2008年06月24日

副都心線に乗って最後の授業 4

私は早稲田大学大学院のパートタイム准教授であ〜る。
先週の金曜日は今年度7回目にして最後の授業。6回目までは渋谷から九段下で乗り換えて東西線早稲田駅で降りていたが、最後の授業で渋谷乗換えで副都心線西早稲田駅を利用した。三角形の2辺が1辺になった感じで近くなった。料金も190円から160円に。
200メートルの長いホームの両端に改札口がある。外人さんがどっちに行けばいいか戸惑っていた。30メートルおきに「ご案内 Information」というプレートがある。しかしこれ、Informationって書いてあるのに、Informationの内容は「→早稲田大学戸山校舎 ←早稲田大学理工部」って漢字でしか書いてないのだ!ドジ!ヌケ!

15人の我がクラスにも中国人が2人、タイ人が1人いる。

授業は前期14週なのだが、週2コマずつ詰め込んで7回で終了。
映像制作の基本、撮影の基本、ライティングの基本を教え、3グループに分けて『サンシャインデイズ』のシナリオの一部を渡し、学内をロケハンさせて、その次の週にPanasonic DVX100Aで実習撮影。
2週間かけて編集・仕上げ作業をして発表会、というか酷評会。同じシナリオを渡しても出来上がってきた3本の作品が、こうも違うかというほど違っていて、とても面白かった。彼らは僕が指摘した問題点を直して完成度を高め、記念にDVDに焼く予定だ。
受講生の中には、すでに「ぴあ」で作品が入選している人もあり、そういう人はかなりのクリエイティブな力を持っている。
一方、いつも必ず欠伸をしたり、居眠りをしている人もいる。正面向いて大きな口を開けられるとガックリ来るね。

最終日は『ビジョンズ・オブ・ライト』を僕の解説付きで上映、と思ったら、誰かが持ち出していて研究室に無かった。レンタル屋さんに借りに行っている間に『風と共に去りぬ』のDVDを映写しながらテクニカラー現像の解説。

続く時は続くもので、イメージフォーラムからも『ビジョンズ・オブ・ライト』を見ながら解説してくれという依頼があり、翌日はイメージフォーラムの受講生と『ビジョンズ・オブ・ライト』を見た。そこにインタビューで出演している撮影監督たちも半分くらい他界した。3ヶ月見学させてくれたジョン・アロンゾ、何度頼んでも見学させてくれなかったラズロ・コバックス、よく手紙や絵葉書をくれたネストール・アルメンドロス。『風と共に去りぬ』の撮影助手をしていたハリー・ウォルフはASCの会長をしていてとてもお世話になった…。あれから25年だ。
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