お知らせ

(2017年7月29日更新)

 このブログの文章は5つだけです。
 最初に、「ガン克服のための基本事項」をご覧ください。A4で1枚ほどの短い文章です。このページ(お知らせ)の次にあります。
 その後は、以下をご参考にしてお読みください。

 現在ガン闘病中の方及びその支援者は、「ガン克服をめざす方へ」からお読みください。
 抗がん剤に関心の高い方は「抗がん剤の真相」から読んでください。
 ガン克服のための本をお探しの方は「がん克服のための推薦図書」からご覧ください。
 ガンに多少でも恐怖心のある方、および、たまたま訪問したという方は、ガン予防法からごらんください。

 いずれの文章もそれほど長くはありません。がん闘病中の方およびその支援者は何回かにわけて、この4つの文章全てお読みになることをお勧めします。

 私の活動状況などをお知りになりたい方は、私のもう一つのブログ、「正しい食生活で健康に」をごらんください。

(お知らせ)
 2016年7月9日に、私が「がん予防法、がん克服法」のテーマで、あるサークルで報告しましたが、その時のレジュメ・資料の残部が5部あります(2017年7月現在)。A4で27枚です。内容的には、このブログと同じ趣旨で作ったものですが、このブログでは表示できない・表示しにくいものがけっこう入っています。より深い情報といってもよいかと思います。「ガンは食事中心で治るのでは?」と思われた方に200円(送料込み)で贈呈いたします。私が情熱を込めて作ったものであり、きっと役に立つものと確信しております。ご希望の方は私(矢だれ)あてにメールください。imaizumiy@air.ocn.ne.jp

 質問などがございましたら、imaizumiy@air.ocn.ne.jpの矢だれまで、メールでご連絡ください(コメントは受けておりません)。ブログに書けなかったり、書かなかったこともありますので、ご遠慮なくご連絡ください。また本など資料入手が難しい方・お急ぎの方には、私のストックから、私の推奨する諸資料を実費でお分けいたします。

 なお、このブログおよびブログの各文章はリンクフリーです。

(このブログは2011年3月の東日本大震災を契機につくりました。震災後、地震学者たちは「大地震や大津波がくる可能性があることを、もっと広く知らせておくべきだった」などと後悔していました。そこで、私は、ガンに関する真相を、より広く知らせようと、このブログを立ち上げました。)

(参考)ガンとタバコ 、書評「ガンは怖くない」も書いています。参考になることもあるかと思います。余裕がありましたらご覧になってください。

ガン克服のための基本事項

 ガン克服のための基本事項を、6つにしぼって示します。

1.ガンは全身病
 ガンは全身の病気です。ところが、腫瘍がある部分に集中してできるとか、病名が胃ガン、肺ガンなどとなっているため、内臓などの腫瘍をとればガンが治ると思いがちです。しかし、ガンはあくまで全身病です。胃の腫瘍を手術で全部とっても、全身のどこかにあるガン細胞は、そのままです。体質を変えてガン細胞を消すことが必要です。

2.ガンの原因は血液の汚れ
 ガンの原因は血液の汚れです。東洋医学系の多くの人たちは、迷わずこのように言います。汚れた血液から良くない細胞ができますが、その一種がガン細胞です。
 
3.ガン克服の基本は食生活の改善
 血液をきれいにすると腫瘍が小さくなり、やがて消えてゆきます。
 血液をきれいにする基本は正しい食生活です。健康食品も、特に効能の高いものは極めて有効てす。しかし、食生活の改善がなければ、その効果も半減します。なお、薬(化学薬剤)を最小限にすることも大切です。薬の継続使用は良い血液の維持にマイナスです。

4.現代医学は全身病の治療が苦手
 ガン患者のほとんどは病院で治療を開始します。しかし、現代医学(病院の医学)は全身病の治療法を、ほとんどもっていません。
 現代医学の得意分野は診断と対症療法です。
 診断は、血液検査や各種撮影など有効な方法をもっています。
 対症療法とは応急措置・一時的措置のことです。原因をふまえた根本的な治療法ではありません。痛みがあるなら、とりあえず痛み止めを投与するといったやり方です。
 病院のガン治療は手術、抗ガン剤、放射線の3つです。いずれも対症療法で、きれいな血液を作ることはできません。

5.抗ガン剤は9割のガンは治せない
 「抗ガン剤は固形ガン(胃ガン、肺ガン、乳ガンなど)は治せない」とか「抗ガン剤は9割のガンは治せない」が医者の常識です。多くの医者が公言しています。少し治せる可能性があるのは、白血病の一部や悪性リンパ腫の一部など、ごくわずかです。
 抗ガン剤は腫瘍を小さくすることはありますが、すべてを消すことはできません。そのため、抗ガン剤は延命できることがあるだけです。しかし、それも数カ月ほどです。
 いっぽう、副作用は絶大です。一例ですが、副作用で免疫力が落ち「かなりの数のガン患者が肺炎で亡くなっているというのは、医学の世界なら誰もが知っている常識です」(安保徹医師、元新潟大学教授)。

6.治療法の本命は玄米菜食
 ガン克服のためには手術、抗ガン剤、放射線に代わる治療法が必要です。
 その本命は玄米菜食です。ガン患者を支援しながら多くのガン克服者をみてきた川竹文夫さん(NPO法人ガンの患者学研究所)は、「治った人の8割は玄米菜食」と書いています。

(下記もご参考にしてください)
 「お知らせ」
 「抗がん剤の真相」 
 「ガン克服をめざす方へ」
 「がん克服のための推薦図書」 
 「ガン予防法

ガン予防法-ガンの恐怖心をなくすために-

はじめに
 ガンの恐怖心がある方は多いと思います。健康関連の仕事をしている私にも少しあります。
 ガンは恐い病気でしょうか。克服した人をみると元気な方がたくさんいます。そのため特別むずかしい病気ではないという医者もいます。でも、やはり恐い病気です。理由を3つあげてみます。
 まず、診断されてからの余命が短いことです。医者の判定する余命が1~2年は普通かと思います。ここが他の病気との大きな違いです。短い期間に良い治療法をさがさなければなりません。
 つぎは治療のきびしさです。大きな手術は死の危険を伴ううえ、後遺症がのこることもあります。抗ガン剤は副作用が強く肺炎をおこし亡くなる人も多くいます。放射線治療も副作用と後遺症が心配です。
 3つめは治療費です。保険が適用されても本人負担は多額です。生活に支障がでている人もいます。
 ガンはいろいろな面で恐い病気です。
 ガンの予防は早期発見が主流です。しかし、早期に発見してもガンはガンです。発病させないことが大切です。

1.ガンは全身病
 予防は病気の性質を知ることからはじまります。
 ガンは伝染する病気ではありません。ガン細胞の固まりであるガン腫瘍(しゅよう)は10~20年かけてできたとするのが定説です。このため、ガンの原因は外ではなく体の中にあることは間違いありません。
 ガンについて東洋医学系の治療家たちは「ガンは間違った食生活などのため血液がよごれ、それがもとでできた病気」と言っています。また、ガンは食生活などの生活習慣に原因があるため生活習慣病のひとつとされています。
 ガンの原因について、薬剤師の佐藤成志さんは次のように説明しています。佐藤さんは食事や漢方に精通し、ガン治療にも実績があります。
「ケガをしたとか、外科的なトラブルは別として、すべての病気は食べ物に原因があると私は考えています。
 体によくない食べ物をとっていると、腐敗菌が増殖したり、乳酸菌のような善玉の菌が少なくなったりして、腸内の菌叢(きんそう)に狂いが生じ、異常発酵を起こしやすくなります。また、腸の活動がおかしくなるために、老廃物が直腸から肛門へスムーズに流れず、腸壁にへばりついてしまいます。
 これらの毒素、腐敗産物、老廃物は、やがて腸壁から血液の中へ吸収され、血液に混じり込んで全身を駆けめぐることになります。汚れた血液が体じゅうに循環していれば、あちこちに異変が生じてくるのは当然ではないでしょうか。
 ガン細胞はそうしたところから生じるのです。」(注1)
 佐藤さんの言うことを要約すると、「体によくない食べ物をとっていると、腸から毒素などが体の中に入り込んで血液を汚し、その血液が全身をめぐってガン細胞をつくる」となります。
 ガンはよごれた血液を原因とする全身病です。

2.ガンの原因となる食べ物、食べ方
 ガンの原因となる食べ物とは何でしょうか。これについて、ガン患者の過去の食生活に詳しい治療家たちが、白砂糖、肉、食べすぎ、をあげているのが目につきました。私は肉と食べすぎのことは知っていましたが、白砂糖には少しおどろきました。
 このことをふまえて、つぎにガンを引きおこす食べ物、食べ方などについて4つ取りあげ説明します。
○精白食品
 精白食品とは表皮や胚芽などをとって白くした食べ物です。白米ごはん、精白小麦粉を使ったパンやめん類、白砂糖などです。
 精白食品は諸病のもとです。白米は江戸時代の都会や明治時代の軍隊で脚気(かっけ)を引き起こし何万人もの死者をだしました。
 精白食品はビタミン・ミネラルが微小です。白米は玄米に比べビタミン・ミネラルは1割以下しかありません。白米ごはんは腸のなかで滞留し異常発酵して毒素をだし、それが腸から吸収され血液をよごします。そしてガンなど諸病のもととなります。
 精白食品のなかでも白砂糖の害は多大です。白砂糖は99%以上がショ糖で、ビタミン、ミネラルはほとんどなく化学物質のようなものです。白砂糖は血液の質を悪くします。そのため、「白砂糖はもっともガンにつながる食べ物」とする食養家が何人もいます。(注2)
 白砂糖はお菓子、清涼飲料水、料理から口に入ってきます。
 なお、同じ砂糖でも黒砂糖は栄養バランスのとれたもので、特に害はありません。
○動物性食品
 動物性食品とは肉、魚、貝、卵、乳製品などのことです。日本では肉の消費量がふえるとともにガンが広まってきました。
 肉など動物性食品(以下肉とします)は腸のなかで腐りやすく、毒素が体に入り血液をよごします。また、肉には食物繊維がないため便秘をおこし、たまった便が毒素をだします。
 肉食がガンの主因であることは、日本での観察結果からもあきらかですが、より大きな視点からの報告もあります。中国では肉食の多いモンゴル民族が他の民族に比べガン発生率が高いそうです。
 牛乳など乳製品のとりすぎもガンの原因となります。真弓定夫さん(小児科医)は、牛乳の一番の難点は「アテローム(脂肪性の蝋のような物)が血管の内壁にヘドロのように沈着して血管の狭窄を招く」ことだと言っています。また、新谷医師は「乳ガン、前立腺ガンなどになった人たちに食歴を聞くと、全員が牛乳、チーズ、ヨーグルトなどを毎日食べ……」と書いています。(注3)
○食べすぎ
 未精白穀物を食べているのにガンになった人がいると聞いたことがあります。そのとき私は食べすぎのせいではないかと思いました。
 食べすぎの人にガンが多いことは昔から知られていました。それを示すのが漢字です。癌という字はやまいだれの中に品と山があります。品物(食べ物)を山のようにとるとガンになることを意味しています。また、多くの治療家たちもガンの主因のひとつに食べすぎをあげています。
 食べすぎがガンにつながる理由のひとつは、食べすぎると腸に滞留する食べ物が多くなり、そこからでた毒素が体に入り血液をよごすことです。
○薬の飲みすぎ
 農薬や食品添加物などの化学物質で発ガンすると言われていますが、それでガンになった人はそれほど多くないとの見方があります。
 そのいっぽう、多くの治療家が、薬の飲みすぎがガンにつながっていると指摘しています。
 ガン患者の過去の生活習慣を大量かつ詳細に記録した医学博士の後藤邦汎(くにひろ)さんは、ガン患者には「強いクスリを一定期間服用していた。あるいはカゼ薬のような弱いクスリを長期に渡って折りに触れて服用していた。あるいは、降圧剤のような中程度の強さのクスリを長期間服用していた」人が多いと言っています。(注4)
 また、抗ガン剤がガンをつくることも定説化しつつあります。

3.ガンの前兆となる症状
 ガンには発病前に前兆となる症状があります。それを知ればガンが近づきつつあることが分かり、食事の見なおしなどに取り組めます。
 前兆としての症状はいくつかあげられていますが、ここでは治療家たちが共通して指摘する便秘、冷え性、肥満を取りあげます。
○便秘
 古来から「便秘は万病のもと」といわれていますが、治療家たちが第一番に指摘するガンの前兆は便秘です。といっても、たまたまなった便秘に問題はなく、慢性的便秘が恐いのです。
 便秘がよくない理由は、便秘すると腸のなかに長時間たまった便が発酵して毒素をつくり、それが体に入って血液をよごしガン腫瘍のもとになるためです。
 便秘の原因はたくさんありますが食物繊維の不足が主因です。そのため、主食を未精白穀物とし、しっかり食物繊維をとれば便秘を防げます。なお、肉には食物繊維がまったくありません。白米ごはんに肉中心の副食では慢性的便秘になりがちです。
 後藤邦汎さんは「毎日一回以上、ほぼ定時に便があり、その臭い・硬さ・形・量が適切である・・・こういう人は、まずガンになりません」と断言しています。(注5)
○冷え性
 ガン患者に冷え性の方が多いことを治療家たちが指摘しています。
 冷え性はよく聞く言葉ですが病名ではないため意味を知らない人も多いと思います。
 冷え性は、体全体は冷たさを感じないのに、特定の部分が冷たく感じる状態です。冷たく感じるのは、手足、肩、お腹、腰などです。冷え性の人にでやすい症状は、寒がり(厚着)、頭痛、肩こり、腰痛、生理痛、生理不順、下痢・腹痛、風邪を引きやすい、疲れやすい、などです。
 現代日本人のうち冷え性の人は5割とも7割ともいわれています。
 冷えが諸病のもととなることに関し進藤義晴医師は「冷えがあると、体の中に溜まった毒を放り出す力を弱めることになります。……冷えると血管が縮んで血行不良が起き、血のめぐりが悪くなります。血のめぐりが悪くなると、当然組織の機能が落ちますから、老廃物は出ていきません」と解説しています(注6)。
 冷え性かも知れないと思う人は、もしかしてガンの前兆ではないかと疑い、その解消につとめるべきです。方法は色々ありますが基本は主食に未精白穀物を取り入れることです。
 冷え性かどうか分からない人は体温をはかってみることをおすすめします。正常な体温は36.5度位です。常時36度以下の人は要注意です。
○肥満
 ガン患者に肥満の人が多いと治療家たちはみています。
 肥満が多くの病気のもとになっていることは明らかです。日本が戦争に負けた1945年から10~20年間はほとんど肥満の人はいませんでした。それが、経済が成長し豊になるとともに肥満の人がでてきました。そして、生活習慣病を多発させ、ガン患者も多くなりました。

4.ガンを予防する食事
 これまでみてきたところでは、ガンを予防するには、白米や白砂糖などの精白食品をできるだけ避け、肉などの動物性食品をほどほどにし、少食とし、薬は最小限とし、便秘、冷え性、肥満を解消すればよいことになります。
 でも、7つも並べられるとガンの予防はむずかしいと感じられるかもしれません。しかし、じつは、そうではないのです。それは、主食を未精白穀物とした菜食系の食事で7項目がほとんど解決できるのです。
 つぎにガンや諸病にならない「正しい食生活」を紹介します。

「正しい食生活」の要点
 ○基本
  ・主食 玄米など未精白穀物
  ・菜食 動物性食品は食事全体の10~15%くらい
  ・少食 一日2食分くらいの量、または一日1100~1800キロカロリーくらい
  ・主食中心の食事 副食が主食より多くならないこと
 ○個別のこと
  ・牛乳はできるだけ控えめに
  ・野菜は根菜類を多めに(根菜は体を温める)
  ・果物は少なめに(多すぎると体を冷やす)、酢も控えめに(体を冷やす)
  ・塩は自然塩を、減塩はしない
  ・酵素をしっかりとる(発酵食品や生ものから)
  ・健康補助食品をとり入れる(胚芽、葉緑素、酵素、食物繊維などのうちから)

 以上のことを心がけて食事をとると、間違いなくガンを未然に防げます。制約が多すぎて食べる物がなくなってしまうと心配する方もいるでしょうが、動物性食品をへらしても食べるものはたくさんあり、けっしてこまることはありません。

5.「正しい食生活」のための参考文献
a 菜食健康法といった本を読めばよいわけですが、下記の本を推せんしておきます。このなかから2~3冊をお読みになることをおすすめします。いずれも文庫または新書で求めやすいものです。
○佐藤成志『穀菜食で病気にならない体をつくる』(広済堂出版の健康人新書 2009)
○東城百合子『食生活が人生を変える』(三笠書房の知的生き方文庫、2002)
○森下敬一『クスリをいっさい使わないで病気を治す本』(三笠書房の知的生き方文庫、2005年)
○森下敬一『ガンは食事で治す』(KKベストセラーズのベスト新書、2010)
 上記の3氏は多くの本を書いています。どの本も参考になると思います。

b  「冷え」の視点から食事や健康法を勉強してみることも有効です。下記の本をおすすめします。
○進藤義晴(医師)『新版万病を治す冷えとり健康法』(農村漁村文化協会、2000)
○石原結実(医師)『「体を温める」と病気は必ず治る』(三笠書房、2003)
 進藤さんは数冊、石原さんは沢山の本を書いています。どの本も参考になると思いますが、上記の2冊は、とくに人気のあるものです(ある大手書店の情報)。

おわりに
 ガン予防法を書きおえてみると、特別にこれといったものはないことに気がつきました。どの項目も健康維持のためには常識的なことです。そのためガンの予防はむずかしくないとも思えます。しかし、食べ物の豊富な今の時代に「正しい食生活」を守ることは簡単ではありません。そのため、日々とはいわないまでも、たまに食生活を反省する日をもうけることが大切なような気がしました。

(注1)佐藤成志『穀菜食で病気にならない体をつくる』(広済堂出版、2009年)
(注2)食養家の細野雅裕さんは次のように言っています。
「砂糖は赤血球を溶かしたり、その働きを弱めたりするわけですから、血液の質を低下させ、汚血体質となり、癌体質へと発展させます。ですから砂糖を食べない食生活ができるなら、癌の発生率は激減することでしょう。」(『血糖値がどんどん下がる-驚くべき食事療法-』家庭医学会、1996)
 ガン治療で実績をあげている東京のC.L.I.内科皮膚科診療所は、ガン予防・治療において避けるべき食品として5つあげていますが、一番目は甘いもの(白砂糖を使ったもの)で、二番目はもち米(おもち、赤飯、おはぎ、みりんなど)です。これは長年の診療経験にもとづくものだそうです。なお、私が調べたところ、もち米(おもち……)は、伝統的に「化膿を悪化させる」と言われてきた(観察されてきた)ようです。ちなみに三番目はイカ、四番目は肉(トリ肉は可)、五番目はアクの強い山菜(タケノコ、フキ、ワラビなど)です。(百間亮『女性のガンと気になる持病の本』冬青社、2010)
(注3)新谷弘実『健康の結論』(弘文社、2005)
(注4)後藤邦汎『「ガン」あなた、あきらめないで。』(海苑社、1997)
(注5)後藤邦汎『もうガンはコワクない』(ぶんぶん書房、1996)
(注6)進藤義晴『医者知らず「冷えとり」で、完全健康人生』(海竜社、1997)

(お知らせ)がん克服をめざす方へもご覧ください。自然医学・食養法では予防と治療は同じです。ガン克服のための基本事項はA4で1枚ほどの分量です。ご覧になってみてください。「お知らせ」もあります。
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ガン克服をめざす方へ-ガン克服法-

 ガンと診断された方は皆とまどったことと思います。しかし、時がたつにつれガンに関するたくさんの情報が入ってきて、こんどは何を信じ何を選ぶべきかと迷っている方も多いでしょう。
 そこで、私はガンを克服するための真相を短くまとめてみました。
 ここに書いたことは新聞やテレビではあまり報道されていない内容です。しかし、ガンをたくさん治してきた治療家たちの諸説もベースにしています。これをひとつの指針または参考としてガンを克服されることを期待します。

1.時間は十分に残されている
 あるとき、私はガンを克服した先輩(当時68歳)に「ガンと知ったときどう思いましたか」と聞いてみました。彼は「おれはもう終わりか」と思ったそうです。
 ガンはむずかしい病気です。でも、ガンと診断されたすべての方は2年か1年か半年かは別として、まだ十分時間がのこされています。できるだけ落ちついて、この小論を参考にし、ガン克服のための本格的な取り組みをしていただきたいと思います。

2.ガンを克服した人は沢山いる
 ガンは不治の病とされてきました。そのため医者はガンと診断しても患者に伝えませんでした。しかし、いまはほとんど知らせています。これは克服できるケースが多くなったこととも関係しています。
 ガンを克服して元気に生活している人はたくさんいます。あなたの知人にもいませんか。思いだしてみてください。きっといるはずです。
 私は食生活情報を提供しながら健康食品を販売しています。そのせいもあってガンを克服し元気に生活している方を15人ほど知っています。皆、最近、会ったり電話したりした人たちです。
 元TBS報道局の斉藤道雄さんは、ガン治療についての3年間の取材のなかでガンを克服した数百人に会いました。この人たちは玄米菜食、鍼、温灸などで克服していました。2004年の本(『希望のがん治療』 集英社)のなかに書いています。
 元NHK職員で腎臓ガンだった川竹文夫さんは、退職後、ガン患者支援のNPO法人をつくりました。川竹さんたちは2003年に『千百人集会』を東京で開き、一つの会場にガンが治った124人を集めました。
 これらはほんの一例にすぎません。ガンが治った人は全国に想像できないくらいたくさんいます。
 ガンは克服できる病気です。簡単とはいえませんが沢山の人が克服しています。それほどむずかしくはありません。

3.ガンは全身病
 医者は治療のまえに病名をつけます。そのため、あなたも何々ガンとなっています。しかし、ガンはばい菌による病気とちがい体のなかからでてきたものです。腫瘍は微小であっても全身にあると考えるべきです。ガンは全身病なのです。
 これについて岡本裕医師の見解を紹介します。彼は脳外科医としてガンの手術をしてきましたが、いまは医療相談を受けています。岡本さんは胃ガンを例にとって説明しています。
「もしも胃がんが、胃だけの病気であれば、胃を切り取ってしまえばがんは治ることになりますが、実際には胃を切り取っても再発したり、すこし経(た)ってから、別の臓器にがんが発生(転移)したりと、そんなことがよくあります。
 つまり、胃を切り取っても、がんは治らないということなのです。
 したがって、胃がんは胃の病気ではなく、全身の病気と言ったほうがよさそうです。
 現象として、結果的に胃に病変が現れているだけなのです。」
「(手術、放射線、抗がん剤によって)確かにがんは、一時的には姿を消すこともありますが、依然、その元凶は改善されず、そっくりそのままなので、いずれまた、息をふきかえしてくるのです。
 それが、いわゆる再発・転移と言われるものです。」
「がんは単なる臓器だけの病気ではなく、全身の病(やまい)なのです。
 全身の免疫力(自己治癒力)、栄養が低下した状態です。
 がんは、たまたま結果として胃という臓器に発生しただけなのです。
 したがって、胃を切除しても、全身の栄養を改善し、免疫力(自己治癒力)を強化しなければ、早晩、再発したり、新たながんが発生したりすることになってしまいます。」(注1)
 岡本さんのいうようにガンは全身病です。そのため、ガンを治すには体のなかを変えること、すなわち体質改善が必要です。

4.対症療法
 対症療法は医療用語です。転用されて他の分野でも使われています。
 対症療法は「病気の原因にかかわらず、症状からくる苦痛を軽くするための治療」です。かぜからでた熱を解熱剤でさげるとか、頭痛を鎮痛剤でおさえるといった処方です。かぜや頭痛の原因をとりのぞくものではありません。
 対症療法は必要な場合もありますが、あくまで一時的措置です。そのため、一般的にはあまり望ましくないものとされています。
 医者が糖尿病、脳卒中、心臓病、高血圧、ガンなどの成人病に対して行う治療のほとんどは対症療法です。権威がありそうな医者の治療が一時的措置にしかすぎないとは信じにくいことですが間違いのない事実です。医者も仲間うちでは、皆、認めあっています。患者にはいわないだけです。

5.ガンの三大療法
 医者の行うガン治療は、手術、放射線、抗ガン剤の3つです。これを三大療法といいます。いずれも対症療法です。各療法について簡単にみておきます。
●手術
 手術はある部分のガン腫瘍をきりとります。しかし、体の他の部分の微小な腫瘍はのこったままです。かりに他に腫瘍がまったくないとしても、手術はガンを発生させた体質まで変えるわけではなく、再発の予防はできません。
●放射線
 放射線はある部分の腫瘍をやききります。しかし、体のなかに散らばった微小な腫瘍はそのままです。また、ガンをつくった体質を変えることもできません。
●抗ガン剤
 抗ガン剤は点滴や注射などで体に入ります。そのため、全身をめぐりますので全ての腫瘍に影響します。しかし、抗ガン剤は腫瘍を小さくすることはあっても無くすことはできません。そのため腫瘍は再び大きくなりがちでガンを治すことはできません。「抗ガン剤は9割のガンを治せない」というのが医者たちの常識で、白血病や悪性リンパ腫を治す可能性が少しあるだけです。

6.三大療法を受けるときの注意点
 医者から三大療法を受けるようにすすめられたら、どうすべきでしょうか。
 結論からいうと原則として受けるべきではありません。なぜなら効果にくらべマイナス面があまりにも多いからです。
 とくに問題なのは抗ガン剤です。抗ガン剤の副作用は絶大です。「ガンで死ぬよりも抗ガン剤の副作用で死ぬ人が多い」といわれるほどです。これについて安保徹医師(新潟大学教授)は次のようにいっています。
「抗ガン剤で攻撃された白血球が減少していくと、ばい菌の侵入を防ぎきれないために肺炎になってしまいます。かなりの数のガン患者が肺炎で亡くなっているというのは、医学の世界では誰もが知っている常識ですが、にもかかわらず医師は脅(おど)すようにして患者を説得し、抗ガン剤を使い続けている」(注2)
 抗ガン剤治療はいっさい受けないとの態度をとるべきです(文末の[参考3]をごらんください)。
 放射線の副作用・後遺症もかなりのものがあります。これも原則として受けるべきではありません(文末の[参考2]をごらんください)。
 手術は体に必要なもの(内臓など)をとってしまうため、手術後に体調不良におちいりがちです。このため、腫瘍のため通過障害があるといった例外的場合にのみ受けるべきです。(文末の[参考1]をごらんください)
 さて、ここまで三大療法に否定的なことを書きましたが、これは、あとで述べますが、食事療法などで末期ガンも含めた大半のガンを治せるといったことが背景にあります。

7.ガンの原因
 ガンを治すには原因に対する治療、すなわち原因療法が必要です。
 ガンの原因は何でしょうか。片寄った食事、強いストレス、タバコなど色々なことがいわれています。なかでも片寄った食事は治療家、厚労省、学者たちが一致して指摘する原因です。片寄った食事は欧米化した食事と表現されることもあります。
 私もガンの主因は片寄った食事だと思っています。片寄った食事がよごれた血液をつくり、その血液が腫瘍をつくるのです。ここでは、片寄った食事を食べ違いと食べすぎに分けて説明します。
●食べ違い
 食べ違いはバランスのくずれた食事のことです。これはおおまかに分けると3つあります。ひとつは肉、魚介類、乳製品など動物性食品のとりすぎです。つぎは白砂糖や白米など精白食品のとりすぎです。特に白砂糖入りの菓子や飲料の害は多大です。3つ目は果物、葉菜類、すっぱいもの、緑茶など体を冷やすもののとりすぎです。
●食べすぎ
 ガンは漢字で癌と書きます。癌という字を分解すると、山のような(食)品の上に病だれがあります。このため昔の人は「癌は食べすぎの病気だと知っていた」などと解説されています。
  玄米など未精白穀物を食べバランスのとれた食生活をしていたはずの人もガンになっています。私のこの主因を食べすぎとみています。
 成人病治しに実績のある治療家たちもガンの主因として食べすぎをあげています。

8.ガンの原因療法
 ガンの主因は片寄った食事です。そのためバランスのとれた食事にもどすことが、ガンを根本から治すことにつながります。単純すぎてとまどうかもしれませんが、これが正しく、また、これ以外に方法はありません。バランスのとれた食事は良い血液をつくり腫瘍を消してゆきます。
 問題はどのような食事がバランスのとれたものかということです。
 これについても答えは簡単です。ひとことでいえば、それは各民族の伝統的な食事です。日本人なら数十年前までみられた日本の伝統的な食事です。すなわち、主食は未精白の穀物、副食は野菜や海草が中心で肉、魚、乳製品はわずか、そして食事の量は少なめです。いっぽう、ガンになった多くの人の食事は、主食は白米や精白小麦粉のパン、副食は肉、魚、乳製品が多く、食事の量は多めです。
 さて、問題はどのようにして伝統的な食事にもどすかです。ガン克服のためなので試行錯誤しながらというわけにはいきません。そのため、つぎの2つのことが必要です。
●本格的に取り組む
 まず、玄米菜食健康法といった本を2~3冊読みます。その後、ガンを食事で治すことについて専門的知識をもった食事指導者のセミナーなどに参加します。これは多少の努力が必要です。なお、ここでの指導者は現代医学や現代栄養学の人たちではなく東洋医学系のひとたちです。
●健康食品をとりいれる
 バランスのとれた食事を正確に知ることはやさしくなく、また知ったとしても完全に実行することは困難です。そこで健康食品の助けを借りることが大切です。健康食品を活用すると短期間で成果がでます。「食生活の改善」と「良い健康食品」の併用はガン治療に絶大な効果を発揮します。経験した人でないと分からないほどの効果がでます。末期ガンだからといってあきらめる必要はありません。

9.当面すべきこと
 ガンに対する医者の治療は応急的一時的なものです。そのためガンを克服するには患者自身の努力が必要です。
 さて、当面どうするかですか、2つのことをおすすめします。
●病院での治療は最小限にすること
 三大療法は一時的措置なうえ副作用などがあります。そのため、病院での治療は徹底して最小限にすることが大切です。
●食事改善
 本格的なガン治療のスタートは食事の改善です。これは明日から始めましょう。たとえ入院中であってもです。内容は菜食の少食です。徹底的に噛(か)むことが望ましいですが、そこまていかなくても、できるだけ良く噛(か)んで食べましょう。まずは自己流でけっこうです。そして実行しながら勉強しましょう。
 つぎは効果の高い健康食品をさがすことです。ある医者は「健康保険がきくクスリが沢山あるのになぜ健康食品を食べるのですか」と言いました。しかし仮に安いとしても゛それにまどわされてはいけません。クスリでは体質改善はできません。食べ物である健康食品とは本質的に違います。

10.もう一歩踏み込みましょう
 さらに、もう一歩踏みこんで次のことにとりくみましょう。
●ガンを克服した人の体験談を読む
 ガン患者の支援活動をしている川竹さんは、ガンを克服するには克服した人の体験談を読むこと、それもできるだけ多く読むことが大切だといっています。また、ガンが治った多くの人に会うこともすすめています。これらによってガンは治せるという希望を高めるためです。
 ガンを克服した人に会うのは簡単ではありませんが、横浜や名古屋に本部をおくガン患者の団体に連絡をとれば実現します。
●食事指導者と面談する
 ガン治療に食事療法をとりいれた医者や治療家がいます。食事療法は独学もできますが彼らと面談して習うことも有効です。
 なお、食事指導を行う治療院の多くは健康保険は使えません。そのため、値段が高く感じますが何度も行く必要がないので結果的には高くはなりません。
●温熱療法について
 ガンに食事療法は必須ですが、つぎに定評があるのが温熱療法です。ガン細胞は熱に弱く外から温めることで体調が良くなります。びわの葉を利用するものが普及していますが他にもあります。余裕ができたら調べてみてください。

おわりに
 ガンに関する情報はたくさんあります。本も数えきれないほどでています。そのため多くの人は効果のあるガン治療をつかみきれません。
 私はここで、あいまいさをさけ、思い切って真相を書きました。通説とあまりにも違うためとまどった方も多いと思います。でも、これが水面下にある真実です。そうと思いながらこれを参考にしてください。
 この文章は短く書くことに努めました。そのため分かりにくいところもあったと思います。それを含めて私からもう少し聞いてみたいと思った方はご連絡ください。連絡方法などはお知らせでごらんください。
                                         

(注1)岡本裕『9割の医者は、がんを誤解している!』飛鳥新社、2010年
(注2)安保徹・石原結實『ガンが逃げだす生き方』講談社、2007年

(参考1)「手術」に関しては、下記の岡本医師と森下医師の見解を参考にしてください。
岡本裕医師
「手術の意味は、時間稼ぎ、緩和措置(痛みをとるなど)、機能障害(通過障害など)の解消が主たるものですが、いずれにしても、明快な意味(目的)を持って手術に臨むべきです。
 手術は言い換えれば大けが(大ダメージ)なのですから、けっこう体力も消耗し、自己治癒力も損ねてしまいます。
 現在、手術ががん治療の主流になっているのですが、できるだけダメージが少ないに越したことはありません。
 したがって、大切なポイントは、手術の目的と切除範囲を主治医にしっかり聞くことです。
 そして、メリットとデメリットをはっきりさせる---手術以外に手段があるのか?
 主治医の言いなりのまま手術を受け、意外に後遺症が大きく、こんなはずじゃなかったと後悔する患者さんがあまりにも多いのは事実です。
 また、万一、手術に根治性(完全に治る)がない場合には、原則として、深追いしない(拡大手術は避ける)方針がいいと思います。」
(『9割の医者は、がんを誤解している!』飛鳥新社、2010)

森下敬一医師
「(がんの手術療法は)患部を取り除けば病気は治る、という発想でおこなわれている。しかし、ガンは全身病であり血液病だからその考え方は通用しない。心身へのストレスが多大」(『ガン・治す食べ物/ならない食べ物』経営実務出版、1983)
「ただ、こういう場合もあります。たとえば気の弱いご婦人は乳癌になると、毎日毎日鏡に向かってため息をついている。これは精神衛生上、非常に悪いんです。神経質なご婦人方にそういうケースが多いのですが、そういうときは僕は『早く手術されたほうがいいですよ』と申し上げます。
 癌を切ったから治るというわけではありません。目の前から消えた、なくなった、治ったと本人が思い込むという効果によって、精神衛生的にも非常にプラスになるから、手術されたほうがいいですよと申し上げるわけです。
 そこはハッキリと、本人にもご家族にもお話しします。『誤解しないでください。手術を肯定しているのではありません。ただしあなたの場合には、毎日鏡に向かって、こんなひどい状態になったということを見ているわけですから。そうい場合には、手術でとったほうがいい』と。
 よほど気丈な方で、自分の癌を客観視できるくらい精神状態がしっかりしておられる方は、無理にとる必要はないでしょうけれども。一般的には7割か8割くらいの人は、手術を受けられたほうが、その後の表情が明るくなります。それで本当によくなっていったケースもけっこうあります。
 これは精神的な面が大きく作用しているということです。」
(雑誌『KARNA』光祥社、2006年10月)


 岡本さんと森下さんについては、このブログの「がん克服のための推薦図書」の3と7をごらんください。

(参考2)放射線治療はガン腫瘍を部分的に焼き切るもので、ガン体質は変えられません。そのため、治療を受けるときの考え方は手術と共通します。放射線治療の特徴はつぎのとおりです。
・手術ほど体を傷つけません。そのため命を落とす危険の少ない療法です。
・治療中及び治療後に副作用がありますが、これとは別に、時をへて(半年以上たって)から起きる後遺症があります。これは放射線量が多ければ多いほど大きいのですが、治療を受ける方は後遺症の程度をしっかり知ることが大切です。
・副作用や後遺症のため放射線の使用量や回数に制限かあります。そのため腫瘍が残っていても治療が途中で打ち切りになることがあります。
・日本では放射線治療の専門医が極めて少ないのが現状です。そのためもあり、医師によって治療効果に差があるといわれています。
・現在のがん治療に批判的な医者たち(代替医療を取り入れた医師たち)の放射線治療に対する評価は総じて高くありません。

(参考3)抗ガン剤については「抗がん剤の実態・真相」をごらんください。抗ガン剤は解熱剤や痛み止めのように応急的措置をするクスリではありません。それをふまえると、私は、抗がん剤にかかるお金を定評のある健康食品に使ったほうがずっと大きな成果が得られると思っています。これは抗ガン剤は(すべてのガンについて)いっさい使わないですむという意味です。今回の一連の勉強で確信しました。

(お知らせ)
1.「ガン予防法」もご参考にしてください。食養法では治療法と予防法はほぼ同じです。
2.「がん克服のための推薦図書」の後半(7以下)もご参考になると思います。
3. 「ガン克服のための基本事項」はA4で1枚ほどの分量です。ご覧になってみてください。
4.「お知らせ」もあります。

ガン克服のための推薦図書(本、書籍)

 医者はがん患者に抗がん剤を勧めます。しかし、私は極力さけるべきだと思います。
 では、どうやったら避けることができるでしょうか。私は「がんは抗がん剤なしで治る」と知ることによって可能となると思います。
 そこで、以下で、「食事療法中心でがんが治った」といった内容の本と冊子を7冊紹介いたします。
 一冊の本を読み通すことはけっして楽ではありません。しかし、がん克服のためには努力が必要です。7冊のなかから3~4冊を選んで読むことをお勧めいたします。なお、いま、がんに関し恐怖心のない方も2~3冊お読みになることをお勧めいたします。走り読みでもけっこうです。それは、ご自分のがん予防のため、身近な人ががんにかかった時にそなえて、支援のための予備知識を得ておくためです。

1.中山 武『ガン、絶望から復活した15人』
 (草思社、2007年、1300円)
 中山さんは元がん患者です。ご自分のがんを克服後、がん患者の会「いずみ会」を立ち上げ、多くのがん患者の支援をしたきた人です。この本は、いずみ会の会員で、がんを食事療法中心で克服した15人の体験談です。各体験談は中山さんが取材者として書いています。
 この本は中山さんの人柄を反映してか、とても読みやすく書かれています。文中には、中山さんのがん治療に関する考え方も出てきますが、これも参考になります。
 がん患者ががんを克服するためには、がんを克服した方の体験談をたくさん読むことが大切だと、何人かの方が指摘しています。そこで、私は、まず中山さんの本を推薦いたします。
 中山さんには『論より証拠のガン克服術』(草思社、2004年、1200円)という体験談の本もあります。こちらも参考になります。

2.斉藤道雄『希望のがん治療』
  (集英社、2004年、680円)
 斉藤さんはTBSの報道ディレクターの時にこの本を書きました。斉藤さんは3年間の取材のなかで、代替療法でがんを克服した方に何百人も会い、その事実をこの本で書いています。
 食事療法中心の代替医療で「たくさんの人のがんが治った」という本は何十冊とあります。しかし、それは特定の治療家、特定の業者(健康食品など)が書いたものです。そのため、多くの人は信用できる内容かどうか迷います。その点、斉藤さんはジャーナリストという、ある面で公平な立場で書いており、読者も安心して事実を事実として受けとれると思います。これが私の推薦理由です。
 この本で私が勧める箇所は、第1章「現代医療を離れて」(8~46頁)と第3章「がんを治す」(62~94頁)です。この部分は、がんが治った方の取材記録です。
 この本は他の章で、がん代替医療に関し広くあつかっています。参考になることは多いのですが、ひとつだけ注意が必要です。それは、この本に出でくる医者のなかに臨床医としては問題ありとの評価のある人がいること、また、がんに関する斉藤さんの見方の一部に私などの食養家が賛成しにくい部分があることです。多岐にわたる取材のためだとみていますが、この点を留意してください。

3.森下敬一『ガンは食事で治す』
 (KKベストセラーズ、2010年、780円)
 この本の冒頭で森下さんは「現代医学的療法の侵襲の大小によりますが、八割以上の方がガンを克服して元気に生活しておられます」と書いています。これは森下さんから直接指導を受けた方のことです。
 森下さんは医者です。東京のクリニックでがん患者などの治療・指導にあたりながら、「国際自然医学会」を主宰し自然医学・食養法の普及・啓蒙活動をしています。
 私は森下さんはがん患者を治した数(治療件数でなく)では日本一だとみています。
 この本で森下さんは、「がんは汚れた血液からできる」、「汚れた血液は乱れた食事からできる」と明確に説明しています。そして、がんを生む食事、がんを治す食事を詳しく書いています。
 この本には森下さんの指導でがんを克服した7人の体験談ものっています。この部分から読みはじめるのもお勧めです。
 この本は新書版で読みやすさを配意して書かれています。森下さんのがんに関する他の本を読んでみたい方は、『ガンは恐くない』(文理書院、2001年、1600円)をお勧めします。

4.鶴見隆史『真実のガン治しの秘策』
 (中央アート社、2008年、1500円)
 鶴見さんは東京の開業医です。30年ほど前から食事療法を中心にすえた治療を行ってきた方で、がんを含めた成人病に多くの治療実績をあげてきました。本もたくさん出しています。
 鶴見さんは本の冒頭で、鶴見式医療で「たいての病気はみるみる治るようになります。信じられないかもしれませんが、難治性のガンですら治る場合も出てきました。(中略)どうぞ、現在、ガンの疑いのある方も、闘病中の方も、余命3カ月、余命半年と宣告された方も、その親族の方も諦めないでください。」と書いています。
 鶴見さんの基本理論は森下さんと同じです。食事とガンの関係を重視しています。鶴見さんの勧める食事はひとことでいえば菜食ですが、酵素(発酵食品や加熱していない食品から得られる)摂取を重視しています。
 この本は食事、クスリ、治癒事例など豊富な内容をもっています。そのため、読みこなすのは大変です。でも、部分的に読むだけでもがん克服の知識は得られます。
 あと一点。鶴見さんは大変なタバコ嫌いなため、タバコの害が誇張されています。タバコの部分は多少割り引いて読んでください。 

5.川竹文夫『すべては、あなたが治るため』
 (NPO法人ガンの患者学研究所、初版2006年、改訂新版2009年、非売品) 
 これは本ではなく、川竹文夫さんが主宰するガンの患者学研究所が作った小冊子です。71頁ですが活字が大きいので実質は35頁ほどです。著者の川竹さんは元NHK職員で元がん患者です。
 非売品を推薦したのは、なんといっても短くまとめられているからです。
 代替療法の知識の少ない人が、がん克服のためとはいえ一冊の本を読むのは大変です。この点、この冊子なら容易に要点をつかめます。

 内容にふれます。通常、代替医療の本は食事療法などの治療法を中心に書いています。そして、こういった本を読み、一部の方はあっさりがんを克服してしまいます。しかし、多くの人は「もし食事療法で治るなら医者も勧めるているはずだ」、「食事療法も一理ありそうだが、やはり医者にまかせるほうが良いのでは」などと思い、本の内容を素直に受けとれません。そして、ミスミスがんを克服するチャンスを失ってしまいます。川竹さんは、そのようなチャンスを失いそうな人に向けて、この冊子を書いたと私は思っています。

 この冊子を、ある女性(がんの友人を応援していた方)は「小さいながらもがん完治の熱意やはげましに満ちてますね」と言いました。
 冊子は、NPO法人がんの患者学研究所が、がん患者に無料(送料負担あり)で配付しています。読んでみたい方は同研究所(電話045-962-7466、横浜市青葉区鴨志田町569-1-17-105)に問い合わせて下さい。また、同法人のホームページもごらんになってください。

6.川竹文夫『「ガン・治る法則」12ヵ条』
(三五館、2006年、1400円)
 この本は、川竹さんの小冊子の詳細版といったものです。この本と冊子は、ともに2006年に書かれています。
 川竹さんは「まえがき」でつぎのように書いています。
「私は、この本を手にとって下さったあなたを、力いっぱい誉めて差し上げたいと思います。
 なぜなら、あなたは『現代医学や世の中の間違った常識』にまどわされない、賢明な方だからです。そして、その賢明さのおかげで、たった今、完全治癒にいたる道を歩み始めたからです。」
 川竹さんはがんに関する間違った常識として、つぎの12をあげています。
1.ガンはガンセンターや大学病院に代表される現代西洋医学でしか治らない。
2.手術や放射線や抗ガン剤が、ガンを治してくれる。
3.医者にすがるしか生きる道はない。
4.再発や転移があると、治ることはかなり難しい。
5.腹水や胸水が溜まったり、痛みが出てきたら、もっと難しい。
6.余命宣告されたら、時間の問題だ。
7.医者に見放されたら、人生は終わりだ。
8.〇△ガンは、特に治りにくいガンだ(ほとんどの人が自分のガンをそう思っています。医者に言われたからです。)
9.代替医療や民間療法はマユツバで信用できない。
10.食事でガンが治れば医者はいらない。
11.心のもち方でガンが治るなんて信じられない。
12.たとえ治ったとしても、以前ほど元気になれない。
 川竹さんは、この本で上記の間違った常識(私も間違いだと思っています)を解明・反論し、がん克服の道を示しています。

 書き方についてですが、各条(章)では、がん患者の質問にこたえる形で持論が展開されています。しかし、患者さんの一つの質問に対し百を答えるといった調子ですので、実質は話言葉での川竹さんの解説です。
 この本は内容の濃い本です。そのため、一冊読み切るというよりは、当面、自分の関心のある部分だけ読むといったことでもよいと思います。

 つぎに準推薦図書として一冊紹介します。

7.岡本 裕『9割の医者は、がんを誤解している!』
(飛鳥新社、2010年、1300円)
 岡本さんは元々は外科医としてがんの治療もしていた方ですが、現代医療に限界を感じ臨床医をやめました。そして、2000年頃から、診査・健康管理業務のかたわら、がん患者の医療相談にあたっています。

 岡本さんは5章に分けて書いていますが、がんの治療法は4章です。では3章までに何を書いているかというと、がんの概略、告知を受けたときの心構え、医者のがん治しの実力の程度、医者とのつきあい方、三大療法を受ける際の注意点、がんを克服した人から学ぶこと、がんを克服するための環境作り、などです。それらについて「世間一般のがんに対する常識」の否定といった角度で書いています。その点で、川竹さんの本と同じ意味で、がん患者には参考になることが多いと思います。

 医者の数ある本の中から、私がこの本を推薦図書とした理由は次の3点です。
1.がんは全身病であると明確に言っていること(前書き)
2.「食生活の改善なくして、がん完治は考えられません」(161頁)と言っていること
3.「がんを治すためには、食事のほかに天然サプリメントもとったほうが望ましいと私たちは考えています」(167頁)と述べていること。
 この3点はほぼ私の見解と一致します。いっぽう、代替医療を取り入れている医者の多くは、ここまで言い切れていません。 

 つぎは私が「準」推薦図書とした理由です。それは、この本にはたくさんの療法が、検討・採用すべきものとして紹介されていることです。三大療法、幾つかの免疫療法、食事療法、多くの健康食品、広い意味での多数の運動療法、などです。私はこれらをみて、これでは多すぎて読者は迷うと思いました。
 いっぽう、私が推薦図書としてあげた本の著者の森下さんは食事療法と薬草茶(他の本では健康食品も)くらい、鶴見さんは食事療法とサプリメントと遠赤外線くらい、川竹さんは玄米菜食とビワ葉温熱療法くらいです。
 私は、岡本さんが多数の治療法を紹介した背景には、彼が食事療法(健康食品を含む)のがん治しでの絶大な威力を、十二分にはつかんでいないためだと思います。つかんでいれば、そんなにたくさんの治療法は必要ないのです。
 この点に留意し、「医者の意見も聞いてみたい」と思う方は読んでみてください。 

(おわりに)
 私はがんを克服するための本を7冊を推薦しました。推薦理由は各図書毎に書きましたが、全体を通しての選定理由をここで説明します。これは同時に私のがん治療についての考え方でもあります。 

1.私はがんの主因は「食事」と考えています。そのため、推薦した本は、どれも食事中心でがんを治す本です。

2.その食事の内容ですが、簡単にいえば「未精白穀物をとり入れた菜食」です。ところが、これには大きく分けて2つの系統があります。ひとつは明治の食養指導者の石塚左玄医師の流れをくむもの(日本の伝統的な食事)です、もう一つはドイツ人のゲルソン医師の流れをくむもの(ゲルソン療法)です。
 双方とも菜食ですが大きな違いがあります。それは塩分についてです。前者は塩分について制限めいた指導はしませんが、ゲルソン療法は原則塩分ゼロです。
 これについて私は「塩分ゼロは肉食系の欧米人向けのもの」との考えであるため、ゲルソン療法をすすめる本は推薦しませんでした。文末の(参考2)をごらんください。

3.繰り返しますが私はがんの主因は食事の乱れ(又は狂い)とみています。そのため、がんの主因をストレスや遺伝などにおく医者の本は推薦しませんでした。

4.私は、玄米菜食かつ少食に健康食品(定評のあるもの)を加えれば、がん克服に絶大な力を発揮すると思っています。つまり一部の健康食品を高く評価しています。しかし食生活を改めずに健康食品だけに頼っている人は、効果がさほど出ずに亡くなっている人が多い、と見聞きしています。食事改善を伴わないと治癒率が低いということです。そのため「〇〇健康食品でがんがなおった」という本は推薦しませんでした。食生活のことが殆ど書かれていないからです。でも良い本は何冊もありました。

5.現代医療の三大療法以外を代替療法といいます。代替療法のなかで最近注目をされているのが免疫療法です。免疫療法は「それ(ガン細胞)を殺しているのが血液中の免疫細胞(Tリンパ球)である。ガン患者の血液からTリンパ球を取り出して、これを千倍に培養して血液にもどす。」(中山武『ガンがゆっくり消えていく』草思社、2009年)といったものです。しかし、免疫療法は体の内側から治す治療法ではありません。また、各種報告をみても成果はそれほどでもなく、価格はきわめて高いです。そのため免疫療法の本は推薦しませんでした。

6.ガンの三大療法を批判した本のなかには医者が書いたものも何冊かあります。いわば内部告発的な本ともいえます。参考になるところは多いのですが、推薦図書とはしませんでした。それは、著者たちが食事療法などの代替療法を正しく評価できないため「多くのがんは治せない」と書いてあるためです。

7.推薦図書は比較的新しいものを選びました。どれも2004年以降のものです。どの本も現時点で手に入ります。それ以前の本にも勧めたいものがありましたが、入手が困難のこともあろうかと思い推薦しませんでした。 

8.がんに関する本はたくさんあります。ここに紹介した以外にも私がよいと思う本は何冊もありました。しかし、一度にたくさんの本を見ても迷うと思います。まず、森下さん、鶴見さん、川竹さん、岡本さんなどの本を読み、ご自分のベースをつくり、それと比較しながら他の本を読むことをおすすめします。

(参考1)私は医師の本として、森下さんと鶴見さんのものを推薦しました。森下さんは1970年頃から、鶴見さんは1980年頃から、食事療法中心に成人病(がんを含む)の治療にあたってきた方です。
 いっぽう15年前ほど前から、多くの医者が三大療法に限界を感じ玄米菜食や健康食品をがん治療に取り入れはじめました。そして皆さん、それなりの成果をあげ、その経験・実績をもとに何人もの方が本を書いています。彼らは三大療法を実践してきた直後(又は実践中)であるため、がん克服中の方には、最近の現代医療の真相を知るうえで参考になる部分が多々あります。そこで、1~2冊を推薦にしようと思い何冊か読んでみました。しかし岡本さんの本のみを準推薦図書としました。理由はひとことでいえば他の本には、がん克服のためにマイナスとなる部分があったからです。 

(参考2)医師の石原結實さんは、ゲルソン療法に関し、著書のなかでつぎのように書いています。
「塩分を極度に制限し、生野菜やくだもの、生ジュースを多食するという『ゲルソン療法』なるガンの治療法があります。
 (中略)
 私も時々、ゲルソン療法をやっているガン患者を診察することがありますが、日本人の体質に合わない面が多少あるようです。
 (中略)
 欧米人は、乾燥した風土で、陽性の肉を食べすぎて、陽性の性質を帯びたガンになっているので、生野菜、くだもの、生ジュースなどの陰性食品を摂り、極陽性の性質をもつ塩を制限するゲルソン療法は、この陰陽論から見ても大変効果的だと思われます。
 しかし,湿気の多い陰性の風土で、しかも水分の多い陰性食品を食べすぎて起こる日本人のガンは、陰性のガンがかなり多いため、ゲルソン療法を実行すると、体が冷えてきて、青白い肌色になり、時としてむくんでくる人がいるのです。そして、かえって、体調を崩す人もいますので、体質を見極めてから、やる必要があります。」
(『ガンにならない食べ方、生き方』PHP研究所の文庫本の130頁、2008年)
(注、石原さんの文庫本は、私がガンの方にお勧めしているうちの一冊です)

(お知らせ)
1  .別項のがん克服をめざす方へもご参考にしてください。ガン克服のための基本事項はA4で1枚ほどの分量です。ご覧になってみてください。
2. がん克服のための食事のあり方については、別項「ガン予防法」の、 5.「正しい食生活」のための参考文献、で紹介した図書も参考にしてください。
3.「お知らせ」もあります。

抗ガン剤の真相(実態・真実)-抗ガン剤拒否(効かない・使わない)のすすめ-

一.抗がん剤は効かない

 ノンフィクション作家の奥野修司さんが、『ルポ がんでも安からに逝く人がいる』(『文芸春秋』2011年4月号)の中で、「昨年、堂園さんを取材していた時だった。いきなり『多くの固形がん(胃がん、大腸がん、肺がん、すい臓がんなど)に対して抗がん剤は治すことはできないというのはほぼ常識ですよ』といわれて驚いた。」と書いています。

 堂園晴彦さんは国立がんセンターに勤務したこともある医師で、今は鹿児島でがんと闘っているそうです。
 「……抗がん剤は治すことはできない」は本当のことでしょうか。
 多くの人が抗がん剤治療を受けている事実を知っている方は、「そんなはずはない」と思うでしょう。
 しかし、これは間違いのない事実なのです。医者も皆、細かいニュアンスは別として、このことを認めています。

 私がこういったことを知ったのは7年ほど前で、本で読みました。そして、その後、なんどもこういったことを見聞きしてきました。また、ここ2~3カ月、がんに関する沢山の本を見た結果、これは間違いない事実だと、ますます確信しました。

 では、抗がん剤は何の働きもしないのでしょうか。クスリですから何らかの働きがあるはずです。
 実は抗がん剤はがん腫瘍を小さくすることができます。これを指して抗がん剤はがんに効くといっています。各抗がん剤は、それを使った人の20%が、4週間継続してがん腫瘍が半分の大きさのままならクスリとして認められます。

 しかし、腫瘍が小さくなることと、がんが治ることは別のことです。腫瘍が小さくなっても、全部なくなるわけではなく、また元に戻ってしまうことが多く、このため抗がん剤を使った多くの方は亡くなっています。また、80%の人には何の効果がなくてもかまわないのです。

 さて、分かりにくいことを説明してきましたが、要するに抗がん剤は白血病や悪性リンパ腫など、ごく一部のがんを治す可能性はあるものの、その他のがんにはほとんど無力なのです。そのため、「抗がん剤は9割のがんは治せない」が医者たちの定説となっています。そして、この事実を著書で公表している医者を、私は何人も知っています。

(参考)
1.抗がん剤は、一部のがんには「延命効果がある」といわれています。しかし、これも10年、20年の延命ではなく、3か月などごく短い期間のことです。そのため、「強い副作用に苦しみながら3か月延命しても意味がない」などと批判されています。
2.抗がん剤でがんが治ると主張する医師も「手術と放射線でがんをとった人は治る」とか、「抗がん剤は食事療法と併用すれば効く」などと言っています。要するに殆どがんは治せないということです。

二.抗がん剤が死を早める

 高価な抗がん剤が「9割のがんを治せない」とは驚くべきことです。しかし、問題はそれにつきません。より大きな問題は副作用です。そして副作用はあまりにも強いため、『抗がん剤で殺される』(評論家船瀬俊介)、『抗がん剤拒否のすすめ』(医師星野仁彦)といった表題の本があるほどです。

 私はここ6年間ほどで、抗がん剤使用中の数人から副作用の状況を聞いています。その中には副作用が軽かったらしい方も一人いましたが、「歩くのが不自由になった」「風邪を引くのがこわくて外出をひかえている」「寝込んでしまった」「何も食べられなくなった」など、殆どの方は強い副作用に苦しんでいました。そして、苦しみの中、間もなく亡くなった方も2人いました。私はこの二人のことを思い出し、「抗がん剤に殺された」とか「病院に殺された」といった感じをもちました。

 抗がん剤の副作用とはどのようなものなのでしょうか。3つに分けて紹介します。
 まずは、脱毛、吐き気、食欲不振、口内炎などの個々の症状です。
 つぎは免疫力の低下です。副作用のひとつに白血球の減少がありますが、白血球はばい菌を攻撃し感染症から体を守るものです。抗がん剤を使った方は、ばい菌の侵入により肺炎になり、亡くなる人が多いそうです。これに関し医師の安保さんは次のように語っています。「抗ガン剤で攻撃され白血球が減少していくと、ばい菌の侵入を防ぎきれないために肺炎になってしまいます。かなりの数のガン患者が肺炎で亡くなっているというのは、医学の世界では誰もが知っている常識ですが、にもかかわらず医師は脅(おど)すようにして患者を説得し、抗ガン剤を使い続けている」(安保徹・石原結實『ガンが逃げ出す生き方』講談社2007年)
 3番目は、抗がん剤は新たながんを作るとの指摘です。これについては、アメリカの国立がん研究所が1988年に「抗がん剤はがんに無力なだけでなく、強い発がん性があるため、他の臓器に新たな二次がんを発生させる増がん剤である」と発表しています(星野仁彦『抗がん剤拒否のすすめ』から)。

 このように抗がん剤の副作用は強烈です。そのため、できるだけ使用を控えるべきもののはずですが、医者はがん患者にどんどん使っています。
 そのいっぽうで、がんになった殆どの医師は抗がん剤を使わないそうです。これは多くの医師たちが裏で語っており何冊もの本にでてきます。医者たちの表に出せない常道といった感じがします。

(参考)
1.抗がん剤は日々進歩しているから副作用は減ったとの見解がありますが、さほど減っていないとの指摘が多く、私は後者が真実だとみています。
2.元宮城県立がんセンター研究所の海老名卓三郎さんは「化学療法の副作用とは、本来主作用であり、ごくまれにガン細胞を殺したり、増殖を抑えてくれることがあると考える方が妥当なのです」と書いています。(日本タヒイ普及会『ガンを治す!』祥雲社2003年)
 ここでの化学療法とは、抗がん剤治療のことです。これががんセンターの医師の発言ですから、びっくりしてしまいます。


三.ダメな抗がん剤が使われる訳

 抗がん剤は殆どのがんを治すことができず、また、強い副作用でがん患者の死を早めています。当然、医者は知っています。ではなぜ使いつづけるのでしょうか。
 抗がん剤が必要以上に使われるのは、病院経営のため(売上増のため)、学会で発表するデータを集めるためなどとも指摘されています。たしかに、それも事実です。しかし、それとは関係のない医者も抗がん剤をたくさん出しています。

 抗がん剤が過剰に使われる理由を知るためには、がんという病気の性質と現代医療のがん治療の特徴をしっかり理解することが必要です。

 まず、病気の性格ですが、がんは全身病です。普通、がんは、胃がん、肺がんなどと言われます。そのため、がん腫瘍は胃や肺にしかないように思ってしまいます。しかし、検査でみつからないだけで腫瘍は体のあちらこちらにあるのです。そのため、がん治療は胃や肺にある腫瘍を取り去るだけでは解決せず、体全体への働きかけが必要です。

 つぎは現代医療のがん治療についてです。現代医療のがん治療は手術、放射線、抗がん剤の3つです。このうち、手術と放射線は特定部分の腫瘍を取り去るもので、体のなかに広範囲に少しづつある腫瘍を取り去ることはできません。そのため、広がっているがん(最初から広範囲にあるがん、転移したがん、再発したがん)には手術と放射線以外の治療が必要です。ところが現代医療が他にもっている治療法は抗がん剤だけです。抗がん剤は点滴などで体に入り全身に影響を及ぼします。そのため医者は抗がん剤に期待をもたざるをえません。しかし、これまでみたように抗がん剤はがんを治すことができません。そして、使い続ければ患者が衰弱し死が早まると知りながら、万に一の効果を期待して投与してしまうのです。

 抗がん剤は意味のない使われ方をしています。では、どうすれば避けられるのでしょうか。
 病院や医者は手術、放射線、抗がん剤以外の治療法を取り入れるべきです。
 がん患者も体の内側から治す療法を自力でみつけ抗がん剤を拒否すべきです。医療にうとい患者もいろいろな人に聞き、いろいろな本をみればヒントが得られます。決して難しいことではありません。
 なお、別稿の「ガン克服をめざす方へ」と「がん克服のための推薦図書」をご参考にしてください。ここから確実にがん克服のきっかけが得られます。ガン克服のための基本事項はA4で1枚ほどの分量です。ご覧になってみてください。

(参考)
1.日本の病院では患者が抗がん剤を拒否すると、医者は「もうこないでくれ」と言いいます。いっぽう、欧米では「抗がん剤をさけたい」というと、医者の方から「では他の治療法でゆきましょう」という傾向があるそうです。何人かの医師が報告しています。

2.現代医療の成人病治療は対症療法です。対症療法とは病気の原因を追究せず一時的措置をすることです。当然、がん治療においても同じです。そのため、本格的にがんを治すには食事療法などによる体質改善が必要です。

3.私は「ガン克服をめざす方へ」の末尾で、次のように書きました。
「抗ガン剤は解熱剤や痛み止めのように応急的措置をするクスリではありません。それをふまえると、私は、抗がん剤にかかるお金を定評のある健康食品に使ったほうがずっと大きな成果が得られると思っています。これは抗ガン剤は(すべてのガンについて)いっさい使わないですむという意味です。今回の一連の勉強で確信しました。」

4. 薬(化学薬品)一般については「薬をのむと寿命がちぢむ(1)」~(5)をごらんください。

5.「お知らせ」もあります。
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