2008年05月17日

『プライド』編集中 5

Panasonicのデジタルカメラ、HPX3000Gで撮影された映画『プライド』は現在、東映ラボテックの地下にあるフィルムクラフトという会社で編集されている。フィルムクラフトでは、この『プライド』のために新しいIntel Macを購入し、Final cut Pro 6で、編集用SDに落とさず、HD環境のまま編集している。

5月8日には大体の編集が終わり、それをDVDにコピーし、赤坂のラボテック分室で試写した。これは画質的には粗くて暗い。粗いのはHDからSDに落としているからで、暗いのはF-RECで撮影したので高輝度の部分が圧縮されているからだ。

そしていよいよ5月11日にHDで見られるチャンスが来た。
東映ラボテックの3階にあるグレーディングルームでMacから直接、編集素材を送り出し、ガンマコレクターを通してDLPで映写する。だからDVDとはダンチ!金子修介監督は、いつもガンマコレクターを通してないHD環境のモニターで編集しているけど、それでも「今回の画はとてもきれいだ」とニコニコ顔。で、やっと本来のコントラストで見ることができたわけだ。

試写後、フィルムレコーディングのエキスパートである根岸さんに「こんな感じでフィルムに上がると思えばいいんですよね?」と聞くと「全然違います。今、テストがありますからチェックしてもらえますか」と、またグレーディングルームに連れて行かれた。
そこで見たものは、暗い部分はより暗く、もうちょっと明るくなってほしかった部分は輝くように明るく、まさにこう写ってほしかったという理想形がそのまま映写されいるではないか!これがそもそもグレーディングという作業なのだった。
これがそのままフィルムに反映されれば何の苦労も無い。キネコの悪夢から開放されるのだ!
期待は高まる!
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