2011年07月07日

リアルJAZZ爺MEN 4

先日、「ハイクラソーナ」というジャズバンドのライブがあるというので、《JAZZ爺MEN》の宮武由衣監督と江古田に出かけた。会場は駅前のカフェバーだった。隣りのゲーセンは金子修介監督の《ホーリーランド》のロケで来たことがある。

ご存知のとおり《JAZZ爺MEN》の主人公・野津手は中学の音楽教師を定年退職して、「まちおこし」のジャズバンドの指導に四苦八苦するという話しになのだが、映画が「ブラストライブ」というジャズ雑誌に紹介されると、その話しと自分の人生がそっくりだという人が現れた。
もともとは本庄に実在する野津先生に取材してシナリオを書いたものなのだが、同じような人生を歩んだ人がいるものなのですね。

その人は四万十川で産湯を浸かった高知県出身の佐野啓さん(私と同じ62歳)で、20代の頃、東京音大在学中からプロのトランペッターとなり、テレビ出演もしていた。あるとき、その道に限界を感じ、小学校の音楽教師になった。教師になるとは考えてもいなかったが、「邪魔になるものじゃないから取っておけ」と言われた教員免許が役に立ったという。そして定年退職して「ハイクラソーナ」というプロバンドを結成した。

オリジナルのシナリオは野津先生をモデルにしているので、元トロンボーン奏者だった。ところが、野津手役を地元在住の清水省吾さんがやってくれることになり、清水さんがトランペットを吹いていたというので、シナリオの方を変えたのだ。で、偶然にも佐野さんの人生に近づいていった。

この日のプログラムの第1部の最後に、《JAZZ爺MEN》のコンサートシーンで演奏されたオリジナル曲「君と駆け抜けた人生」のアレンジバージョンが演奏された。音楽監督の磯田健一郎さんが楽譜を公開してくれたのだ。改めて、シミジミ良い曲だなと思った。
曲の前に宮武監督がステージに呼ばれて、ちょっとだけトークショウ。
ハイクラソーナさんは「僕は3回観ました。1回目は感動するシーンでちょこっと泣きました。2回目はそのシーンが始まる前から泣きました。3回目は映画の始めから泣きっぱなしでした」ですって。

誰もが感動するこの映画、なかなか都内で上映してくれるところが現れないのです。しかしやっと、井上順さんの尽力で、耳の不自由な人のために日本語字幕版を作る助成金を渋谷区からもらい、ホール上映をすることがきまったそうです。宣伝費がまったく無い映画なので、このイベントが口コミとなって、なんとか都内一般上映に持っていけないものだろうか。皆様の応援だけが頼りなんです。
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この記事へのコメント

私も「JAZZ爺MEN」ちょこちょこと宣伝してます。
高知県と富山県は、決まったようですね。
凄く嬉しいです。

やっぱり、順さんは素晴らしい方ですね。
順さんには負けますが、今まで以上に宣伝、頑張ります。
1. Posted by Two Moon at 2011年07月09日 07:57
Two Moonさん

コメントをありがとうございます。そして、宣伝もありがとうございます。
これも私の友人の紹介なんですが、横浜と浜松もちょっと話を持っていけそうになりました。
肝心の東京なんですが、いよいよ来週あたり、本命に突撃しようかと考えています。
2. Posted by 高間賢治 at 2011年07月13日 01:07 | 4
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