2008年12月30日

決定!Vivo en Yokohama大賞・2008

今年も栄えある Vivo en Yokohama大賞発表の時がやって来ました。2008年の大賞は、論議に及ばず、ただひとりの選考委員(←ボク)の満場一致で決定です。

ジャジャーン!
「2008年の拙ブログ的大賞MVPは、YSCC(ヨコハマ・スポーツ&カルチャー・クラブ)の天皇杯出場に大貢献した、DF重久信之選手に決定いたしました!」

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・天皇杯神奈川県予選決勝戦の表彰式で、優勝カップを受け取る重久選手

☆選出の理由
 挫け(くじけ)そうな状況でも決して下を向かず、例えレギュラーの座を奪われても、常に怠ること無く出番に備え、真摯で真剣なプレーで、ボクを大いに勇気づけてくれたため。

今シーズン、私はYSCC関連の試合を計13試合観戦しました(横浜FCは計24試合を観戦)。今季中盤まで重久選手は確固たるレギュラーとは言えず、途中出場や不出場な試合も多くありました。

私も社会人○○フットボーラーとして(レベルは超低ながらも)、約7年プレーした経験があります。その中で一番辛かったのは、「試合に出られない」事。アマチュア選手は、ある意味では「プロ以上に生活を犠牲にして」競技プレーを継続しています。出費(自己負担)も多いし、家族や職場にも大いに迷惑を掛ける。会社の夏休みも合宿が有るので、家族(や恋人)と過ごす時間も作れない。

そんなアマチュア環境下で「試合に出られない」と、「ヤル気を維持する」のが非常に難しくなってきます。特に『アマチュア以上、プロ未満』なクラブが混在する地域リーグレベルでプレーする、「純粋なアマチュア選手」は、「ヤル気の維持」が大変だろうと私は察するのです。(実際にそういう場面を、地域リーグを観戦し続けていると、相当数を見聞きします)

けれども、重久選手の闘志(ヤル気)は、プロをも上回るものでした。第3節(4/20)のクラブ・ドラゴンズ戦(引分け)終了後、ニッパツ三ツ沢の出口で、『次は絶対に勝ちますっ!』とボクに固い握手を交わしてくれたのが、重久選手でした。(YSCCはホームゲーム終了後、全員が出口で挨拶&見送りをしてくれます)

あの時に見た、重久選手の『眼のキラキラ感』を、私は今でもしっかりと覚えています。「ギラギラ」ではない、澄んだ『キラキラ』な眼に、重久選手の真剣さとフットボールへの淀みない愛情が、ヒシヒシと伝わってきた瞬間でした。

しかし、その後もYSCCは勝利を挙げる事が出来ず、アウェイ・町田戦(5/04)では「1-5」と大敗を喫し、優勝は絶望的に、地域リーグ決勝大会出場権の掛かる2位すら赤信号になりました。そして翌週に迫った、日立栃木との「2位争い」直接対決。

負ければ今季ジ・エンド、大雨のホーム三ツ沢に日立栃木を迎えた大一番(5/10)、重苦しい雰囲気の中で気合の渾身ヘッダーでゴールを叩き込み、勝利に貢献したのが重久選手でした。試合後、メインスタンド最上段から「重久、今日の採点は7.5だぁっ!」と大興奮しながら叫ぶ私に、大きく手を振ってくれたのも重久選手でした。

その後も、リーグ戦では先発を外されるなど、苦しい状況が続いたものの、7月末から始まった天皇杯県予選では全試合に出場。灼熱の決勝戦(8/31)では、東海大学の猛攻にも身体を張って守りきり、YSCCの天皇杯本選出場に大きく貢献しました。

私は、重久選手が見せた「志の高い、不屈の闘志」に心底から感動したし、大いに勇気づけられました。例え不遇の時があっても、もし大敗したとしても、決して下を向いてはいけない、と。辛い状況の時をどう過ごすかによって、その後の展開(人生)が大きく変わってくるということを、「悔しさをパッションに燃やす」重久選手のプレー振りを通して学びました。

重久選手が来季もYSCCで現役を続行するのか?、それすらも私には判らないのが正直な状況(それが地域リーグ)ですが、重久選手が見せた「プロにも負けない闘志」に敬意を表し、ココに本年の拙ブログ大賞を授与したいと思います。

なお、わが「Vivo en Yokohama大賞」は、トロフィーも賞状もなく(モチロン賞金も無く)、ただ拙ブログ上にその名を発表して功績を歴史に留めるのみです。

とココまで読んで、ピンと来た方は筋金入りのフットボールファンか、かなりのサッカーマガジン通な方のはず。そう、サッカーマガジンの(今は無き)名連載『ビバ!サッカー』において、牛木素吉郎先生が毎年発表していた「決定!日本サッカー大賞」の名文句なのです。

でも、ただ真似るだけでは芸が無いので、ボクが勝手に選出する『Vivo en Yokohama大賞MVP』では、「いかなるカテゴリーのリーグであっても、真剣にプレーし続ける選手はきっと誰かが観ていて、賞賛してくれる」という視点に重きを置いた、独自の選考基準を加えています。

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・重久選手を応援するダンマク
 地域リーガーにして、YSCCと日本の平和を命を賭けて守る「心優しい」フットボーラーなのです。

最後に、重久選手の簡単なプロフィールを紹介します;
・重久 信之(シゲヒサ ノブユキ)
 YSCC DF 背番号4(今季は主にCBとしてプレー)
  1980年6月8日生まれ 175cm 70kg
 2001年 神奈川県大学リーグ1部ベストイレブン受賞
 2002年 神奈川大学サッカー部を卒業
 2002年 海上自衛隊 厚木マーカス入団(入隊)
 2004年 マーカス関東リーグ1部2位に貢献、第28回全国地域リーグ決勝大会へ出場
 2005年 計4シーズンを厚木マーカスでプレー。
 2006年 YSCCへ移籍。関東リーグ1部優勝に貢献、30回全国地域リーグ決勝大会へ出場
 2008年 YSCCで3シーズン目。第88回天皇杯本選出場に大貢献し、現在に至る。

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・重久信之選手のサイン・・・おそらく世界でただ1つ。ボクだけのお宝。
 「サイン下さい」ってお願いしたら、『サイン、無いッス』と言ってサインしてくれました。





at 21:50│Comments(8)TrackBack(0)雑記 

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この記事へのコメント

1. Posted by リュウチャンパパ   2008年12月31日 06:22
なるほど、『輝け!2008Vivo en Yokohama大賞』はYSCC重久選手ですか。。選考理由が泣けます(涙)
今年もお世話になりました、新年も宜しくお願いします。
2. Posted by takaoh   2008年12月31日 09:18
やっぱりJリーグからは選出されませんでしたか。なんとなくYSって気はしたのでしたが重久選手でしたか。おめでとうございます>重久選手
雨のUVA戦って一緒に観戦させてもらった試合ですよね。大賞の場に立ち会っていたのか。やったぜ!
3. Posted by ken1eagle(管理人)   2008年12月31日 09:59
コメント、ありがとうございます。
大いに泣いて下さい。
重久選手の魂あふれるプレーが、我々を泣かせてくれます。
チョッと早いけど、今年はお世話になりました。
来年も引き続き、宜しくお願いします。
4. Posted by ken1eagle(管理人)   2008年12月31日 10:03
コメント、ありがとうです。
特にJリーグ/非Jリーグを意識した選考ではないのですが、やはり心情としてはノン・リーガーに肩入れしてしまうのかも知れません。
YSCCがピッチの上で見せたスピリット、takaohさんも判っている様で、嬉しいです。
雨の日立栃木戦、記憶の財産ですね。
今日は、三ツ沢かな?
5. Posted by ゆきちゃん   2009年01月06日 20:37
初めまして(^^)重久の彼女です。。何何~!凄いじゃないですか表彰されてー☆帰ってきたらお祝いしますw
6. Posted by ken1eagle(管理人)   2009年01月06日 23:39
スマイリーで嬉しいコメントを頂き、誠にありがとうございます。
こちらこそ、初めましてです。勝手に彼氏の重久選手を選出して、ゴメンなさい・・・でした。
私は随分と年季の入ったオヤジですが、もし若い女性に生まれていたならば、きっと重久選手に惚れていただろう・・・と思います。
お二人が祝杯を挙げている幸福な光景を想いながら、今夜は私も(勝手に)祝杯を挙げさせて頂ますね。
どうぞ、末永くお幸せに。お二人の明るい未来と重久選手の活躍を、私も願っています。
私のアイドル、重久選手にもヨロシクお伝え下さい。
7. Posted by ゆきちゃん   2009年01月07日 08:37
いえいえ(^_^)選出して頂かなければ彼のサッカーへの情熱がわからなかったかも(__)
選出して頂いた事、報告したら喜んでました(^^)
私も嬉しかったです!!
今年は観戦しに行きます☆
一緒に応援しましょうね(照)
8. Posted by ken1eagle(管理人)   2009年01月07日 20:55
コメントを頂き、ありがとうございます。
彼氏の「重久選手が喜んだ」と聞いて、私もとても嬉しく、そして光栄に感じています。
私が言うのもナニですが、重久選手のプレー同様に、「ハートを感じるYSCC」へも、大きな声援をお願い申し上げます。
春先のスタジアムで会いましょう!

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