2007年02月23日

リストラクチャー4

リストラクチャーとは旧ソ連、ゴルバチョフ政権下でのペレストロイカ政策を英語圏での訳として再構築(する)という意味合いを持つ言葉であるが日本ではこれを略してリストラ等と言う。しかしながら僕を含む末端の民衆の意味合いとしては解雇というのが一番認識度の高い言葉であろう。

1990年代に入り頻繁に耳にするようになったこの言葉は末端の民衆を恐怖に陥れる事となった。「私はいつリストラされてしまうのだろう…」「彼は恐らく近いうちにリストラされるだろう」という様な企業の運営において真に無意味な不安感を社員に押し付けていったのである。 

本来であるならば意味合いとして「再構築」なのであるから無駄を省くというのは当てはまってはいる。給与の金額に不相応である社員をいつまでも情で置いておくのは真に不利益であるし、それらを無駄とし排除するのは当然ではあるのだがそこに果たして新しい社員を入れる、外注のプロを雇う等新しいシステムを本当に入れているのであろうか。新卒社員ですら就職困難なのが90年代より続いている現状でそれら再構築システムが本当に再構築として成り立っているかは疑問を持たずにはいられないところなのである。

ただその当時においての無駄を省いただけが再構築ではないはずなのだが。「その場しのぎに明日は無い。」という事を良く考えて真の意味での先見性ある再構築を企業体には目指して頂きたいものである。


kengo0420 at 14:48│Comments(2)TrackBack(0)clip!情熱の事象 

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この記事へのコメント

1. Posted by タカ   2007年02月24日 19:31
去年、一昨年と新卒の求人倍率は急上昇中だよ。
給料の上がりきった壮年層の整理が終わって人手不足だしね。

企業は色んな形での再構築をしているよ。

例えば定期昇給(固定費)から業績連動(変動費)に移行したせいで、僕らはもう
「何歳になったら子供を養える給料が貰える」
「定年まで働けば老後は安心」
という考え方は過去のものになった。

でも、そういった考え方はそもそも毎年大幅な経済成長をしていく前提だったから、無理があったんだよね。

政治も経済も、持続的な低成長を前提に再構築が進んでいるから、今は実はいい時代なんだと思うよ。
2. Posted by MAX(管理人)   2007年02月25日 02:27
5 コメント誠にありがとうございます。
成程、僕は仕事柄、所謂末端の中小企業体を目安に見ていたせいか変わり行く再構築の姿がいまひとつ見えていなかったようで大変失礼を致しました。そしてとても貴重なご意見ありがとうございます。返信として私の構築に関する見解をまとめたのですが、うまくまとまりきらず、こちらには入りきりませんで、新しく記事として取り上げてご返信という形を取らせて頂きましたのでそちらを是非ご覧ください。
2/25 記事名「ジェネレーションギャップ」です。

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