2009年05月

2009年05月28日

瀕死の王さま

もう
チラシが配られているようなので
ここにも書くけれど

TPSの次回公演に
出演することになっている

イヨネスコの
『瀕死の王さま』という作品

僕は
マルグリットという
王妃の役である

つまり
女性の役である

演劇では
よくあることだけれど

まさか
自分が女性の役を演じるとは
思ってもいなかったし

まあ
自分が再び
こんなに演じることになるとは
思ってもいなかった

だからといって
特別に何かをするわけではない

ただ
本を一生懸命に読むだけだし

僕には
それしかできない



昨年の平和の鳩では
繰り返し本を読んだ

学生の時に
演劇を始めて

確かに
何度も舞台に立ったけれども

きっと
一生懸命に
本を読む作業はしてこなかったのだと思う

その方法を知らなかったし
そうしたほうがよいと気付いていなかったから

そして何より
そういう本が書けていなかった

では
今はそういう本が書けるかといったら
そうではないし

でも
そういうことを
少しは勉強したので
足りなくて悔しいなということは
分かるようになってきた

だから
もっと書けるようになりたいとも思う




なぜか
また演じることになった

その話は
おいおい書くかもしれないし
書かないかもしれない



うちのメンバーは
必死に岸田作品を読んでいる

別々の作品だが

互いに
必死に読むこと

それが
次のWATER33-39につながってゆくはずだ



新作を書き始めている

近いうちに上演する

まずは
岸田國士と
イヨネスコである



kemumaki020415 at 08:09|PermalinkComments(0)

2009年05月26日

覚えたり、忘れたり、また覚えたり

ただひたすら
台詞を覚えている

夏に劇に出演するためだ

詳しくはのちほど



水の戯れは

僕の中で
それぞれの作品の
方向性がみえてきた感じ

どちらも
おもしろくなりそうだ

女性陣が
交替するので

当たり前だけど
まったく違う作品になるなあ

4作品
できあがる感じである



当日は
テーブルを用意して
床に座って飲める席と
イスに座って飲める席とを
用意しようと思っている

飲み物と食べ物は
用意する予定だけれど

飲みたいものや
食べたいものがあったら

持ってきてください

しっかり
劇をみるというよりも
くつろいで
劇をみて欲しいと思ってる



もちろん

劇は
しっかりとつくっている

kemumaki020415 at 07:27|PermalinkComments(0)

2009年05月20日

揺れとか、コーヒー焼酎とか

岸田國士の戯曲だが

稽古が進むにつれ
どんどんと発見がある

言葉の奥にひそむ
人の「揺れ」が面白いなあ

稽古では
「言葉」と「揺れ」を
引き離すことばかりやっている

今回やりたいことは
そこに尽きる



人が「揺れる」のを客観的に見るのは
やっぱり面白いし

でも
当人にとっては
しんどいことだよな

どれだけ本当に
しんどくなれるか

つまりそういうことだ

しんどさを俳優自身が
操作することが演技だと思う



『ぶらんこ』も『紙風船』も

どちらも
短編作品なので

毎日通し稽古ばかりしている

でも
2回通すと
たいそうくたびれるので
3回は通さない

「揺れ」は
継続しているものだから
通し稽古をするのが一番よい

通しの途中で狂い出すと
とんでもないところに行き着く

そこが面白い



稽古場では
コーヒー焼酎造りがブームである

テルさんのと
中塚のと

どちらもおいしい

公演の時に
販売したいと思うのだが

稽古おわりで
ついつい飲んでしまう



kemumaki020415 at 11:18|PermalinkComments(0)

2009年05月19日

飛ぶ劇場とか、運動会とか

土日は
北九州の飛ぶ劇場のみなさんの
「星めぐりの旅」という
ワークショップに講師で参加

飛ぶ劇場の俳優
木村さん、大畑さんと一緒

楽しかった

泊さんともお話できた



飛ぶ劇場は『あーさんと動物の話』で
2年前にも札幌で公演をしている劇団で

今年
6月27日、28日に
『睡稿、銀河鉄道の夜』という作品をもって
再び札幌に来るのだ

札幌ゲストとして
柴田くんが登場するし

是非観に行きたいし
是非観に行って欲しい

おすすめです



『水の戯れ』は
やはり
たんたんと稽古している

客演の
高橋さんと中川原さんが
非常に面白い

高橋さんは
普段は音楽をしたり踊ったりする人で

何年か前にやった
教文演フェスのワークショップに
参加して下さってからのお付き合いで

先月の
バレエの公演にも参加して頂いた

論理的で
話していて面白い

中川原さんは
何年か前の演劇大学の時に
同じチームだったのが最初かな

TPSの『魔法』に出演していた
記憶喪失の女性の役の人

何をやり出すか分からない
面白い



今年も運動会がやってきた

すぐ隣りが小学校で
朝から
ぴーひゃらぴーひゃら
祭囃子が聞こえてくる

今年は何をやるんだろう



kemumaki020415 at 09:38|PermalinkComments(0)

2009年05月14日

近況とか

『水の戯れ』の稽古は
じっくりと進んでいる

今は
『ぶらんこ』組と
『紙風船』組に分かれて
別々に稽古している

どちらも
夫婦の話で

夫役は変わらず
妻役がダブルキャストになっている

岸田國士作品を
観たことがなかったり
難しそうだなと
敬遠している人がいるならば
良い機会だ

どちらも
25分程の作品になると思う

1演目500円なので
お手ごろだし



今回は
うちの俳優陣が
どのように戯曲を「読む」かが
面白いと思っている

どのように「読んで」
それを音にしてゆくのか

対話として成立させてゆくのか

そんなきっかけになればよいし

今後のWATER33-39の劇作りには
欠かせない作業なのだ



ゴールデンウィークが終わり
本格的に走り出した

昨年は
体重ががた落ちしてしまい

病気じゃないかと心配されたりしたので

体重をキープしつつ
じっくりとトレーニングするぞ

走ると
とにかくご飯がうまい

あと
夜になると眠たくなる

あと
ビールもうまい

kemumaki020415 at 08:37|PermalinkComments(0)

2009年05月01日

水の戯れ

次回公演が決まった
岸田國士をやることにした
6月5日(金)から7日(日)である

発表が随分ぎりぎりになってしまった



「ぶらんこ」と「紙風船」

どちらも
夫婦の話で
とても短い作品である

どうなるかは
まだ分からないが

恐らく
どちらも20分くらいの作品になる

1演目500円なので
本当に気楽に来ていただけたらよい

足を運んでいただいて
そこで色々と話が出来ればよいと思う

金曜日は
夜からになるが

土曜日と日曜日は
昼からずっと劇場の出入りを自由にしようと思う

好きな時間に来てもらい
演劇についてしゃべる

時間になると劇は始まり

終演後
また
演劇についてしゃべる

そんなことが
出来ればいいな

それが
『水の戯れ』だ

とりあえず
続けて行こうと思う

チケットは
ホームページから予約出来ます


まだ準備中なので

整い次第
ここでお知らせします




kemumaki020415 at 10:42|PermalinkComments(2)