先週の日曜日、氷点下21℃の世界で撮影してきました。

→氷点下21℃の世界~その1
 
そんな極寒の環境で、役立ったことなどを書き記しておこうと思います。

 
その中の一つが「親指オートフォーカス」です。
略して「親指AF」とします。

この親指AFですが、以前どこかのサイトにこのことが載っていて、気になったので実際にやってみたのです。
(親指AFを使い始めてからすでに1ヶ月以上が経ちます)

デジカメのオートフォーカスというのは、通常「シャッターボタンを半押し」しますよね。
これは実に使いやすくて当たり前だと思っていましたが、人差し指の微妙な感覚が求められたり、ピントを合わせ続けたりする時は指が疲れたりします。

実際僕もデジカメを使い始めてかれこれ10年以上経ちますが、疑うことなくこの機能を使っていました。
(何より、デジカメでマニュアルフォーカスを使い出したのがつい最近ですから)

→初めての一眼レフ~Nikon D5300 

(まだ使ってから2ヶ月も経っていません・・・)

待望のデジタル一眼レフ生活が始まってから、色々撮影してきましたがどうもオートフォーカスがしっくりこなかったのです。
ただ、オートフォーカスの性能に不満があった訳ではありません。
(今まで散々オートフォーカスに頼って写真を撮ってきましたから)

具体的には、ピントのボケを演出したり、ピントをずらしたりというマニュアルフォーカスを使う時と、便利なオートフォーカスの「切り替え」が素早くできなくて戸惑っていました。

「何もゆっくり撮ればいいのでは?」

と思うかもしれませんが、時間があまりなかったり、朝や夕暮れの刻々と変わる景色の中で「シャッターチャンスを逃したくない」と、はやる気持ちは抑え切れません。

そこに、「親指AF」という僕にとって必要な情報が偶然飛び込んできたのです。

この親指AFを使うことにより、僕の一眼レフでの撮影はとても幅が広がりました。
(というか楽になりました)

より自由に、より速く、さまざまな構図やピントの撮影をすることができるようになったのです。
(写真の質が良くなったのかはわかりませんが)

カメラの設定は簡単です。

Nikon D5300の場合・・・
2014-12-19-21-51-37
↑通常(初期設定)はシャッターボタンを半押しで、オートフォーカスになっていました。

これを・・・
2014-12-19-21-51-51
↑写真の「AE-L/AF-L」というボタンに、オートフォーカスの機能を割り当てるだけです。

2014-12-19-22-27-23
メニューボタンを押して、カスタムメニューの中の、「f 操作」を選択します。
2014-12-19-22-28-21
↑その中の2番目、「AE/AFロックボタンの機能を選択します。

2014-12-19-22-28-29
↑そして一番下の「AF-ON」~オートフォーカスONですね。

これで、「AE-L/AF-Lロックボタン」が「オートフォーカスボタン」になりました。

ちなみに初期設定の「シャッターボタン半押し」は何も動作しなくなります。
「全押し」でシャッターが切られるだけになります。

実際使ってみてすぐに思ったのが、「特に違和感が無い」ことでした。

もっと戸惑うかな?という不安もあったのですが、自然に親指でオートフォーカスするようになりました。

ですが、シャッターを切って写真を撮り、またすぐに次を撮る際に、親指AFのボタンを押すと、さっき撮影した画像がモニターに表示されていてその画面のままになってしまい、次の撮影ができないことが多々ありました。

そんな時は軽く人差し指でシャッターボタンを半押しにすると撮影モードに切り替わるので、最初の頃はそうやっていたんです。

でもこれってちょっと面倒なんですよね。

せっかく親指AFにしたのに、撮影に移る際に一手間かかるのはちょっと違うかな?と思いました。

そんなある日、メモリーカード内の画像を全てパソコンのハードディスクに移したので、画像を全て消去した時に気付きました!

消去したはずなのに、かなりの画像が「鍵」マーク付きで残っていたんです!

「なんでだろう??」

そして気付きました。

親指AFのボタンの横には小さく「鍵のマーク」があります。
2014-12-19-21-51-51
撮影した直後、モニターにある写真に対してこのボタンを押すと「保護」されるんですね。

それでメモリーカード内の写真データを全消去したのに、かなりの写真が残っていたわけです。

そこで撮影直後に「モニターに画像を表示しない」設定にしました。

これで、撮った次の瞬間からまた親指AFを使うことができるようになったのです。

実際に使ってみるとわかりますが、人差し指のシャッターボタンはあくまでもシャッターのみなので、一度親指AFでピントを合わせた後にシャッターを切ってもピントがずれることがありません。
(わかりにくい表現かもしれませんが、当たり前ですよね)

今までは、シャッターボタンを半押ししてピントを合わせても、実際にシャッターを切る際にピントがずれてしまうことがありました。
(オートフォーカスをロックする機能もありますが)

この親指AFを使うと、親指AFを使わない時は「マニュアルフォーカス」の状態になります。

レンズのピントリングを回して自由にピントを変えることができます。
(当たり前ですね)
そしてマニュアルで決めたピントをオートフォーカスに邪魔されずにシャッターボタンを押すことができます。

次の瞬間は親指AFでピントを合わせる。

そんな、自由で便利な機能がこの「親指AF」だと思います。

冒頭でも触れましたが、何より極寒の環境でその機能は最大限に役立ちました。

氷点下21℃の世界で、薄手の手袋やましてや素手なんかで冷たくなったカメラを操作するのは、凍傷の危険が高まる行為です。(手や足などは一度冷えてしまうと、なかなか温まりませんし冷え切っていることに気付くのが遅れるときもあります)

かといって厚手の手袋をつけてしまうと、シャッターボタン半押しの人差し指AFは操作が難しくなると思います。
(微妙な感覚が大事になりますから)

実際以前の僕もそうでした。

雪山や真冬のスナップショットはいつも「撮り辛い」と思っていました。

ところが、この親指AFだと防寒の手袋をつけていても、特に問題なくオートフォーカスやマニュアルフォーカスができたのです。

とても自然にできたので、もはや「親指AF」に変えたんだ、ということも最近は忘れるくらいです。

今回は、そんな便利な機能をここに紹介しました。

(メーカーや専門サイト・取説などにこの親指AFのことはほとんど載っていません。何故でしょうか?)
(カメラによっても、出来る・出来ない・使える・使い辛い等があると思います)

※あくまでも主観・個人の感想に寄る記事になります。

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