憲法ネットいばらき

憲法を守り生かす茨城ネットワーク

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第23回連続憲法学習会・第10回総会のお知らせ

2011年8月28日(日)午後2時開演(1時30分開場)
茨城大学地域総合研究所3階
「これでいいのか原発事故報道〜安全神話の闇をさぐる」
丸山重威(まるやま しげたけ)関東学院大学教授

■講師プロフィール■
1964年早稲田大学法学部卒、共同通信社入社、同社社会部次長、整理部長、編集局、ラジオテレビ局次長、情報システム局長。
2003年関東学院大学教授。故中田直人氏の著書「国民のための刑事法学 その理論と闘い」の編集にも関わる。
最近の編著書に「これでいいのか福島原発事故報道―マスコミ報道で欠落している重大問題を明示する」(あけび書房)。


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 最悪のメルトダウンは事故直後に起きていた・・・。
 真実を知らないまま過ごしていた日々を思うと、いまこの瞬間も?と思ってしまいます。
 原発報道の問題は、私たち国民が平和に生存する権利・真実を知る権利が問われる問題です。「安全神話」をふりまいたマスコミの責任を鋭く告発する丸山重威氏を講師にお招きして、マスコミ報道の在り方、さらには原発とエネルギー問題を考える機会としたいと思います。ご参加お待ちしています。

第18回連続憲法学習会・第8回総会

2009年7月26日(日)午後1時30分開演(1時開場)
茨城大学地域総合研究所3階
「あなたの首はまだつながってますか?〜この国の未来は変えられるか〜」
後藤道夫(ごとう みちお)都留文科大学文学部教授

1947年生まれ。「反『構造改革』」「社会保障でしあわせになるために―『社会保障基本法』への挑戦」(共著)など著書多数。国内で最初に「ワーキングプア」という言葉を使用。最も早い時期からワーキングプアという存在に注目し、警告を発した。首都圏青年ユニオンを支える会 共同代表を勤めるほか、全国で貧困問題の講演活動を行っている。

「骨太の改革」は確実に私たちの生活を苦しめてきました。
だれもが安心して心豊かに暮らせる社会は、どうしたら実現するのか?
後藤道夫先生は鋭い視点で現代の貧困と社会のあり方に警鐘を鳴らし、生存権の生きる社会への展望を語ります。
解散・総選挙、県知事選・・・私たちはどんな選択をすべきでしょうか?
後藤先生のお話はきっと大きなヒントになるはずです。
あなたのご参加をお待ちしています。

第16回 連続憲法学習会

第16回連続憲法学習会
「現代の貧困と憲法(仮)」
講師:宇都宮健児(弁護士)
日時:2008年11月16日(日)13:30〜
場所:県民文化センター 別館集会室10

 テレビ・雑誌・新聞等でおなじみの闘う弁護士。クレサラ、多重債務問題に30年以上取り組み、反貧困ネットワークの代表として、現在全国キャラバンを展開中。「生存権」がかつてない危機に晒されている今、憲法を生かすたたかいについて語って頂きます。

第13回 連続憲法学習会

2007年12月15日(土)13:00〜
於:茨城大学 共通教育棟1階10番教室
   水戸市文京2-1-1

講師:渡辺治氏
一橋大学教授。政治学者・憲法学者。
憲法学者である奥平康弘に師事。治安維持法研究を専攻。その後、憲法研究と国家論研究を専攻。欧州福祉国家に対する特殊日本的な企業社会・国家論を展開する。憲法学では憲法9条を日本の政治経済過程に位置づけて論じた。90年代に入ってからはグローバル化・新自由主義化・帝国主義化をキーワードに、その日本政治へのインパクトを同時代的に論じている。
また研究者となってからも社会運動に積極的に関わっており、現在では、九条の会の事務局等を務めている。


演題「現在の政局と改憲の行方―どうなる?海外派兵・大連立・解散…―」

◎ 参議院の与野党逆転後、改憲勢力の次なる戦略は?
◎ 自民党の新「テロ特措法」と小沢民主党の「国連軍」「自衛隊恒久派兵法」はどうなる?
◎ 大連立の行方は?
◎ 「格差社会」と改憲問題の関係は?
社会の動きの根底に迫る深い分析と明快な語り口。数々の著作で知られる気鋭の政治学者、渡辺先生のお話をお聞きして、みなさんで考えてみましょう。

メールアドレスの変更

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茨城新聞に学習会の記事が掲載されました。

8月17日付け茨城新聞に
先日行われた学習会の記事が写真と共に掲載されました。

赤旗新聞に学習会の記事が掲載されました。

8月7日付 赤旗新聞に、
先日行われた学習会の記事が掲載されました。

第12回 連続憲法学集会 ・ 第6回 総会

2007年8月5日(日)13:00〜
於:茨城大学地域総合研究所(常陽亀山記念館)
テーマ:「ポスト参院選」をどうたたかうか〜どうなる?どうする?改憲の動きと私たちの課題〜
講師:田中隆弁護士(自由法曹団幹事長)
参加費:500円(学生無料)

「われわれは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」平和的生存権といわれる規定です。この平和のうちに生存する権利を持っているのは日本国民に限られません。全世界の国民です。ただの平和を行っているのではなく、ひとしく恐怖と欠乏から免れた平和です。平和というのは一つの国では本質的には実現できない。政界のすべての民衆が恐怖と欠乏から免れる世界を作っていこうという呼びかけ、これが憲法に込められた思いなのです。
「九条の会」のスローガンは「いま、憲法九条が旬」、全面的に賛成です。が一つ付け加えたいと思います。「いま、憲法を託され、人権を託された民衆の出番」です。共に頑張りましょう。
(田中隆 建設・九条の会発足記念集会記念講演より抜粋)


田中隆弁護士は、私の司法試験勉強会の伝説の先輩。北千住という庶民の町で長年弁護士活動をしながら、現在自由法曹団の幹事長として全国のたたかいの司令塔となっています。抜群の行動力と鋭い情勢分析、情熱と知性をほとばしらせる独特の語り口で、参議院選挙後の情勢のもとで私たちに問われる課題を提起していただけると思います。ぜひお聞きいただき、ご一緒に考えてみませんか。
弁護士 谷萩陽一(憲法ネットいばらき事務局長)

映画『日本の青空』

日本国憲法誕生の真実のドラマが完成!!

映画『日本の青空』 茨城 上映予定

 

2007年5月3日(憲法記念日) 県内初上映☆

  憲法フェスティバル終了後

  於:県民文化センター小ホール

 

2007年5月4日(みどりの日) 2回上映

  於:県民文化センター小ホール

 

☆ 憲法施行60周年にあたり5月3日には『憲法フェスティバル』が千波湖畔で開催される予定ですが、同実行委員会準備会でも、上映会に積極的に取り組むことを確認しました。

☆ また、会員の皆様に普及のご協力を頂いた「製作協力券」(100枚)は、現在80枚余のお申込みを頂きました。今後は前売券を販売致しますので、未購入の方はもちろん、周りの方への普及も今後とも宜しくお願い致します。

☆ なお、同協力券は全国どこの会場でもご覧になれますのでご利用下さい。

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2007年2月10日第11回連続憲法学習会 坂本修弁護士講演要旨

さる2月10日,憲法ネットは第11回学習会として,坂本修弁護士をお招きして,同弁護士の著書と同題の「憲法その真実〜光をどこにみるか」をテーマとした講演会を開催しました。

 講演の中で,坂本弁護士は,第二次世界大戦や憲法に対するご自身の原点とも言うべきお話をされました。その上で,改憲反対運動に関して,「勝負を決めるのは私の話ではない。みなさんが身の回りの人に2人,3人,4人と話をして,人間の鎖をどの程度つくるかというのが改憲を食い止めるかどうかの決め手。」と述べました。

 本題に入り,改憲をめぐるせめぎ合いの到達点を述べた後,坂本弁護士は,自民党の新憲法草案が単に戦争をするのではなく,アメリカとともに不正な侵略戦争をするための憲法であることを,安倍首相が「血の同盟」という言葉を使っていることを紹介して,明らかにしました。

 その上で,自民党が日本国憲法9条2項を削除するだけでなく,9条の2項で軍隊を持つ,さらに国際の平和と安全のために活動することを明記するなど「毒」を盛り込もうとしていること,さらには憲法全体の構造上も,憲法の抹殺=「壊憲」ともいえるような狙いがあることを指摘しました。

 次に,坂本弁護士は,こうした自民党の改憲の狙いを明らかにしつつ,どの世論調査でも9条については,守るべきという意見が6割超であること,さらにアメリカと海外で戦争をするために憲法9条を変えるという意見に賛成の人は,わずか4%であるという数字を挙げて,国民世論の健全さを示しました。

 次に,坂本弁護士は,主に4点にわたり国民投票法案の危険性について触れました。第1に,国会を起点にして国民に改憲論を垂れ流そうという狙いがあること,第2に,5人に1人の賛成で改憲できるという仕組み,第3に,改憲反対のために運動する公務員や教育者の手を縛ろうとしていること,第4に,有料放送は全部自由で,財界が1000億円ほどで自分たちのほしい憲法を買おうとしていることなどです。

 最後に,坂本弁護士は,国民投票法案は,大義名分がなく,日弁連でも,改憲賛成の弁護士が真っ先に反対したこと,これほどひどい法案だということを広げていけば,勝てること,一票持っている有権者からメールが来るのが一番怖いことを語りました。さらに,坂本弁護士は,「イラク戦争はベトナム戦争と違う。スペインでは1000万人の人がデモをやって政権を代えた。世界の民衆の力はさらに大きくなっている。日本国憲法9条を守れというのは世界の言葉となってきており,日本の護憲運動は孤立した闘いではない。この間の9条の会の広がりも国際的に注目されるものであり,改憲勢力が考えたこともないような運動が起きている。それを作っているのが私たちだという自信を持ってがんばろう。」と締めくくりました。

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