2015年05月28日

パチンコは本当はおじさんの遊びかもしれない

某所で週1回、ホールマーケティングについて有志と研究会を続けています。その中で、先日、「若年層を参加させようと業界はトライしているが、ひょっとしてパチンコって、本当はおじさんの遊びなんじゃないのかなあ」という話になりました。

これは面白い問題提起だということで、議論を始めたのですが・・・。

確かに、昔は「大人の遊び」だったような気がします。コンビニにパチンコ雑誌が並んでいるということもなく、「大人」だけができる遊びというイメージ。少し悪そうな(=子供にはまだ早い)遊び。どちらかというと、「大人ぶりたい」「大人の世界を味わいたい」というような感覚もあったのではないかと。

今現在の私の1つの仮説なのですが・・・。
本来、パチンコという遊びは、プレイヤーが長時間椅子に座って動かない(麻雀よりも動かない)わけで、これは肉体的能力が高い若年層にとって、そもそもフィットしない遊びである可能性が高いのです。
勿論、スマホのゲームだって、肉体的動作でいえば指を動かすくらいのもの。決してこれが若年層が欲する肉体的運動欲求を満たすものではないでしょう。しかしながら、指の動作を通じて描かれるゲームの世界観の中で(=頭の中で)、プレイヤーは 所狭しと暴れ回ることができます(=爽快感)。
その上、スマホのゲームは3時間も4時間も連続して遊ぶという人は少ない。私が調査した結果では、30分〜1時間がボリュームゾーン。パチンコが平均3時間前後であることと比較すると、パチンコは若年層にとって「長く退屈な遊び」ということになります。

現在のパチンコは、本当は長時間じっとしていることのできる「おじさん(おばさん)の遊び」なのかもしれません。

無論、これは仮説です。でも、業界の将来を考える上では、しっかりと調査した方が良さそうなテーマです。本質的部分でミスマッチがあるのなら、いくら若年層向けに遊技機を仕立てても、よい結果は出そうに思えませんので・・・。


有限会社オベーション
株式会社ワールド・ワイズ・ジャパン LOGOSプロジェクト上級研究員
岸本 正一
http://www.ovation.co.jp


 

トラックバックURL

記事検索
livedoor プロフィール
カテゴリ別アーカイブ
livedoor × FLO:Q
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ