April 17, 2022

『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』 2022年42作目 ☆☆☆★ ユナイテッドシネマ大河原3

『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』 2022年42作目 ☆☆☆★ ユナイテッドシネマ大河原

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 年中行事のコナン君の映画、今年は渋谷のハロウィンが舞台でした。
 世界的なテロリストの爆弾魔が渋谷のハロウィン・パレードに爆弾を仕掛ける話なのですが、いつもの映画版コナンに負けずにアクションが派手でした。
 謎解きも「ロシアのテロリスト」がメインである意味タイムリーでしたが、テレビ版を観て漫画も全部読んでいないとついていけないです。

 本来、コナン君は「ミステリー漫画の二大巨頭」でしたが、女子ウケを狙ったのか新一と蘭のラヴラヴで恋愛漫画になったかと思えば、安室と赤井で別方面の女子ウケを狙っていて、安室の警察学校時代の話の漫画やテレビアニメがあったりで、当初の路線から外れているけど「映画版は大丈夫やろ」と思っていたのですが、今作はメイン・キャラクターが安室なせいでスピンオフの漫画とテレビ版を観ていないと分からない話でした…
 首輪の安室なんて、いったいどこの層を狙ったのでしょうかね。

 テロリストが以前東京で起こした爆破テロに安室と安室の警察学校の同期が関わっていて、確か映画公開の直前にテレビ特番があったのですが、テレビ特番以前にテレビ版で描かれた安室と同期達の話が分かっていないと駄目でした…
 「この映画だけのゲストキャラ」や「テレビ版の主要キャラ」なら何とかなるのですが、「警察学校編」を全く抑えていないので、「誰?」「何の話?」の連発で、話や事件の肝心の部分が???でした。

 それでもそこはコナン君。
 メインの事件と謎解きはきっちりやってくれました。
 真相、と云うか黒幕の正体は「男って悲しいよね…」でしたけど。

 渋谷が舞台だったので、見慣れた街で今年も派手にやってくれました。
 映画版はホントにアクションが規模が大きくて派手ですね。

 肝心の「花嫁」は高木刑事と佐藤刑事が遂に…
 高木、とうとう捕まったか…公私共に尻に敷かれるだけだぞ…

 にしても、何時からハロウィンてこんなに物騒になったんだ?
 特にハロウィンのカボチャ。今作でも爆弾魔だし。
 やっぱりアムロ、じゃない、安室のせいなのか?


 
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April 14, 2022

『女子高生に殺されたい』 2022年41作目 ☆☆☆★ ユナイテッドシネマ大河原3

『女子高生に殺されたい』 2022年41作目 ☆☆☆★ ユナイテッドシネマ大河原

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 作中でも云ってますが、タイトルだけなら「只の変態」ですが、作品としては良く出来たサスペンスでした。
 「女子高生に殺されたい」と欲望している男性教師が主人公で、女子高生に殺されたいんだけど、殺されたら彼女が捕まっちゃうからはた目には事故に見えるように彼女に殺されて、その為には…
 とか緻密な計画を立てて実行する変態教師の話。
 それはそれで面白いんだけど、ちょっと盛り過ぎ。

 変態教師が執着する女子高生は所謂「二重人格」で(最近は呼び方が変ったり、存在が検討課題になっているそうです)、「二重人格の女子高生と変態教師」だけでも話として十分な筈なのに、友人に「感じちゃう子」が居て、地震を予知したり、動物の声が聞こえたり、何か察したりする。
 話的に必要な役ではあってたけど、能力の必要性は疑問だったので盛り過ぎです。

 他は良かったです。
 二重人格なのは最初は伏せられていて、変態教師の執着ぶりと計画が緻密に進められて、「何故執着するのか?」は「変態だから」が答えなんだけど、じゃあ「何故彼女なのか?」で彼女は実は殺人の疑惑があって、二重人格で…が段々と明かされてくる。
 田中圭さん演じる変態教師も、表向きは女子に人気のイケメン教師で、ターゲットの女子高生以下、女子の若々しさも華やかで楽しげなスクールライフなんだけど、裏では変態教師の殺人計画が着々と進行中。
 キーになるのが二重人格なせいか、出来事や演出がホラーチックなのも良かったです。

 計画の実行が学園祭の舞台で、変態教師の計画が実行されるんだけど、流石に「何かおかしい」と気づいた生徒や、大島優子さん演じる元カノが気付いて止めに入る。
 計画が成功すれば変態教師が死んで、女子高生が容疑?がかかるけど「事故」で処理されるから、「別に止めなくてもいいんじゃね?」と思ったりもしたけれど、二重人格な女子高生に精神的負荷をかけたら精神崩壊するかもしんないし、やっぱり「人が故意に死ぬ」のをほおっておくのは拙い訳で…

 エンディングでも一ネタあって最後まで目が離せませんでした。


 
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April 11, 2022

『林檎とポラロイド』 2022年40作目 ☆☆☆ フォーラム仙台3

『林檎とポラロイド』 2022年40作目 ☆☆☆ フォーラム仙台

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 趣味において「俺は〇〇に詳しいんだ。俺の理解出来ない〇〇は〇〇ではない」と宣う人って結構います。
 映画においては特に露骨で、「俺様こそ真の映画通。俺様に理解出来ない映画は映画ではない」とか平気で宣うのですが、この映画は理解するのが難しいかもしれません。
 だからと云って「つまらない映画」ではないです。
 「理解出来ないからつまらない映画」ではない映画です。
 「理解出来なかったけど、良い映画」です。

 「突然記憶喪失になる人が多発している」と云う設定での話。
 街では突然記憶喪失になる人達が溢れ、救急車で病院に運ばれている。
 主人公の男も街中で突然記憶喪失になってしまい病院へ運ばれる。
 同室の患者に「君も記憶喪失か」と声をかけられ、林檎を食べる。林檎が美味いのは覚えている。
 医師から治療で「記憶は戻りません。新しい記憶を作りましょう」とポラロイドカメラを渡され、毎日医師からの指示をこなしてポラロイドカメラで撮影する。

 とか云う話。
 「突然記憶喪失になる人が多発している」て設定は面白いんだけど、治療法が「記憶は戻りません。新しい記憶を作りましょう」なのはいただけない。
 実際、意味が有るんだか無いんだか微妙な事が多いし、中には「それ必要か?」な指示まである。
 しかも、そこそこの人数が主人公と同じ事、治療としての「指示の達成とポラロイドカメラでの撮影」をやってるし、治療を受けてる女性と会話を交わしたりもしてる。
 そんなに記憶喪失になる人が多いなら、もっとちゃんと治療すべきだろと思う。

 一見無意味に見える指示も、幾つか数をこなしていく内に意味が有るように思えて来るんだけど、どうもやっぱり意味は無さそう。

 そんな中、主人公も「本当に記憶喪失なの?」的に思える描写もあり、ホントに記憶喪失なの? と思わせつつも、これが原因なんじゃない?
 「忘れた」じゃなくて「忘れたい」なんじゃない?
 と思わせるシーンと描写が淡々と静かに流れていく作品でした。

 正直、健太郎には難しくはっきりとした事は云えない、書けないのですが、雰囲気の良い良い作品でした。


 
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April 10, 2022

『オペレーション ミンスミート』 2022年39作目 ☆☆★ フォーラム仙台2

『オペレーション ミンスミート』 2022年39作目 ☆☆★ フォーラム仙台

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 第二次世界大戦中にイギリス軍が行なった諜報作戦の映画化。
 諜報士官として007の作者、イアン・フレミングが登場。
 実話ベースで、007の作者が登場するとなれば期待が膨らむのですが、全く駄目でした…

 実際に行われた作戦の話で、時代と場所は1943年の地中海。
 アメリカが参戦しようやく反撃に出た連合軍は、北アフリカのドイツ軍(とおまけのイタリア軍)を撃退。
 イタリア本土上陸前を控えて、イタリア本土を守るドイツ軍を分散させる為に「ギリシャに上陸する」との偽情報を流した作戦を映画化。

 作戦の内容は、「偽のギリシャ上陸作戦」の書類を持った士官の死体をスペイン沖に流して、中立国だったスペイン(多大にドイツ寄りな気もしるけど、中立国)に死体を回収させ、ドイツのスパイや、ドイツへの協力者に偽の情報を掴ませドイツ本国に送らせてナチスを騙す。
 と云う話で、実際に作戦は成功しました。
 膨大なアメリカの兵力と国力から見れば、ドイツ軍を分散させたとてどれだけ意味があったかは個人的に疑問ですが、史実では「ドイツ軍の防御が弱体化していて、連合軍の被害が軽減された」となっているので作戦の意味があったのでしょう。

 作戦の為には「士官に見える死体」「完璧な偽の作戦計画書」が必要な訳で、それらを準備する段階、の前に頭の固い上層部を説得するところから始まるのですが、これがすんなりと進んでしまう。
 お偉いさんが「ふてぶてしい」としか云いようのない偉そうな男、チャーチルに進言するとあっけなく採用されてしまう。
 頭の固いお偉いさんがなかなか作戦を了承しなかったり、お偉いさんの腰ぎんちゃくが謀略を巡らせて来たりするのは観てて不快なだけだから要らないけど、あっさり承認されるのもなんとも…

 理想的な死体がなかなか見つからず、何とか見つけたら今度は「身分証の写真」が上手く撮れず、これまた苦労したら…と、良かったのはここまで。
 「リアルさを出す為に恋人を設定しよう」となってからおかしくなる。
 よせばいいのに知人、つうか昔手だしてた女だか、思い人だかに写真を借りてからおかしくなる。

 只単に自分がその女と仲良くなりたいだけ。
 下らない。
 実際、他のメンバーからも非難されるし。

 作戦自体も終盤になって、この写真のモデルの女性の知り合いが「イギリスに亡命した半ヒトラー派」とかで何故かロンドンに居て、モデルの女性に詰め寄って来る。
 何でもドイツ国内の反ヒトラー派なのでイギリスの力を借りたい云々なんだけど、イギリス側は「ナチのスパイの偽装」と疑っていて、「反ヒトラー派」ではなく「ナチのスパイ」扱いしてる。
 実際、モデルの女性を脅してる。
 何で?
 偶然にも程がある。
 作戦の首謀者が「個人的な思い」で写真を借りた女性の知人のドイツ人がロンドンに居るって、そんな偶然ある?

 下心だけで写真使ったのに、元の女性の知り合いが「反ヒトラーを自称するナチのスパイ容疑者でロンドンに居る」ってどんだけご都合主義なの?
 作戦の不安要素は他にあるのに、ここが最重要ポイントとして扱われてる。
 下らないにも程がある。

 他にも、死体を何とかスペインに回収させたら、スペイン国内のナチのスパイや、スペイン人のナチ協力者を経由してドイツ本国まで偽情報が届けられるんだけど、途中の確認の手法が只の色仕掛け。
 対象が女性でも色仕掛け。
 スペインの公安だかスパイの男が相手でも、何故か相手がゲイで色仕掛け。
 スパイってのは島耕作なの? SEXで何でも解決すんの?

 私の大好きな作家、大サトーの言葉にこんなのがあります。
 「事実は小説よりも奇なり。そして、創作がおよびもつかないほど陳腐である」
 この映画は実話をベースにいしているわけですけど、「奇」の部分よりも「陳腐」さばかりが目立ちました。
 いくらイアン・フレミングが出ていても☆3つはつけれません。
 同じく実話ベースで、同じくコリン・ファースが出てる『裏切りのサーカス』は名作なのに…

 「事実は小説よりも奇なり。そして、創作がおよびもつかないほど陳腐である」


 
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April 08, 2022

『ナイトメア・アリー』 2022年38作目 ☆☆☆ ユナイテッドシネマ大河原3

『ナイトメア・アリー』 2022年38作目 ☆☆☆ ユナイテッドシネマ大河原

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 ギレルモ・デル・トロ監督の最新作で、アカデミー賞にもノミネート(作品賞、撮影賞、衣装デザイン賞、美術賞)されたのですが、個人的には全く駄目でした…
 ギレルモ監督は個人的に好きな監督で、『シェイプ・オブ・ウォーター』は大好きな作品なのですが、正直この作品はどうにも乗れませんでした…

 1946年に発表された小説『ナイトメア・アリー悪夢小路』が原作で、1947年に『悪魔の往く町』として映画化されているので、二度目の映画化だそうです。
 古い小説が原作なせいか、古臭かったです。
 画としては趣があるクラシカルな感じになっていたのですが、話自体の古臭さと、主人公の下衆っぷりが酷くて受け付けられませんでした。
 
 主人公は只の山師で、サーカス、と云うか見世物小屋に忍び込んで、「私は人の心が読める」とインチキをしている男からインチキを学び、助手の女性と駆け落ち。
 ニューヨークで「私は人の心を読めます」とインチキで霊媒師を気取っていたら、「インチキがばれなかった」のと「嘘と芸は上手い」せいで人気者に。
 なったと思ったら、「インチキ霊媒師狩り」をしている女性心理学者に目を付けられ、色々あって女性学者と男女の仲になって、心理カウンセラーを受けている金持ちの情報を貰ってインチキ霊媒術で金持ちから金を巻き上げる。

 とか云う話で、ファンタジー要素ゼロ。
 ダークさの代わりにブラックで、只の詐欺。
 胡散臭さしかないクズな詐欺男の話。

 結局、インチキがばれて、騙した金持ちが「怒らせちゃいけない顔役」だったせいで命からがら逃げるんだけど、パートナーになった筈の女性学者には「勝手に逃げたら」と云われた上に、金持ち達から巻き上げた金を全部盗まれるし、見世物小屋から駆け落ちしたした女性には、当然だけど見捨てられるしで、あっけなく破滅。
 藁をも掴む思いで見世物小屋に戻れば、世話になったオーナーは見世物小屋を売り払っていて、知らない男がオーナーに。
 身の上話をすると、「獣人にならないか」と誘われて、回る因果は巡るでクズ男が自業自得で終わる。

 てな感じの話で、全くギレルモ監督らしくなく、ファンタジーさは冒頭の見世物小屋のシーンで僅かにあるばかりで、あとは強欲なクズ男の詐欺とクズっぷりで、結末は破滅して「自業自得」で終わる話。
 正直、期待外れでした。
 ケイト・ブランシェットの冷酷ぶりとウィレム・デフォーの怪しさに免じて☆3つはつけますが、個人的には☆2.5です。 


 
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April 04, 2022

『THE BATMAN−ザ・バットマン−』 2022年37作目 ☆☆☆☆ ユナイテッドシネマ大河原3

『THE BATMAN−ザ・バットマン−』 2022年37作目 ☆☆☆☆ ユナイテッドシネマ大河原

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 「ジャスティスリーグ」が失敗したせいでDCエクステッド・ユニバース(DCEU)はMCUの足元にも及ばないのですが、「単体映画」としては出来が良いので単体の映画として楽しみました。
 実際、『THE BATMAN』『ジョーカー』は「DCコミックの映画化だけれど、DCEUではない」そうです。

 なので、バットマン役がベン・アフレックからロバート・パティンソンに変わっています。
 演者さんが変われば役も変わるのか、今作でのバットマンは「探偵役」でした。
 連続殺人が起きて、犯人がバットマンに挑戦状を送るので、警察、ゴードン警部補と組んで犯人を捜してました。
 
 犯人はリドラー。
 ティムバートン版(リドラーが出ていた作品では監督は下りてプロデューサーでしたが)でジム・キャリーが演じたイカレタあいつが残忍な連続殺人犯になってました。
 ネタバレになるので詳細は書けないのですが、後半はホアキン版『ジョーカー』みたいになるし、「本当にリドラーがリドラーなのか?」的な演出もあって、ミステリー映画としても十分に楽しめました。

 パートナーはキャットウーマン。
 ミシェル・ファイファー、アン・ハサウェイ、ハル・べ…は単体なのでパスして、素敵な女優さんが演じていましたが、今作ではゾーイ・クラヴィッツ、クラヴィッツてクラビッツ? と思ったらレニー・クラビッツのお嬢さんでした。
 女優としてのキャリアが既にあって、実績を踏まえての今作での抜擢だそうで、役も演者さんも魅力的でした。
 役としては「バットマンに協力するコソ泥」的な役だったので、「お仕事」の際の仕事着がキャットウーマン風なのですが、マスクが只の目出し帽なのでまんまコソ泥だったので、見た目としてマスクかベネチアンマスクの方が良かったです。

 バットマンなので舞台は当然ゴッサムシティで、犯罪都市なわけだからデカイつらしてるのはギャングで、ギャングの幹部でペンギンが出てます。
 演じているのはコリン・ファレルなんだけど、特殊メイクが凄過ぎて誰だか分からない…体系まで変えるんじゃコリン・ファレルを起用した意味あんの?
 アイルランド系に演じてほしかったのかな?

 リドラーからの挑戦状を受けたバットマンがゴードン警部補と共に、キャットウーマンの力を借りつつリドラーを負い、その過程で犯罪組織の幹部のペンギンが出てきて…

 ミステリー作品のようにテンポよく進んでいくのですが、リドラーに近づけば近づく程、リドラー自身がホアキン版『ジョーカー』で…

 話は十分面白かったし、キャラクターの造形も素晴らしく(キャットウーマンのマスクだけは残念ですけど)、映像も迫力がありました。
 観辛いぐらいに画面が暗かったですけど、その方がバットマンやゴッサムシティの雰囲気に合ってるし、ペンギンとのカーチェイスに出てきたバットモービルは歴代の中で一番地味でしたがアクションは歴代のモービルに負けないぐらい派手でした。

 シリーズ化してほしいです。


 
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April 03, 2022

『モービウス』 2022年36作目 ☆☆☆★ ユナイテッドシネマ大河原3

『モービウス』 2022年36作目 ☆☆☆★ ユナイテッドシネマ大河原

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 「トム・ホランド・スパイダーマン」「ヴェノム・シリーズ」に続くSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の第3弾。
 スパイダーマンのヴィラン/敵役のモービウスの単独作1作目。

 生まれつき血液の難病を抱えていたマイケル・モービウス医師が、「血液には血液」と「血液を糧とする生物」、吸血蝙蝠のDNAを使った血清を開発し難病を克服しただけでなく、蝙蝠の能力を身に着ける。
 しかし、代償として血を吸わなければならなくなってしまう…

 と云う話で、スパイダーマンが蜘蛛の能力(トムホ・スパイディーはスーツの力が大きいですけど)を持ったヒーローに対し、モービウスは蝙蝠の力を持ったヴィラン。

 モービウス自身が人工血液の実用化に成功しているので、食料としてなら人工血液だけで済むものの、持続性や能力では人間の血の方が良い。
 血を吸うか、吸わないかで悩むモービウス。
 医師であり、幼き頃から難病を患っていただけあって「気軽に人を殺してはいけない」と自制し、騒ぎは何とか収まりそうになるものの、共に幼い頃から病気と闘っていた幼馴染が血清を打ってしまい…

 ヴィランのヴィランはどうなるんだろう?
 とか思ってたら、同じ難病を患う親友でした。

 話は複雑で無く分かりやすかったのですが、アクションは凄かったです。
 蝙蝠の能力を身に着けているので、音で周囲を知覚するのを映像で表現しているのが凄かったです。
 血に飢えて段々と吸血鬼かする見た目も、能力を全開してモンスター化する様も、映像そのものの迫力と動きの速さが凄かったです。
 「ヴェノム・シリーズ」でも動きが早い迫力のある映像でしたが、ベノムより早いかもしれません。

 で、SSU。
 おまけシーンで出てきました。
 予告で『スパイダーマン:ホームカミング』に登場したヴィラン、ヴァルチャーが登場してたけど、モービウスと共闘するようです。
 これって、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でソニー側が「借りた」から、今度はマーベルに「貸して」って事なのでしょうか?

 SSUの今後が楽しみです。


 
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April 02, 2022

『ヴォイジャー』 2022年35作目 ☆☆☆ ユナイテッドシネマ大河原3

『ヴォイジャー』 2022年35作目 ☆☆☆ ユナイテッドシネマ大河原

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 SF作品によくある宇宙移民を扱った作品。
 宇宙はあまりにも広い、広過ぎる。
 光の速度で移動出来ても年単位の時間が掛かる。
 作品によっては「高速での移動」が可能だったり、「そもそも移動時間を気にしない」のもありますが、この作品では「船内で子作り」をする事で孫の代に別の惑星に行ってもらう。という手法を採用しています。

 なので、最初に移民船に乗る世代は「第一世代」で、人類が居住可能な別の惑星に到着する頃には亡くなっている可能性があります。
 また、「孫の代」まで子孫を繋げるのが前提なので「生殖」が絶対的に必要です。

 その為、クルー/乗員に選ばれた子供達は小さい頃から徹底した管理下に置かれ、非人間的です。

 そんなクルー達の航海の話。

 寿命にもよるけれど、第一世代は人生の大半を宇宙船の中で終える事になるので、精神的なストレスを減らすべく船内の食事に薬を混ぜていた。
 船内の環境は完全閉鎖空間なので、尿をリサイクルしてるらしく、食事に混ぜられた薬の影響なのか食料へ散布する水に毒性反応が出てしまう。
 クルー唯一の教官は「エラーだ気にするな」と云うものの、気になったクルーが調べると毎日飲んでいた薬に精神を落ち着かせる薬が含まれている事が分かる。

 不信に思ったクルーの一部は毎日飲んでいた薬を飲むのを止める。
 すると、毎日規律正しく過ごしていたのに、勝手な行動をするようになり…

 人類が生存可能な他の惑星への移民の為に非人道的な手法おも採っていたが、計らず師もそれが正しかったと証明してしまう事に。

 ここから話が二つに分かれる。

 一つは薬を飲むのを止めて勝手気ままにやる勢力と、薬を飲むのを止めても規律を守る勢力の対立。

 もう一つは、船外作業中の事故で死亡した教官の死の真相。
 事故なのか、それとも「何か居る」のか。

 クルーが二つに割れて対立が深まる中、「教官はエイリアンに殺されたんだ」てなるので、「対立してる場合じゃない、真相を探ろう」となるのかと思ったら、「好き勝手やる派」がエイリアン騒ぎを利用して勢力の拡大を謀って対立を過激化させた上に、実力行使して仲間割れするんで「違うだろ」でつまらなかったです。

 教官の死の真相も、エイリアンの真相も実に下らなく、「薬で感情を強制的に抑え込む」のが正解だったと逆に認める結果になってました。

 「その後」とSF的に、画的に良いシーンがあったので☆3つつけますが、本来なら☆2.5です。


 
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March 31, 2022

2022年3月に観た映画5

 2022年3月に観た映画。

 先ずは見逃した映画から。

『リング・ワンダリンング』
 邦画好きとして、こういった作品は積極的に観ていきたかったのです、上映している映画館が遠いので躊躇っていたら見逃してしまいました…残念。  

『ドラえもんのび太の宇宙小戦争 2021』
 「小宇宙戦争/リトルスターウォーズ」のリメイク。 懐かしいので、何とか観たいです。

『永遠の1分』
 『カメラを止めるな』の上田慎一郎監督が東日本大震災をあつかった作品。
 気にはなっていたのですが、何だかんだで見逃しちゃいました…

『無声』
 台湾の聾学校で実際にあった強姦事件と、事件の隠ぺいを描いた作品。
 重い作品なので迷っていたら、見逃しちゃいました…これは本気で公開してます。
 観るべきだった作品です。

『THE BATMAN』
 4月に繰り越します。

『愛なのに』
 何か面白そう、でピックアップしましたが観ませんでした。

『メモリア』
 ティルダ・スウィントン主演のタイ映画で、猛烈な騒音が聞こえる症状の人の話。
 難しそうだな? と悩んでいる間に上映が終わっちゃいました。残念…

『夕方のおともだち』
 たまにはエロチックな映画も…でもSMは興味ないしな…とか思ってたら、上映終わっちゃいました。 

『ガンパウダー・ミルクシェイク』
 観たいのですが、やってる映画館だTOHOシネマズ仙台しかないので保留。

『猫は逃げた』
 にゃんちゃんの名演技を観たかったのですが、『愛なのに』とセットで流しちゃいました。

『中村屋酒店の兄弟』
 こういうミニシアター系の邦画をさらりと観れると良いんですけどね。

『ツーアウト・フルベース』
 何かピックアップしてた。程度の作品なのでスルー。と云うか、上映予定のMOVIXが3/16の地震のせいで閉ってるんですけど?

『アンビュランス』
 ジェリー・ブラッカイマーのアクション映画観たいんですけど、上映してるのがTOHOシネマズ仙台…

 以上、沢山見逃しました。
 来月、4月に繰り越すのは、

『ドラえもんのび太の宇宙小戦争 2021』

『THE BATMAN』

『ガンパウダー・ミルクシェイク』

『アンビュランス』

 の4作。
 TOHOシネマズ仙台か…
 その前に、MOVIX仙台早く再開してくれ。頼む。

 それでは2022年3月に観た映画を。 →続きを読む

ken_taro at 23:43|PermalinkComments(0)mixiチェック 今月観た・観る映画 | 2022年映画観賞

March 27, 2022

『永遠の831』 2022年34作目 ★(☆ゼロ) イオンシネマ利府1

『永遠の831』 2022年34作目 ★(☆ゼロ) イオンシネマ利府

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 神山健治監督の最新作なので楽しみにしていたのですが、見損ないました。
 こんなに思想的に偏った、説教臭い作品を撮るなんて…
 かつては「押井守の一番弟子」とまで云われ、押井監督自身が笑いながら「潰しとくんだった」と云う程の才能の持ち主だったのに…
 もし、押井監督がこの作品を観たらこんな事は絶対に云わず、思想や主張の話だけをした事でしょう。

 この作品は最近調子に乗ってる、WOWOWが創業30周年を記念して作られた作品です。
 なので作品自体が「失われた30年」をテーマにしています。

 「失われた30年」嫌な言葉ですね。
 この言葉を使う人って、お高く留まって日本をコケにしてる、「お利口さんの僕ちゃんには分かってるんだけど、日本は分かってない馬鹿ばかり」と日本を見下しているだけなので、「失われた30年」の言葉自体と云ってる人達が大嫌いです。

 本来はネタバレはいけませんが、酷い作品だったのでこちらも相応の対応を採らせてもらいます。

 話自体は、「時を止める能力」(ディオの「ザ・ワールド」や「クレイジー・ダイヤモンド」の時を止める能力とほぼ同じ)のある青年が主人公で、同じ力を持った女子高生と出会い、彼女の力を使ってテロを起こしている組織(数名のグループですけど)に巻き込まれていく。

 と云う話で、組織のリーダーが「時を止める女子高生」の兄で、財務官僚だった父を政府(与党)に暗殺された過去を持ち、その為、政府にテロを仕掛けている。

 と云うもので、「財務官僚だった父の暗殺」自体も、与党は震災に便乗した増税を父のせいにしてアメリカの暗殺者(多分)を使って暗殺し、父を「増税は財務官僚の仕業で、首謀者」に仕立て上げた。
 暗殺事態のの首謀者はアメリカで、与党はアメリカの言いなりで、増税した財源で自分達だけ儲けて、日本は衰退した。

 とか云う「中二病」か? 陰謀論か? な酷さ。

 これが最近調子に乗ってるWOWOWの最近30年の日本へのメッセージだそうです。

 最低。
 下らないにも程がある。

 作品自体はCG作品なのかな? ちょっと違和感がありました。
 『攻殻機動隊SAC』でもそうですけど、CGに拘りますね。
 『攻殻機動隊SAC』と云えば、神山監督の新作は違和感しかなかったのですが、片鱗だったんですね。

 キャラクターが幼いし、かと思えば無駄に「童貞を殺すセーター」着てるし、バランスが悪い。

 作中でも「大災厄」が具体的に何かは明かされず(東日本大震災でも新型コロナでもなさそう)、エピソード自体も「時間が止まった世界で、東京から震災の被災地まで自転車で行く」とかって、東京から宮城をチャリンコで来るなんて何日かかんの? とかやるし。

 神山監督の作品なので非常に期待しましたが、期待が全部マイナスになって、更に地に潜った。

 見損ないました。


 
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