数え切れない程あるブログの中からご訪問頂きありがとうございます。
この度の東日本大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
そして、福島原発で放射能と戦いながら作業されている皆様に心から敬意を表します。
被災現場を捜索する自衛官ががれきの中から取り出している物があります。
泥だらけになった写真やアルバム、トロフィー、賞状等、被災者の思い出の品々です。
人間にとって記憶は曖昧なもので、時間の経過共に変化していくものだと脳科学者は言います。
その記憶の変化を補うものとして写真があります。
家族の写真はとても大切なもので、亡くなった方の写真は必ず見えるところにあるものです。
私は子供時代と大人になってからと2度、思い出の写真を全て失う経験を持っています。
思い出は誰にとっても大切なものだと思います。
ボランティアで写真を探したり、写真を洗ったりすることで被災者に思い出を届けることをしている人達がいます。
宮城県南三陸町で、町災害ボランティアセンターが被災現場で写真や卒業文集などを探し出す活動に取り組んでいます。
名付けて「思い出探し隊」。
被災者を少しでも癒やそうと、隊員たちはがれきの中を歩き回っているのです。
至る所にくぎやガラス片が散乱するため、鉄板入りの安全靴とマスク、軍手という完全防備です。
がれきをかき分け、目を凝らした隊員たちは廃材や泥に埋もれていた写真やネガ、年賀状、表彰状などを次々に発見していきます。
顔が写っていたり名前が書かれていたりと、所有者の特定が可能な品を拾い集めています。
お金は無くしても、また、稼げばいいですが、思い出の品はお金では買えません。
しかし、被災現場での作業は本当に大変なことだと頭が下がります。
そして、諦めたはずの思い出の品が戻ってきたときに被災者はどれほど感激するものでしょう。
お金も必要ですし、物資も必要ですが、人間が生きていく上では思い出もとっても大切だと思います。
私は思い出の写真や品々を失った経験を持つからこそ、思い出の品々を失った方々の気持ちが分かります。
今、地震が発生して揺れています。
宮城県沖で強い地震と速報がでましたが、また東北地方に津波注意報が出ました。
何とか被害がこれ以上出ないように祈るばかりです。
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