April 25, 2021

『名探偵コナン緋色の弾丸』 2021年46作目 ☆☆☆★3

『名探偵コナン緋色の弾丸』 2021年46作目 ☆☆☆★ ユナイテッドシネマ大河原

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 昨年、コロナで公開が延期になったコナン君の劇場版が今年も来ました。
 超高速リニアが舞台だけに未来まですっ飛んだんですね。

 年中行事なので作品紹介は省きます。
 今年は東京と名古屋を結ぶ「超高速リニア」が舞台で、東京オリンピックをイメージした大規模な国際大会が開催されます。
 コロナさえなければ去年公開されてたし、東京オリンピックも開催されてたのね。

 ゲストキャラが今回は「赤井ファミリー」でした。
 コナン君のメインテーマ「黒の組織」に関係する人物なので、テレビ版? を観ていないと分かりません。

 母:コナン君と同じ薬を飲まされて少女の姿に。MI6の諜報員(007と同じ組織ですね)。
 長男:赤井秀一:声は池田秀一。赤いです。FBIのエージェントで母と妹には死んだ事にしてる。偽の身分では大学院生。
 次男:羽田秀吉:タイトルを所有する棋士。「二手三手先を読む男」兄の真相を知っている。警視庁の交通課の女性警察官に「プライベートで」捕まった。
 末妹:帰国子女の高校生。バイク乗りでジークンドーの使い手。

 映画版(劇場版)コナン君は毎年毎年アクションが派手ですが、今年は「2年ぶり」なせいか、例年よりもアクションが派手に感じました。
 「超高速リニア」が舞台なので、始発地の名古屋が結構出るんですね。
 なので、名古屋、愛知の方には馴染み深い場所が多々あったかと。
 それでこの「超高速リニア」がただのリニアモーターカーじゃない。
 「専用トンネル」を走行するリニアで、専用トンネルの内部は「減圧でほぼ真空」。つまり空気抵抗が保母ゼロ。
 なので、地上走行する車両なのに「音速」で走行が可能。

 「地上を音速で走行する」なんてありえないけど、この技術ならいける。

 更に凄かったのが、「真空トンネルを使用した超長距離狙撃」。
 池田、じゃない、赤井さんが狙撃するんだけど、「銃弾が真空中を飛ぶので空気抵抗を受けない」「リニアの強力な磁力の影響を受けない為に特殊な銃弾」なんだけど、空気抵抗や磁力の影響はそれで対応出来るけど、重力はどうすんの?
 何か説明があったような気もしたけど、よく分かりません。
 ただ、この「特殊な銃弾」は「銀の弾丸」で、狼男でも撃つのかい?

 今作では本人じゃなくて弟が「二手三手先を読む」してたけど、流石シャアじゃない、赤井。
 アムロ、じゃない、安室とタメを張る男だ。

 来年のコナン君は「桜田門」が舞台らしいからこちらも楽しみです。
 


『名探偵コナン/水平線の陰謀(デストラジー)』 2005年4月劇場鑑賞
『名探偵コナン/探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』 2006年73本目・5月観賞
『名探偵コナン/戦慄の楽譜(フルスコア)』☆☆☆ 2008年46本目 5/22(木) シアター・フォルテ
『名探偵コナン/天空の難破船(ロストシップ)』 2010年34本目
『名探偵コナン/沈黙の15分(クォーター)』 2011年本目 ☆☆☆ チネ・ラヴィータ
『名探偵コナン/11人目のストライカー』 ☆☆☆ 2012年36本目 MOVIX利府
『名探偵コナン/絶海の探偵(プライベートアイ)』 ☆☆☆ 2013年27本目 ワーナーマイカル・シネマズ名取
『名探偵コナン/紅の恋歌(ラブレター)』 2017年15本目 ☆☆☆★ TOHOシネマズ仙台
『名探偵コナン/ゼロの執行人』 ☆☆☆ 2018年21作目 TOHOシネマズ仙台
『名探偵コナン/紺青の拳(フィスト)』 2019年31作目 ☆☆☆ ユナイテッドシネマ大河原
 
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April 21, 2021

『砕け散るところを見せてあげる』 2021年45作目 ☆☆★2

『砕け散るところを見せてあげる』 2021年45作目 ☆☆★ イオンシネマ新利府

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 竹宮ゆゆこ先生の同名の小説を、脚本兼任でSABU監督が映画化。
 いつものとおり小説は読んでいないのですが、SABU監督は好きな監督なので楽しみに観ました。

 出演陣は主人公の「ヒーロー」役に中川大志さん。ヒロイン役に石井杏奈さん。
 舞台が高校なので旬な若手が多数出演していました。

 「ヒーロー」の話でした。
 ちゃんと見ていた筈なのですが、一番大事な事を最後まで気づかずにいたので驚きました。
 この話は「自分が産まれる前に亡くなった父親の高校時代の話」です。
 最後に「えっ、この話って親父さんの高校時代の話だったの?」と驚いたのですが、ちゃんと見てれば最初から分かったのでしょうか?

 正義感の強い高校生がイジメを受けている女子高生を助ける話。
 このイジメが壮絶で、イジメは元々犯罪なんだけど、人が死ぬレベルだからイジメてた連中は全員只の人殺し。
 イジメが壮絶過ぎてヒロインの「ちょっと変」が「イジメのせいなのかな?」と思ってしまった。
 だからイジメの話なのかな? と思ったんだけど、これが…

 イジメが壮絶過ぎたけど、理由はどうあれボーイ・ミーツ・ガールなのでほっこりするエピソードが続いたんだけど、ぶち壊してくれるのがヒーローの母。
 元凶はヒロインの父なんだけど、原因はヒーローのおかん。
 やっぱ「口は禍の元」だね。

 終盤は物語のテイストが変わってるし。

 ヒロインの父親役は堤真一さんなんだけど、似合ってた。
 一目見ただけで「異様だ…」て感じた。

 全部が終わってから冒頭に繋がるんだけど、そこで「えっ、この話って親父さんの高校時代の話だったの?」てなったんだけど、気づかなかったのは健太郎だけ?
 この作りと、昔のSABU監督が好きなせいか何か足りないと云うか、何処か違和感があったので☆2.5です。 
 

 
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April 20, 2021

『ゾッキ』 2021年44作目 ☆☆★2

『ゾッキ』 2021年44作目 ☆☆★ イオンシネマ新利府

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 大橋裕之先生の初期の作品集『ゾッキA』『ゾッキB』を原作にした実写映画。
 監督は竹中直人さん、山田孝之さん、斎藤工さんの御三方。
 大橋先生も『ゾッキ』も全く存じ上げないのですが、この御三方が監督とあらば観ない訳にはいきません。
 嫌いなイオンシネマでしか上映してなくても、それもMOVIX利府を潰した憎っくきイオンシネマ新利府であっても。

 が、しかし。
 今まで理解出来なかった「生理的に無理」「生理的に不快」が理解出来てしまう程の不快な映画でした…
 『ゾッキA』『ゾッキB』どちらも「短編集」で、「個々に独立している全く関係性のない短編を集めた作品集」なので、個々の話はそれぞれが個別に独立して互いに関係していないんですね。
 健太郎が好きな「個々の短編がそれぞれ繋がっている連作短編」ではない、「全く個別にそれぞれの話が独立している短編集」なので、「そこにあえて関連性を持たせて一つの長編にする」と云う楽しみもあった筈なのに、生理的に不快なエピソードがあったせいでおぞましくて吐き気しかしませんでした…

 厳密には「エピソード」ではなく、「画的に無理」で、吐き気しましませんでした…

 なので、「何処監督がどのエピソードを担当したんだろ?」や「監督の個性、カラーはどう出てるのかな?」は全く感じませんでした。
 「生理的に不快」な画のせいで吐き気しかしませんでした…

 『BLUE』でも元ボクサー役を演じた竹原ピストルさんがこちらでも元ボクサーを演じていて良かったですし、吉岡里穂さん、石坂浩二さん、ピエール瀧さん、松田龍平さん等々豪華な出演陣でしたし、倖田來未さんも出てたのに…
 「生理的に不快」な画のせいで吐き気しかしませんでした…

 ただ「生理的に不快な画」だけでなく、個々の話、エピソード自体も好みの合わなかったのかもしれません。
 「生理的に不快」な画のせいで吐き気しかしなかったので、ここのエピソードを噛み締める間がなかったですが、どうも原作漫画はギャグマンガらしく、シュールさや理不尽さを笑う漫画のようなのですが、「シュールだな」とは何度か感じましたが、只の一度も笑えませんでした。
 くすりともしませんでしたし、同じ回を見た方が何人か居たのですが、笑っている方は皆無でした。

 原作は著者も漫画も全く知らないのですが、監督と出演陣で楽しにしていたのに残念です。
 生理的に不快で吐き気しかしなかったので☆は本来なら0かマイナスなのですが、監督陣と出演陣に免じて2.5つけますが、内容そのものなら0かマイナスです。
 

 
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April 19, 2021

『BLUE ブルー』 2021年43作目 ☆☆☆★3

『BLUE ブルー』 2021年43作目 ☆☆☆★ フォーラム仙台

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 ボクシング映画。
 ボクシング映画は「ロッキー・シリーズ」と「クリード・シリーズ」しか観た事が無かったので、何気に邦画では初めてでした。
 ボクシングに正直興味が無かったせいですが、今回は主演が松山ケンイチさんと云う事で観ました。

 タイトルの「ブルー」は青コーナーの事で、ボクシングでは「挑戦者」のコーナーだそうです。
 なので作中では「連戦連敗の勝ち無しボクサー」の事でした。
 この「連戦連敗の勝ち無しボクサー」を演じているのが松山ケンイチさんで、日本チャンピオンを狙える若手役が東出昌大さん、その彼女役が木村文乃さん、不純な動機でボクシングを始める新人が柄本時生さん。

 三者三様のボクサーの話。

 「バイト先の女子にかっこつけたいから」とか云う動機でボクシングを習い始める柄本さんのエピソードはあるある感満載でした。
 「タバコを吸ってるチンピラ中学生」に絡まれて、ボコられたからボクシング習い始めるのて何か聞いたことある。
 「ボクシングライセンスを持っていると拳が凶器扱いされて傷害罪で逮捕される」ってのは都市伝説なんじゃないの?
 そんな理由でボクシング始めるのは不純以外何物でもないけど、なんかリアル。
 「タバコを吸ってるチンピラ中学生」もリアルで只のチンピラにしか見えなかったけど、そんな事やってると役者としては当然だけど、「人として」も先が無いぞ。
 お婆ちゃんとのエピソードとか重い話もあったけど、「不純な動機」で始めたボクシングに段々と集中していく様は観ていて成長を感じました。

 「日本チャンピオンを狙える若手」はストイックなボクサーで、「ボクシングに集中する様」は「役者に集中している東出さんそのまま」に見えました。
 役者以外にも気を使おうね。
 日本チャンピオンを狙える実力があるせいか、やや不遜な点もあったけどそこも「ストイックさ」に感じられました。
 ボクサーの私生活もリアルに描かれていて、彼女とのやり取りは置いといて、試合とトレーニング以外はスポンサー企業で働いているのが「プロボクサーでも大変なんだな」でした。
 意外だったのは「リング禍」を描いていた事。
 ボクシングでは「パンチドランカー」ですが、日本人世界チャンピオンの御歴々を見ていると「殴られ過ぎたのかな?」とか思ってしまいますが、冗談抜きで「リング禍」「パンチドランカー」は深刻な問題で、そこをしっかりと描いているのが「ボクシングの事ちゃんと調べてるな」と感心しました。

 実際に作中でも、「不純な動機でボクシングを始めた」のが気に入らない先輩のオラオラ系が「スパーリングやるか」とスパーリングをやったらテクニカル・ノック・アウトとられて、その後休んでたら痙攣起こして病院運ばれて頭の緊急手術になるエピソードがありました。
 強烈なパンチを食らったわけでも、頭を打ったわけでもないのに開頭手術が必要なぐらい深刻なダメージを受けるなんて、ボクシングの危険性を本当に分かっていないと描けない。

 同様にリアルに感じたのは「不純ボクサー」と「オラオラボクサー」が同じ日にライセンス試験を受けたら、不純ボクサーは合格したのにオラオラボクサーは不合格だった事。
 「ボクシングライセンスは基本が出来ているかであって感性ではない」を如実に物語っていました。
 実際オラオラボクサーは不純ボクサーとのスパーリングでTKOな上にリング禍に逢うし。
 本当にボクシングの事を分かってる脚本だし監督だ。

 脚本も監督も吉田恵補監督で、好みが合わなかったので吉田恵補監督の作品は『潤喫茶磯部』以来13年ぶりです。
 こんなにもボクシングに詳しいなんて知りませんでした。

 となると、作中に出てきた「キックボクシング上がりのリングを侮辱してるチンピラボクサー」もボクシングあるあるなのでしょうか?
 神聖なリングを汚すあんな輩は、「ボクシング界はヤクザ、暴力団とは縁を切った事になっているけど、それは建て前で今でもヤクザとべったりずぶずぶ」を肯定する事になるんだけど?

 こんな感じで主人公の周囲が細部に至るまでしっかりと作り込まれているので、主人公だけの話じゃなくて「群像劇」に感じるぐらいでした。

 松山さん演じる「連戦連敗ボクサー」はジムのトレーナーやセコンド、作戦を立てるのは出来るのに、試合には勝てない。
 ダイエット目的の小母様方相手のトレーニングや、不純な動機で入会したボクサー相手のトレーニングも愛想良く勤めてたし、セコンドのシーンや作戦を練るシーンは生き生きとしてるのに何故か試合には勝てない。
 人柄なのか人間性なのか?
 東出さんの役が日本チャンピオンになったのも松山さん演じる役の作戦のおかげなんだから有能な筈なのに、どうしてなんでしょう?
 「優しさは弱さではない」
 筈なのに、「優しさが弱さ」に感じてしまいました。
 彼女役の三村文乃さんが出てくるシーンでは特に感じました。

 長くなってしまいましたし、主人公以外の事の方、特に知りもしないボクシングについて長々と書いてしましたが、吉田恵補監督がボクシングへの造詣が深く、ボクシングあるあるとボクシングへの愛が溢れた優しい映画でした。
 「優しさが弱さ」に感じたのは間違いかもしれませんが、松山ケンイチさん、東出昌大さん、柄本時生さんそれぞれ役の「その後」が正に三者三様だったので、捉え方もそれぞれなのかなと。
 

 
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April 18, 2021

『バクラウ 地図から消された村』 2021年42作目 ☆☆☆☆4

『バクラウ 地図から消された村』 2021年42作目 ☆☆☆☆ チネ・ラヴィータ

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 ブラジル映画。
 宣伝やチラシでは「貧困」「格差」「分断」「白色テロ」「暗殺部隊」「UFO」とか仰々しい言葉が羅列されていますが、全部JARO案件です。
 全て誇張された過大評価です。
 「映画の宣伝は嘘まみれ」なのは常識なので、今更云う必要もないですけどね。

 よく行くバーの常連さんにコスタリカの方が居まして、コスタリカは中南米では安全な国なのですが、「ブラジルは危険だ」と本気で云っています。
 実際危険でした…

 舞台はブラジルの山間の村、バクラウ村。
 緑はそこそこあるけれど、水が不足していてタンクローリー車で水を運ばなければならない村。
 長老格の老婆の葬儀に村を離れていた女性が戻った日から話が始まる。

 長老格の葬儀で暴言を吐く女医。
 名前が変わっている幼馴染。
 村がGooglemapから消えている。
 選挙の宣伝に来る胡散臭い市長。
 銃弾を撃ち込まれたタンクローリー車。
 バイクで訪れた見知らぬ男女。
 不通になる携帯電話。
 謎の飛行物体。

 不審な事が立て続けに起こって、とうとう死者が出る…

 これを週刊誌よろしく無い事無い事書きたてたのが宣伝文句なんだけど、「白色テロ」と「暗殺部隊」は正解かな。

 ネタバレになるので、ネタバレOKな方のみ続きをどうぞ。 →続きを読む

ken_taro at 22:54|PermalinkComments(0)mixiチェック 2021年劇場観賞 

April 16, 2021

『裏アカ』 2021年41作目 ☆☆☆3

『裏アカ』 2021年41作目 ☆☆☆ チネ・ラヴィータ

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 「裏アカ」自分である事を隠している「裏のアカウント」の事だけど、そもそも「匿名が前提のネット上」で本名を公表している「表のアカウント」の方が異常なんじゃ?
 ネットで本名や素性を公表するのは危険極まりないんだから、そっちの方が異常じゃん。
 と思っているで、「裏アカ」自体が疑問なのですが、この作品も疑問でした…

 主人公は女性。
 素敵な女性なのに彼氏は居ないらしい。
 仕事では上司には頼られているので、出来る方っぽいんだけど、若手に追い越されそうな気がしてる。
 実際、仕事の宣伝もかねてインスタを始めたら若手の方がイイネが多い。

 これあかんて。
 「イイネの数」を気にするようになったら駄目だって。
 実際作中では「私、女なんだから脱げばイイネぐらい幾らでも来る」とかって裏アカで脱ぎ始める。
 そしたらスケベな男共がわんさか群がってくる。

 ここで止めとけば傷は浅かったのに、実際に会ってチョメチョメしだす。
 絶対に駄目だって。
 チョメチョメ以前に、「ネットで会った相手」に会っちゃ駄目だって。
 トラブルの素でしかないって。

 実際、露出やチョメチョメがどんどん過激になってく。

 久しぶりにチョメチョメをしっかりと描いた作品を観ました。
 最近はレーティングを気にしてか性的な描写は控える方向なせいか、しっかりといやらしく描いているのは久しぶりです。
 女優さん体張ってんな。と思ったら、『火口のふたり』の滝内公美さんでした。

 お互いにハンドルネームで呼び合うのは今時は珍しくはないのですが、仕事でばったり会うのは気まずい。
 チョメチョメした間柄なのに、初対面のふりするのは白々しい。

 で、男の方は「只の遊び人」。ネットで「ヤリ捨て」でやりまくってるだけのクズ。
 可愛いお嫁さんと結婚が決まってるのに、ホントにどうしようもない只のクズ。

 こうなると惨めなのは主人公。
 裏アカで憂さ晴らししたおかげなのか、大きな仕事を性交じゃない、成功させるも、肝心の披露パーティーでネットトラブルに逢う。
 大事な披露パーティーで「これって○○さんの裏アカですよね。こんな事してんですね」を盛大にバラされてしまう。

 チョメチョメした若い男とばったり出会ったんだから、ネットでも相手にしないような男が身近に居る可能性もある。
 実際居たし。
 ネットあるあるですね。
 「意外と身近に居る」
 気をつけましょう。

 「意外と身近にいる」はあるあるでしたが、披露パーティーでの対応は疑問でした。
 その後は引きこもり…
 当然の結果ですが、気にして自宅まで来てくれたり、犯人を捜してくれた男性社員は親しんでくれてたんじゃないのかな?
 「青い鳥」だったりして。

 終盤は引きこもりや、ネットでヤリ捨てしてるクズが幸せに結婚したりと嫌な展開になったんだけど、主人公の走りで〆たのは良かったです。
 女性がひたすらに走るのは『tokyo.sora』『犬猫』みたいで爽やかに…とはいきませんでした。
 年なのかえずいてました…

 そこもまた「リアル」と云う事で。
  
 
 
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April 15, 2021

『21ブリッジ』 2021年40作目 ☆☆☆3

『21ブリッジ』 2021年40作目 ☆☆☆ ユナイテッドシネマ大河原

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 ブラックパンサーを演じたチャドウィック・ボーズマンの遺作。
 プロデューサーが『アベンジャーズ/エンドゲーム』のルッソ兄弟。
 チャドウィックもプロデューサーを兼ねる力作。

 話はタイトルにあるとおり「ニューヨークのマンハッタン島に掛る21の橋を封鎖する」話。
 マンハッタンを封鎖するぐらいだから警察対犯罪組織の映画か? と思ったら、よくある強盗の話で、「それぐらいでマンハッタン封鎖するなよ。日本じゃレインボーブリッジ1つ封鎖できないんだぞ」と思ったら、警察の汚職の話で「そっち?」と思いつつ同時に「マンハッタン封鎖関係ないじゃん」な話でした。

 チャドウィックがプロデューサーを兼ねるぐらいに力を入れた作品なので、「警察から黒人への偏見」も描かれてはいましたが、メインは警察の汚職。
 汚職の話にこんなに力入れる? と疑問でしたが、それほどまでに深刻な問題なのでしょう。

 ただ、映画としては正直「でしょうね」「やっぱりね」でしかなかったです。

 チャドウィック演じる主人公が警察の汚職に気づき、汚職の中心人物とのやりとりでこんなセリフがある。
 「ニューヨークは俺達を嫌っているが、俺達は命がけでニューヨークを守っている」
 汚職警官が偉そうな事ほざくな!!
 えらい不愉快な奴だな。と思ったらサム・ライミ版『スパイダーマン』でJ・ジョナ・ジェイムソンを演じた、「只の踏み台映画」のパワハラハゲ野郎だった。
 こちらも納得。

 チャドウィックの力の入れようは凄いし、タイトルもやってる事も壮大なんだけど、結局は「よくある汚職の話」で、核心以外は壮大なのに、肝心の核心が「よくあるありふれた汚職の話」なので正直残念でした。
 ニューヨークのロケや、犯罪組織の細々とした描写、犯人の人物像や銃の扱い等、リアルで見応えがあったのですが、肝心の話が「よくあるありふれた汚職の話」で、やってる事との規模の差が大きく感じました。

 シーンとしても繋がらないシーンがありました。
 チャドウィック演じる刑事が犯人から「警察の汚職の証拠」を渡されるシーンと、中身を確認するシーンが無かった気がします。
 犯人と「汚職の証拠の話」をするシーンはありましたが、現物を受け取って確認したのはいつだったのでしょうか?

 色々と不満が残った作品ですが、チャドウィック・ボーズマンのご冥福を祈ります。
 
 ワカンダ・フォーエバー!
 
 

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April 14, 2021

『シン・エヴァンゲリオン:||』 3回目 監督舞台挨拶 2021年39作目 ☆☆☆☆4

『シン・エヴァンゲリオン:||』 3回目 監督舞台挨拶 2021年39作目 ☆☆☆☆ ユナイテッドシネマ大河原

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 3回目の『シン・エヴァンゲリオン:||』
 2回目は声優陣の舞台挨拶でしたが、3回目の今回は庵野秀明総監督、鶴巻和哉監督、前田真宏監督の舞台挨拶でした。
 司会役がシンジ役の緒方恵美さんで大変に豪華な舞台挨拶でした。

 3回目の観賞なので作品の内容は省きます。
 舞台挨拶を書ける範囲で書で。

 「興行収入が80億円を超えると庵野監督の記録になる」
 『シン・ゴジラ』でも80億円超えなかったんですね。

 「エヴァンゲリオンはロボットアニメ」
 マニアが騒ぎそうな事をさらっと云うのが庵野監督。
 「ロボットアニメじゃなければ何なの?」と思うのですが、庵野監督が明言した以上、『エヴァンゲリオン』は「ロボットアニメ」です。

 「シン・エヴァンゲリオンはアニメと実写のハイブリッド」
 『シン・エヴァンゲリオン:||』を作るにあたって実写の手法を多々流用したので、『シン・ゴジラ』の経験が大いに役立ったと。
 ただ、スタッフに実写の経験者が居なかったので齟齬が生じた。

 「肝心な時に居ないNHK」
 NHKの『プロフェッショナル』の密着取材を受けたのに、「ここ撮影し時だぞ」や「パートの終了など重要な時」に居ない。
 流石NHK。肝心な時に居ない。

 「ラストの〇〇駅前のシーンはCGを使ってビルを足した」
 庵野監督の思い出を再現したそうです。
 CGを使ったので無駄に経費がかかったそうです。

 他にも沢山面白い話や、興味深い話がありましたが鶴巻監督(確か)の話で非常に興味深い話がありました。
 昔で云う「説」、最近で云う「考察」に関する話なのですが、思わず爆笑してしまいました。
 舞台挨拶の前日あたりにネット上で公開の「シン・エヴァンゲリオンを語る会」的な催しがあり、そこで参加者のアナウンサーか誰かが自説を力説したそうです。
 ゲンドウが「ダラスの暑い夏」をしたシーンを「あれはゲンドウの中に残るユイへの思いを現したシーンだ」と熱く語ったそうなのですが、制作陣はそんな事は「全く考えていない」そうです。
 鶴巻監督(確か)は大人なので、「面白いからそう云う事にしておく」と仰ってましたが、これこそが「考察」の真実。

 「公式設定の前では考察は何の意味も無い」

 ドヤるのは恥ずかしいだけだから止めましょう。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』リアルタイムで観た時のペラッペラのレビュー。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』2020年に13年ぶりに観た時のレビュー。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』2020年に11年ぶりに観た時のレビュー。2009年にリアルタイムで見た時のレビューは書いてないか消えました。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』リアルタイムで観た時のペラッペラの…
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』2020年に8年ぶりに観た時のレビュー。
『シン・エヴァンゲリオン:||』 2021年18作目 ☆☆☆☆☆ ユナイテッドシネマ大河原
『シン・エヴァンゲリオン:||』 2回目 声優陣舞台挨拶 2021年24作目 ☆☆☆☆☆ ユナイテッドシネマ大河原
 
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April 13, 2021

『シグナル 長期未解決事件捜査班』 2021年38作目 ☆☆☆3

『シグナル 長期未解決事件捜査班』 2021年38作目 ☆☆☆ 109シネマズ富谷

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 フジテレビ系列で放送されていたドラマの映画版。
 元は韓国のドラマで、「無線機で過去と現在が繋がる」話。
 「無線機で過去と現在が繋がる」と云うと『オーロラの彼方へ』なのですが、関係あるのでしょうか?

 フジテレビ版は「連続ドラマ」→「スペシャルドラマ」→「映画版」と話が全部繋がっているので、全部観ていないと話が分からないかもしれません。

 主人公の三枝警部補が坂口健太郎さん。過去の刑事、大山が北村一輝さん。大山の後輩で、三枝の先輩の櫻井が吉瀬美智子さん。
 話は三枝と大山を中心に回っていて、時代や年齢的に三枝と大山は同じ時代に居てもおかしくないし、何より櫻井が居るんだから三人が一堂に会しても良いのに、なかなかそうはいかない。

 三枝も櫻井も「長期未解決事件」を担当する部署に居るんだけれど、その中には「黒幕が警察」だから「長期未解決」になった事件が複数あり、それらに三枝と大山が関わるからこそ「三人が一堂に会せない」となってる。

 「黒幕が警察」ってのは安易だけど、政治家のお偉いさんや大企業の社長さんの頼みで殺人事件を揉み消したり、偽の犯人を仕立て上げたりするのは観てて気分が悪い。
 「出来の悪い警察官」に殺しをさせて、銃で犯行がばれるから「拳銃を無くしました。辞表出します」で「依願退職」にして、「後の面倒は見るから一生黙ってろ」は現実にありそうで怖い。

 「警察が黒幕でした」を解決しても、別の事件が「これも警察が黒幕でした」で切りが無い。
 「警察が黒幕」の他にも、「冤罪でした」「捜査が不十分でした。組織の残党が残ってました」とかで、フジテレビの警察は悪徳な上に無能なんですね。

 話自体は真相にたどり着く為にミステリアスで謎めいているのですが、画が派手さに違和感がある。
 映画なので画が派手なのは問題が無いのですが、坂口健太郎さんにアクションをやらせているのは違和感を感じました。
 監督のアイデアなのだそうですが、アクションは似合ってなかったです。

 真相を暴くと「過去を変えた」となって「現在が変わる」ので、「変わった現在」がどうなるのかも見所なんだけど、変わったら変わったで「別の事件」が発生するのがもどかしい…
 ドラマ版でも「過去を変えても変えられない事」があったので、それのせいなのでしょうか?

 一つ疑問だったのが、「大山の狙撃」は何故阻止出来たのでしょうか?
 「誰が誰に教えた」のでしょうか?
 


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April 12, 2021

『ザ・スイッチ』 2021年37作目 ☆☆☆3

『ザ・スイッチ』 2021年37作目 ☆☆☆ 109シネマズ富谷

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 『ハッピー・デス・デイ』1&2の監督の作品とあれば観ない訳にはいきません。
 しかも女子高生とおっさんが入れ替わる話。これは楽しみ。

 冴えない「女子高生」が、連続殺人鬼の「おっさん」と中身が入れ替わる話で、これだけで既にホラー。

 元々「冴えない」女子高生だとしても、見た目がおっさんになったら大変。
 入れ替わってからは「見た目はおっさん」なんだけど、中身は「女子高生」なもんだからギャップが凄い…
 シャワー浴びた後の頭にタオル巻くやつなんか「そんなに毛ないやん」なんだけど、やっちゃうし、仕草や言葉遣いが女子。
 俳優さん大変だったろうな。

 対して「見た目は女子高生。中身はおっさん」は女子になってから楽しんでる。
 おっさんなのに女子力有るのは何故?

 凶器が「古代マヤで儀式に使われていた短剣」だったせいで女子高生とおっさんが入れ替わるんだけど、戻る方法がちゃんとあって(と云うか時間制限がある)何とか元に戻ろうとするんだけど、なかなかすんなりとはいかない。

 女子高生になったおっさんは、体力は低下したけれど頭はそのままなので教師やチャラい生徒を殺して回る。
 このパートは「女生徒を見下す男の教師」や「女子を見下すチャラい男子」を描いてもいるシーンだったりして、「見た目のショッキングさ」と「男子がやられてざまみろさ」なシーンだけじゃなくなってて、意味深かったりする。

 意味深いシーンは他にもあって、「母親と上手くいかない女子高生」が「おっさんと入れ替わったら母親と素直に話せる」や、警察官の姉とのやりとり等、「お気楽、極楽なだけのホラー」だけじゃなくなってる。

 ただ、女子高生の友人に「オネエのゲイ」が居るのは違和感を感じた。
 ガールズトークをしたいんなら女子でいいはずだし、チャラい男子グループに「実はゲイ」が居てそことのやりとりは不要に感じたし、「見た目は女子高生。中身はおっさん」を椅子に縛り付けたのを母親に見つかって「実は僕はゲイじゃないんだ」と云いつくろったんだけど母親に「嘘ね」と見透かされたシーンは全然笑えなかった。
 この設定は必要だったのかな?

 「女子高生とおっさんが入れ替わる」だけで十分面白いのに、「女子を見下す男」をさり気なく描いていたり、「親子や家族の問題」も描いていたりして奥深いな。と思ったのですがオネエのゲイの登場が違和感でした。

 なので、『ハッピー・デス・デイ』1&2の監督なので☆3.5は硬かったのですが、☆3です。
 


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ken_taro at 22:07|PermalinkComments(0)mixiチェック 2021年劇場観賞