戦術解説 上級編

この記事は、このブログの「戦術解説 基礎編」「戦術解説 中級編」をマスターしてガロンで中級者同士なら勝ち負け出来るようになったけど、上級者にはなかなか勝てないプレーヤー向けの記事です。
ガロンでさらに強くなる為に必要な知識や意識している事、戦術等幅広く書いていきます。私の経験の話が多分に含まれるかも知れないので、必ずやらなければならない、誰にでも効果があるとは言えませんが上達の助けになれば幸いです。


相手の守りを崩す ~ズラしのススメ~

◆ズラしとは
ズラしの定義は人それぞれあると思いますが、ここでは「相手が想定しているこちらの行動のタイミングをズラす事」とします。
ガロンの場合はズラし中K→ESビースト等が有名ですが、打撃に限らずジャンプやダッシュでもズラしと言えるものがあります。


◆何故ズラすのか

セイヴァーはAGやGC、空中ガード等基本防御システムが非常に強力です。
それらを使いこなす上級者ともなると鉄壁。その守りを崩すのがズラしです。
例えば良くある攻防で、ガロンが地上の相手に前ジャンプ大P→中足→ESビーストを狙った場合、相手はまずジャンプ大PにAGを試みます。ここでAGされた場合は普通の立ち回りに戻ります。

ジャンプ大PがAGされなかった場合投げと打撃の可能性があるので、投げ抜けを兼ねたAGを入力するとします。
ここで、普通の連続技のタイミングで中足を出してしまうとAGされて終わりです。
こちらもAG確認等やらなきゃいけない事はあるのですが、ズラしの説明なので省きます。
で、ここでタイミングをズラして(少し遅らせて)中足を出せば相手のAG漏れの通常技を潰す形でヒットします。これがズラしです。

暴れ潰しと言っても差し支えないですが、AGを咎める目的の場合はズラし、投げに対する小技連打や投げ返し兼用の中攻撃連打等の暴れを潰すのが暴れ潰し、かな?まあこれはどっちでもいいです。

中段下段の択が強力なキャラなら崩しはそれでいいのですが、ガロンだとそうも行きません。
ガロンの場合は投げが強力なのでこれも防御崩しとも言えますが暴れられるリスクがあります。
ローリスクで相手の守りを崩してダメージを取れるのでガロンにとっては非常に重要なテクニックです。


◆ズラし成功のポイント
言うは易いってやつなんですが、タイミングを遅らせたら逆に相手の打撃を食らったり、ジャンプで逃げられたりという事が多いと思います。
暴れを食らったらタイミングが遅すぎます。これは練習するしかないですが、相手が何をしているのか、してくるのかという読みを「詳細」にする事もポイントです。「この相手はAG漏れで小足が漏れるからそれを潰す」というような細かさの事です。

ジャンプで逃げられる場合は相手は入れっぱしているという事なのでここで必要なのは入れっぱ止めです。ただ、この場合はズラし兼用の遅らせ立ち中Pや中Kが有効だったりもします。

もう一つあるのがズラし攻撃を普通にガードされる事。
相手がガードしていたら唯の遅い打撃なので当然なのですがここで考えられるのはプレッシャーが足りてないという事。もしくは、相手がズラしを警戒して投げ等を捨ててるという事。
さらにその攻撃をAGされたりしたら相手が上手い。そういう事も出来る相手にはさらにもう一段階遅らせるという事もやってみよう。

そして重要なのが「有利状態で仕掛ける」事。
わかりやすいのがジャンプ攻撃をガードさせた後や起き攻め時。
さらに言うと起き上りへの重ねは相手としてもAGタイミングが取りやすく、手癖でAGする(重ねをAGするという意思があるとも言えるが)事が多いので狙い所だ。
他にも刻み目的で出した屈小Pがヒットした後なんかもズラし中足ビーストがヒットしているのは良く見る光景。


◆ズラし対策
上でも少し触れたが、ズラし攻撃はガードに弱い。ガードしている相手には単なる遅い打撃です
ガードに対しては投げたりクイックムーブで表裏択を狙ってもいいでしょう。プレッシャーをかけてAGとズラしの攻防に持っていきましょう。

んで、こちらが出来る事は相手もやってくる。
前提としてガードを見てから100%AGは出来ないので読みや見込みでAGを入れる事は必要。
大事なのはズラしを意識してガードをする事も必要という事ですね。これが出来ないとタイミングが取りやすい攻撃にはAG出来てもここぞという時にズラしから大ダメージを受けて負けてしまう。

ガードを見てから100%AGは出来ないが、例えばボタン3つの25%AGをガード確認してから遅めに入力するのはアリ。地味過ぎるし効果も微々たるものだが、上級者との戦いはそれだけシビアなので色々考えてみるといいと思う。


◆色々なズラし
空中ガード後反撃狙いの相手に対してもタイミングズラしは有効。
相手のジャンプを追いかけて「いつもより」遅めにジャンプ攻撃を出すとタイミングだけで反撃ボタンを押した相手の技を潰す事が出来る。潰せなくてもガードのタイミングがズレるので反撃が遅れたり出なかったりする。

ズラしは攻撃を当てるのが目的だが、それ以外にも使い道がある。
タイミングを遅らせる事で例え相手にガードされてもAG失敗(ボタンの回数が足りずに出ない)を誘発出来る場合がある。
ガロンだったら当て投げに行きたいが小技をAGされてしまう、というような時にズラし小技~とする事で当て投げを成立しやすくなる。
これをやられると相手は遅めにボタンを押さなければならないので暴れを恐れず直接投げに行けるというわけだ。
ショート小KをAGする相手には遅めに小Kを出すのも有効。AG出ない確認したらそのまま投げよう。

ズラしは他の択と組み合わせるとさらに効果的。
例えば起き攻めで表裏択を仕掛けた際に表裏+ズラしを仕掛ける。
こういうシーンは言わば相手のプレッシャー値はMAX。
だが二択というのは所詮は1/2でガードされてしまうのでそのさらに上からぶっ壊す。
言ってしまえばドヤ顔連係だが、フローチャートを広げるのも勝ち筋の一つだと思うので特に連戦では有効だ。