2010年10月27日

東京国際映画祭オープニングパーティ 4

地鶏のコンソメで煮込んだ有機大根とフォアグラのソテー。江戸野菜と真鯛のマリネ、イクラ、純粋野菜のエッセンスと富津海苔のビネグレット。秋川牛ロースのロースト、奥多摩山葵風味のナチュラルジュー、クリーミーポテト、茄子と茸のグラタン添え。源吉兆庵「栗きんとん」モンブラン、あきるの市うみたて卵のカスタードソース。シャンペン、赤ワイン、白ワイン呑み放題。

でも、知らない人の間で飲み食いだけしていても面白くない。そんな心配をしていると、右隣の初老の紳士が名刺を出してきた。ナンと、WOWOWの和崎信哉社長夫妻。「WOWOWのお仕事、させてもらいましたよ。『6時間後に君は死ぬ』とか『扉は閉ざされたまま』とか」「これからもどんどん作っていきますから、よろしくおねがいします」。

左隣には原田眞人監督夫妻が座った。良かった。原田さんとはMGMにジョン・ギラーミン監督の『キングコング』の撮影を取材に行ったとき、東宝東和の人と一緒に食事したことがあったので、奥様より古い知り合いなのだ。「最近は出演者としてもご活躍で。この前、中国映画でも見ましたよ」「あれはどうしても上海に行きたかったものだから」

その向こうには新潮社「考える人」河野通和編集長と『スパイ・ゾルゲ』などの村上典吏子プロデューサーが初対面の僕に「おととい、クシャミしなかった?」。盛岡映画祭で岡本みね子ママや脚本家の高山由紀子さんと僕の話で盛り上がったそうだ。某M野監督が偉そうな撮影助手だった僕をポカリとやりたかったと言っていたそうだ。

遥か遠く、中央の長ーいテーブルには肉付きの良いカトリーヌ・ドヌーブの背中が見える。

左の丸テーブルには渡辺謙さんと抜群に輝いている南果歩さんがいる。「『ラヂオの時間』の撮影の高間です」と挨拶すると「オーオーオー!こちら、妻の南…」と握手。「一度、下北沢の金子修介監督忘年会でお会いしました。あの時は大変失礼しました」
あの時というのは、女優で誰が一番美人だったか、という話になり、目の前に果歩さんがいるにも拘らず「そりゃ間違いなく中山美穂だね」なんて言ってしまってから、夫の辻仁成は別れた前夫だと気が付いたのだ。

謙さんの左にはバイリンガル俳優でもあり、監督でもある塩屋俊さん。「いま、阪本善尚さんと仕事してますよ」。彼はこの映画祭に『ふたたび』というジャズバンドを再結成する老人の話の映画を出品している。僕も今、中高年の市民ジャズバンドの映画『JAZZ爺MEN』の準備をしている。ジャズの映画がブームみたいだ。

帰りがけに株式会社東宝映画の富山省吾社長に挨拶し、更にエスカレーターで東宝株式会社の高井英幸さんを捕まえて「まだ社長やっているんですか?」と訊くと「もう9年だよ。疲れちゃったよ」

渋谷行きの都バスに乗り、100円玉拾った。ラッキー!
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