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病院に頼らない健康法(考え方)を展開します

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好転反応 目次

好転反応 目次

好転反応 お知らせ

序 章
 1.好転反応を理解しよう 
 2.好転反応は特異現象ではない
 3.次章以下を読む前に(用語の解説など)
第一章 好転反応の概要
 1.私の体験から
 2.好転反応の種類
 3.好転反応の出かた
 4.好転反応が出る理由
 5.好転反応の出やすい人、出にくい人
 6.好転反応をうまく乗り切るには
第二章 好転反応と他の症状との違い
 1.好転反応か病気か
 2.好転反応か誤知食反応か
 3.好転反応か副作用か
第三章 好転反応をめぐる諸問題
 1.好転反応でやせてきたら
 2.好転反応で便秘になったら
 3.好転反応で腫瘍マーカーが上がってきたら
 4.好転反応について誰に相談すべきか
あとがき

好転反応 序章 1.好転反応を理解しよう

(「好転反応を理解しよう」の本文は、目次の後にあります)

「好転反応」の目次

序 章
 1.好転反応を理解しよう 
 2.好転反応は特異現象ではない
 3.次章以下を読む前に(用語の解説など)
第一章 好転反応の概要
 1.私の体験から
 2.好転反応の種類
 3.好転反応の出かた
 4.好転反応が出る理由
 5.好転反応の出やすい人、出にくい人
 6.好転反応をうまく乗り切るには
第二章 好転反応と他の症状との違い
 1.好転反応か病気か
 2.好転反応か誤知食反応か
 3.好転反応か副作用か
第三章 好転反応をめぐる諸問題
 1.好転反応でやせてきたら
 2.好転反応で便秘になったら
 3.好転反応で腫瘍マーカーが上がってきたら
 4.好転反応について誰に相談すべきか
あとがき
好転反応 お知らせ


序 章                  
        
1.好転反応を理解しよう

 玄米ごはんや健康食品などの食べはじめに、一時的に不快な症状が出ることがある。これを好転反応という。なぜ、好転かというと、この症状と並行して、あるいは症状が消えたのちに体調がよくなってゆくことが多いためである。
 好転反応として出る症状は、第一章2節でとりあげるが、じつに多様である。そのなかで比較的多いのは、かゆい、しっしんが出る、だるい、眠い、下痢・軟便、ガスが出る、便秘、大量の排便が出る、頭痛、などである。
 好転反応は漢方薬でも出る。また、断食、整体、理学療法、温泉療法など、各種自然療法でも出る。
 好転反応は体質改善反応、調整反応、還元反応などともいわれる。また、漢方では瞑眩(めんげん)といっている。
 好転反応を正しく理解することはとても大切である。
 玄米ごはんを食べて不快な症状が出たとき、「これは自分に合わないものだ」と思って止めてしまう人がいるが、これでは体調を良くするチャンスをミスミス失ってしまう。私に言わせれば、玄米ごはんはだれにでも合うもので、それが合わないのは、その人自身の、生まれた後にできた、平均人からずれた体質のせいである。ここでは玄米ごはんを健康食品や漢方薬と置きかえても同じである。(注)
 ガンや糖尿病などの生活習慣病の治療についてみると、病院(西洋医学)の治療法は対症療法であり、あくまでも一時的措置である。薬(化学薬剤)で症状をおさえたり、手術で患部を切り取ったりするが、これは病気の原因である体質を変えるものではない。
 病院の手法が対症療法であるとはいえ、それを受けている間に、理由はともかく治ってしまう人がいる。しかし、治らない人は、意識的に食事改善や健康食品・漢方薬の摂取などで体質改善をはかる必要がある。ただ、このとき、好転反応、すなわち食べはじめの不快な症状にとまどい、途中でやめてしまっては体質改善のチャンスを失ってしまう。私は、好転反応を正しく理解しないと、西洋医学に見放された人が東洋医学にも見放されると思っている。そして、その先、一生、薬の副作用に苦しむことにもなりかねないのである。

(注)玄米ごはんや漢方薬が「合う」「合わない」といったことに関し、二人の医師は次のように言っている。

森下敬一(医師)
「(反応に出会って)気の早い人は、もしかすると玄米・菜食が体に合わないのでは……、と取り越し苦労をするが、日本人であるかぎりそんな人は一人もいないと断言できる。「反応があったぞ。これで虚弱体質も慢性病も治る」と自信をもって続けることが大切である。」
(『成人病は自分で治せる』ベガサス、1981)

藤平健(医師)
「このように瞑眩(めんげん)であれば、その漢方薬が合っているということのあらわれであり、(漢方)薬をやめずに飲みつづけているうちに、反応がおさまるばかりか、症状もどんどよくなっていくものなのです」
(『漢方薬のすべて』主婦の友社、1993)

次節(好転反応は特異現象ではない)

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2.好転反応は特異現象ではない

2.好転反応は特異現象ではない

 前節でみたように好転反応は玄米ごはんや健康食品などの食べはじめに、一時的に出る不快な症状である。また、漢方薬、断食、整体、理学療法、温泉療法などでも出る。そうすると、言葉は知らなくても、多くの人が好転反応を経験していることになる。しかし、それが世のなかの常識となっているわけではない。そのため、好転反応と聞くと、なにか気味の悪いことのように思う人が多いかもしれない。そこで、これはけっして特異な現象でないことを知っていただくため、識者による3つの解説を示しておこう。

(その1)
「古く、中国では「春眠暁(あかつき)を覚えず」と言います。春になると気候も暖かくなり、眠くなるという意味ですが、冬の間、緑の濃い野菜が少なく血液浄化作用が低下し、お血ができます。春になると新芽が出、緑の濃い野菜をたくさん食べることができ血液浄化作用が進み、「眠い」「だるい」といった体質改善反応が出るのです。」(お血:汚れた血)(注1)

(その2)
「ひざまづいて座っていた人が急に立つと血行が良くなり、そのため足がしびれます。そういう変化、本当の状態に戻るために現れる反応を好転反応という」(注2)

(その3)
「どんなことについても言えることですが、ある状態から別の状態に変化する際には、途中、過渡期という状態がかならずあります。病気にかかっていた人が治るまでの間に、治りかけという状態があると言えばわかりやすいでしょうか。
 切り傷を負うと、それが治りかけるときにカサブタができます。カサブタがみっともない、あるいはかゆくて不愉快だからといって無理やりめくったところ、せっかくふさぎかかっていた傷口がまた元に戻ってしまったという経験はどなたにもあることでしょう。
 あるいは、風邪が治りかけのときに、それまでよりはるかにひどいセキや鼻水が出たりする現象もよく知られています。それと同じようなことが、もっと症状の重い病気の場合にも見られるということです。」(注3)

 この3つの解説によると、好転反応は、私たちが日常の生活でなんども体験してきたことになる。けっして特異な現象ではない。
 ここで、私の経験をひとつ紹介しておこう。私は10年ほど前の数年間、あるサークルの幹事をしていた。その時、私は役員会で、毎回、胚芽入りの菓子を出していた。今、思うと、この菓子を多めに食べた人のなかには、あとで、かゆいとか眠いといった好転反応が出ていたこともあったかと思う。

(注1)真山政文『玄米力酵素力』(文化創作出版、2001)
(注2)ある健康食品会社の2003年頃のパンフレットによる
(注3)市橋勇『医者に見放されてもこわくない』(勁文社、1997)

次節(次章以下を読む前に)

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3.次章以下を読む前に(用語の解説など)

3.次章以下を読む前に

⑴好転反応は多様
 次章から具体的に解説していくが、好転反応はあまりにも多様である。
 まず、好転反応が出る自然療法の種類が多いことである。自然療法には食事改善、健康食品、漢方薬、断食、整体、理学療法、温泉療法などがあるが、それぞれによって反応の出方はいくぶんちがう。
 また、同じ療法のなかでもさまざまである。一口に健康食品といっても、その種類は4〜5千といわれているし、同じ物でも食べはじめの量によって反応の出方はちがってくる。そのため、あまりにも多様な好転反応を一人で知ることは不可能である。
 そこで、次章以下では、食事改善と健康食品による好転反応を中心にみていく。ただ、食事改善でも、玄米ごはんを毎日1〜2膳食べはじめる人と、一週間に1〜2膳だけという人もいる。ここで想定するのは前者である。後者では好転反応が出る人はごく少ないためである。また、健康食品の場合、比較的反応が出やすい製品を想定してみていく。ある社の製品は75%ほどの人に好転反応が出るというが、別の会社の製品は1〜2%の人にしか出ないという。ここで想定するのは前者のような製品である。

⑵用語の解説
 次章以下で使う用語3つについて説明しておく。

穀菜食
 私はこの冊子で各種食事療法のことを「穀菜食」とも表現した。自然療法の食事は玄米菜食が主流である。しかし、5分つき米や全粒粉パンなど未精白穀物を取り入れた食事療法も多い。そこで、「穀菜食」がよいかと思った。

半断食
 この冊子には半断食という用語が出てくる。半断食は玄米と野菜を中心とした少食療法のことである。水しかとらない断食(本断食)に対する用語である。なお、甲田光雄医師は、自身の食事療法を半日断食とよんでいる。これは、朝食抜きの一日2食の少食療法であるが、夕食から昼食までの間隔が半日以上になるため半日断食と名づけている。

冷えとり
 進藤義晴医師の好転反応の解説の中に「冷えとり」が出てくる。進藤氏は冷えとりをベースに治療しているが、内容は、食事改善、入浴(半身浴など)、衣服(絹の5本指靴下の着用など)などである。

次節(私の体験から)

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1.私の体験から

第一章 好転反応の概要

1.私の体験から
 好転反応は、おおまかに言うと、玄米ごはんや健康食品の食べはじめに出る一時的な不快な症状である。といっても、これだけでは分かりにくい。そこで、具体的なイメージをもってもらうため、まず、私が体験した5つの事例を紹介しておこう。

(その1)
 40年ほど前のことである。私は、白米ごはんを玄米ごはんに変え、同時に副食は野菜と海草をメインとした。また、朝食抜きの一日2食にし、それを良く噛んだ。また、運動も以前より多くした。
 そうしたところ反応が2つでた。
 ひとつは便が黒くなったことである。これは、すぐあらわれ数日間つづいた。
 つぎは体重がぐんぐんへったことである。当時は自宅に体重計をもっていなかったが、多分、1ヵ月で2キロほどへり、それが3〜4ヵ月ほどつづいたと思う。玄米食にする前は58〜59キロだったが、3ヵ月ほどで52〜53キロ位になったようだ。
 問題は、私がこの2つの変化をどう感じたかである。
 私は便が黒くなったことについては、玄米ごはんのためとすぐ分かったが、多少気味が悪かったくらいで、それ以上なんとも思わなかった。
 体重がぐんぐんへっていくことについても、なんとも思わなかった。私がたまに会う知人は、私がやせたのを見て「ガンにかかったかと思った」と言ったが、私に不安感はまったくなかった。それは、いっぽうで体調がよくなっていることもあったが、同時に、私は、私を玄米菜食に導いた二人の医師の本をよく読み、指導内容を深く信頼していたためだと思う。ちなみに、私はこのとき好転反応の知識はなかったと思う。

(その2)
 つぎは10数年前のことである。私は、ある時、これまで宿泊旅行や美食したときだけ食べていた健康食品を毎日食べはじめた。この時、新たな販売店から買い、好転反応に関するかんたんな資料をもらったが、自分には出ないと思い好転反応のことは気にしていなかった。
 毎日食べるようになって1カ月後あたりから、昼間、とても眠く、昼食後などに居眠りしていた。私は、眠いのは、以前に無理して仕事をしていたためくらいに思っていた。眠気は1ヵ月ほどで消えた。これについて、私は、数カ月後に、「あのときの眠気は好転反応ではないか」と思ったが、蓄積した疲労がその時に出たためかも知れない。なお、私は眠気がとれたあたりで、風邪もひかなくなり、ずいぶん体調がよくなっていることに気がついた。

(その3)
 つぎは、前の事例から数カ月後のことである。このとき、私は、健康食品を同じ種類のキノコ入りのものに変えた。試供品としてもらったものが沢山あったためである。そうしたところ10日ほどたったある日、突然、舌が固くなり動きが悪くなった。「呂律(ろれつ)が回らなくなった」ということだろうか。これは3日ほどつづいた。私は特異な症状にびっくりしたが、2日目あたりに、これは好転反応だと思った。というのは、発売元のセミナーなどで「健康食品の種類を変えると新たな好転反応が出ることがある」と聞いていたからである。なお、舌が固くなったが、いやな感じはなかった。私は、以前に、舌に口内炎ができ痛くてつらい思いをしたことがあったが、今回のは、それとは比べものにならないくらい楽な症状だった。なお、試供品は3週間分ほどだったこともあり、特に効果は感じなかった。

(その4)
 つぎは前の事例から数年後のことである。私は常食している健康食品の量を1.5〜2倍に増やしてみた。それは「健康食品の量をふやすと体調が一層よくなることもある」のではないかと思い、このことを体調不良の友人にすすめようかと思い、自分で実験してみたのである。
 増量したところ、2週間ほどたって、お腹がかゆく、お腹に湿疹もできた。これは10日ほどつづいた。私は、これは好転反応であると、すぐ分かった。というのは、以前に、セミナーなどで「健康食品の量を増やすと新たな好転反応が出ることがある」と聞いていたからである。私は増量のテストを1カ月ほどつづけたが、好転反応以外の体調の変化は感じなかった。

(その5)
 5つ目は、つい最近のことである。私は、ある本で「よく噛(か)んで食べると、少食ですみ……」を読み、さっそく食事と間食をてってい的に噛んで食べつづけた。その際、多少、食事と間食の量をへらした。噛みはじめる前の私は、全般的に体調はよかったものの、脇の下や首に皮膚炎があり、また、直前の2〜3日には右太ももに軽いしびれがあった。私はこの原因は、やや太り気味のためと思っていた。
 てってい的に噛むことを実施したところ、しびれは翌日からまったく出なくなった。いっぽう皮膚炎の方は、当初はおさまる方向だったが、20日目くらいから逆に広がり、熱をもって赤くなってきた。そして、それが2週間ほどつづいた。私はこれは好転反応だと思ったものの、多少、気持ちが悪かった。もしかしてガンではないかとさえ思った。好転反応についての知識が十二分にある私でさえ気持ちが悪いほどだった。幸い、反応はおさまり、皮膚炎も徐々によくなってきた。
 皮膚炎が回復してほっとしたところ、50日目頃からつぎの反応が出てきた。背中などのかゆみである。私はこれも好転反応だと思った。2週間ほどつづいたのち、おさまってきた。
 てっていして噛んだことの効果は、ぜい肉がとれ体がしまったことである。開始して2週間ほどで2キロやせ、その3ヵ月後には、もう1.5キロ、当初から3.5キロへった。しかし、やせたことを好転反応だとは思わなかった。私は体重をへらすこともめざして、てってい的に噛みはじめたので、やせたことは効果だった。なお、私は体調は一段とよくなったことも感じた。

次節(好転反応の種類)

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2.好転反応の種類

2.好転反応の種類

⑴好転反応の症状の種類
 前節で私の5度の好転反応の体験を示した。そこでは、黒い便、やせる、眠い、ろれつが回らない、かゆい、湿疹、持病の悪化(皮膚炎の悪化)の7つの症状が出ていた。私一人だけの体験であるが、好転反応の多様さがうかがわれる。
 ここでは、まず、穀菜食・健康食品によって出る反応を並べておこう。
 下記に55の症状を書いてみた。これらは、私の体験、私が私と同じ健康食品を食べている人から聞いたもの、穀菜食を取り入れた人たちの体験談 (知人からの情報と本から)、効果が高いと思われる健康食品を食べた人の体験談(本から)、その他の資料、などから、私が比較的出がちな症状と判断したものを選んだ。55にしぼったのは、あまりたくさん並べてもはんざつになると思ったからである。諸資料によると症状は100種類くらいはあった。なお、55の症状を13に分けて並べたが、この分類は便宜的なもので理論的な意味はない。

(かゆい、湿疹など)
 ・かゆい ・湿疹が出た ・吹き出物が出た
(排便関連)
 ・黒い便 ・大量の排便 ・便意をもよおす ・下痢や軟便
 ・お腹が張る ・ガスが出る ・便が固くなる ・便秘
(小水関連)
 ・小水の量が多くなる ・小水が近くなる ・小水がにおう
(痛み)
 ・関節痛 ・頭痛 ・肩痛 ・腰痛 ・背中が痛い ・胃が痛い(むかつく)
(こり・はり)
 ・肩がこる ・肩が張る
(出血)
 ・血尿が出る ・血を吐く ・生理時に不正出血
(吐き気など)
 ・吐き気がする ・吐く
(汗など)
 ・汗がたくさんでる ・体が熱っぽい
(めまいなど)
 ・めまいがする ・しびれる ・はれる ・むくむ
(動悸など)
 ・動悸がする ・不整脈が出る ・息苦しい
(検査値の変化)
 ・血圧が上がる ・血糖値が上がる ・コレステロール値が上がる ・腫瘍マーカーが上がる
(口、鼻、歯、目の症状)
 ・せきが出る ・たんが出る ・のどがかわく  ・鼻水が出る
 ・歯か浮いた感じ ・目やにが出る ・ろれつが回らない
(精神の変化)
 ・イライラする ・不安になる ・夜なかなか眠れない
(体重の変化)
 ・どんどんやせてゆく ・太ってくる
(その他)
 ・食欲不振 ・持病の悪化

 この55種の症状について若干の解説をしておこう。

,海譴泙嚢ヅ照娠は不快な症状と説明してきた。しかし、このなかには肉体的にみると不快でないものがある。「どんどんやせてゆく」は、これを何とも思わない人がいる。いっぽう、もともとやせていた人の中には、とても不安がる人がいる。そのため、これを好転反応とみるかどうかは人によってちがってくる。「汗がたくさんでる」も同じである。人によっては体が元気になってきた証拠だと思うが、汗が出すぎて気持ちが悪いと思う人もいる。

◆嵎悵佞鬚發茲す」「小水が近くなる」も、肉体的にはあまり不快な症状といえない。人によっては、体内から余分なものが出ていくので良い兆候だとも思う。しかし、大事な会議中に中座せざるを得なかったなどのため、社会生活上で困ってしまい、穀菜食・健康食品をつづけていけなくなる人もいる。「ガスが出る」も同じである。会社に行きにくいので穀菜食・健康食品を中断した人もいる。

「血圧が上がる」「血糖値が上がる」「コレステロール値が上がる」なども肉体的な不快症状ではない。しかし不安感が増すことも多いようだ。私の知人は、健康食品を食べたところコレステロール値が上がり、少し不安だったようだ。

⑵諸症状と病気・体質との関係
 好転反応を解説したものの中には、各症状とその起因となる病気との関係を示したものがある。私は各症状には、それを生み出す体質があると思うが、それをここで解説することは私の力を越えている。そこで、指導者たちの解説を少し紹介するのみとする。

|膿指導者の国清拡史氏は、陰性な反応(砂糖の毒が出てきた反応)として「だるい」「睡い」「寒い」をあげ、陽性な反応(肉の毒が出てきた反応)として「イライラする」「肩や背中が張る」「体がほてる」「夜なかなか眠れない」などをあげている。(注1)

医師の森下敬一氏監修の本には、「「手足がしびれる」「歯茎がゆるむ」などの症状が出たら、それはいままでの白米食と関係があると思っていい」と書いてある。

9鮑攷・健康食品の食べはじめの反応として「かゆい」「湿疹が出る」が多いが、各種資料によると、これが出やすいのは、アレルギー体質の人、肝臓機能の低下している人、腎臓系統に疾患のある人、便秘気味の人、胃腸の弱い人、薬を長期間服用していた人、免疫異常の人、など多様である。

(注1)国清拡史『半断食』(ノーブル、1986)
(注2)森下敬一監修、ぺガサス編集部編『自然医学の食事療法』(ぺガサス、1988)

次節(好転反応の出かた)

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3.好転反応の出かた

3.好転反応の出かた

 前節でみたように好転反応の種類は多様であるが,また、反応がつづく期間や強さなども多様である。ここでは、その状況を4つに別けてみておく。

⑴好転反応の事例
 ここでは厳格な食事療法などで、比較的つらい症状が出た事例を、医師などの本から5つ紹介する。

(その1)Mさん、10歳女性、リンパ性白血病
「(玄米ごはんなどの)食事療法に入ると、何日目かに四〇度ほどの高熱が出て、一日で下がりましたが、ものすごい数の口内炎が口の中にできました。また、どす黒い鼻血もドバッと出て回復するまでに一週間ほどかかりました。」(注1)

(その2)Kさん、73歳女性、胃ガン・直腸ガン
「(玄米菜食の)食事療法を続けましたところ、しばらくするとめきめきと効果が表れて、身体がよくなってきました。ところが同時に、夏でも電気毛布を被(かぶ)らなければ眠れない、身体中に水疱瘡(ほうそう)のような発疹が出る、歯ぐきが浮く、目まいがする、寒けがする、などの体質改善反応も出てきたのです。」(注2)

(その3)Aさん、54歳女性、風邪を引きやすく抗生物質服用
「漢方薬と微量栄養素(健康食品)、針灸治療を施したところ一週間ほどして、体は少し楽になってきましたが、体全体に湿疹様の吹き出物が出てきました。……いままでの漢方薬と微量栄養素を続けるように指示しました。その結果、湿疹は二週間目ごろから引き始めてきて、同時にグンと体調がよくなり、以後スッカリ元気になりました。」(注3)

(その4)Kさん、38歳女性、アトピー性皮膚炎
「断食(菜食の少食)後のおかゆ食の最中に、体じゅうの毒が吹き出すかのようにアトピーの症状が悪化したのです。黄色い汁を伴うしっしんが体じゅうに吹き出て、三八〜四〇度の高熱が十日間ほども続きました。」(注 4)

(その5)Tさん、61歳女性、乳ガン
「(生菜少食などを続けているうちに)八月に入り大変体調の悪い日が続きました。腰が重く、やがて正しく立てないくらいの痛み、それに胸のむかつき、これはちょうど「つわり」のようでした。やがて偏頭痛、そして後頭部・前頭部痛と、あっちこっちと不快なことが巡り、食欲も落ちて二週間が過ぎました。……次の日、八回ものトイレ通いでした。それも行くたびに大量の排便があり、それにつれて楽になり、八回目に済ませた後は快晴の空を見る心持ちでした。これが宿便だったのです。待望の宿便が出たのです。鼻の曲がるほどの悪臭の便でした。」(注5)

 この5つは、比較的重い症状である。もっともこれらよりずっとつらい症状が出たという報告は数多くある。

(注1)森下敬一監修、ペガサス編集部編『食事療法でガンに勝った21人の証言』(ペガサス、1992)
(注2)同 上
(注3)織田啓成『健康のメカニズム』(たにぐち書店、1998)
(注4)甲田光雄『奇跡が起こる半日断食』(マキノ出版、2001)
(注5)甲田光雄監修『生菜少食健康法のすすめ』(創元社、2004)

⑵好転反応の期間、強さ
 一般的に、好転反応は、いつ頃から出始め、どの位つづき、不快の程度はどの位なのだろうか。これについて、私は、玄米菜食の解説書や、効果の高い健康食品の本にあたってみた。
 それによると、好転反応の出始めは、2〜3日目から30日目くらいで、それが長くて2週間ほどつづくことが分かった。
 ただこの例外がけっこうある。
 まず、出始めであるが一日目から出る人もいる。私の知人(70代男性)は、市販の玄米がゆ一袋を食べると、その日のうちに下痢気味になるという。また、ある健康食品を食べた小児喘息の子どもは「初めて食べた三十分後に、ほうぼうの関節が痛み出した」。(注)
 穀菜食・健康食品をとって、その日のうちに好転反応が出るケースは少ないと思うが、翌日になって出るケースはけっこうあると思う。私の知人は、ある健康食品を食べて二日目に頭痛で寝込んでいる。
 症状がつづく期間であるが、多くの人は1週間以内でおさまるようだ。長くても2週間ほどである。でも、1ヵ月もしくはそれ以上つづいたとの報告も少なくない。
 症状の強さの程度であるが、軽い人と重い人がいる。軽い人の場合は 「こんな症状が出ていませんか」と聞かれて、「そういえばそういった症状が出ています」と気づくくらいである。ある健康食品を食べた人の例であるが、軽い人は「一度偏頭痛がしただけ」なのに、「立っていられない位の頭痛がして寝込んでしまった」人もいる。「かゆい」も、「背中が少しかゆい」だけの人もいれば、「全身のあちこちが我慢ならないくらいかゆい」といって指導者に電話していた人もいた。

(注)花山一芳・今尾充子『本物のサプリメント』(マネジメント社、2003)

⑶複数の症状が出ることも
 好転反応は穀菜食・健康食品のとりはじめに出るが、症状はひとつとは限らない。私が見てきたところでは2〜4つ位の症状が出るのは、ごく普通のことである。
 ある70代の男性は、健康食品を食べはじめて、かゆい、しびれる、眠い、ガスが出る、といった反応が順次出た。ある60代の女性は、穀菜食と健康食品をとって、順次、鼻の下と中が赤くなる、小水が良くでる、手がむくむ、手と鼻に湿疹が出る、といった反応が出た。また、ある40代の女性は、健康食品を食べて、ガスが出る、お腹(なか)が張る、便秘する、といった反応が出た。3人とも一カ月以内のことである。
 これらの人たちは、けっして健康食品などをたくさん食べたわけではない。むしろ、つらい好転反応が出ないように、標準量の2〜3分の1からはじめたのである。それでも、出る人は1ヵ月以内に3つも4つも出るのである。

⑷症状は繰り返し出ることも
 一章1節でみたように私はこれまで5度の好転反応を経験している。しかし、これは、ある時は白米から玄米に変え、ある時は健康食品を毎日食べるようにし、その時々で新たな療法を取り入れていた。そのため、その都度、新たな反応が出たのである。
 これとは別に、同じような食事をつづけているのに、新たな好転反応が何年もたってから出てくる人もいる。
 私の知人の60代女性は、穀菜食・健康食品をとり入れた直後に好転反応が出たあと、5年ほど後に、また、反応が出たという。私は「そういうこともあるのかなあ」と思ったが、この方は食事療法や好転反応に詳しい人なので、「きっとそういうこともあるのだろう」と思った。
 食養指導者の千坂諭紀夫氏は、彼自信が「それれぞれの病気が収まって何十年もたってから、まだその毒が出ていくのを感じました。一枚ずつ、病気の皮がはがれていくような感じです」と著書に書いている。(注1)
 こういったことに関して森下敬一氏(医師)監修の本には次のように書かれている。
「反応のあらわれ方は、時期も症状も人によってさまざまです。……一度だけで出なくなることもありますが、繰り返し出るケースも少なくありません。繰り返し出る場合には、症状は次第にかるくなっていきます。」(注1)

(注1)千坂諭紀夫『ガン・成人病に克つ新食事法』(史輝出版、1995)
(注2)森下敬一監修、ペガサス編集部編『自然医学の食事療法』(ペガサス、1988)

次節(好転反応が出る理由)

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4.好転反応が出る理由

4.好転反応が出る理由

 好転反応は穀菜食・健康食品の食べはじめに出る不快な症状である。では、どうして出るのだろうか。
 私は、ここ10数年、穀菜食・健康食品を始めた人の最初の1〜2ヵ月を観察してきた。そうすると、食べはじめてすぐに、体が軽くなった、疲れにくくなった、肌がきれいになった、などと効果を感じる人が多かった。では、この理由はなんであろうか。それは、穀菜食・健康食品の豊富な栄養素が良い血液を作り、それが良い体調を作るためだと、解説書などを見ながら、ばくぜんと思ってきた。
 いっぽう、効果とともに、かゆいとか眠いとかいった不快な症状が並行して出る人がいる。では、この不快な症状はどうして出るのだろうか。これは明らかに、体が軽いとか、疲れにくいといった効果と同じ理由、即ち、穀菜食・健康食品でできた良い血液の作用であると思わざるを得ないのである。問題は、なぜ同じ血液が、いっぽうでは効果を生み出し、いっぽうでは不快な症状を生み出すかである。これについては、不快な症状は、良い血液が体内にある毒素や老廃物を出すことに伴うものだと考えると納得がゆき、そのように思ってきた。
 以上は、私が長年感じてきたことであるが、こういったことに関して、指導者たちの解説を紹介しておこう。

国清拡史(断食指導者)
「(半断食をして)体内に蓄積している毒が、血の中に溶けてきた時に、色々な症状を伴います。それを一般的に「反応」と呼んでいます。反応が出るということは、毒が出てきたということです。……健康で体内に毒のない人は、断食しても反応が出ません。たくさん毒が出てくれば、それに伴って反応も強くでます。」(半断食とは菜食・少食療法のこと)(注1)

東城百合子(食養指導者)
「玄米自然食をはじめ治病に向かって食生活をかえ、自然の手当法の実行をはじめますと、いろいろ体に変化がおきてきます。血液が酸性からアルカリ性に変わって今までとは違ってきます。
 すると人によっては悪くなったのでは?と思われる症状がおきてきます。(中略)
 もしこんな事があっても決して驚いたり不安がる必要はありません。自然の食物にした結果でそれはよくなるための好転反応です。これは身体に必要な栄養が回り、血もきれいになると、今までどうしても出せなかった毒素や老廃物を細胞が活発に働き、おし出します。薬では果たせなかった大革命がはじまったのです。
 悪いものが押し流され、新しい生まれ変わりの胎動が始まったのです。これはよくなるための一時的転換期症状ですから悪くなったのではありません。自然がもたらす生理現象です。」(注2)

織田啓成(薬剤師・針灸師)
「(栄養素などによる自然治癒力の向上で)細胞自体が活性化し、自然治癒力が高まって生命力が活性化されれば当然、生体は正常化の方向に向かおうとします。必然的に生体内に滞っていた非生理的な産物や薬物などの異物を排除しようとする働きが発揮されてくるのはあたりまえのことです。それはいろいろな症状として出てきます。発熱することもあれば、だるくなることもあります。あるいは下痢、湿疹や吹き出物、不正出血、月経量の異常過多、血便、血痰、時にはめまいや頭痛などを訴えることもありいろいろです。漢方薬や針灸治療、あるいはその他の生体の自然治癒力を高めるいろいろな治療、また細胞を栄養する微量栄養素(健康食品)を用いて細胞自体を活性化していきますと、必ずと言えるほどこういった症状がよく見られます。しかし、これがなくては病気は治らないし、健康体は望めないということになります。これを”瞑眩(めんげん)”、とか”好転反応”と称し、回復過程にあるよい症状としています。」(注3)

(注1)国清拡史『半断食』(ノーブル、1986)
(注2)東城百合子『自然療法(改訂版)』(あなたと健康社、2006)
(注3)織田啓成『健康のメカニズム』(たにぐち書店、1998)

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5.好転反応の出やすい人、出にくい人

5.好転反応の出やすい人、出にくい人

 好転反応を正しく理解し、うまく乗り切るためには、好転反応の出やすい人と出にくい人を知っておくことが大切である。3つの視点からみておこう。

⑴前節で説明したように、好転反応としての不快な症状は、おおまかにいうと、良くなった血液によって体内の毒素や老廃物が排泄されるときに起きる。だから反応が出やすい人は、毒素や老廃物を多くためている人である。では、具体的にどんな人であろうか。これについては指導者たちの見解はほぼ一致している。おもに次の5つである。

,曚箸鵑匹了愼骸圓燭舛「好転反応がもっとも出やすい」と指摘するのがアレルギー体質の人である。なかでも、アトピー性皮膚炎の人がもっとも出やすいようだ。なお、アレルギー体質の人でも出方は一様でない。これについて、甲田医師は次のように書いている。
「さまざまなアレルギー疾患の中で、食事療法をおこなって問題となるのは、おもにアトピー性皮膚炎や慢性湿疹、それに気管支ぜんそくです。それ以外のアレルギー疾患でひどい好転反応が起こることは、それほど多くありません」(注1)

⊆,裡瓦弔離織ぅ廚盥ヅ照娠が出やすい
・薬(化学薬剤)をたくさん使ってきた人
・胃腸の悪い人(胃下垂、胃潰瘍など)
・慢性病にかかっている人
・体調不良の人

⑵もう一つ、別な視点から「好転反応が出やすい人」が説明されている。私は、ある指導者から、「好転反応でかゆくなるのは、皮膚から毒素や老廃物を排泄できる力がついてきたためで、老化している人は皮膚から排泄できない」と聞いたことがある。体力がなければ好転反応も出にくいということのようだ。今回、いろいろ調べてみたところ、これと似たことを鈴木弘一医師が書いている。
「急性の病気、たとえば風邪などでも、若い人、元気な人は発熱、咳(せき)、痰など一時的に激しい症状が現われ、短時日のうちになおってしまうことがしばしばありますが、これは「自然治ゆ力」の表われであって「反応」の結果とも考えられます。老人や虚弱者では、しばしば反応が現われないため、冷え、けんたい感、心衰弱などをきたして重症化、慢性化する傾向があるのは、それだけ生命力が乏しくなったためでしょう。」(注2)

 こういったことについて、私は確認できていないが、好転反応を見ていくときに参考になるかと思って紹介した。

⑶あと一つ付け加えておこう。それは、健康だと自認している人が、穀菜食などをてってい的に実施したところ、思わぬ好転反応が出ることがあることである。一章1節の私の事例5が、これに相当する。また、私は玄米菜食をしている人が、ある健康食品を食べて、社会生活上困る好転反応(ガスが出すぎる)に出会った例を知っている。

(注1)甲田光雄『青汁少食でアレルギーが消えた』(雄鶏社、1993)
(注2)鈴木弘一『自然食と玄米酵素』(アロー出版社、1977)

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    (プロフィール) 矢だれです。関東在住の60歳代男性。食養法実践歴30年弱。現在、「正しい食生活」を伝えながら、ある健康食品の普及活動実施中。ご質問はメールで。imaizumiy@air.ocn.ne.jp
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