2011年08月24日

《JAZZ爺MEN》いよいよ東京公開! 5

これまで、製作地元の本庄で8週間のロングランを終えた《JAZZ爺MEN》ですが、ようやく待ちに待った東京公開が決まりました。

10月29日(土)から11月4日(金)までの1週間、ヒューマントラストシネマ渋谷で朝1回だけのモーニングショーです!!!

僕としてはもっとたくさんの回数、たくさんの映画館、たくさんの日数でやってもらって、多くの人にこの映画の感動を分かち合いたいという気持ちがあるのですが、現実はキビシーーーのです。普通の映画は製作費と同額くらいのP&A、つまり、プリント費と宣伝費を用意してあるものなんですが、《JAZZ爺MEN》では製作費だけでも足りないくらいの予算なので、配給会社を頼むこともできないのです。
で、私の40年の歴史的人的財産を駆使して、いろいろな人に会って、話をして、DVDを見てもらって、アドバイスをもらい、また別の人を紹介してもらい、というふうに上映をお願いして回ったのですが、宣伝にお金をかけられないと観客動員が見込めないからという理由から、上映しようというところは都内では現れませんでした。「蛇の道はへび」と言いますか「もちは餅屋」と言いますか、その道にはその道の伝手とノウハウを持った専門家が本当に必要だということを痛感します。

そんなとき、助け舟を出してくれたのがヒューマントラストホールディングスという大手の人材派遣会社で、試写会を見て感動した代表取締役が「冠を買っている」東京テアトル(ヒューマントラストシネマ有楽町やテアトル〇〇という劇場を持つ会社)に強力なプッシュをしてくれたのです。
映画が大好きで《JAZZ爺MEN》をとても気に入ってくれたその代表取締役と私が知り合いだったこと、宮武由衣監督がヒューマントラストシネマ・脚本コンテストで入賞したことがあることが幸いしました。

それでも1週間。それでもモーニングショーです。ここは是非とも連日、入りきれない人が押しかけて、「その判断は甘かった」という、嬉しい誤算を招きたいと切望しています。いやぁ、そうなるんじゃないかなぁ・・・。だって、今年観た邦画の中では一番面白いし、感動するもの!ハンカチ持って行きなさいよ。彼女が泣き出したら、そっと手渡してあげるんですよ。いや、タオルの方がいいかな。そのタオルの端を自分も使って・・・

先日、ホームページにアップするため、本庄公開でのアンケートを集計したのですが、6歳の女の子から80歳のお爺ちゃんお婆ちゃんまで、文字通り、感動の嵐です。読んでいるだけでも泣けてきます。
プロデューサーは予告篇を見るだけでも泣けてくると言ってました。その予告編は公式ホームページhttp://jazzgmen.com でもYou Tubeでも見ることができます。もうすぐ、私が始めたFacebookでも見られるようにします。

それから、東京公開の直前、10月25日の3時から東京国際女性映画祭http://tiwff.comで上映されます。会場は麹町のセルバンテス文化センターhttp://www.cervantes.jpです。

こちらの前売り券は
チケットぴあ:0570-02-9999/岩波ホール:03-3262-5252 で扱っています。「早期に販売終了することもあります」って東京国際女性映画際のチラシに書いてありますよ。

その前に、本庄のユナイテッドシネマ・ウニクス上里(このショッピングモールでロケしました)で9月10日から2週間、アンコールロードショーをすることになりました。待ちきれない方は高崎線に乗って、こちらの方にどうぞ。
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2011年08月03日

バジルと金目鯛 3

昨日は横浜美術館でトリエンナーレの展示レイアウトをする横尾忠則さんを撮影していたのだが、老眼鏡を忘れて大変だった。フィルムのカメラの場合はルーペの視度調節をすれば良いのでメガネは要らないのだが、デジタルカメラとなって、液晶モニターを使うものだから、老眼鏡のお世話にならなければ、どこにフォーカスが合っているのだかボケボケ映像を見ているばかりなのである。かろうじて右下に表示される距離表示と横尾さんまでの目測距離とを見比べて、なんとかフォーカスリングを回したのである。
この前の九州ロケでは三脚とバッテリーチャージャーを忘れて大慌てしたばかりなのに。普段は助手に頼っているので、いつになっても独り立ちできないのか、ボケが進んでいるのか・・・。

今日はアトリエでの取材風景が撮影不許可となって、のんびりとした1日を送ることができた。

ゆっくり寝坊して、起きたら洗濯機を回して、ベランダのゴーヤとバジルの鉢に水をやる。
レトロアパートのクーラーは10年以上前から壊れているので、今年は緑のカーテンを、ということで、近所の花屋でゴーヤの苗を4本買った。「4本も植えたらゴーヤがゴロゴロ成って、処理に困りますよ」と照明部の松っちゃんは言っていたけれど、花はたくさん咲いてもすぐに落ちてしまい、現在小さいのが1本しか実が成っていない。

バジルは以前、埼玉に広い畑を持っていたときに女房が植えたことがあったけれど、うまく育たなかった。
前作、喜多一郎監督の『シェアハウス』では主人公の吉行和子さんがハーブを色々とベランダで育てているという設定だったので、使い終わった小道具のバジルを1鉢もらってきた。それを玄関の下駄箱の上に置いておくと、バジルのい〜い香りが部屋中に漂ってくる。

その後、イメージフィールドからの帰り、新宿御苑近くの花屋で大量に苗を売っているのに遭遇した。1鉢なんと100円!即決2鉢買って、計3鉢ベランダに並べた。後から買った方はぐんぐん伸びている。1週間の九州ロケから帰ってきたときは萎れてしまったけれど、水をやったらまた元気になった。
時々葉っぱをちぎってはサラダや冷やしトマトにふりかけていたけれど、今日は一番伸びた茎を大胆に半分に切り、昼食に「バジル多め入りのスパゲティ」を作った。枝の部分はオリーブオイルに漬け込んだ。
ニンニクのみじん切りと鷹の爪をオリーブオイルで温め、ベーコンと舞茸とみじん切りのバジルを炒め、そこにアルデンテの1.4ミリスパゲティをからめる。安い赤ワインなんか飲んで、昼から優雅な気分!

寝転んでテレビの旅チャンネルなんか見て、夕食はーーーっと。
そうだ、オーケーで50%引き(225円!)で買った立派な金目鯛の頭があった。あれを煮付けにしよう。

専用の道具で鱗を取り、お湯で洗って鍋に入れ、酒、味醂、水を1カップずつ、三温糖を大匙2杯入れて火にかけ、落し蓋をする。煮立ったところでアクを取って醤油をたらす。今日はこの醤油加減が奇跡的に上手くいって、今までで最高の味になった。
金目のアラ煮には日本酒でしょう!冷蔵庫には「菊水の辛口」の小瓶が冷やしてあった。某国際映画祭の関係者から1ダース送られてきたものだ。酒が弱い私なので、照明の上保さんにお裾分けしてもまだまだ楽しめるぞ。味噌をつけたキュウリを齧りながら、ロケ弁では味わうことができないゆったりとした夕食!

でも、このゆったりがいつまで続くのかが怖い。先日、劇映画のスケジュールの問い合わせがあったが、「結論出るまで2〜3日待ってください」と言われたきり、もう5日になるのだ。
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