岡本健太郎のブログ

漫画家岡本健太郎のブログです。 作者twitter⇒【 https://twitter.com/OkamotoKentarou】  山賊公式ツイッター【http://twitter.com/#!/sanzoku_diary】 ソウナンですか?公式【https://twitter.com/sounan_desu_ka】アニメソウナンですか?公式【https://twitter.com/sounan_desuka】 メールは【k_okamoto806@hotmail.co.jp】までよろしくお願いします。しかし必ずメールの返事が返ってくるとは限りませんのでご了承ください。コメント欄は現在停止中です。

ソウナンですか?完結記念、各話解説裏話など ≪10巻編≫

最終巻です。本来出なかったはずの10巻これによって何が起こったかと言いますと1冊丸ごと遭難していないソウナンですか?になってしまったわけです。ひょっとすると詐欺罪かもしれないしJAROに訴えられたら負けてしまうかもしれないわけですよ。


しかしそのリスクを負っても10巻を出すことにしたのはですね、やっぱりほまれっていうある意味ソウナンですか?を成立させるためにぼくたち制作サイドが産み出してしまったモンスター高校生ですよね。コメディではあっても彼女をやっぱり更生させる義理と責任ってもんがあるわけですよ。最終巻10巻は4月6日発売です



Case.116 foy you1

特殊な状況下では友人関係を維持できても普通の日常に帰ってくると不安を覚えるほまれ。クラスではラノベ主人公の指定席に座り厨二病患者、ご用達の屋上に逃走。このままでは(脳内で)異世界転生者になったり(脳内で)チートに目覚めたりする危機的な状況です。ワシントン大学の調べによると世の中の9割の人々は中高とイケてないグループにいたと言われています。誰しも覚えがある状況でしょう。しかしここはもう無人島ではありません。ボーナスステージなのです。4人の友情は不変でありご褒美やいいことが続いてももういいんじゃないでしょうか。ほまれお疲れ様っていうことです



Case.117 foy you2

本来最終話だったこの117話目です。これまでほまれは無人島という特殊な力場にいたわけですからサンドイッチ食べてもちょっと違和感を感じますというお話です。

この時ぼくのネームではほまれが飲んでたのはオレンジジュースだったんですがさがら先生のネームでコーヒー牛乳に変更されていました。いやサンドイッチにはオレンジジュースじゃないかな、と担当づてにさがら先生に伝えるもわたしはコーヒー牛乳が合うと思います、とのこと。納得できなかったのでもう一回オレンジジュースにしてほしいんですがと担当づてに伝えてもらうもやはりコーヒー牛乳だと返答が。はあ?絶対オレンジジュースっしょ?とゆずれない思いを伝え絶対オレンジジュースにしてくれと伝えたのですが原稿があがってくるとやっぱりコーヒー牛乳になってました。



しおんの『みんなと遭難できてよかった』というセリフは103話目のほまれと同じなんですけど物語が進行して同じセリフの意味が変わってきこえるっていう展開がすきなのでここでそうしてみました。




Case.118 無人島ジュリエット

この漫画のタイトル案で僕が出したのが最初『そうなん!』でした。ひらがな4文字なんて新しいじゃないですかと担当さんに言うも超よくあるやつだよと認められず。その次に出したのが『無人島ジュリエット』だったはずです。しかし連載の予告ページには『ソウナンですか?』の文字が。このようにぼくの発言力は限りなく弱く薄く深みも強制力もないのです。




Case.119 普通の女子高生になりたい

ほまれが料理が下手っていうあざといドジっコ属性をみせます。しかしなぜでしょう?不思議です。自分の彼女や奥さんが料理上手なら本来うれしいはずです。下手なら嫌なはずです。しかし創作の世界ではだいたいヒロインは料理が下手なのです。不思議です。




Case.120 ほまれ服を買う

さがら先生が私服を描きたいと言っていたと担当さんから伝えられその要望に応える形で私服回です。

担当さんづてに連絡をとるのは漫画制作の現場ではまあ割とよくあることで直接連絡したり打ち合わせしたりはしませんしこれをいうと驚くひとがいるのですが連絡先も知りません

しかしこれはぼくとさがら先生の仲が悪いとかそういうことではなく対等な立場でやっていくにはこれが一番なのだと出版社は長い経験でそれを知っているからなんじゃないかと思います。たぶん直接やりとりするともめたりする可能性が非常に高いからです。作画と原作が喧嘩してしまって漫画が終わってしまったケースを漫画好きならひとつやふたつぐらい聞いたことがあるはずです。編集さんが間に入ることでそういうリスクを回避し折り合いをつけやすくなります。

まあぼくとさがら先生はたぶん直接打ち合わせでもモメないと思いますけどね。確かにぼくはなぜ117話目でオレンジジュースではなくコーヒー牛乳なんだと思っていますしまだ納得はいってませんがそれはともかくモメないと思いますけどね。




Case.121 学校の生態系

この回はずばりスクールカーストっていうタイトルで作中の生態系っていう部分はカーストと言っていたんですが出版社の方でなるべく本来の意味でないカーストという言葉を使わないでおこうという方向性でいくことに最近なったらしく急に言い換えて掲載することになりました。それをわかっていれば別の話にしたんですが。

この話はネームと原稿でかなり変更点があってぼくのネームではマリはヤンキーだったのに対してさがら先生の原稿ではギャルになっています。大きな変更点でしたがこれはこれでいいかなって思ってます。



Case.122 学校生活も楽じゃない


マリの口調とかパーソナルはさがら先生に任せることにして、この話で明らかになるのはしおんはほまれを保護者目線で見ているということです。何様なのでしょう。無人島では島に比較的適応するむつとアスカですがしおんは普通の高校生としてほまれの対比になるようにしていましたがここではそうではありません。これがお嬢様なのです。この巻で最後なのでしおんは桁はずれのお金持ちっていう感じで遊んで描いています。




Case.123 あの時何があったのか?

創作上のしわ寄せを食らってしまった不幸なふたり累と宗二ですがパパもなかなかにしわ寄せを食らってしまっていて作中かなり強引で間抜けな動きをさせられます。本来なら無人島生活には絡まず立派な人物として10巻で初めて出したかったんですが。




Case.124 変わらず腐って


むつが腐女子という設定は島ではそんなに出せなかったのでここで全開に。オタ友との友情が微笑ましいですね。3人のしゃべりが似ていてふたりの個性がわかりにくいかな、とも思えるのですが最終巻なんでかき分けの余裕がありませんでした。りえのじとおじゃまるかなりいいキャラだと思うんですけど。


りえのじがBLコミックスを学校で読むための偽コミックカバーですがぼくのネームでは宇宙兄弟でした。モーニングの至宝ともいえる素晴らしい漫画をなんてことにああ、恐ろしい。しかし原稿では見えざる力が働いて山賊ダイアリーのカバーを使うことに。正しい判断です。


劇中でてくる愛剣調教4というコミックスのカバーですがギリギリまで*にバラを一輪挿ししている絵だったのですがこれも見えざる力が働いて消えてしまいました。正しい判断です。



Case.125話目 2学期は忙しくて


文化祭〜冬の話です。むつが水面下でいろいろ動きます。雪と冬服を見るとこの物語の時間が進んでしまったんだなと思います。



Case.126話目 あれから一年


4人がいた無人島は特に作中言及してませんが日本の領海内の島で持ち主がいるわけです。実際売りに出されている無人島は多々あります。無人島の固定資産税がどのくらいかわかりませんが無人島なんだからそんなに高くはないんじゃないかと思います。九条家のクルーザーはYAMAHAの2億円のやつを参考にしてほしいとお願いしました。




Case.127話目 勝負だ相棒!


最終話のネームを描き上げていたんですがまた担当さんづてにさがら先生が最後にまたおばかで下品な話が描きたいと伝えられ。またって何だ?いつのどの話がおばかで下品なのだ!?ぼくはいつも真剣だ!ということでまたの話です。この話を最終話の後に描いて差し込むことにしました。犠牲者はまたアスカ。

島ではほまれとの関係はむつとは先生と生徒、しおんとは主従関係、あすかとは相棒っていう感じで描いていたのでサブタイの相棒っていうのはもちろんアスカのことです。




Case.128話目 ケ・セラ・セラ


最終話は大きなネタは置かずにバーベキューしたり海で遊んだり将来のことを話したりします。珍しくほまれが自分の考えをしゃべったりもします。

サブタイのケ・セラ・セラは登場キャラ勢ぞろいの最終回のこの場にほまれのママはいませんが母が将来のことを思う子供に聞かせてあげる歌としてふさわしいと思うのでラジオで流れていることにしました。

また遭難?という場面で4人の見開きです。これまでの物語が4人にまだ息づいていると絵で表現されていて素晴らしいと思います。ぼくも胸にくるものがありました。つたない僕の原作をここまでのものにしていただいたさがら先生に本当に感謝です。



そんな感じでふざけて始めた各話解説でしたがこれでしめさせていただきます。全部読んでくれた皆様ありがとうございます。ソウナンですか?をこれから読む方も読み直される方もこの解説は残しておきますので(ちょこちょこ直したり書き足したりすると思います)お暇な時があれば読んでみてくださいませ。




岡本健太郎

ソウナンですか?完結記念、各話解説裏話など ≪9巻編≫

9巻です。本来この巻を最終巻にする予定でしたが担当さんの要望もありギリギリで10巻まで出すことに(その場合の最終話は117話目でした)。9巻ではほぼほまれと3人が一緒にいないので物語の最後がそれも寂しいかな、ということで。

基本10ページのショート漫画なんですがこの巻では何回か増ページしていますし一連の話になっています。ページ少ないと不便だなと、個人的に次はもっとページ使えるものが描きたいな、と思ったりしていました。




Case.104 きっと生きてる!

ネーム前のイメージでは3人はかなりショックを受けて憔悴する感じにしようかとも思ったんですが読み味がよくなさそうですぐ可能性にかける行動にうつるネームに変更。実際のところほまれが生きているっていう可能性を3人がそれぞれ100%信じているかは難しいんですけどもはやこの3人はそんなに弱くはないんだろうなと思います。


ここで雑誌でのやらかしとして単行本での修正点があります。

ほまれを助けるプランをたてていろいろ計算してみてこれならいけそうみたいなおおよその数字は計算できたんですがむつが船の速度(潮流の速度)をそもそも知る機会がなかったので「ほまれさんが言うには時速4キロ」と単行本でセリフを追加。ほまれがこの速度を知ってたのはなぜ?と言われたらその海流の速度を知ってたとしか言えないんですけどね(実際の世界の海流の速度は3〜7キロぐらい)。




Case.105 相対的なわたしたち

これから3人が何をやりどう行動するか決める話です。3人はここで花火をあげるという計画をたてます。

担当さんにはアンリアルじゃないか?タイのコムローイ祭りで空に上げる灯篭のようなものを作るのはどうか?とアイデアをいただきます。確かにそのほうが花火より継続時間もある(灯篭を作る素材をどうするかはともかく)し糸をつけられれば高さも出せていいかもしれません。

でもここは花火なんですよ!なぜってバエるっしょ!?とここはわがまま爆発痛さ爆発の岡本が原作者権限で押し切り花火に。




Case.106 決意

ほまれの単独公演です。ここでほまれは3人が何かしらのアクションをしてくれることを期待します。一応互いにほまれが生きている可能性を信じててそのうえで行動しなければならないので読者に向けて確認です。




Case.107 subsistence

極限状態のほまれが海上で得られるほんのわずかな水分を求めて生存行動をします。4人でいる時にはあんまりつらい漫画にはできないので作中一番ヤバく危険そうな場面はほまれの出番です。辛い状況ですがここが主人公の見せ場でもあります。

ほまれにできることは僕にもできるつもりでリアリティラインをイメージして描いてきましたがもう相当怪しい・・いやもう絶対無理です。ぼくなら海の上で発狂して海に飛び込みサメに食べらる方を選ぶでしょう




Case.108 ランデブーポイントへ!

むつの指示のもと新たに発見した島にたどり着きます。停泊や花火の作り方を説明など。ふたりの前では辛そうな素振りは見せません。いいこです。みなさんもこのような彼女、妹、娘が欲しいと思うことでしょう




Case.109 みんな必死!

準備をしながらしおんが無理をします。無人島でもわがまま爆発娘でしたがここでは自分が飲む水もがまん。えらい。

一方ほまれはそれどころではなかったしママの幻影は見えているしこれはもう天国の扉に一歩踏み入ってる感じで超ピンチです。




Case.110 作戦スタートだ!

花火の準備と打ち上げ、細かい部分の確認です。頼りになりそうなソウナン女子アンケート10年連続1位のむつですがここでも全ての準備と説明を請け負ってくれます。




Case.111 長く短い祭り1

ほまれとこの島は6,7キロ離れている感じです。すごく大変だと感じるかもしれませんが海の上をそのぐらいの距離ゆっくり泳ぐっていうのはやってみるとそれほど難しくはないのでほまれなら(体力は限界でしょうが)可能でしょう。

ここからの3話は椎名林檎の『長く短い祭り』の歌詞の内容をパクりイメージしながら描いています。




Case.112 長く短い祭り2

島ごと燃やして目印にするとむつが言い出す案もあったんですが(緊急事態なんで燃やしてもよかったのしれませんが)むつはソウナン良い子アンケート10年連続1位のキャラなのでそういう風な知恵はまわらないんじゃないかということで、ここでは事故で島を燃やしてしまうことに。




Case.113 長く短い祭り3

演出上ほまれの動きは描いていませんがほまれは海を泳ぎながら島の火事を見つけます。やがて島に近づきますが暑くて近づけません。しかし3人が島に火を放ったのだろうと思い島の周りを泳いでいると船とロープを見つけロープにたどり着きます。時間的にギリギリだろうと思います。




Case.114 抹香のファンファーレ

エンディングです。ここからはコメディ感を出して読者にもう安心していいですよとサインを出しています。

海を漂流するわけですから陸地にたどり着く前に漁船や海上保安庁の船に発見される可能性のほうが高いでしょう。ソウナンでは海保ということで。ですがその場面をいい感じに描ける自信がないし面白くもリアリティもないのでクジラを見つけて喜んでる4人の顔が助かったっていう表情なんだと思ってくださいませ。




Case.115 ソウナン終わりました?

サバイバルはこれにて終了。58日間の大冒険でした。高2のひと夏の話にするとは決めていたのですが単行本もある程度だしたかったわけでなるべく明らかに日をまたいだ描写がない部分では同日にあったことにしたい。この58日に全てのエピソードがつまっているというのは一体どういうことなのか?

1巻 開始1話目7月20日〜7月30日

2巻 7月31日〜8月5日

3巻 8月5日〜8月11日
 
4巻 8月11日〜8月16日

5巻 8月17日〜21日

6巻 8月21日〜8月28日

7巻 8月29日〜9月5日

8巻 9月5日〜10日

9巻 9月10日〜15日


だいたいこんな感じで平均すると1巻で6日ぐらいしか経過していないことになっております。超過密スケジュールですね。





現在10巻はまだ発売されていませんが雑誌にはすべて掲載済みですので次回は10巻分です。

ソウナンですか?完結記念、各話解説裏話など ≪8巻編≫

船はちゃくちゃくとできてしまってもう後戻りはできません。ストーリーも大詰め。日常系漫画と言っていましたが船に乗ったらもう脱出編になってしまいます。しかしこの漫画はもうキャラを増やしたり場所を変えたりはできず話を動かすには脱出させるしかなく引き延ばす気まんまんだったぼくもその方が面白そうだなぁと考えはじめています。


8巻では大台の100話目にも到達。100話いけたら大したものって出版社ではいうらしいですが特に何かプレゼントもらったりするわけでも褒められるわけでもないので100だな〜って思って終わりです。




Case.92 デンジャーゾーン

島からの脱出に大賛成ではない(サバイバルにおいて正しくない)ほまれがそれでも脱出するなら・・と慎重に事をすすめているという話でほまれがチ●コをボロンします。

実際主人公のほまれの性格を魔改造している時、ヤンマガですし主人公を男にするプランはあったのですが担当さんに反対されました。男キャラは出すがあくまで女の子同士の日常系でスタートしたいと。

しかしこういうアウトドアや狩猟ものを描くとおれのほうが知ってるぞマウントをとってくる読者さまがどこからともなく表れて文句を言ってくることが多々あります。そういう読者は女の子主人公からうんちくを聞きたくないタイプが多いかもしれないな、と思ったり。一応主人公♂のメリットとしてはそれは多少さけられるかな、とも思ったのですが幸いほまれは読者に受け入れられ俺の方が知ってるぞマウントをとってくる読者さまも現れません。名実ともに日本は先進国ですね




Case.93 無人島から持ってくなら何にする?

彼女たちが無人島で手に入れたものや道具。物資が見開きで解説してありますが大したもの持ってなくて

竹ならそうとうな浮力を持っているはずなので海から出ている部分の竹の重量を差し引いても相当なペイロードを確保できているはずです。

ここでほまれが作った火薬が出てくるのは9巻への伏線ですね。




Case.94 『魔よね、ずっと』

無人島環境下で可能な加工食品への挑戦もラストです。ぼくもいろいろ取材というか実験というか試してみましたけど獣油マヨネーズはうまくいきませんでした。しかしうまくいったことばかりがいい思い出とは限らないですよね。友達を行ったおいしい店は案外覚えてなくてまずいラーメン屋でひどい思いをしたことが何年も語り継がれる笑い話になったりすることもあるのです。




Case.95 舟と聖杯と

舟は竹を切り出した一本を中央で隙間の無いように互い違いに組み結んで納豆のワラのように・・とまあちょっと説明が必要な構造になっているんですがどこにも説明を割くスペースが作れませんでした

そして2回目の未成年飲酒です。ここでアスカの「世の中には法律よりも大事なことがある」というのはお気に入りのセリフです。落書きなどの軽犯罪時につかったりしてはいけませんけどね。




Case.96 東雲emotions

いよいよ島を出ます。アスカが遭難という決して良いことが起こったわけではない場所とのお別れを若干センチメンタルに想います。この島は作品の重要な要素なのでここまで読んでいただいた読者にもアスカの気持ちをわかって欲しいなぁ、と思います。




Case.97 公海で航海する後悔

ここからは海の上の話になります。舞台が狭く絵変わりもしないのでちゃんと面白く描けるか不安なのでなるべく早めにストーリーを展開させようと目論んでいます。




Case.98 船上のマルチタスク

舟の上での生活を描きます。ちょっと楽しそうでいいですよね。もちろん嵐の前の静けさなんですが。




Case.99 風が吹いている

ほまれが何か話してほしいとしおんにせがまれほまれがいない場合のリーダーがむつに決まります。作品内において急ピッチで危険が迫るフラグを建築しており生まれて初めて漫画というものを読む人であってもこの後必ず何かある!と予感させますが書き手はこういう事にテレてはいけません。フリオチはとても大事です。ここはきっちりやっておきましょう。




Case.100 老水夫の詩

老水夫の詩のストーリーをなぞるように海鳥をとった4人が嵐に合うっていう流れを考えてみたりしたのですがそんなことしても誰も気づかなかったらとても悲しいしそういうかっこつけたシャレオツな感じはいかがなものかということで全部セリフにして喋らせてしまいました。




Case.101 眠れない夜

夜の海で嵐に合い船の上はパニックに。小さい舟に乗った経験がある人ならわかるでしょうがかなりの恐怖体験なはずです。むつは激しい揺れからか吐いてしまいますがぼくだったらその前に恐怖でしょんべんを船上にまき散らすはずです。




Case.102 青色トラジディー

命がかかるとんでもない危機はこの作品には何回かありますが今回は前振りたっぷりかなりシリアスに危機に陥るのでちゃんと危機を表現できているんじゃないでしょうか。まあすんなり帰れるとは思ってないよねぇ?うっへっへ。




Case.103 ホロホロチョウが眠る月

ほまれがむつを助け海に投げ出されます。クライマックスで主人公に主人公らしい行動をとらせようということでこの展開です。漫画はモノローグというものがあり嘘偽りないキャラの心情を読み物にできますので死にゆく主人公がそれでも仲間を助けてよかった、というとそれは本当によかったと思っているのです。セリフだとほらヒロイズムで言ってしまう可能性があるじゃないですか。

マダガスカルでは昔、牛が日陰に座る月、ホロホロチョウが眠る月などその時期取れる獲物で月を表現していたそうです。サブタイトルのホロホロチョウが眠る月が何月のことを言っているのかわからないですが南半球の春、北半球なら秋なんじゃないか?と思っていて9月のことかなと勝手に思ってそのつもりでサブタイトルに採用しています。



続きは9巻です。

ソウナンですか?完結記念、各話解説裏話など ≪7巻編≫

7巻です。6より多く8より少ない。それは7だからとしかいいようがない。しかし船を作り始めたのだから島は脱出させるべきだな、とは思い始めてます。最悪冬休みにもう一回遭難させればと悪魔のような事も考えます。




Case.79 竹を取る物語

無人島で生活しながらも竹で船を作って脱出していくという計画がはじまります。ここからは生活と並行して船を作ってるんだな、と思ってください。読者のみなさんにはたっぷり単行本1冊以上かけて船を作っていると刷り込まれますのでまあまあ作るのが大変そうな船ができあがっていても説得力がうまれるでしょう。

この日は設定上8月29日で出発が9月9日・・え?10日であの船作ったの・・?それちょっとかなり無理っぽくない?まあ細かいことは気にしないでください。彼女たちはすごくがんばったのです




Case.80 サウナですっきり!!

しおんがトランクに入っていたワンピースからサウナ着を4つに切り裂いて作ります。え?なんで?ワンピースを着まわしたほうがいいのでは?と思わなくもないですがSAMURAI BLUEは青いユニフィームがビジネスマンはスーツが女子高生は制服が戦闘服なのです。

女子高生がサウナを気持ちいいと思うかな?と思いますが打ち合わせしてなんか入ることになっちゃいました。




Case.81 薄羽蜉蝣

昔竹書房で『薄馬鹿下郎』っていうギャグ麻雀漫画を描いてたんですけどあれ原稿まだありますよね竹書房さん。もう十数年返却されてないんですけど。まさか無くしてないですよね?無くしてたら問題ですよ?・・・なぁ〜んちゃって嘘嘘怒らないから正直に言ってください。アマギフ5000円で手を打ちましょう




Case.82 ダイコン大収穫

劇中8月31日です。葉っぱを収穫していた時から10日しか経過していません。おいおいおい、いやさすがにこれは無理がないか?とも思うのですが思わないでください。もう少しで4人は島を脱出するのです。ここで出さないといつ出すんですか。ぼくは栽培までやって取材してるんですよ!?彼女たちはとてもよく頑張ったのでダイコンができました!めでたい!




Case.83 第1回チキチキ作って作ってボートレース大会!!

竹でこの形で船を作れば嵐が来てもなんとかなるだろう。という形をここで決めています。慎重にミニチュアを作り実験までしています。自分たちが乗るものですからこんなことぐらいはやって当然です。デザインの違いで川を流れる速度に差がつくかはさておき




Case.84 雹はうたかたのpleasure

実際問題、漫画の中でいちいち暑い暑いと彼女たちに言わせてはうるさいので言わせていませんが夏はあついのです。たまにはサービスで冷たいものを与えてあげることに。そう私はこの作品の神なのです。




Case.85 崖をのぼろう

ロッククライミングを下着の女の子が行うという神をも恐れぬ回です。こういうサービス回の犠牲になる確率はアスカ>ほまれ>しおん>むつの順で多いのですがこれはなぜなんでしょうね。むつだと少し心が痛いです。




Case.86 つまみつままれ

イチヂクが登場します。この島は漁師小屋的なものがあり大昔は多少の人々が住んでいた、ということになってます。その際何種かの植物やアナウサギが運び込まれていてイチジクやサルナシなどもその際植えられています。ですからもう少し役に立ちそうなものも残っていていいのかもしれませんがサバイバル物なんであんまりあったもので生活できてもね・・。




Case.87 寝る子は育つ

彼女たちの生活をおびやかすカラス。干物を食べられてしまうので駆除を行おうということに。弓矢での狩猟は認められていないのでやったことはありませんがこのぐらいの弓矢ならギリギリ可能かな?と思って描いています。何しろこっちはプロなわけですわ(ドヤァ)。




Case.88 カラス食べたことありますか?

サブタイトルは山賊ダイアリー1巻のオビから。半矢のカラスにアスカがとどめを入れます。アスカの成長が素晴らしいですね。




Case.89 学園祭は?

この話の中で学園祭っていったり文化祭っていったりでどっちなんだって感じですが10巻では文化祭ってことになっています。ここで文化祭に間に合えばいいな〜ってフラグを立てているので間に合うように帰らなければなりません。おそらく9巻ぐらいで終わろうかなあんまり長く遭難してると変だしとか考えています。作者の体感では3年ぐらい遭難してる気がするからです。




Case.90 危機一髪娘

むっちゃんが溺れかけアスカの乳首が出そうになります。まさに危機一髪。4人いるのだから一人ぐらいまったく泳げないキャラがいてもいいんですが2話目で全員泳いでいたのでね。




Case.91 水中花ソラシド

みんなで海上訓練をします。魚突きに夢中になると数時間海に浮いたり潜ったりしていることがあります。結構浮いてるだけならできるものです。しかし気が付くと波に酔っていて地上に戻って歩くとふらついたりします。体力に余裕があっても定期的に海からあがって休憩を入れましょう。



次回は8巻です。

ソウナンですか?完結記念、各話解説裏話など ≪6巻編≫

特装版も発売の6巻。表紙の4人はもはや売れっ子アイドルのオーラが出てます。アニメも終わりひと段落。ネームもかなりスムーズに描けるようになり安定期といっていい時期でしょう。



Case.67 頼みますよアスカさん

浜ダイコンは実際に僕も育ててみたんですが土で育てると普通にダイコンになってしまいます。劇中ではこの日は8月21日。前回浜ダイコンが出てくる27話目は8月4日なので葉を収穫できるかは結構ギリギリかもしれません。しかし物語全体がひと夏の話になるだろうと思っていたのでこのぐらいはいいフィクションっていうことでご勘弁です。




Case.68 お家にいっていいですか?

ほまれとむつがウナギを釣りながら日本に帰ったらという話をします。まあ家に帰ったら終わっちゃうんですけどね。担当さんはただ長く続けることに意味はない。不必要に引き延ばすことは必ずしも作品にとっていいことではない、と編集者とは思えないことを僕に言ってくれましたがこの時僕は引き伸ばす気マンマンなわけで世間で一般的に思われている漫画家と担当編集物の心情とは全く違った構図がここで成り立っています。




Case.69 ウナギ実食

いま考えると68話目が釣りのサブタイで69話目がお家にいっていいですか?
ってサブタイのほうがいいような気がしますがサブタイトルはみんなそこまで気にしないというか気づいてもいない可能性があるのでまあいいでしょう。サブタイトルは1巻は全部担当さんがつけていて2巻から僕がつけています。




Case.70 まどろみの午後

ほまれのママが出てきます。ダイコクコガネは確か南米の虫だったかな・・?このころ鬼島家は外国に住んでいたわけです。ほまれは英語はしゃべれるはずですが劇中それが生かされる場面はありません。またママは外人の可能性がありますがどうなんでしょう。まあ人種なんて漫画の中では些末な問題です。




Case.71 むっちゃんの性癖がローリングヒッチ

百合営業。ほまれが単独脱出を決心していたのを3人が気づき始める話です。単独で海に出られてストーリー上は都合悪い気がしますがそれはそれで面白かったかな・・?でも4人の会話なくなるとね。




Case.72 ひどいですよ、ほまれさん

ほまれが単独脱出を打ち明けますがこの無人島内では数の暴力で阻止されます。民主主義的ともいえるので正しい国家のありかたとも言えます。個人的にほまれが折れる(島を脱出する)ならこんな感じがいいんじゃないかと。愁嘆場を作ってモノローグでキャラの心情を書き連ねて漫画のストーリーを誘導していく方法が漫画ではよくとられますがあんまり僕はキャラをウジウジさせるのがあんまり好きじゃないのとこんな感じのほうがこの漫画に合ってるんじゃないかと思います。




Case.73 4人で一緒に

4人での島の脱出を決意する回です。これでしばらくは4人の行動が決まってただ無人島でのんびりしているだけでない感でてきます。このあたりから僕も4人の脱出プランを練り始めます。




Case.74 うねりを感じて

睾丸でうねりを読むというのは大昔の船乗りがやってたという逸話があります。ぼくも船に乗るたびに目を閉じてうねりを感じてみようと努力しましたが睾丸の感度が悪いためなのかうねりは読めませんでした。ですので本編でもまあこういう話があるらしいよっていう程度にとどめています。




Case.75 毒針のカーペット

エイを毒針のカーペットと表現するなんて秀逸なセンスだと思わないですか?ぼくは思ってるんですが。まあサブタイトルは先述のとおり誰も気にしてない可能性が高いです。




Case.76 水深10メートル

モリで刺したエイが引き上げられないっていう話は山賊ダイアリーにも描いてますが彼女たちがやったほうがそりゃ見栄えがいいわけですよ。そんなわけで彼女たちもエイと戦っています。

実際問題山賊と同じネタを持ってきてということは何回かやってるんですが恐らく読者はそれほどかぶってないから問題ないんじゃないかと思ってやってます。




Case.77 サンセットピーチ

パンツを犠牲にしてしおんがエイを引き上げます。この4人での引き上げは確か担当さんのアイデアでパンツがちぎれるシーンはぼくは取り返しがつかないから反対だったんですけどパンツは縫って直したことになりました。本当かよ




Case.78 いろいろ身につけよう

巻末ですので次の巻、および帰ってからのことを示唆しはじめます。それとこの島にきて3人は成長したのは間違いないですがほまれは島にくる以前とそれほど変わっていないのでしおんが普通にしたいと宣言します。つまりこの漫画は3人が強くなりある意味ほまれが弱くなるっていう着地をするわけです。



次回は7巻です。
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