カテゴリ:ラーメン全般 > ラーメン(汁あり)

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ここでの告知が遅くなりましたが、
●ぴあムック『餃子・炒飯・麻婆豆腐のうまい店』 ¥950 【Amazon】
という2019.7/18(木)発売のムック本の「達人が選ぶ愛しの名店5」特集で、チャーハンのお店を5軒紹介させて頂きやした。
そのぴあMOOKの中で、当ブログ未UPのお店を公開しておきたい。ここは『五街道縦断半チャン食いズ』で取り上げた店でもあり、あと少し在庫あるので、夏コミ持っていくので、バックナンバーも宜しく〜

西武池袋線、練馬駅と中村橋駅の中ほど、目白通りと千川通りが分岐する三角地帯がある。
目白通り
そこに、まだ新しそうな中華の文字を発見した。

外観
中華料理 好楽【食べログ】 ★★★★ 4.5 
所在地:東京都練馬区中村北1-11-16

この手の店は、古くからの中華屋が建て替えで入ったパターンと新たなテナントで本格中華が入ったパターンに大分される…と個人的な経験則で思い込んでいる。でも間口が狭く扉一枚のみと、どこかスナックの居抜き感もあって、判断しかねる佇まい。
メニュー
しかしよく見ると、店横の擦りガラスにメニューが掲げられており、牛すじ麺とか本格系の中華屋にありそうなラーメンの上に兎に角乗っけました系のメニューがあるにはあるが、枠で囲まれた「麺類全て半チャハン+300円」の「チャハン」をみて確信した。メニューちゃんと表記してないけど面倒だから直さないイズムは正しく町中華だと。

エイッと入って度肝抜かれた。そこは想像以上に完全な町中華だった。
店内
小さな隙間以外ほぼ厨房とは仕切られたカウンターが数席と、テーブルにはソファー席もあり、さらに小上がりまで用意されている。その小上がりには火鉢まであり、頂いた土産物か民芸品のようなものが飾られ、入ってくる客殆どに客が挨拶するというほぼ年配の常連で埋め尽くされた感じも、大衆食堂化した正しい町中華だ。それでいて、飲みシフトに完全移行せず、麺類を充実させるという中華屋としての維持も感じられる。
お冷を持ってきてくれた店のオバサンの物腰の柔らかさは馴れ合いにならない接客然として一見にも優しい。これは相当デキるぞと、半チャーハンに合わせるのはどれにするか、ネギラーメンとかよさそうだなと思いつつ、ふと壁の貼紙で目についた、はんつ遠藤氏による無化調ラーメン本の掲載店の告知に引きづられるように、ノーマルラーメン¥500で勝負に出ることに。

オヤジさんによる厨房から漏れ聞こえる軽快な調理音の後、ラーメン半チャーハン¥800の登場。
半チャンラーメン
おおっ、これは見た目に美しいラーメン。透明度があるようでも、よく見ると出しをシッカリ取っているのだろう適度な濁りも湛え、そこに浮かぶほうれん草やフチの赤いチャーシューが見事な彩りを添えている。こりゃどこぞでシッカリ中華の修練を積まれたと見た。
で、スープからズズッといかせてもらうと、ジンワリと優しい動物系のまろやかな旨みが口中に広がる。昨今の専門店のラーメンのような、そんなにガツンとダシ感が前に出てはこないので、どんな素性のスープか知らないが、穏やかに、しかし確実に出汁を取ったまろやかさで口中が一杯になる。
麺も実に細いストレートめのもので、しっかり茹でられているが、グチャグチャにならず、スープと馴染んだところを頬張ると、どこかほのかに甘さが感じられる。
半チャーハン
チャーハンは炊きたてに近いだろう米の水気がしっかり閉じ込められた、正に王道のしっとり加減。火はそんなに強く入っておらず、色味的に白いが、全体に油が万遍なく回っており、スルスルと食べられる。
ただ、ラーメンの方を麺が伸びないうちに先に食べてしまうと、時間がたったチャーハンはやや油がダレて底に溜まってしまい、食感がピラフっぽくなるがご愛嬌。これはこれで十分に美味しい。
味付けは控えめな中、一際特徴的なのが、初めから掛けられているブラックペッパー。最初に掛けられているとそもそもの味がわからなくなるので基本好きではないが、ここのは沢山掛かってるように見えて実は相当粗挽きなので、掛かってない部分の味が十分堪能できる。それで掛かってる部分だけを掬うとピリッとした味変が楽しめる。これならチャーハン食べた後でもラーメンの味を邪魔しない。

チャーハンは量がそんな多くないし、ラーメンも凭れる要素がないので、あっという間に完食。ヘビーに満腹になりたい時には向かないが、じんわりとシッカリした味を堪能したい時には最高のセットだろう。いやはや、エラいところにドエライ味が隠れているもんだ。この後、件の本を確認。ラーメンはほぼ無化調とのようだが、やはり横浜の四川料理店出身とのこと。掲載は伊達じゃなかった。今度は麻婆でいってみようかな。
しみじみウマシ〜 ごちそうさまです!

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メシ通での連載「ラーメン系譜学」の新記事が公開されました。
20181105031636「喜多方ラーメン 坂内」が全国区になった陰には、30年間貫き通した“麺の哲学”があった
今回は喜多方らーめんブームを牽引した「坂内」です。懐かしく思う向きもあると思いますが、今なお展開し海外にも広がりを見せています。喜多方の坂内食堂をルーツに持って如何にFCが広まったか?小法師との関係は?豚骨全盛の海外でウケるのか??坂内30年の歴史に迫っています。

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メシ通で新記事がUPされた。

空腹を襲う圧倒的ボリューム&ほどよい辛さ!川崎で独自進化した「ニュータンタンメン」が全国に向け進撃中

川崎を中心に展開する独自のニュータンタンメンなる食べ物を追って、本店にインタビューしてきた。
というわけで、メシ通には書ききれなかった、それぞれの店舗の雑感を述べる企画第二弾はいよいよ本店へ!

前回記事:しょの1・五反田店

五反田でタンタンメンに関しては少々モヤッとした状態で京町本店に伺ったのだが、これがいい意味で裏切られた。

京急の八丁畷駅から歩くと、京町商店街という昭和丸出しのイカす商店街が現れる。
京町商店街
このハズレのバス通り沿いに店はあって、ローカルファミレスチェーンのような佇まいに、思わず笑みが溢れる。
外観
正面
元祖ニュータンタンメン本舗 京町店
★★★★☆ 4.7
所在地:神奈川県川崎市川崎区京町1-18-7

創業55年ほどになるというので、リニューアルしているのだろうが、やっぱこの手の店はこうでないと。
入るとそこはまんまファミレス。
常時混雑して待ちが出るほどだが、たまたま昼ピークを過ぎたアイドルタイムだったのでテーブル席に通された。
店内
ソファーに腰掛けると、目の前に蓋をされているが焼肉用の焼き台があるのに気づいた。ニュータンタンメンでは5店舗ほどで焼肉が焼け、この店のルーツを感じさせる。
ランチ&麺メニュー
京町メニュー
焼肉屋でもあるだけあって、クッパやアイスクリームとかもある。
セットメニュー
焼肉メニュー
焼肉メニューはこんな感じ。厨房でレバを捌いてるところを見せてもらったが、鮮度よく、是非いつか複数人で焼肉利用したい。

副店長オススメということで、ここでもタンタンメンの中辛¥780と名物の味噌餃子¥400を頂く。
タンタンメン中辛+味噌餃子
見た目は五反田と一緒。
ニュータンUP
しかしスープを飲んでみて印象は一転した。
まず、ニンニクがよく効いてる。こりゃこの後に用事があったら食えないなと思ったが、なるほど、五反田という場所柄、昼とは特にあんまりニンニクは効かせてないのかもしれない。
タンタンメンUP
そしてスープ自体は同じくまろやかなのだが、旨みに厚みがあるというか、まったりとしたマイルド感を強く感じる。溶き卵と唐辛子の辛みのバランスで食べさせるのは変わらないが、それをスープの旨みがより引き立てる役目をしている。さらにニンニクのパンチでガッツリ度と満足感をUPさせている。
自然と麺の絡みもよく感じられるのだが、気のせいか、麺の量が多いような。
味噌餃子
で、味噌餃子だが、酸味の効いた特製味噌ダレが水餃子にかかった代物。皮の厚いプリプリの食感で、中の餡は肉も野菜も多くミチミチに入ってる印象。
味噌餃子UP
大きめながらそんなビッグサイズでもなく、味噌ダレが随分と食べやすくしてくれて、あっという間に餃子だけ先に一気に食べきってしまった。

量が多く感じるタンタンメンを完食したら、もうお腹いっぱい。
合計で1200円弱と、それだけ見たら決して安い食事ではないが、このボリュームと味と内容量考えたらとてもお得感が強い。
これは確かに大人数で来て、サイドメニューや焼肉をシェアしながらワイワイガツガツ食べるのに向いてるだろう。そうしたスタイルを含め、ニュータンタンメンが地元に愛されている理由がわかった気がした。
これで十二分にタンタンメンならではの味わいがわかったところで、次は是非駅から通り郊外ロードサイド店の実情を見てみるとしよう【続きはコチラ】
というわけで、これはうまいうまい! ごっそうさんした〜

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メシ通で新記事がUPされた。

空腹を襲う圧倒的ボリューム&ほどよい辛さ!川崎で独自進化した「ニュータンタンメン」が全国に向け進撃中

川崎を中心に展開する独自のニュータンタンメンなる食べ物を追って、本店にインタビューしてきた。
というわけで、メシ通には書ききれなかった、それぞれの店舗の雑感を述べたい。

ニュータンタン初体験となったのが五反田店。
五反田は実は23区内の中でもかなり苦手なエリアで、乗り換えなどに素通りするものの、あまり自分的に引っかかる町の要素やお店がない。某味庵があるのも要因かもしれない。
とはいっても、町中華の平和軒【過去記事】など思い出深い店もあるし、今住んでるところからアクセスは決してしにくい場所ではない。所用で五反田に出た際に、これはチャンスと寄ってみることに。

ホテル街の方に向かうと、「五反田有楽街」というネオンアーチが掲げられた一角が。
五反田有楽街
昔でいうポン引きっぽい黒服がウロウロしているが、真っ昼間だし無視して先を急ぐと、雑居ビルの1FにFC系とか商社がやってそうなラーメン店・居酒屋なんかが散見できる。
外観
その一角に、夜になったら派手そうなニュータンタンの看板を発見!
入口
元祖ニュータンタンメン本舗 五反田店
★★★☆ 3.5
所在地:東京都品川区東五反田1-18-14

系列でも一番最近できた店舗のようで、真新しさが感じられる。
店内は縦に長いラーメン屋らしい作りながら、カウンターは壁に向かうタイプで、いわゆる厨房を囲むようなスタイルではない。奥に厨房があり、仕切られている。こういう作りってやっぱ個人店って感じはしなくなるよね。
壁にはメニューの他「ニュータンタンメンとは?」的なポスターが貼られ、卓上にもメニューが。
メニュー
サイドメニューは味噌餃子と焼肉丼に絞られていて、それのタンタンメンとの組み合わせで構成されている。店の規模を考えて定番に絞ったというところだろうか。
ちなみに、等々力のサッカー場と京町本店限定のまぜタンがあるのは、こちらの店長が京町本店にいた方だからだそう。

初めてということで、タンタンメンの中辛とミニ焼丼のセット¥1050と行きますか。
焼丼セット
おおっ、溶き卵と唐辛子のコントラストが見た目に実にインパクトあって、食欲をそそられる。焼丼もミニというには十分な量。
先に付け合せのメンマをいただくと、コリコリとして想像してたより変な味はついておらず、箸休めにいい感じそう。
さて、タンタンメンをいただくとしますか。
タンタンメン中辛UP
まずレンゲがバカでかいので、慣れないと扱うのに苦労するが、スープに溶き卵がしっかり入った状態で救えるのがいい。見た目の真っ赤な感じとは違って、実際はそんなに辛さは感じない。
スープUP
スープの旨みもそう強くないというかほぼ主張がなく、まろやかさを与えているという程度。溶き卵の甘みと唐辛子のちょっとしたピリ感のバランスで食わせる感じか。ニンニクはあまり感じられなかったが、うんうん、これはこういう食べ物なのか、という印象。
タンタンメン中辛麺UP
麺は中太で丸っこい断面。しっかり茹でられていて、凝った印象はないが、このスープや具と馴染みすぎないバランスなんだろうな。

焼丼はというと、玉ネギとともにニンジンが多く入っていて、少し甘じょっぱいタレと豚肉がピリ辛に炒められていて、キンピラっぽい仕上がり。
焼丼
肉を上に引き上げて食べてみると、タンタンメンよりコッチのほうがピリ辛なくらい。だからか、これはご飯に合う!
焼肉丼UP
ご飯は少なめだが、少し白飯を余らせて、タンタンメンのスープと具を乗せてみた。
焼肉丼のせ
ニュータンタンメンは白飯に合うというが、なるほど、さっき焼丼のタレと合うといったが、やっぱピリ辛な感じが合う要因なのだろう。白米前提だったら、大辛かメチャ辛くらいの辛さがあったほうがよさそう。

全体的に正直、焼丼の良さが際立って、タンタンメン自体の印象はぼんやりしたものしか残らなかった。まぁこういう食べ物なんだろうなと。
ともあれ、美味しゅうございました〜。
というわけで、次回は京町本店のレポをば【続きはコチラ】

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メシ通の連載で新記事が公開されました。
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日本人に味噌ラーメンを浸透させた昭和の巨大チェーン「どさん子」が、完全リブランドして劇的な復活を遂げていた

…昭和後期に爆発的に街中に溢れた味噌ラーメンチェーン。その元祖的存在どさん子は、町の食堂的に現存する傍ら、新たな現代的味噌ラーメンとして復活を遂げていた。経緯と詳細を創業者の二代目に聞いてきやした。

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