔵ケースもあり、夏はプール帰りの小学生が立ち寄る姿をよく目にする。この佇まいはいつ見てもグッと来るものがあるなぁ。
店内@きくや
メインの鉄板は4卓。窓が開け放たれていることが多いので、子供のはしゃぐ声を聞きながら、開放的な気分でもんじゃがつつける。
メニュー@きくや
トッピングは通常もんじゃも他に玉子もんじゃやカレーもんじゃというようにメニューになって最初からインされている。個別にも+50円で出来るようだ。
家族連れが多いからか、ビールも用意されており、後から続々やってくる大人軍団も皆ビール注文。見ていると子供同士の客は駄菓子だけ買いに来るケースが多いようだ。
店はオバアチャン数名とオジちゃんでされており、腰を曲げつつエッチラオッチラびーるを運んでくれる。なんだか手伝いたくなるが、これでずっとやって来たので運動がてらいいのだろう。
もんじゃが来るまで駄菓子コーナーを物色。ベビースターがあったので後清算の確認して拝借。
席に着いて待ってる間に辺りを見渡すと、コチラのお店が紹介された新聞の切り抜きが貼られていた。見るともんじゃの起源〜発展的な概要が書かれていた。
新聞切り抜き@きくや
すると暫くして、もんじゃが運ばれてきた。

早速通常のもんじゃ¥350にベビースター¥40(確か)を砕いてイン。
もんじゃ+ベビースター@きくや
ソースが卓上に常備されているので(子供時分食べたぼったらは店オリジナルで調合されたソースが最初から適量インされている)、ソースを回し入れてよく混ぜて焼く。
もんじゃ焼き@きくや
丼に入っているので量はソコソコあるがさっぱりした汁。すぐ水気が飛ぶがせんべい(もんじゃの生地のみを薄く伸ばしせんべい状に丸く焼いたのをパリっと頂く)が作りやすく、ソース多めにして小さいのを幾つも時間差で常時2〜3つ焼いて食べるといい感じに常にバキッといい焦げ目がついたのが食べられる。
もんじゃ焼きUP@きくや
↑これくらいが自分的にはベストな焼き加減。
サイダー@きくやこの焦げたのとサイダー¥120(だったか?)やビール大¥570が合うんだ。外を眺めながらダラダラ食っていると日常をすっかり忘れてしまう。
周りを見てると、月島式か、そこまで行かなくとも丼の中全てブチまけて、せんべいができないウチにひっくり返さずはがしで食べてる人ばかり。子供の頃にぼったを嗜んだ地元民ではないのだろうか。でもそんなんでも暖かく放っておいてくれる店の方はさすがの年の功といったところか。

どんな食べ方にせよ、駄菓子ともんじゃの黄金コンビが遊園地帰りにマッタリ楽しめる文化財級の店であることに変わりはない。あらかわ遊園はここを食べて始めて完結するのだ。
自分がこちらを知ってから15〜20年近くになるだろうか。周りはマンションばっかになったが、ここの風景だけは変わらないように見える。永遠にということは有り得ないが、暫くは来ればこの光景が拝めるままでいてほしい。
やっぱもんじゃの類はこういうロケーションでダラダラ食べなければ。至福のとき。ごちそうさまでした。

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ブログネタ
ご当地やきそば に参加中!
自称ミソラーメンの人は兎も角・・・

(つーか原作だと身体真っ二つにされるんだよね。ラーメンにして食うんかい!?ってほうが残酷だと思うのだが)

反響が大きかったので、忘れないうちに続きをやっときますか。
前回記事:まことや@川越連馨寺〜境内で焼きそばを!
先の文中、間食だったのと他の駄菓子屋系太麺焼きそばの店に寄る時間がなかったと述べたが、それにしても太麺焼きそばの並一杯だけでは腹の足しにもならなかった。もうちょっと食いたいけど、フツーの食事は出来ないとなると、近くのホワイト餃子はながさでホワ餃10ケ(一皿)食いだったら丁度イイ!
んが、中休み中ではないか!
となると、ここでもう一杯太麺焼きそば頂くのが安パイだなと・・・あ、ここってすぐ近くに本店があるんだった!!
というわけで、徒歩1分もかからぬ本店へ移動。

鶴川座@まことや本店境内を出て通りを渡った先に鶴川座という嘗ての芝居小屋が残されている。
現在は映画のセットなどに使われているそうだが【参照ブログ】、見た目は廃墟同然で、佇まいを見ても窓から中を垣間見ても圧巻の一言。コチラはその内まぼろしチャンネルの昭和迷宮物件の方で取り上げるとして、お隣にあるのがまことやの本店なのだが・・・

外観@まことや本店まことや 本店【食べログ】
★★★★☆ 4.3
所在地:埼玉県川越市連雀町8-4

「蔵っち」と大きく書かれた看板が目を引く。というか、誰がどう見てもこの店、蔵っちでしょ。見た目からも察せられるように、蔵っちというのは川越物産名店会とあるように観光向けタウン誌でそのアンテナショップ的な拠点がここにあったらしい【停止中の公式ブログ】。そこに焼きそば屋として入ったようなのだが、軒先で太麺やきそばの持ち帰り販売をしているから、なんとか気づくことが出来るってところか。
入口周りにあったメニューを見ると先の境内店とは違い、様々なヴァリエーションの太麺焼きそばが記されていた。折角なので違う味を食べるとしよう。

入店すると、縦長の店内に4人がけのテーブルが3卓程並ぶという典型的な町の食堂スタイル。
店内@まことや本店
カウンターもあるが余程のことでないと機能しない様子で、こういうところに地域集会所的ノリが残っているように思えた。
というのも、関係者らしき人が客席にいるだけで、もぬけの殻なのだ。入れ違いに帰っていったオッサンに「中で待ってれば来るよ〜」なんて始末。あんま時間ないんだけど今から他に店探しても余計時間食うだけなので取り敢えず様子を見ることに。すると、早足で若めの店の男性がやってきた。「あ、どうも!」だって。さっき境内店で焼きそば焼いてた人じゃん!
新婚さんいらっしゃい!バリに椅子からズリ落ちそうになったが、あれ、境内の方はもうお終いか。とにかく、「また同じ人間が焼くけどいいのかな?」なんて言われても他の選択肢はないし構わないので、お願いすることに。
メニュー@まことや本店メニューを見ると境内で食べたのはソース味ということのようで、他にミートソースやナポリタン風、マヨそぼろなんてものまである。ちょっと変化球を試したいところだが、ミートソースを切らしているとのことなので、単純に比較できそうな塩にしてみた。
細長い厨房は見た目より広そうだが、使うのはコンロに乗った小さめのフライパンだけで、だから屋台のような手狭なところでも成り立つのだろう。塩は写真で見たところ具が多めのようなので、作業工程がソースより少しかかる様子。

で、やって来ました太麺やきそば・塩 並1玉¥400!
太麺やきそば塩並@まことや本店
おおっ、これは焼きそばというより焼きうどんといった様相。キャベツと豚肉が多く、それなりの大きさなので食べ手がある。
塩UP@まことや本店
まずうどんをズズッと行かせてもらうと、ソースより若干ヤワいというかヌルッとした印象を受けた。恐らく野菜の水分や豚肉の油分で、焼くというより茹でたような食感になっているためと思われる。それでもコチラのうどんの持つモチモチ感は失われておらず、グイグイ食べさせてくれる。
野菜の汁や油が乳化するとかっていうほど液状にはなってないながらも、味的にはどこかスープパスタのような感じで、これはこれで美味しいけど、焼きそばという感じはしなかった。

好みとしては完全にノーマルのソース味がドツボながら塩を食べたことで、単体で別売りをされるほどオリジナルソースが如何に破壊力あるか、そして麺に力があるかを思い知らされた。
また来たら有無をいわさずソースの特大を食べるだろうが、ミートソース他にも浮気したくなる魅力を覚える。なんにしても、並だと間食でも2杯じゃ全然足りなかった!
というわけで、改めて太麺やきそば恐るべし! ウマイっす。ごちそうさまでした〜

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