小学校のころ、国語テストによく出た問題。

「次の言葉を使って短い文を作りなさい」。

この問題は誰もが目にしたことあるでしょう。


僕の小学校では、国語のテストの最後の問題は必ずこれでした。

今ならサービス問題だと思うけど、
小学生の僕にはディ・モールト(非常に)難しい問題でした。


ある日の国語のテストに出た問題。

次の言葉を使って短い文を作りなさい 「〜たり、〜たり」


これは簡単。さすがに。

2千年間負けたことがない一子相伝の暗殺拳を習得するくらい簡単。

「走ったり、歩いたり」とか「飛んだり、跳ねたり」、「シ〇ッたり、マ〇かいたり」「触ったり、揉んだり」とか書いておけば点がもらえるサービス問題。

僕は問題を解き終えて、テストの裏に落書きをしていると、

テスト終了間際、前の席のS君が僕に小声で話しかけ来ました。


「〜たり〜たりってどういう意味?」


Sくんはクラスのガキ大将的存在で、ちょっとオツムが悪く、

隣の小学校に合唱コンクールで行ったときに、そこで飼われていたカブトムシの幼虫を筆箱に入れて盗むような人です。


僕はS君の問いに答えたかったけどその時はテスト中。

これに答えると僕までカンニング扱いにされると恐れ答えないでいると

S君が「たりたり?」と訳が分からないことを聞いてきたので

適当に「そうだよ」って答えておきました。


それからテストが終わり、テスト用紙を集めながらS君の回答を見てみると


「たりたりソース」


S君はディ・モールト(非常に)頭が悪かった。



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