2010年07月13日

『ボローニャの夕暮れ』 4

今日はまた、スパゲティを茹でた。

いつものようにニンニクと鷹の爪をオリーブオイルで香りが出るまで炒め、そこに冷蔵庫から使えそうなものを出して、どんどん入れて行く。
ベーコン、玉葱、茄子、ピーマンなどを切って炒めるのだが、焦げる寸前にちょっと水を入れる。そうするとパサパサしないし、フライパンの後始末が楽になる。
そこにアルデンテになったbarillaの1.4mmを入れ、黒胡椒とパセリの粉末とバジルの粉末を入れ、更にユーロスペースでもらった瓶詰めのオリーブトマトソースをぶち込んで手早くまぜる。それをレタスを敷き詰めた皿に盛って手早く食べる。オーケーで買った350円の赤ワインと共に…。レタスを敷くのは、もちろん野菜を摂取するためだが、これで豪華に見えて皿洗いも楽になるという一石三鳥!
もうこれは、自分で作ったのだから美味いと思うしかない!

オリーブトマトソースは堀越さんや北条さんや大野さんと知り合いだからくれたわけじゃないんだ。「シニアで…」と言ったらチケットカウンターの女の子がbarillaのマークの付いた青い手提げ袋を出してきた。「1200円です」「え、シニアは1200円なの?じゃあ、映職連の会員証で…」「1000円です」
それでもその青い袋をくれたんだ。で、中を見てみると、スパゲティソースの瓶詰めが入っていたのだ。

『ボローニャの夕暮れ』は映画評で「撮影がきれいだ」と書かれていたので見る気になった。最初はモノクロで始まり、イントロが終わったあたりからカラーになるのだが、フルカラーではなく、ちょっと脱色してセピアにしたような古びた感じだ。ムッソリーニが台頭した時代から敗退するまでの時代だから、そんな色合いがストーリーにとても自然にマッチしていた。しかし別段「夕暮れ」がどうのという話でもなく、印象的な夕方のシーンがあるわけでもない。

原題を直訳すると「ジョヴァンナのパパ」だ。チョイブスな娘がジョヴァンナで美人のママとはしっくり行かない。それをカバーしているのは娘の行っている学校で教師をしているチョイチビのパパ。アパートのお隣りさんはハンサムな警察官。この隣人関係が当時のイタリアを良く表しているみたいで面白い。パパが娘とドレスを買いに行くときもついて来て「警察だ!」と言って値切らせる。ママと映画に行くときもついて来て「警察だ!」と言ってママと一緒に只で入る。

娘が事件を起こし、パパは失業し、生活に困るようになると、その隣人はお金を貸してくれたり、一緒に食事をさせてくれたりする。その食事は当然ながら、いつもスパゲティ。鍋の中でまぜたスパゲティを各自の皿に盛る。ボローニャのスパゲティ…となれば、これがスパゲティ・ボロネーゼでなくてナンであろう!早い話し、ミートソース・スパゲティだと思うんだけど。
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