Α惴躾の恐怖』 中嶋孝司 展望社 2002年
 副題は「食べるな、それが生命を縮める」。著者は元事業家。大病後食生活を改め食養法の研究をはじめた。食養法全般を扱っているが、「食養は食物修養」と考える著者の人生観がにじみ出て味わいのある本である。『減塩の恐怖』の記事も豊富。

А愾匿のすすめ』 幕内秀夫 東洋経済新報社 1995年
 著者は栄養士。食生活の個人相談、病院の食事相談を担当。粗食とは「日本の豊かな風土の中から生まれてきた素晴らしい食生活」のこと。主食をごはんに戻し、それに合うおかずをとることに基本をおく。幅広い視点から書かれている。著者には講談社新書・文庫を含め沢山の著書があるが、どれを読んでもよいと思う。

─惴渋緘如食物養生法』 鶴見隆史 評言社 2002年
 著者は開業医。現代医学から漢方、中国医学、鍼灸を経て食養法にたどりつく。本書は豊富な知識が反映された力作で、初心者向きではないが、他の本2〜3冊を読んだ後に読むとよい。患者の食事指導には玄米でなく玄米粉を使っている。著者は今後の20年間、食養法の理論的指導者の一人でありつづけると私は見ている。

『ガンは恐くない』 森下敬一 文理書院 2001年
 ガンに焦点をあてながら森下自然医学理論を展開した本。これを読むと、自然医学、食養法そして森下理論のすばらしさに感動し、きっと、もっと勉強したくなるはず。
 食養法関係の本を2〜3冊読んだあとに、この本を読むことを勧めたい。

(図書の選択などについて)
 上記の本などを2〜3冊読まれることをおすすめします。上記の本なら、どの本から読んでも興味がわき、きっと、もう1〜2冊読みたくなると思います。

 どれかを選べと言うのなら、私は、まず、森下氏の『慢性病は食べ物で治る』をすすめます。森下氏の著書は、現代の科学志向の強い人たちをも納得させるように書かれています。また、この本は活字も大きく分量も適当だと思います。

 なお、上記のそれぞれの本は、書店では「家庭医学」の棚に置いてあります(文庫と新書はそれぞれの所)。しかし、大きな書店でないかぎり、置いてないのが普通です。そのため、書店をとおして注文することが多くなると思います。