2010年05月

2010年05月26日

少したって、考えたりしている

もくもくのいとまの登場人物たちは
男1とか女1とか
記号で書かれた人たちなのだが

稽古のときに使っていた最初の本では
例えば
テルさんの役は「コック」
僕の役は「学生」と表記していた

テルさんの「コック」は
シニフィエを共有しやすいが

では
僕の「学生」はそうではないかも知れない

そして
僕がはたして「学生」なのかといえば
言ってみればそうですということになるし

はたして
テルさんの「コック」は
確かにレストランで料理を作るのだけど
やっぱり、言ってみればそうですということになる

「コック」とか「学生」とかが何を含むか
ということから考えて行く作業をやったんだな、多分

それぞれが
そういう作業をやろうとしたんだ

これに関しては
もっとやりたいことがあったと
今になって思う

だから
またやる



佐井川がしゃべっていた言語は
まったくの出鱈目で
あれに意味とか法則とかは全くない

佐井川が
どうやってあれをしゃべったのか
僕には分からないけれど

ただ
書いてある文字を言ってと演出した

前半
さいかわは日本語をしゃべることができない設定で
赤坂がやった「劇団」に誘われて
日本語に翻訳されたサルトルを演じるのだが

そのことは
もっと分かりやすくやっても良かったな



あと
中塚は蝉だったのかって
たくさんの人に聞かれたのだけど
それはよく分からない

書いたくせに
よく分からないってなんだよって感じだけど

どっちでもいいというか
どうでもいいというか

中塚の役だけ
本には「女の子」って書いてあるのだけど

だからつまり
「男の子」ではないつもりで書きました

kemumaki020415 at 09:37|PermalinkComments(0)

2010年05月24日

これからのこと

『もくもくのいとま』は無事おわった

WATER33−39としての
劇団としての始まりの公演だったと思う

この集団を
劇団として意識したのは
08年にリージョナルシアター・シリーズに参加した頃で

固定のメンバーで共有するもの
それは
時間だったり言葉だったり
それから
ある方法だったり

そういうことを
やってみようと思ったのだ


今回やっとそれができた

昨年からやってきた
水の戯れシリーズの成果でもある



久しぶりに新作を書いたが
書いていて書きたいことが増えていった

だから
まだ書ききれていないことがあるし
もっと読みたい本があるし
もっと考えたいことが増えた

また書く



『もくもくのいとま』は
ポップな作品にしようと思って
そうやって作ったつもりだ

娯楽性の強いものになったと思う



また
劇団の人たちと
酒でも飲みながら
劇の話しをしよう

そして
次を考えよう

kemumaki020415 at 12:19|PermalinkComments(4)

2010年05月21日

もくもくのいとま、やってます

c549b7ac.jpg初日が終わり
今日が2日目

今日のは
まとまっている印象を受けたが

なにせ、穴の中

互いに
舞台の上で
影響しあえるとよい

ZOOでやってます

土曜日は
14時と18時
日曜日は
13時と17時

時間があれば、是非


kemumaki020415 at 22:59|PermalinkComments(0)

2010年05月19日

穴、穴、穴

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kemumaki020415 at 15:05|PermalinkComments(0)

2010年05月18日

ZOOに天井

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kemumaki020415 at 15:40|PermalinkComments(0)

2010年05月17日

穴、製作中

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大体が見えていて
あとは通しながらチェックしている

1時間40分くらいの作品に仕上がった

それぞれがどうやるか
それぞれがどこまでやるか

よい不安定が
最終日まで続けばよいと思う

そのための
水の戯れだったのだから

僕も
俳優の作業の分量を増やそう

稽古後
穴を見に行く

わくわくする


kemumaki020415 at 10:53|PermalinkComments(0)

2010年05月12日

80キロの原理

日中は衣装を探したり
小道具を探したりして過ごす

みんな
それぞれのペースで
調整している

金曜日からは連日通し稽古

最終的に
どんなことになっていくのか
この一週間は本当に楽しみだなあ

来週本番なのが寂しくもあり

もちろん
公演することが目的のひとつなのだが
毎日毎日、稽古しているのが楽しい
毎日毎日、考えて、ちょっとずつ変わっていくのがいい





男1、男2、男3、男4がいる。
スポンジを握り、

男1 60キロ。
男4 65キロ。
男3 62キロ。
男1 62キロ。
男4 62キロ。
男2 62キロ。

風船を握り、

男4 95キロ。
男3 95キロ、95キロ。
男1 95キロ。
男2 95キロ。

握るものをさがし、しばらく、いろいろ試す。
見つからず、やがて、

男2 80キロ。
男3 80キロ。
男2 ……80キロ。
全員 80キロ!!

男2、じっと手を見る。

男3 どうした?
男2 このまま、死ぬのかな、俺。
男3 なにが。
男2 本物。
男3 そうか。
男2 うん。
男1 そうだな。
男2 俺、なにしてるんだろう。
男4 そのうち、な。
男2 本物どころか、偽物にも触ってない!
男3 頼めば?
男2 誰に?
男4 そうだな。
男3 あの女の子は?
男1 聞いてみる?
男2 無理。

(『もくもくのいとま』より)

kemumaki020415 at 16:28|PermalinkComments(2)

2010年05月11日

「いとま」は漢字で書くと「暇」

昨日も広い場所での稽古
前半の具体的なイメージを固める

しっかり喋ろう
はっきり喋ろう



男2 うるさくないのかな。
男4 うるさいだろ、きっと。
男3 耳、聞こえないんだって。
男2 ほんと?
男3 ほんと。
男4 嘘じゃない?
男2 ファーブル、いるでしょ。
男4 あの、ファーブル?
男2 昆虫記のでしょ。
男3 それに書いてあるんだって。
男4 蝉の耳、聞こえないって?
男3 蝉が鳴いてるから、大砲借りてきて、二発撃ったんだって。
男2 凄いね、ファーブル。
男4 二発だもんね。
男3 そしたら、蝉、何の反応もなかったって。おんなじように、鳴き続けたんだって。で、ファーブル、断定はしなかったけど、蝉は耳が遠いんじゃないかって。
男2 何か、凄いね、ファーブル。

(『もくもくのいとま』より)


kemumaki020415 at 12:22|PermalinkComments(0)

2010年05月10日

模型

55437121.jpg日曜日は
広い場所での稽古

中川が
作ってきてくれた模型を見ながら
色々考える

床は高くなっていて
たくさん穴が開いていて
その中に潜ると思う

きっとZOOが
面白いことになるから
見にきてください

どんな作品かというと
うまく説明できないけど

ある島が舞台で
そこに住む人たちの
暮らしっぷりを
パラパラと断片的にやります


男3 どう思う?
男2 蝉祭り。
男3 うん。
男2 どんなの?
男3 まだ、なにも考えてないんだけどさ。いっぱいいるでしょ、蝉、この島。
男2 うん、いるけどさ。
男3 「泣く島の、蝉祭り」って、お客さん、いっぱい来そうでしょ。
男2 そうかな。

男1が、穴から出て来る。

男1 なにやるか、だよね。
男4 蝉になっちゃうってのは、どう?
男3 きた。
男2 なに、蝉になっちゃうって。
男4 島の人、みんな、蝉なの。その祭り中。
男2 わ、馬鹿だね。
男3 きてる。
男1 きてるな。
男3 男はミンミン鳴くね。
男4 で、女は、気に入った男とくっつくの。
男2 なに蝉?
男4 好きなのでいいんじゃない?
男3 ミーンミンミン。

男たち、嬉しくなって、羽が生えて、その辺を飛ぶ。
(『もくもくのいとま』より)


kemumaki020415 at 16:28|PermalinkComments(0)

2010年05月06日

昼稽古して、夜酒を飲む

ゴールデンウィークは
予定通り

昼から稽古して
夜は酒を飲んで過ごした

久しぶりに
劇団の人たちと
たくさんの時間を過ごしている



一昨日、昨日と
通してやってみる

骨格が固まったので
肉付けをしていく作業をしている

一時間半くらいの作品になりそう

稽古中に
いいなあという「部分」が出始めた

どうやって「部分」を生かすか
生き生きさせていくか

それぞれに課題がある



先日は
中川と美術の打ち合わせ

穴を開けたいと思っていて
それをどうするか工夫したい

昨日は
高石と衣装の打ち合わせ



一昨日は
岩田くんが遊びにきてくれた

毎日稽古しているので
いつでも遊びにきてください

稽古場じゃない場所で
稽古しているかも知れないので
来るときは連絡ください


kemumaki020415 at 10:11|PermalinkComments(0)