中学生や高校生の頃には八神純子の名曲「パープルタウン」から、ニューヨーク・マンハッタンをイメージする色は紫でした。実際にマンハッタンの碁盤の目の様に交差する通りや高層ビル群を歩くと、Chrysler Building クライスラー・ビルディングやThe Empire State Building エンパイア・ステート・ビルディング建設当時の白黒写真にあるようなモノトーンがピッタリでした。派手でアバンギャルドな芸術家の住むダウンタウンには艶やかな色彩もありますが、無機質なビル群やコンクリートの街を白黒を基調としたスーツに身を固めたビジネスマンが颯爽と歩く姿から、ニューヨークはモノトーンの街と感じました。せっかくのニューヨーク旅行でしたので、このイメージのままに五番街にあるブルックス・ブラザーズで、マンハッタンで流行していた黒のビジネススーツを新調しました。
 このニューヨーク・マンハンタンのモノトーンのイメージには、モダンジャズの音色がつきものかと思います。ニューヨークには、Blue Note ブルー・ノートに代表されるジャズの歴史的な文化がありますが、2000年以降には、歌唱力に優れたNorah Jones ノーラ・ジョーンズの存在も忘れてはならないと思います。ノーラ・ジョーンズの「New York City」は、まさにマンハンタンのモノトーンのイメージを洗練させる曲かと思います。