2012年11月15日

義歯(入れ歯)の製作・・・症例6:D.M様84才(尼崎市宮内町)の場合

義歯(入れ歯)の製作・・・症例6
訪問診療の患者様です。残っている歯が2本ありますが、抜かずに義歯を入れて欲しいというご希望です。

①平成24年11月9日初診
本来ならば、残っている歯2本を抜いて、ある程度は抜いた後が治るのを待ってから義歯の型をとるというのが本当ですが、ご高齢でもあるということで抜かずに残っている歯の上を覆う形での義歯を製作することにしました。
また、最終的な型を採る為の道具(トレーといいます)を作るための型を採って、そのトレーを用いて2度目の型どりを行うのが本来の義歯の作り方ですが、出来るだけ早くということで、一度の型どりで済ませることにしました。

型を採ってセッコウ模型を作り、その模型を用いて上下のかみ合わせ状態の記録をとるための「ロウ提」を作ったところです。

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②平成24年11月14日
上の写真のロウ提を用いて、上下の顎の関係を記録したところです。
中途半端に歯が残っているので、非常に難しい症例です。

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③平成24年11月22日
人工の歯を並べた所です。前の向かって左に一本歯が残っています。根っこの状態を考えると、抜歯する必要があるのですが、患者様が拒否されているので難しいところです。

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④平成24年11月29日(木)
完成です。残っている一本の歯はそのままで、作った義歯の上に突き出ています。義歯の下には抜かずに残った歯の根っこもあります。
一般的な部分義歯(入れ歯)のように金属で出来たバネ状のクラスプで義歯を口の中から外れないように維持することが出来ないので、市販の接着剤を用いていただく必要があります。
一般的な話ですが、訪問診療で作らせて頂いた義歯(入れ歯)は、患者様に診療所に来ていただいて作った義歯に較べて咬み合わせに誤差が出たり、患者様が痛いと訴えられる部位が出る頻度が高い傾向があります。

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2012年11月03日

義歯(入れ歯)の製作・・・症例5:T.M様 76才(尼崎市竹谷町)の場合

入れ歯の製作…症例5

T.M様(尼崎市北竹谷町) 76才 女性

①平成24年11月1日初診
上下の義歯(入れ歯)の製作を希望されました。
上アゴの総義歯は最終的な型採り用のトレーを作るための模型製作のための型採り、下アゴの部分義歯は義歯を作るための型採りを行いました。



セッコウを流して作った模型です。下の義歯は、この模型(向かって右)で作りますが、上の義歯は再度型をとるためにレジン(プラスチック)でそのためのトレーという道具を作ります。


②平成24年11月8日

上の義歯の最終的な型をとるためのトレーです。
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上の写真のトレーでとった型です。この上にセッコウを流して模型を作ります。
20121102峰松民代 002








出来上がった患者様の上アゴの模型です。この模型の使って義歯を作る作業をします。
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③平成24年11月12日(月)
上下のアゴの位置関係を決めて、人口の歯を並べるためのロウ提が出来ました。
上下のアゴの位置関係を決めた状態での写真は撮り忘れました(恥)。

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④平成24年11月16日(金)
上下の歯を並べた所です。次は完成です。右の写真は、上の義歯だけの写真です。

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2012年11月01日

義歯(入れ歯)の製作・・・症例4 .C.Y様85才(尼崎市北竹谷町)の場合


入れ歯の製作…症例4

C.Y様(尼崎市北竹谷町) 85才 女性

①平成24年10月31日初診
上下の総義歯(総入れ歯)の製作を希望して来院されました。
現在入れておられる義歯(入れ歯)は上下ともに前の歯が奥に入りすぎているため、お口の周りがつぼんだ様に見えること。更に、上の義歯の前歯の位置が一般的な場合よりも上位に位置しているので、義歯を入れていても前の歯が見えない。すなわち、義歯を入れていても、入れていないように見えるので、オバアサンが超オバアサンになったように見えるので、義歯を作り直して改善を希望しておられます。

一般的な作り方に従って、まず模型を作る為の型をとります。
この模型で、②でお見せする最終的な型をとるためのトレーを作ります。従って、2回型をとることになります。

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②①で作った模型上で作った最終的な型をとるためのトレーです。
上から見たところと、下から見たところです。

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③患者様のお口の中の型をとった後、セッコウを流し込む準備をしているところの写真です。

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④セッコウを流し込んで作った模型です。この模型で義歯(入れ歯)が出来上がるまでの作業をします。
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⑤平成24年11月12日
上の模型で上下のアゴの関係を採る為のロウ提というモノを作った所です。

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⑥平成24年11月21日
上下のアゴの関係を決めた後、人口の歯を並べた状態です。下の義歯(入れ歯)の下アゴへの引っ付き具合が少し心配です。

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⑦平成24年11月28日(水)
完成です。上の義歯(入れ歯)の前の歯が前方に出すぎているとか、下の義歯の右奥のプラスチックの写真でピンク色に見える部分が大きすぎる等の問題点があったのですが、患者様はお気に召したようです。
特に、上の義歯の前の歯は、以前の義歯が引っ込み過ぎていたので返って喜んでいただけました。
下の義歯の右下に多少痛みが出たので、その部分を修正して、更に上下の人工の歯の咬み合わせを調整してこれで良しとしました。

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2012年10月27日

義歯(入れ歯)の製作・・・症例3 .H.K様 75才(尼崎市神田中通)の場合


入れ歯の製作…症例3
H.K様(尼崎市神田中通) 75才 女性


①平成24年8月27日
初診時に持ってこられた義歯(入れ歯)です。入れ歯を口の中に入れても落ちるので入れてられないと訴えておられました。

上アゴの義歯は粘膜を覆って、間の空気が抜けないようにして陰圧で上アゴに引っ付いています。どちらの義歯も大きさが小さすぎて口の中の覆うべきところを覆っていません。これでは義歯と粘膜の間(あいだ)の空気が抜けてしまうので義歯が落ちるのは当たり前です。とりわけ、義歯の奥行きの・・・写真では下の方の・・・長さが足りないのは致命的です。
作り直すことになりました。

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②平成24年10月24日
新しく作った義歯(入れ歯)です。お口の奥まで十分な大きさがあります。十分に奥まで義歯の大きさを確保することによって、義歯と粘膜の間の空気が漏れないようになって義歯はお口の中に維持されます。
この義歯を修正して欠点を修正して、もう一つ義歯を作ることになりました。
途中の写真を撮っていなかったので、出来上がりのみお見せします。
同じ患者様の義歯とは思えないほど奥行きがあって、全体的に大きくなっています。

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③平成24年11月12日
②の写真の義歯を調整して良好な結果を得たのですが、患者様のご希望により、自費診療でもう一つ義歯を作ることになりました。
②の写真の義歯と出来るだけ同じ義歯を作りたいので、写真の義歯を用いて義歯の型をとりました。
新しいセッコウの模型が出来たところです(写真の向かって左)。右は型をとるのに使った義歯です(裏から見たところです)。

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④平成24年11月15日(木)
上のセッコウ模型上で作ったロウ提です。
上下の顎の関係を記録するとともに、歯を並べる位置を決めることが出来ます。

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下アゴの模型との上下の関係を決めたところです。

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⑤平成24年11月22日
人工の歯を並べた写真を撮るのを忘れていました。スミマセン!


⑥平成24年11月28日(水)
完成です。少し咬み合わせを調整しただけでご満足いただけました。
自費診療の場合には、製作をお願いしている技工所さんもハイレベルのところを選んでいます。その結果として、この場合には右下の写真の義歯の形を歯科医師が見ればこの義歯がレベルの高いものであることは一目瞭然です。

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義歯(入れ歯)の製作・・・症例2 .I.Z.様71才(尼崎市東桜木町)の場合



T.Z様(尼崎市東桜木町) 71才 男性

①平成24年10月22日
下顎の犬歯から犬歯だけ歯が残っています。左右の奥に入れる入れ歯を作ります。
お口の型をとった状態です。この型に石膏を流して固まって出来たお口の模型に合わせて入れ歯を作ります。
  
義歯症例 雑部勤 001



②平成24年10月25日
判りにくいですが、ピンク色(薄い茶色)に見えるセッコウで上下の関係を記録したトコロです。

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③平成24年10月29日
上アゴ、下アゴの模型を②の作業でとったセッコウの記録どおりに咬合器という器具につけて、人工の歯を並べた状態です。

上から見たところ
義歯症例 雑部勤 003


前から見たところ
義歯症例 雑部勤 001


2012年10月26日

義歯(入れ歯)の製作・・・症例1.E.W.様 82才(尼崎市道意町)の場合

入れ歯の製作…症例1
E.W様(尼崎市道意町) 82才 女性

①平成24年10月10日
お口の型をとってセッコウを流し込んで作った模型です。この模型の上で義歯(入れ歯)を作る作業を行います。
向かって左側が上顎、右側が下顎です。


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②平成24年10月15日
①で作った模型上でロウで(ロウソクのロウです)ロウ提というモノを作ります。お口と同じ形に作った模型上でロウ提を作ったので、ロウ提はお口にピッタリと適合します。


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③平成24年10月20日
お口にピッタリと適合したロウ提をお口の中に入れて、上アゴと下アゴの関係を記録にとり、同時に人工の歯を並べる大体の位置を決めます。下の写真は、上下の関係を記録にとって固定した状態です。


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④平成24年10月25日
人工のレジン(プラスチック)の歯をロウ提に並べたところです。ロウで出来ている部分が、硬いレジン(プラスチック)に置き替わって最終的な義歯が出来ます。
したがって、この状態で患者様のお口の中に入れてみて、最終的なチェックを行います。


義歯症例 雑部勤 001








⑤平成24年10月30日
完成です。上の義歯はそのままで十分ですが、下の義歯はかむと痛い所があるので調整が何回かかかりそうです。