個体差で10歳あるとは

1:名無しさん+:2013/05/04 ID:xxxxxxxxx
妊娠可能年齢の話

http://www.amazon.co.jp/dp/4166609068/?tag=aajg-235-22&linkCode=as1&creative=6339/

「卵子老化の真実」を読んだ。

http://allabout.co.jp/gm/gc/413624/

こちらはその著者が書いた記事。
で、どうなのかなあと思う部分も別途に調べて、まあだいたいこんなところかというまとめ。


・閉経年齢は平均50歳前後だが、かなり個人差があって、40代に入ってすぐ閉経する人もけっこういれば、60歳近くまで閉経しない人もいる。

・おおざっぱに言って、閉経年齢が高い人は妊娠力が高く、早く閉経する人は妊娠力が低い。

・閉経年齢が平均50歳というのは単純平均であって中央値ではなく、中央値と言えるほどの山もなく、かなりばらついている。閉経年齢が早い人が淘汰されていないのは高齢出産が全体比では稀だったから。

・初産かそうでないかでは全然違う。仮に自然妊娠限界年齢が35歳だとすると初産の場合はおおむね2年前倒しになる。



元記事:http://anond.hatelabo.jp/20130504200740



・閉経年齢の10年前がだいたい不妊治療を行っても、妊娠が難しくなる年齢的な限界。

・だから45歳で閉経する人の場合、35歳以降は自然妊娠はまず難しいし、不妊治療の効果も小さい。

・初産の場合はそれがさらに二年前倒しになる。

・45歳あたりで閉経する人はけっこういるので、初産の場合は、30歳から33歳くらいまでが不妊治療をしてもラストチャンス。この人の場合、自然妊娠で初産をするなら20代のうちまで。

・ただ平均的な50歳で閉経する人の場合は45歳で閉経する人と比べれば5年、猶予がある。この5年の差は大きい。ただし、47歳を過ぎると妊娠力の問題ではなく卵子の老化の問題で妊娠が困難になる。

・40歳過ぎて、場合によっては40代半ばで自然妊娠しましたなんていうレアケースは極端に閉経が遅い人の場合(たいていは初産ではない)。

・妊娠力が低い人と高い人のポテンシャルでは年数では約10年の差があるので、周りを見ていて、37歳で楽々、妊娠出産したわなんていう人を見て安心していると、閉経が早い人の場合は取り返しがつかなくなる。

・何歳で妊娠は難しい、とか一般化して考えるのではなく、10年の差の個人差があるんだと踏まえるべき。近親者(母親、父母の祖父母、叔母など)の閉経年齢を聞いておき、だいたいのあたりをつけておくべき。




2:名無しさん+:2013/05/04 ID:xxxxxxxxx
遺伝要因と環境要因はどの程度だろう。10年の個人差って大きいよね。
血液検査とかで分かれば人生計画立てられるだろうに。
個体差の大きさと人により30代前半に初産の限界が来る事は義務教育から教えてもいい。



3:名無しさん+:2013/05/04 ID:xxxxxxxxx
40歳で生まれた一人っ子は30歳で母親70歳か、介護で一生潰れそう。



4:名無しさん+:2013/05/04 ID:xxxxxxxxx
産んだ後、体力がどんどんついてく子ども相手にすること考えると、
「30前半で産みおわるようにする」
ってのは結構正しいアドバイスのような気がする。



5:名無しさん+:2013/05/04 ID:xxxxxxxxx
「知った上で」どうするか決めるっていうのが大切なのよね…しんどいけどね



6:名無しさん+:2013/05/04 ID:xxxxxxxxx
精子の方も劣化してくのも周知したほうが良いと思う。



7:名無しさん+:2013/05/04 ID:xxxxxxxxx
30歳あたりで自分が不妊治療が必要かどうかを考える人のほうが少ない気がする。
保健の授業で教えられて当然のような話なのに。



8:名無しさん+:2013/05/04 ID:xxxxxxxxx
知らなかった!ってなるよりはいいけど、
今の時代「じゃあ何才までに産まないと」じゃなくて
「じゃあ無理だ、諦めよう」になると思うんだよね…



9:名無しさん+:2013/05/04 ID:xxxxxxxxx
こないだ友達も『子供っていつまででもできるわけじゃない』みたいな話してたなあ。
結婚も子供願望もないけど、現実的な年齢見るとドキッとする。



10:名無しさん+:2013/05/04 ID:xxxxxxxxx
しかしそれ足し引きしても実際、現代の先進国社会において30歳以降に出産する方がQOL的に高くなるケースが結構多いのでないかって感覚はある。
人生の早いうちに、自身の授産能力が分かれば良いのだけどなぁ。



11:名無しさん+:2013/05/04 ID:xxxxxxxxx
医学系の実用書には眉唾ものも多いけど、これは統計的に紛れもない事実。
晩婚化が進み不妊治療が一般的になった今、こういう事実を「国民の常識」にすることは喫緊の課題だと思います。



12:名無しさん+:2013/05/04 ID:xxxxxxxxx
この本の内容を1時間位の動画にまとめて、国保や社保への加入の時にでも見せたらいいんじゃないかね。
男も女も前提が崩れるなら人生設計もクソも無いし。そもそも俺ら避妊しか教わってないし。



13:名無しさん+:2013/05/04 ID:xxxxxxxxx
こんなこと書いたらあれかなと思うんだけど、中絶すると妊娠しにくくなる可能性も入れておいてほしいです。



14:名無しさん+:2013/05/04 ID:xxxxxxxxx
人生設計はちゃんとしよう。子育てのこともあるし、子供による介護のこともある。
30歳で生まれた子供は収入が減る50歳ぐらいで最もお金がかかる大学生、40歳で生まれると定年の頃の大学生。



15:名無しさん+:2013/05/04 ID:xxxxxxxxx
良いまとめ。ただ、ここら辺の話を安全側に倒して、総合して考えると
「日本の少子化対策はすでに手遅れ」という結論にしかならんので、
医学的なきちんとした調査が必要な時期。



16:名無しさん+:2013/05/04 ID:xxxxxxxxx
若くして出産したら白い目で見られ、遅く産もうとしたら不妊問題が。
育児休暇をとれば会社から迷惑だと言われ、ベビーカーで電車にのることすらままならない。
保育所にいれるのも一苦労。で、誰が産む気になるの?



17:名無しさん+:2013/05/04 ID:xxxxxxxxx
10年もバラつきあるのかぁ。遺伝子検査でそういうのが分かる時代がその内来るんだろうけど、
現実の就職氷河期世代の少子化問題にはだいぶ手遅れか



18:名無しさん+:2013/05/04 ID:xxxxxxxxx
こういう話聞くと腹部がザワザワする…タマヒュン(失礼)的なあれかなと思うんだけど



19:名無しさん+:2013/05/04 ID:xxxxxxxxx
そうなんだ閉経年齢から考えなくちゃいけないんだ、知らなかった…。
けっこう私の周囲では「初産40まで余裕っしょ」と思ってる子がいる気がする。
キャリアも大事だけどこっちの方が年齢制限あるからな…



20:名無しさん+:2013/05/04 ID:xxxxxxxxx
不妊治療の入門的知識を書いてみる

触発されたので、簡単にまとめてみる。意外とよく知らない人が多いみたいだし。
不妊治療と言うと、試験管ベビーみたいな印象が強いかもしれないけど、ピンからキリまでいろいろある。
以下、分かりやすさを重視して書くので、正確な表現になってない部分があるのは容赦してくれ。


・タイミング療法

いちばん「キリ」なのがこれ。
卵子は排卵してから24時間しか生きていないので、排卵して24時間以上経ってから何回行為をしても、その月に妊娠するのは不可能。
一方精子のほうは3~4日くらい生きてるので、排卵日の前日とか前々日くらいに行為をするのが理想だ。
排卵日は、「生理開始日から2週間後くらい」とか「毎朝体温を測って、低温期から高温期に移り変わるあたり」とかで一応素人でも予測可能だけど、人によっては生理不純だったり、体温がバラバラだったりして分かりにくいことがある。
そこで、超音波とか尿検査とかで正しい排卵日を予想してもらい、いつ行為をすればいいのか教えてもらうのがタイミング療法。
費用は月5000円くらい。


・人工受精

これは、膣に出された精子が、子宮の中に入って行けないときに使う。
原因は、精子の数がやや少ないとか元気がないとかでなることもある。
また、健康な子宮は、精子が中に入って来るのを助けるための粘液を出しているんだが、その粘液の量が少なかったり、精子と相性が悪かったりする場合もある。
名前は大仰だが、やってることは大したことない。自家発電で出した精子を、ゴミとか不純物を取り除いたあと、スポイトみたいな道具で子宮の中にピュッと入れるだけ。
費用は1回2万円程度。


・体外受精

これは、主に卵子のほうが子宮に入れない場合の治療だ。(精子の数が極端に少ない場合も使う)
卵子は卵巣で育って、その後卵管を通って子宮に来るわけだが、その卵管が詰まってるとか、卵管と卵巣の接続がうまくいってないとかで、卵子が子宮に入れなければ、いくら精子が頑張って子宮までたどり着いても受精不可能になる。
そこで、注射器みたいなのを卵巣に刺して卵子を吸い出して、シャーレで精子と受精させてから子宮に戻すことになる。
費用は1回30~40万円くらい。
ただし、一度に複数(多い人なら10個以上)の卵子を取り出し、受精させて冷凍保存しておくことが出来る。
その場合、2回目以降は、保存してある受精卵を解凍して子宮に入れるだけなので10万円程度で済む。


・顕微授精

普通は卵子に精子をふりかければ自然に受精するんだが、精子に問題があって、それが出来ない場合がある。
そういう時、卵子にミクロな注射器を刺して、精子を注入することで授精させることが出来る。
この場合は、女性側に問題がなくても必然的に体外受精になる。
費用は1回40〜50万くらい。
複数の受精卵を一度に作って保存すれば、2回目からは10万円程度で済むのは体外受精と同じ。


・その他

ホルモンバランスが悪いと、卵子がうまく育たなかったり、せっかく受精してもその後すぐ流産してしまったり、ってことがある。
これを防ぐために、ホルモンの薬を飲んだり注射したりする。
こうしたホルモンの治療は、上のどれかの治療を併用して行うのが普通だ。


・で、卵子の老化とどう関係あるの?

卵子の老化はほぼ年齢と比例するが、全ての卵子が一様に老化していくわけではない。
老化が進んで駄目になってしまった卵子と、まだそこまで老化してなくて受精可能な卵子がある。
20歳だったら10個中9個が使える卵子だが、40歳になると10個中1個しか使える卵子がなかったりするわけだ。
10個中1個でも使える卵子があるのだから、数打てば当たる作戦を使えば妊娠は不可能ではない。
要するに10か月連続で、いいタイミングで行為をすれば、1回は妊娠できる……計算になるのだが、問題は、その10か月という時間である。
もともと「ギリギリ受精可能」くらいだった卵子が、その10か月の間に更に老化が進んで、受精不可能になってしまうことがある。
高齢の場合は、とにかく治療に時間をかけている余裕がないのだ。タイミング療法や人工授精をしていたら、あっという間に時間が過ぎ、使える卵子がなくなってしまう。
そこで体外受精である。
1度に10個の卵子を取り出してしまう。そして、そのうちうまく受精できた1個を子宮に戻せば、うまくいけばそのまま育って妊娠できる(もちろん、ダウン症などの確率は若い妊婦よりも高くなるが)。
これが、卵子の老化に対して体外受精を行う理屈である。


・まとめのようなもの

もしあなたが若ければ、気軽に不妊クリニックを受診してみよう。
数千円の治療を2、3か月受けただけで妊娠できる可能性が高い。
もしあなたが高齢であるなら、1分1秒でも早く体外受精しよう。
その場合、うまく妊娠出来てもダウン症などの確率が普通より高いので、出生前検査をおすすめする。
高齢かつ、体外受精や出生前検査のお金がない場合、また、超高齢(42〜44歳ぐらいで、使える卵子はほぼ枯渇する。どんなに数を打ってもゼロはゼロである)の場合は、潔く諦めて、夫婦2人で過ごす老後の在り方を考えよう。




21:名無しさん+:2013/05/04 ID:xxxxxxxxx
こういう知識は男女とも持っておかないといけないよね。義務教育の保健体育でならうべきだ


卵子老化の真実 (文春新書)

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