WS000037

1:名無しさん+:2018/02/03 ID:xxxxxxxxx
お付き合いをしている人がいる。
相手は5つ年上の男性。ちなみに私の性別は女だ。
私はおそらく世間一般で言うオタクというやつで、創作物、創造物の類が好きだ。
ゲーム、アニメ、映画、演劇、絵画、模型、音楽。私にいろいろな感情を教えてくれたそれらのなかでも、ことさらに本が好きだと思う。
飽きっぽく節操の無い性格のためか、活字なら小説から詩集新書専門書、漫画なら少年少女青年成年、雑誌に写真集、攻略本に設定集、映画や舞台のパンフレット等、およそ統一性の無い本たちが、広くはないワンルームの隅に鎮座している。縦に横に雑多に、しかし私のなかでは理路整然と。
最近遊びに来た友人に、積みすぎると床が抜けると脅された。賃貸でそれはまずかろうと、恐る恐る電子書籍に手を伸ばしている最中だ。

さて、冒頭に出てきた彼の話だが、おそらく少なくとも、漫画やアニメのオタクではない。ハリウッド版攻殻機動隊を視聴するにあたって概要を説明した折、第一声が「それはガンダムとは違うの?」だった男だ。
興味の無い人間にとって、電脳化・義体化とモビルスーツによる宇宙戦争は同じに思えてしまうらしい。お前話聞いてなかっただろ。
「ガンダムとはちょっと違うかなー」「あれ、前見たガンダムと同じ監督って言ってなかった?」「ガンダムと同じ監督?何見たっけ?」「見たじゃんあのアニメの、警察のやつ」
それはイングラムだ。ガンダムじゃない。



元記事:
https://anond.hatelabo.jp/20180203125454
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20180203125454




ある日のこと、きっと遊馬とカイの区別もつかないであろう彼奴から突然「3月のライオンって知ってる?」とラインが来た。

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『3月のライオン』(さんがつのライオン)は、羽海野チカによる日本の漫画作品。将棋を題材としており、棋士の先崎学が監修を務める。(Wikipediaより)
ーーーーーーー

知っている。
漫画は単行本を既巻全巻持っている。アニメも見た。実写映画も見た。
好きな物語だ。
正直すごく嬉しかった。自分の好きなものに興味を持ってもらえると一気に親近感が沸くオタクの生態よろしく、結構、いやかなりテンションがあがってしまった。チョロいもんである。
とはいえ相手は小泉花陽ちゃんと三村かな子ちゃんの区別もつかない甲斐性なし野郎だ。ここは慎重にフラットに対応すべしと自分に言い聞かせつつ話を聞いてみると、どうやら彼の友人がアニメを見てハマったらしく、自分も気になった、ということらしい。
漫画を所有していることを伝えると、貸してほしいとの返信。もちろん了承の旨を伝え、既巻13冊をすべて手渡した。重くなるが、スピンオフの灼熱の時代も紙袋に詰めた。

3ヶ月ほど経った頃だったか、デートをした日、そういえば漫画全部読んだよ、と彼が言った。晩ごはんを食べようと入った居酒屋でメニューを見ていたときだった。
もちろん私はすぐさま感想を聞いた。そうなんだ、どうだった?と、期待を込めて聞いた。
「うーん、まあ現実にはあんなのあり得ないよね」
彼は笑ってそう言った。

びっくりした。ショックだった。
面白くなかったのだろうか。そう聞けば、面白かったという。続きも読みたいという。実写映画も漫画も見てみたいという。
けれど、一番に口をついて出た感想が「現実にはあり得ない」だった。
そこで初めて思い知った。
世の中には、現実というフィルターを通して物語を読んでいる人が、あるいはそう読むことしかできない人がいる。少なからず今、目の前にいるのだと。

私自身は、幼い頃から随分本に触れてきたと思う。特にフィクションの物語を好んで読んできた。読むたび私は空想にふけてきた。
こんな魔法が使えたら、こんなドキドキするような恋愛が出来たら、こんな力を持って世界を救うヒーローになれたら。
それらは、現実との比較であって混同ではない。
そりゃそうだ。私は本を読むとき、その物語という未知の世界の扉を開けて、体ひとつで飛び込んでいるようなものだ。
本を読んでいるとき、現実は扉の向こう側にある。現実は戻ってくる場所なのだ。
みんなそうなのだと思っていた。それが当たり前なのだと思っていた。
でも、そうではなかった。

私は何にショックを受けたのだろう
彼に自分が好きな世界を否定されたように感じたからか。自分の好きな物語にケチをつけられたように感じたからか。あるいは、単に同調してもらえないことに傷ついたのか。
おそらく全部あてはまる。けれど核心ではない気がする。
いまだによく整理できていないが、私はあのとき直感的に、嫌だと感じたのだと思う。
きっとこの人と私では、心の奥底のほうで、物語を共有することができないと、そう感じたのだと思う。
立ち位置が違う。視点が違う。同じものを見ているはずなのに、見えているものが違っている。
考えれば考えるほど当然だ。彼と私は他人で、好みも違えば趣味も違う。育ってきた環境も、考え方も違うだろうし、感じ方も違うだろう。
けれど私は、「物語」に関しては、その差異が許せなかった。直感的に、嫌だと感じるほどに。

これがいわゆる価値観の違いってやつなのか、とも思った。
これを理由に離れてしまうペアは多いと聞く。価値観が違うのは当然だと以前は不思議に思っていたのだが、今はなんとなくその気持ちがわかるような気がする。
自分のなかの大切な、染み付いてしまってどうしようもない根っこの部分を、きっとこのひとには理解してもらえない。それがわかってしまった。
ただそれだけなのに、その瞬間、彼が異質なものに思えてしまった。
ガンダムと攻殻機動隊が同じに見えるらしい彼と私は、何かが決定的に違っている。

以来私の心は、彼の前では、私の大切なものをそっと奥に、彼の手が絶対に届かないところにしまいこむことにしたらしい。
一緒に映画を見たいと思わなくなった。見ても感想を言いたいと思わなくなった。本を貸したいと思わなくなった。本屋には着いてこないでほしいとすら思うようになった。
文字にするとただのメンヘラじゃねーかとも思う。
けれどそう感じてしまったので、しょうがないかとも思う。
理性のコントロールが効かない部分の、なんとまあ厄介なことか。辟易する。




2:名無しさん+:2018/02/03 ID:xxxxxxxxx
オタクでもご都合主義が過ぎる的な意味合いで「現実にはあり得ない」っていうことはあると思うけど。
あと趣味は押し付けないほうがいい、昔ガンダム好きって女の子にSEED熱弁されてなんか腹立った



3:名無しさん+:2018/02/03 ID:xxxxxxxxx
男性だと案外いるタイプ。可処分時間をスポーツや人付き合いに全振りして来たタイプ。
こっちはこっちで結構ストイックな心根を持っていたりもする。



4:名無しさん+:2018/02/03 ID:xxxxxxxxx
ワイドナショーで同じような場面があった
シンゴジラの話題で一同が熱くなる中、
前園が「観ないですよ、だってあり得ないから」
とかバカ真面目な顔で言って変な空気になってた
もう既出だがスポーツマンに多いね
俺もこの手の発言に出くわすと
あ、これはあまりにも価値観が違いすぎて
友人やパートナーとしては無理、と線引きしてしまう



5:名無しさん+:2018/02/03 ID:xxxxxxxxx
そんな彼氏にボトムズのことを訊いたら「アストラギウス銀河を二分するギルガメスとバララントの陣営は互いに軍を形成し、 もはや開戦の理由など誰もわからなくなった銀河規模の戦争を100年間継続していた…」となる



6:名無しさん+:2018/02/03 ID:xxxxxxxxx
価値観がドンピシャで一致してるような夫婦は俺の周りには少なくて、逆に「お前ら、そこが噛み合ってなくてよく結婚したな!」と思うようなカップルは周りにいくらでもいるので、実際たいした問題じゃないのかもしれない。



7:名無しさん+:2018/02/03 ID:xxxxxxxxx
この話って「パートナーとの価値観の違いはどこまで許容できるか」って話だよね。
この際マンガとか小説とかは何を代入してもよくて、話の根幹はここでしょ。↓↓

“自分のなかの大切な、染み付いてしまってどうしようもない根っこの部分を、きっとこのひとには理解してもらえない。それがわかってしまった。”

これを共有できないパートナーとこの先一緒にいてもいいのかという迷いでしょ。
それはたとえば宗教かもしれないし、たとえば政治信条かもしれない。人によって「譲れないもの」「ここが違う人とはさすがにちょっと」なものって何かしらあると思う。この増田の場合はそれが「物語の捉え方・楽しみ方」だっただけであって。
もしこれが「私キリスト教徒なんですけど、彼氏がイスラム教徒でした!」という話だったら、「苦労はあるかもしれないけど、ほかにいいところがあって好きなんだったら乗り越えなよ、そうじゃないなら別れなよ」って話であって、そこでイスラム教徒をdisりに行く文脈は本質からはずれるし正しくない。



8:名無しさん+:2018/02/03 ID:xxxxxxxxx
いや、どうかな。彼がフィクション慣れしてないだけかもよ。
漫画のちょっとした定型表現がおかしくて笑ってしまい話に入り込めないっていう友人がいたんだけど、それって「価値観の違い」ではないと思うんだよね。



9:名無しさん+:2018/02/03 ID:xxxxxxxxx
そんだけフィクションに対する感受性とモノの考え方違いそうなのにまだ別れてないんだから、その人の何が魅力なのかを考えてそっちをクローズアップした方がよさそうやね



10:名無しさん+:2018/02/03 ID:xxxxxxxxx
ものすごく上手な「実はこれ、絵なんです」ってやつを「じゃあ写真で良くね?なんでわざわざ描くの?」って言う人がいるのと一緒に感じる。
私は悲しいと思うけど、感性の違いはしょうがない。



11:名無しさん+:2018/02/03 ID:xxxxxxxxx
俺も嫌いな物語は先ず「リアリティがない」ってディスってるわ。何も考えてないけど嫌いな物語にケチつけたい時の常套句。ご都合性を許せるかどうかはノリにかかっている。



12:名無しさん+:2018/02/03 ID:xxxxxxxxx
「現実ではありえない」って割りと普通の感性だと思うけどなぁ。
その上で「面白い」「続きを読みたい」「実写映画も漫画も見たい」と感じてくれるならそれは大勝利なのでは?



13:名無しさん+:2018/02/03 ID:xxxxxxxxx
「価値観の違い」が問題ではなく、「価値観の違いが受け入れられない」事が問題なのであって。
彼氏のその価値観をどうしても受け入れられないのなら別れるというのも選択肢としてはアリだと私は思うけどな。



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