2010年02月26日
光の扉を開けて
『MOON』をクリアした。
とても不思議な不思議な、それでいて暖かいゲームだった。
なんていうか、まさに「愛」のゲーム。もちろん読みは「ラブ」だ。
いろいろな物事に対する皮肉とかも凄かったけど、それも含めての「愛」だった。
ここまでメッセージ性に溢れたゲームは初めて。かなりのインテリゲー。
さて、そろそろ現実に戻らなければ。

とても不思議な不思議な、それでいて暖かいゲームだった。
なんていうか、まさに「愛」のゲーム。もちろん読みは「ラブ」だ。
いろいろな物事に対する皮肉とかも凄かったけど、それも含めての「愛」だった。
ここまでメッセージ性に溢れたゲームは初めて。かなりのインテリゲー。
さて、そろそろ現実に戻らなければ。


「MOON」は「ラブ」を集めるアドベンチャーです。
勇者が経験値稼ぎのために無残にも殺して行った動物たちの魂を鎮めていくのが主人公の最初の目的になります。
殺された動物は全部で51匹。

キャプ画像の帽子かぶったおっさんは「ムツジローさん」。やたら動物の生態に詳しい。
勇者に殺された動物の死体は道中いたるところに転がってます。
動物の魂ごとに出現条件が設定されてあるので、うまく動物の特徴をつかんで魂をキャッチ!!
うまく魂をキャッチできれば「ラブ」をゲットできます。
「ラブ」は動物の魂だけでなく、他にも色々なイベントをクリアすることでゲットできます。「ラブ」を増やしていくと、主人公の「愛のレベル」が上がってゆき、行動範囲も広がります。
てな感じで、あっちこっち不思議な世界を出歩いて様々なイベントをこなしていくのだけど、いちいち何かを皮肉ってたりオマージュかましてたりと、何かしらに対する「愛」を感じることができて、とても心豊かになれるアドベンチャーだった。
素晴らしいゲームだ。しかも妙にサイケデリック。
BGMの懲りようもハンパなかった。ポップスからブルース、アンビエントまで。
世界を救う存在である勇者を完全に悪者扱いしてる部分なんかも、「愛」の一部です。
エンディングに込められたメッセージは、恐らく「ゲームばっかやってないで外に出やがれコンチクショウ」ということだろう。まさかスタッフロール直前に「はい/いいえ」の2択を迫られるとは思わなかった。
あのとき光の扉を開けたおかげで俺は外の世界に旅立つことができたのだ!
みたいな。
まあこういうメッセージはもっと早くに受け取っておくべきであって、中学生の頃とかにプレイしておけば良かったなあ、と深くそう思うのでありました。





製作会社のラブデリックは、「スーパーマリオRPG」の製作に関わったチームが中心となって設立されたんだけど、この後分裂や独立を繰り返し、3つくらいの会社に分かれてそれぞれ一風変わったゲームを出し続けているという話。
PS2の「チュウリップ」を出したパンチラインという会社はなくなったらしい。残念。「チュウリップ」は誰彼かまわずキスしまくるアホゲーとしてすごい興味ある。
こんな一般受けしないようなゲームを作るにはそれなりのリスクを伴うんだろうけど、こんなゲームを待ち望むユーザーの一人としてすごく応援してます。
