2011年04月18日

《JAZZ爺MEN》大盛況の舞台挨拶 5

《JAZZ爺MEN》のユナイテッドシネマ・ウニクス上里での公開初日は午前10時開映なのに、9時30分には300席が完売。満員の注視のなか、ブルーレイによる上映が始まると、前半は笑いが絶えなかったが、後半になると洟をすする音が絶えなかった。そして、クライマックスのコンサートの「茶色の小瓶」を演奏している最中、心配していた余震が来た!しかし、逃げ出す人も、立ち上がる人も、悲鳴を上げる人も無く、全員が冷静でいてくれたことがとても嬉しかった。

宮武由衣監督の名がロールアップして客電が点くと場内は自然発生的拍手が起こった。

続いて舞台挨拶になり、先頭を切った本庄市長が早速スマートフォンから得た地震情報を報告して観客を安心させた。
次に挨拶に立った宮武監督は身長が低くてマイクに届かない。普通なら係りの人が来て、サッとマイクの高さを調整するところなのだが、都内の映画館と違い、舞台挨拶などあまり経験が無いためか、プロのイベント業者を入れてないためか、誰も面倒を見てくれる人が近づいて来ない。しかたなく監督は、マイクを精一杯下に向け、背伸びするように話しをした。

終わると司会者のアナウンスの後、両手を高々と上げて井上順さんが登場し、ワイヤレスマイクが渡された。スパイダーズ時代の「振り」をちょっと披露すると、それだけで場内が沸く。次に、当本庄市に在住している清水省吾さん、本庄市生まれの黛英里佳さんが登場。監督と併せて4人がスクリーンの前に並んだが、司会の空白があり、マイクを持っている井上さんが「挨拶していいの?」と一歩前に出ると「あ、ちょっと待ってください。お土産が…」と、全員に豆腐セットが渡された!どういう進行なんだろう!で、豆腐会社の社長が出てきて豆腐の説明…。ちょっと間が悪いんじゃないの?

2分ずつのスピーチが終わると抽選会。4人のサイン入り色紙が10名に当たる。井上さんが「写真撮ろう」と言い出して、当選者一人ひとりを俳優が囲んで記念写真。家宝になるだろうね。

ロビーに出ると出口近くに俳優と監督が並んで握手会。ただし、パンフレットを購入した人のみということで、パンフレットも良く売れた。
このパンフレットは《死にゆく妻との旅路》のアイデアをいただいたもので、綴じずにB5のクリアファイルに入っている。ファイルの表紙はポスターと同じ構図だが全員タキシードのバージョン。中身の原稿は手作りの試写会用プレスのまんまなので、裏は白紙になっていて、そこにサインを求める人が続出し、係員は「サインはご遠慮してください!」と叫ぶのだが全く止まらず、俳優も監督も笑顔でサインに応じていた。

その後、休む間もなく被災者訪問。本庄にも東北から集団避難している人がいて、その人たちをコミュニティセンターに集め、映画のモデルになったジャズバンドの演奏会があるのだ。
ここでも井上さんは両手を高く上げて登場、スパイダーズの「振り」をして笑わせる。どこに行っても人気者で、考えてみるとテレビでも被災地を訪問している芸能人のニュースをやっているけど、こういうことが現在の被災者の方々には一番喜ばれるのではないだろうか。

さらにここで井上さんは大盤振る舞い!4月22日から三越劇場で公演する『イヴ・モンタン 彼を憎んだ女と男』に希望者全員を招待すると発表した。本庄から日本橋までバスで送迎、お弁当つき、もちろん無料。『ラヂオの時間』の撮影のときも「競馬で儲けた」と言って、スタッフ・キャスト50名全員にうな重をご馳走してくれたことがあった。大物感があるなぁ。

清水省吾さんは画家の奥さん(ハルマンさん)とお絵かきセットを子供たちに配った。これもテレビの受け売りだけど、子供たちに絵を描かせることは、ストレス解消にとても効果的らしい。自由に描かせると、精神状態が安定していく様子が絵に表れるのだという。

映画館に戻ると、2回目の上映が終わっていた。160数名の入場者だと言う。やはり舞台挨拶があると無いとじゃ差が出るなぁ。これから心配だなぁ。アンケートの回答を見ると「もう1回見ます」と書いている人もいて、とても良い評価なんだけど、口コミだけが頼りの低予算映画だからなぁ…。
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