このブログを昔から見てくれてる人は知ってると思うんですがぼくはモモという飼い猫が居ます。そのモモが今日死にました。ここのところほぼ介護状態だったので覚悟はしていたんですけど。もともと神経質で身体も弱かったのですがもう少し長く一緒にいられると思ったので残念です。
ペットと飼い主、家畜と畜産業者、野生動物と人類。動物と人とのかかわりは様々ありますが動物から見て基本的に人とのいい関係というのはないのではないかと常々思っています。
無関係、悪い関係、不自然な関係の3つがあるだけなんだろうと思うのです。ペットと人というのは不自然な関係です。野良を拾ってきたから、長生きしたから、とてもよく懐いていたからと思うかもしれませんがたぶんそれも人間が勝手にそう思い込んでいるだけでしょう。
だからぼくもモモがうちにきて幸せだっただろうなどとは思わないようにしています。でも少なくともぼくはモモと一緒に過ごせて楽しかったです。1ミリも人間に媚びない態度も撫でると引っかかれ噛まれるのもたまに側に寄ってきてくれるもの愛おしかった。彼女がうちに来てなんとなく仕事がうまくいくようになりまるで招き猫だな、と思ったものです。
さきほどぼくが持っている小さな土地にささやかですがお墓を作って埋葬してきました。花に囲まれた静かな場所なのでゆっくりできると思います。あの世、というものは無いかもしれませんがモモ安らかに。
