予備校が元気だった1980年代には、「ザ☆予備校」や「ザ・予備校87年度版」などの予備校文化を描いた書籍も発売されていました。その書籍の中には、群馬県内の予備校で有名だった英語講師の「小池隆義先生」の名前もありました。「小池隆義先生」は高崎の群馬ゼミナールの講師として群馬県内にその名を轟かせていましたが、私が群馬英数学館に通い始めた昭和59年に群馬ゼミナールからライバルの群馬英数学館に電撃移籍をしました。その2年後には、高崎の小野池学院を設立して、その後も受験生の神様的な存在であったようです。彼の英語授業「英文解釈理論ゼミ」は、高度なオリジナルのテキストを使い、難解な英文の訳読、暗号解読のような構文の書き換え、穴埋め文法などの英文解釈が中心でした。
 私のような少しオツムの足りない生徒には、「These desks were made ( ) woods.」という問題を提示して、「ここに入るのは、in か on か?」と質問して、正解の of を答えさせるという引っかけパターンもよくありました。素直に in や on から選んでしまうと、和やかな雰囲気の中でみんなの笑いものになってしまうことが懐かしい思い出です。