まずは全景から。
P1010837
去年の12月始めに30cm水槽で水草やってみたくなり、水草は2回目ということもあってかなり気合入れて立ち上げました。
ところが気合いとは裏腹にものすごい勢いの黒髭ゴケに侵されてしまって2ヶ月足らずでリセット
サイアミーズ2匹いたんですが全然歯が立たなかったですね。
敗因は気合い入れすぎたばかりにソイルの中に結構な数の肥料を仕込んだ事と、水槽サイズに合わない貧弱な機器によるろ過不足だったと思います。
ろ過材容量1リットルメガパワー2045という外部式フィルター1基のみでした。
ADAのパワーサンドを使用した上に追肥は死亡フラグ確定でした。


新たに2月中旬にリセットして立ち上げたこの水槽も、立ち上げ1ヶ月もするとやはり黒髭ゴケに悩まされました。
石とか流木を引き続き流用していたので、苔の胞子が断ち切れていなかったのかもしれません。
最初は前景草にグロッソスティグマを植えていたのですが、酷く苔に覆われてしまったのと照明不足だったのか立ち上がり気味だったので全て撤去。
今は両脇にグリーンロタラと赤みのあるロタラインディカ、真ん中にチャームのおまけで付いてたなんだかわからない水草、流木に活着させたアヌビアスナナの4種類で構成しています。
ろ過フィルターの変更と、まめに換水、流木・石を取り出して木酢液の塗布でなんとか黒髭ゴケの勢いはなくなり今は安定状態です。

この水槽ではカラシン類のように餌の食いつきが早い魚種とは混泳しにくい魚種を飼っています。
P1010828
世界最小の淡水フグ・アベニーパファー2匹、コリドラスパンダ、全景の写真に見えてるGHDグラミー2匹。
苔取り部隊にオトシンクルス2匹とミナミヌマエビ10匹程います。
写真に見えてるのは食事風景で赤虫を投入しています。赤虫は3~4日に1回、ミニキューブ半分程度です。
それ以外はひかりクレストカラシンとプレコ用の沈降性ペレットタイプの餌GROW Fをローテーションで与えています。
アベニーは餌を食べるのが下手です。大きい方は乾燥フードも食べますが小さい方は赤虫1択でちょっと飼いづらいです。

この水槽はリビングの中央に鎮座する90規格用の水槽台の上に2つあるうちの1つでバックスクリーンは張らずに全方向から鑑賞出来る様になっています。
P1010829
裏側より撮影。全方向から人間に覗かれて魚やエビ達にはいい迷惑なのでしょうが・・・
エビはロタラの茂みに隠れてあまり出てきません。GHDグラミーやアベニーさんに怯えてるみたいです。
グラミーやアベニーは茂みの中に入り込んで稚エビを探してるのか眼をキョロキョロさせてサーチしている姿をよく見ます。
1cm程度になったエビは襲われないみたいです。
稚エビは生まれてるのか生まれたそばから食われてるのかよくわかりません。
以前抱卵していたのに見かけないということは食われてるのかもしれません。

底床材は厚くなりましたが、ADAパワーサンドSを0,5リットルくらい、その上に前回使用したコントロソイル ノーマルブルカミアDコントロソイル パウダーを重ねています。
特にこだわったわけではなく、リセット前に使った余りや違う水槽に使った余りを使っただけです。

今はほとんど手をかけることなく好調を維持しているのでメンテナンスが楽になりました。


水槽   エーハイムEJ-30H
ろ過   スポンジフィルターと外部式の2系統
底床   ADAパワーサンドS、コントロソイル ノーマル、ブルカミアD、コントロソイル パウダーの順
照明   エーハイム3灯式ライト30
フィルター テトラ ツインブリラント、エーハイム500
CO2   2秒1滴程度


この水槽を約4ヶ月維持してきていますが、振り返ると苔対策の難しさろ過不足栄養過多、など良い経験をさせてもらったなと思います。
最初はエアレーションにいぶきのストーンを使っていましたが、見た目に我慢すればエアレーションとろ過の機能を兼ね備えたスポンジフィルターが最強ではないかと思っています。
外部式フィルターにエーハイムを初めて導入して、皆がよく言うエーハ1択!と言われる所以がよくわかりました。

以上が我が家の30cm水槽の水景とシステム一覧の紹介でした。