2013年ワースト映画『かぐや姫の物語』 2014年1本目 フォーラム仙台

January 03, 2014

2013年この10本(ベスト映画10本)5

2013年は数え間違い等々もあり、一年で劇場で89本の映画を観ました。
本来なら一本一本を数え直して正確な本数を出すのですが、やりません。
何故なら、2013年はこの一言に尽きるからです。

2013年の映画は不作

本数もさる事ながら、「これは観なければ!!」「絶対観ないと!!」な映画が少なく、お正月映画に至っては「どれがお正月映画なのか分からない」有様でした。
具体的には、邦画も洋画も大作に限ってつまらなかったです。
大作ならではの障害や弊害があるのは分かるのですが、それにしても「えっ、この程度なの?」や「やっぱりね」とガッカリする事が多く、規模に見合った内容や、ジャンルが本来持っている面白さを活かした大作は少なかったです。

なので、本来なら「邦画」「洋画」「アジア映画」に分けた上で、最終的に「総合」も10本選んでいたのですが、2013年は「邦画」で10本。「洋画」で10本で終わりにします。
アジア映画は7本しか観ませんでしたから。

それでは、不作だった2013年の映画です。 →

不作の極みだった邦画です。
46本観たのですが、21本はアニメ映画で実写は25本。
25本の内、2本は舞台を撮影した映画で、1本はテレビドラマのDVDの劇場上映だったので実質的な邦画の実写映画は22本です。

例年なら、一次選考で20本ほどピックアップして、その中から次点を含めて11本を選ぶのですが、どう云う訳か2013年は11本しかピックアップ出来ませんでした。

先ずは次点。
『宇宙戦艦YAMATO2199』第1章〜第7章
「ヤマト2199を語らずして2013年のアニメは語れない」と云っても過言ではない名作。
旧ヤマトをベースにしつつ、リアリティと新しさを求め、新旧の融合に成功した稀有な映画です。
劇場版は毎回、ヤマトのテーマが流れるのでオープニングから涙ものです。

それでは、ようやく「2013年邦画この10本」です。
ベスト10でのランキングではなく、年間ベストに匹敵する邦画を10本選びました。

『言の葉の庭』
新海誠監督の作品ですので、最早説明不要です。
鬱陶しい梅雨の雨が美しく感じる繊細な画。
古典を使った男女の恋心。
目にも耳にも、そして心にも沁み亘りました。

『ストロベリーナイト』
TV版から観ていたので大好きなシリーズです。
原作は読んでいないのですが、個々のキャラクターが魅力的で話も面白かったです。

『さよならドビュッシー』
ドビュッシーの「月の光」が好きなので選びました。
映画としての突っ込みどころや、分かりやす過ぎる謎解きとかもありますが、好きです。

『真夏の方程式』
こちらもTV版から好きなシリーズです。
やはり原作は読んでいないのですが、話の切なさが堪らなかったです。
杏ちゃんがぺったんこなのが一番驚きました。

『タイムスクープハンター安土城最後の日』
こちらもTV版から好きなシリーズです。
インタビュー形式での目線や、嫌味なおばさんの邪魔さ加減が度が過ぎていて、今回の嫌味さ、邪魔さも半端ないのですが、映画として面白かったです。
昭和の不良は戦国時代の雑兵並に社会の屑です。
オチも効いていて、未だ何本か撮ってもらいたいです。

『風立ちぬ』
宮崎駿監督が最後にして初めて大人の恋を描いた映画です。
実在の人物をモデルにしているので、出来事等々に違和感を感じましたし、現実と夢の入り混じった演出は「押井監督ですか?」な感じでしたが、楽しめました。
個人的には祝言の語り口上が気に入りました。

『あの日見た花の名前を、僕たちはまだ知らない』
メンマとはこれでお別れだけど、超平和バスターズは永久に不滅です。
異論は認めん!!

『許されざる者』
アニメやTV版の映画化多い中で、こちらはハリウッドのリメイク作。
明治初期の開拓時代の北海道のフロンティアさがまんま西部開拓使なのと、アイヌの人々への差別がネイティブ・アメリカンへの差別と全く一緒なのが驚きました。
話も良く出来ていて、登場人物もみな個性的で魅力的でした。
アクションも素晴らしく、特にラストの錆びた刀での殺陣は斬新でした。

『清州会議』
流石、三谷監督。としか云えない脚本の面白さ。
お市の方を筆頭に、過剰なまでに演出された役の設定に嫌味さを感じさせないのは流石です。
話も当然面白く、文句無しのベスト映画です。
にしても、三谷映画で主演を張るなんて、大泉も出世しましたね。

『武士の献立』
算盤侍、天文侍ときて包丁侍。
お役目と自分のやりたい事との違い。周囲の期待。
色んなものに押されつつも、自分の道を探した姿が感動的で、支えた妻が健気で泣けました。

2013年のベスト邦画は以上です。
アニメが4本入っているので、「アニメ映画」部門はやりません。


続きまして、「洋画」です。
こちらは一次選考で18本選びました。
落選は、

『LOOPER』
ラストがまさかの『バタフライ・エフェクト』
SFテイストも満載で、文句無しです。

『ダイハード5ラストデイズ』
この親にしてこの子あり。
間違いなく遺伝してる。

『REDリターンズ』
親父元気です。あちらの方も元気なようで、しばらくは死にそうにないです。

『ロンドンゾンビ』
ゾンビ映画好きとしてチョイスしました。
低予算映画なので小さいのですが、楽しめました。

『リンカーン』
アメリカ合衆国史上、最も偉大な大統領も一人の親であり、人間だったと云う話。

『ラストスタンド』
シュワちゃんが元気で嬉しいです。

『ウルヴァリンSAMURAI』
微妙にずれた日本がまた楽しいのですが、結構真面目でした。
でも、本編が終わった後のおまけで盛り上がっちゃいました。

それでは「2013年洋画この10本」です。
こちらもベスト10でのランキングではなく、年間ベストに匹敵する洋画を10本選びました。

先ずは次点。
『ドリームハウス』
良く出来たミステリーでした。
ダニエル・グレイグも渋くて良かったです。

それでは「この10本」
先ずは、

『テッド』
F○CKなクマさんが最高にいかしてました。

『アルゴ』
これが実話だとは、アメリカって凄い。

『ジャンゴ繋がれざる者』
流石、タランティーノ監督。
「映画とは何か」をちゃんと分かってます。

『L.A.ギャングストーリー』
こちらも実話ベースの映画。
SAA使いのじいさんとか、ナイフ使いとか魅力的なキャラクターも多かったのですが、切れっ切れにキレまくってたショーン・ペンが凄まじかったです。

『ギャッツビー』
1920年代の豪華さが3Dでより豪華になってました。
レオの演技も良かったです。

『ホワイトハウス・ダウン』
2本あったホワイトハウス襲撃もので、段違いの傑作。
特にラストの大統領旗の使い方が素晴らしかったです。

『マン・オブ・スティール』
「鋼の男」ことスーパーマンの話。
クリプトン星の話も沢山あって、良かったです。
シリーズ化楽しみです。

『エリジウム』
『第9地区』の監督の映画。
良く出来たSF映画で、安心して観れました。

『サイド・エフェクト』
医療もののミステリー。
まさかのLネタでちょとびっくりしました。
野暮ったい黒縁眼鏡のキャサリン・ゼタ・ジョーンズが良かったです。

『ゼロ・グラビティ』
2014年のお正月映画は不作だな。と、思った矢先の名作。
90分と上映時間自体短いんですが、それでもあっという間に過ぎてしまうほどに引き付けられる映画でした。
ほぼ一人で頑張ったサンドラ・ブロックが素晴らしかったです。

2013年のベスト邦画と洋画は以上です。
ベストな映画はどれも良い映画でしたが、選びやすかった、ベストに相応しい映画が少なかったのは残念でした。
代わりにワーストが豊作な一年でした。

ken_taro at 20:04│Comments(8)TrackBack(12)mixiチェック 上半期・年間ベスト 

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この記事へのコメント

1. Posted by Nakaji   February 11, 2014 22:06
こんにちは♪
ご無沙汰しております。

武士の献立面白かったですよね。
ほっこりして2度見ました。
2. Posted by とらねこ   February 11, 2014 23:57
お、出ましたか。
カブったのは確かに『風立ちぬ』だけなんですが、
この中で私も大好きだったのは、『言の葉の庭』『LOOPER』『ラストスタンド』『ジャンゴ』『ホワイトハウス・ダウン』『サイド・エフェクト』でした。
『ロンドンゾンビ』と『ウルヴァリン』『REDリターンズ』『マン・オブ・スティール』は未見なので、DVDで見てみようと思います。
3. Posted by AKIRA   February 12, 2014 10:31
『グラビティ』は年末に最大の満足度を届けてくれましたね!

『武士の献立』気になりつつ見逃しました。。
4. Posted by 健太郎   February 13, 2014 01:15
5 Nakajiさん
こんばんは。
今さらですが、今年も宜しくお願いします。

『武士の献立』良かったですよね。
姉さん女房なせいか、余計に良い夫婦に感じました。
5. Posted by 健太郎   February 13, 2014 01:18
5 とらねこ姐さん
遅くなってしまってすみません。

やはり個性のせいか、あんまし被らないのは例年通りですね。

『ロンドンゾンビ』はあれですけど、『ウルヴァリン』『REDリターンズ』『マン・オブ・スティール』は観て損はしませんよ。

今年も宜しくお願いします。
6. Posted by 健太郎   February 13, 2014 01:20
5 AKIRAさん
こんばんは。

ですよね。
『ゼロ・グラビティ』凄かったですよね。
一年を〆るのに相応しい映画でした。

『武士の献立』も良い映画ですので、レンタルでどうぞ。
7. Posted by 蔵六   February 15, 2014 15:40
 こんにちは。

 さて、ベストですが、確かにかぶっている本数は2本だけでしたが、『ホワイトハウス・ダウン』はベストに入れようか迷いました。小道具の使い方などが面白く、「エメリッヒ、腕を上げたな」と思ってしまいましたし。
 でも結局シュワの『ラススタ』とハリウッド製アクション映画というジャンルで被るから切ってしまいましたけど。

 今年はどんな映画に出会えるのでしょうかね?ただ、今のところベスト10確実という映画とは出会えていないわけですが・・・。
 もう2月になってしまいましたが、今年もよろしくお願いします。

8. Posted by 健太郎   February 15, 2014 23:38
5 いらっしゃい。
お待ちしてました。

蔵六さん
やっぱり『ホワイトハウス・ダウン』良かったですよね。
ホント、エメリッヒ成長しましたね。

シュワちゃん復活の『ラストストスタンディング』も基本を押さえつつ、ネタも多くて面白かったですよね。

今年も沢山の映画を観ましょう。

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