前回言った通り外部式フィルターのろ過槽を掃除してみました。
立ち上げ時に付属の活性炭を入れてたと思ったら、GEXBCLというバクテリア活着材と吸着ろ材の組み合わさったろ材をリングろ材と併用していました。
BCL交換目安は淡水だと半年くらいなので、コケ発生の直接的な原因ではなかったのかもしれませんね。

良い感じで汚れているBCLのろ材(左)、BCL抜いたあとに追加したリングろ材ウールマット
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元々入ってたリングろ材にミネラル成分を添加してある甲殻類向けのリングろ材を追加する形でセットし直しました。

ろ過槽の掃除ついでにコケまみれになってたアヌビアスナナ付き流木を取り出し、木酢液を霧吹きして髭ゴケを枯らして水槽に戻しました。
枯れた部分はピンク色に変色しエビが食べてくれます。
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髭ゴケで色も悪いまま伸び放題だったウィローモスも全て撤去。活着が弱くズルズル剥がれました。
水槽に戻すと気持ち悪いくらいにエビ達が群がっていました。
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エビは好奇心旺盛で新しく入れたものにはすぐ反応するのですがこれほど群がるとは・・・
モスが活着していた部分に餌になるような微生物でも付着していたんですかね。

このシュリンプ繁殖水槽は上部式フィルターも併用していてオールガラス水槽にも使用できる水作エイト ブリッジMを使っています。
水槽動画で有名なイタガキ工場長が動画で使用してたのを見て使ってみたかったのです。
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純正だとエイトMが4個に活性炭を仕込めるプラケースが1個セット出来るようになっています。
活性炭は仕込まないで空いたスペースにリングろ材を詰めています。エイトM5個でもよかったんですがあえてリングろ材で。
プチ改造してみましたが効果の程は全くわかりません。

左から右に水が流れる仕組みになっていますが各エイトMの中に穴があり、そこから水槽に戻るように循環しているので右に行くほど流れが悪い構造です。
全てのろ材の中を強制循環ではないので無駄が多いのではないかと思います。
まぁ工場長リスペクトとちょっとした遊び心で使ってみました。

肝心のレッドビーシュリンプの飼育ですが、3~4日に1回くらいのペースでチャームで買った6種類お試しパックの餌を数粒投入しています。
エビの数が少なかったのでお試しパックなのにまだまだ残っています。

稚エビの生存率UPと水質の浄化目的でアルティメットバクター2日に1回投入しています。
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こういう調整剤的な製品は色々あるなか、レビューで好評だったので導入してみました。
レビューでもよく言われていますが、投入後の水槽にパッと広がって素早く溶ける様は素晴らしいですね。
匂いを嗅ぐと完全にきなこの匂いなんですけどね・・・
実際に使っている水槽と使っていない水槽で比べたこと無いので、効果の程は正直わかりません。
でもコレを投入するとエビ達の活性があがるのは見ていて間違いないので、エビは餌としても好きなんだと思います。
ここ2~3ヶ月は常に3~4匹の抱卵個体がいて数の増え方も順調なので、自分としてはこれからも欠かせないアイテムだと思っています。


水槽   エーハイムEJ-60
ろ過   スポンジフィルターと底面式と外部式の直結、上部式3系統
底床   広瀬 ブルカミアD、広瀬 RED BEE SAND の順で4kgずつ使用
照明   GEX クリアライト CL632
フィルター テトラ ツインブリラントスーパーフィルター、GEX マルチベースフィルター、GEX メガパワー2045、水作エイト ブリッジM
CO2   3秒1滴程度

最初は水草も少なかった事もあり、CO2は添加していませんでしたが、コケ対策のひとつとして水草の成長力を早めるために途中からCO2添加しています。
スポンジフィルターや上部式とダブルでエアレーションを兼ねていて、CO2が逃げやすく効率の悪い環境ですが、3秒1滴程度でも成長力は段違いです。
水草を魅せる水槽ではなく、水槽内の栄養をコケに取られる前に水草の成長に費やそうという目的で、水草をある程度増やしCO2を添加して光合成させています。

他の水槽に比べるとまだまだ緑の髭状のコケは発生しますが、水流の向きとかCO2の添加木酢液の使用等で少しずつ改善に向かっていると思います。
コケの生えない状態が良なのか悪なのかと問われれば、生体に関してはどっちでも問題ないんでしょうけどね。
見た目が良いに越した事はないので、これからもメンテナンスを怠らず、エビの繁殖を楽しめる水槽を維持していこうと思います。


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