市原市に憲法と地方自治を活かす会

私の住む市原市の歴史と暮らし・政治に憲法と地方自治を活かし、歴史の創造に少しでも貢献できればと思います。人生65年を迎え、余命の時間を考えると、この間の人生で学んできたことを、未来を生きる若者にどのように伝えていくか、ある意味で遺言と言ってもよいのかも知れません。  切れ目なく命の限り記録する二千の歳を更に積み上げ

市原市に憲法と地方自治を活かす会 1046
とうとう千葉県が動きました!
来年の一斉地方選を控え、住民無視は、さすがに怖い!
千葉県政は「安倍一強」と同じように「自民党一強」ですが、その自民党が動いた!
トンビに油揚げ?
いずれにしても、保護者は負担しなければならないというルールは全くありません!
あるのは、教室の温度が28度以上になったら、画工設置者と校長は適切に対応しなければならない!というルールがあるのです。
今まで、このルールがあるにもかかわらず、いろんな理由をつけてサボってきたのです。
しかし、酷暑とそれによる被害が尋常ではないこと・住民の声が拡散されてきたことなどによって政治が動きました!!
教訓が住民が声を上げる!
子どもの健康・学習のことを考えれば、当然でしょう!!
後は、労働安全衛生法に基づく適切な対応をするだけです。
働く人間をバカにするな!
NHK  森田知事「全県立高にエアコン」  09月20日 15時23分https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20180920/1080003762.html

千葉県の森田知事は、ことしの夏の記録的な猛暑を受け、来年夏までにすべての県立高校の普通教室にエアコンを整備する意向を示しました。
千葉県の123の県立高校では、103校の普通教室にエアコンが設置されていますが、その大半は、保護者がエアコンのリース料や使用料を負担しているということです。
これについて森田知事は、県議会の代表質問に対する答弁で「ことしの夏の災害レベルの暑さを踏まえ、生徒の熱中症予防、安全確保に万全を期す必要がある」と述べ、すべての県立高校の普通教室に県が費用を負担する形でエアコンを整備する意向を示しました
具体的には、来年夏までにまだ設置されていない20校で県がエアコンを整備したうえで、設置済みの学校では、今後リース料などを県が支払うことを検討する方針を明らかにしました。
一方、職員室など、教職員が使う部屋では毎年5校程度ずつエアコンの設置が進められ、これまでに31校で整備が終わっていますが、今後、設置のペースを早める方針だということです。
千葉県では、今後必要な費用の算出を急ぎ、順次整備を進めていきたい考えです。(引用ここまで)
読売 教室エアコン「県立高の未設置校に」 2018年09月21日https://www.yomiuri.co.jp/local/chiba/news/20180921-OYTNT50050.html
森田知事は20日、県立高校の普通教室へのエアコン設置について検討を始めたことを明らかにした。県議会9月定例会で自民党の代表質問に答えた。         

県立高校123校のうち、103校では保護者の負担などで既にエアコンが設置されている一方、20校は未設置となっている。

森田知事は今夏の猛暑を踏まえ、「来年夏に向け、未設置校の普通教室への空調を整備することについて、関係部局に検討を指示した」と答弁した。

また、保護者負担で設置されたエアコンの費用負担も検討する意向を示した。(引用ここまで)
竹下 郁子親の経済格差が「エアコン設置格差」に——猛暑でも保護者負担すべきか?Aug. 30, 2018, 11:00 AM https://www.businessinsider.jp/post-174200


市原市に憲法と地方自治を活かす会 1045
以下の記事をご覧ください!
担当者は「すでに決定しており、後戻りは難しい」と言っていますが、決め方・内容について、民主的議論を経たものかどうか、検証もせず「一度決めたから」ということで主権者住民の意見を否定することは問題です。、
産経 卒業生らが千葉・行徳高校定時制の存続を求め署名活動を開始へ 船橋高校定時制との統合受け行徳高校定時制の存続を求め、記者会見する卒業生ら=19日、千葉県市川市(塩塚保撮影)
行徳高校定時制の存続を求め、記者会見する卒業生ら=19日、千葉県市川市(塩塚保撮影)
千葉県教育委員会が進める県立学校改革推進プラン第4次実施プログラムで平成34年度に県立船橋高校定時制(千葉県船橋市)と統合される県立行徳高校定時制(同県市川市)の卒業生らが19日、市川市内で記者会見し、存続を求めて署名活動などを展開していく方針を明らかにした。

卒業生らによると、行徳高校定時制には働きながら学ぶ生徒や中学時代に不登校になるなどさまざまな事情を抱える生徒が徒歩や自転車などで通学している。

卒業生の宇田川輝夫さん(79)は「10代で病気となり、高校に進学できなかったが、45歳で定時制に入学、卒業することができた。定時制の存続は人生を左右する」と訴えた。

また、同窓会の中村貴史会長(56)は「中学時代、ひきこもりだったが、勇気を出して入学し社会に出ることができた。少数だからこそできる教育がある。かけがえのない学びの場が地域に必要だ」と語った。

卒業生や元高校教員らは22日に「行徳高校定時制を存続させる会」を発足させ、署名活動などを展開していく方針。

県教委によると、行徳高校定時制の定員は40人だが、1年生は10人(5月1日現在)で、各学年とも定員割れが続いている。県教委は3月に船橋高校定時制と統合する案を決定。担当者は「統合して船橋高校定時制に総合学科を設置し、生徒の興味や関心に応じた教育を行う。すでに決定しており、後戻りは難しい」と説明している。(引用ここまで)
定時制千葉県 001
岡田幸子の活動報告  3月28日(水)行徳高校校長先生と定時制教頭先生と懇談 2018.03.28
しんぶん赤旗生徒の学び、成長奪うもの=党千葉県議団 高校統合撤回求める  2018.1.16
日本共産党千葉県議団 「県立学校改革推進プラン・第4次実施プログラム(案)」の撤回を求める申し入れ(2018/1/10
http://www.jcp-chibakengikai.jp/html/menu3/2018/20180110160756.html

大野ひろみのクラクラさくら 佐倉の高校が大変なことに! 定時制の危機 2018/01/04(木) 11:45:32

http://kurakurasakura.blog.fc2.com/blog-entry-750.html
東京新聞  夜間定時制高の給食存続を 来年度廃止方針 撤回求め声明  2017年11月19日

給食の継続を求める「千葉県夜間定時制高校の給食を守る会」のメンバー=県庁で

写真

夜間定時制高校の給食を2018年度から廃止する方針を示した県教育委員会に、生徒の保護者や教員らの団体が方針の撤回を求める声明を出した。勤労青年の減少やコンビニの増加などを廃止の理由に挙げる県教委に対し、生徒側は「生活が困窮した生徒の支援になっている」と存続を訴えている。 (村上豊)

県教委の職員六人からなる給食のあり方検討チームは十五日、「給食を廃止し、(代わりに)夕食を提供することが適当」とする最終報告をまとめた。

廃止の理由として、昭和三十~四十年と比べて勤労青年が減少して給食の需要が低くなった、中途退学者や不登校の経験者、外国人ら生徒の多様化が進んでいる、コンビニやファストフード店の増加で食事を買う傾向が強まった、などを挙げた。

給食は一食三百円程度の負担で食べられる。十七ある定時制高校のうち、現在は五校で試験的に廃止。県の補助額は、継続中の十二校で年間約七千万円、利用率は49%という。給食の全面廃止・未実施は神奈川県など六県しかない。

試験廃止中の五校では、コンビニや仕出しの弁当などの夕食に切り替えた。負担額は一食四百三十円程度で、利用率は28%と低い。生活困窮者には一食当たり二百円を補助しているが、対象の二百二十二人のうち申請は四十人にとどまる。

県内の定時制高校の生徒数は、一九五六(昭和三十一)年度に約七千三百人いて、多くがフルタイムの勤務だった。だが二〇一六年度は約二千九百人(夜間は約千八百人)に減少。働いている生徒は全体の半数程度で、そのうち正社員は数%、アルバイトが大半を占める

県教委の方針に対し、生徒や教員、保護者ら二十数人からなる任意団体「千葉県夜間定時制高校の給食を守る会」は、非正規労働者を含めて生徒の半数が働いている、給食の時間はコミュニケーションの場、生活困窮者にとってのエネルギー源、といった理由で存続を訴える。

市川工業高校で十月に行ったアンケートでは、回答した生徒八十七人のうち84%が継続を希望。「なければ経済的に困る」「コンビニで買うとなると高い」などの意見があったという。

守る会は十七日、存続を求める声明を発表。県庁での記者会見で、世話人を務める船橋高校教諭の吉永馨さんは「県教委は、給食が経済的に厳しい生徒の生活支援になっている実態を知らない。廃止の理由は予算の削減としか思えない」と話した。

守る会は一五年十二月から活動。県議会に給食の存続を求める請願を出し、継続審査となっている。(引用ここまで)
日高町の取組を千葉県でできないか!
北海道日高高等学校 町立定時制 日高町産業学習 移動説明会開催のお知らせ 2018年8月29日http://www.town.hidaka.hokkaido.jp/site/sangaku/briefing.html


平成28年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」の概要(千葉県速報値)
発表日:平成29年10月26日 千葉県教育庁教育振興部・ 指導課生徒指導・いじめ対策室
電話:043-223-4054
https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shidou/press/2017/h28monndaikoudoutyosa.html
平成28年4月1日から平成29年3月31日までの1年間
調査結果の概要
1.小・中・高等学校における暴力行為の発生件数は3,736件で,前年度の3,518件より218件増加。
2.小・中・高等学校・特別支援学校における いじめの認知件数は31,617件で,前年度の29,376件より2,241件増加。
3.小学校における長期欠席児童数は3,950人で,全児童に対する割合は1.26%である。長期欠席児童の中で不登校を理由としている児童数は1,456人で,前年度の1,233人より223人増加し,全児童に対する割合は0.46%で0.07ポイント増加。中学校における長期欠席生徒数は6,579人で,全生徒に対する割合は4.29%である。長期欠席生徒の中で不登校を理由としている生徒数は4,191人で,前年度の4,160人より31人増加し、全生徒に対する割合は2.73%で0.04ポイント増加。
4.高等学校における長期欠席生徒数は3,579人で,前年度の3,449人より130人増加。全生徒に対する割合は3.44%で前年度より0.12ポイント増加。長期欠席生徒の中で不登校を理由としている生徒数は2,658人で前年度の2,604人より54人増加し,全生徒に対する割合も2.55%で0.04ポイント増加。
5.高等学校の中途退学者数は1,332人で,前年度の1,304人より28人増加し,年度当初の在籍者数に占める割合は1.27%であり,前年度の1.24%より0.03ポイント増加。
6.小・中・高等学校における自殺者数は8人(小0人、中2人、高6人)
平成28年度調査結果資料全文(統計表付き)(PDF:673KB)
「千葉県の主な不登校対策について」にみる対策で、子どもは救われるか!
https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shidou/seitoshidou/ijimemondai/futoukou-taisaku.html

市原市に憲法と地方自治を活かす会 1044
ピョンヤン共同宣言の具体化に「期待」するのは当然にしても、「期待」しているだけで良いのか!
何をなすべきか!日本と国民は!

現在の日本社会を象徴する琉球新報社説をご覧ください。

今回の宣言は、憲法9条そのものであることに触れていません!

そもそも憲法9条とは、
国際紛争を解決する手段として使うものは非軍事的手段・非暴力的手段・平和的手段です。

南北首脳は、憲法9条を使って戦争終結宣言を行ったのです!!
このような事態・局面に対して、日本としてなすべきことは何か!
ただ単に論表・評論しているだけで、更に言えば傍観しているだけいいのでしょうか!

そもそも日本は朝鮮半島に何をしてきたか!日本国民として思考回路の中にしっかりインプットしておくべきでしょう!
「征韓論争」(1873)・江華島事件(1875)・日朝修好条規(1876)以来、日刊議定書(1904)・日韓併合条約(1910)・敗戦(敗戦)・日韓基本条約(1965)・日朝平壌宣言(2002)と、129年の歴史を紐解く必要があります。
徳川政権において回答兼刷環使(1607)~朝鮮通信使(1811)の207年間は平和と友好の関係だった日本・朝鮮半島と比べて視る必要があります。

日本国民は政府と政権に対して憲法9条平和主義を使って朝鮮半島に平和の枠組みができるように求めること、そのようなことをしない政権と政府に対して主権者としての責任を果たして行く時ではないでしょうか!

 琉球新報  
9月平壌共同宣言/朝鮮半島の平和期待する  2018/9/20

韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の3度目の会談が行われ「9月平壌共同宣言」が発表された。非核化への具体的措置が示され、軍事的緊張緩和と経済・民生の協力強化がうたわれた。朝鮮戦争の終結に向けてさらに一歩踏み出したものとして評価する。
核とミサイル問題について「米国が相応の措置を取れば寧辺の核施設の廃棄など追加措置を取る用意がある」「東倉里のミサイルエンジン実験場とミサイル発射台を専門家立ち会いの下、永久に廃棄する」と表明した。トランプ米大統領は歓迎しており、米朝交渉が再開されそうだ。朝鮮半島の早期の非核化を期待したい。
年内にも金委員長がソウルを訪問する。板門店で2回と相互の首都訪問で、1年間で4回目の会談となる。緊張緩和の動きは一層加速するだろう。
宣言では「朝鮮半島を恒久的な平和地帯とするための実践的措置を講じていく」と確認し「偶発的武力衝突防止のために常時の意思疎通と緊密な協議を進める」とした。
また、南北を結ぶ鉄道と道路の年内着工、経済協力の象徴である開城工業団地、金剛山観光事業の正常化を掲げた。保健・医療分野の協力強化、離散家族問題の根本的解決のための人道的協力の強化、2032年夏季五輪の共催誘致も盛り込んだ。
今回の宣言は、南北の両首脳が事実上、戦争終結状態を確認したものといえる。最終的な終結宣言には、戦争に加わった米国、中国の参加が必要だ。朝鮮戦争休戦から65年、冷戦終結から27年を経て現在があることを考えるなら、簡単に実現できるわけがない。一つ一つ着実に進めていくしかない
北朝鮮の核開発と大陸間弾道ミサイル実験で、米朝の戦争が心配された昨年から状況が一変した。休戦状態のままの朝鮮戦争を終結させ、朝鮮半島を平和の地にしようという文大統領の信念とリーダーシップが牽引(けんいん)したことは間違いない。
一方、一連の首脳会談に対して「蚊帳の外」と揶揄(やゆ)されてきた日本政府の姿勢はどうだろうか。8月に閣議報告された18年版防衛白書では、北朝鮮の核・ミサイルについて「これまでにない重大かつ差し迫った脅威」と明記した。そして地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」導入を進めている。平和への努力の足を引っ張ることだけはやめてもらいたい。
米朝交渉の進展で朝鮮半島の非核化、在韓米軍の縮小・撤退が実現すれば、戦争の可能性は小さくなる。沖縄に広大な米軍基地を置くための口実の一つがなくなる。日本政府は、脅威をあおり米国に追随するだけの姿勢をやめるべきだ。沖縄も信念を持って、自らの立場を世界に発信する自治体外交、民間外交を展開する気概を持ちたい。(引用ここまで)

では次に、戦争直後、政府は子どもに日本国憲法をどのように教えたのでしょうか!?
以下の内容が、現代日本において、貫かれているか!
ご覧ください。

特にピョンヤン共同宣言」の中身と、これを具体化するために日本の果たす役割を考えると、日本国憲法をどのようにつかっていくか!
日本国民の責任は大きいと思います。琉球新報社説と比べて検証をお願いします。


『あたらしい憲法のはなし』
文部省
https://www.aozora.gr.jp/cards/001128/files/43037_15804.html
一 憲法
國をどういうふうに治め、國の仕事をどういうふうにやってゆくかということをきめた、いちばん根本になっている規則が憲法です。もしみなさんの家の柱がなくなったとしたらどうでしょう。家はたちまちたおれてしまうでしょう。いま國を家にたとえると、ちょうど柱にあたるものが憲法です。もし憲法がなければ、國の中におゝぜいの人がいても、どうして國を治めてゆくかということがわかりません。それでどこの國でも、憲法をいちばん大事な規則として、これをたいせつに守ってゆくのです。國でいちばん大事な規則は、いいかえれば、いちばん高い位にある規則ですから、これを國の「最高法規」というのです。
二 民主主義とは
みなさんがおゝぜいあつまって、いっしょに何かするときのことを考えてごらんなさい。だれの意見で物事をきめますか。もしもみんなの意見が同じなら、もんだいはありません。もし意見が分かれたときは、どうしますか。ひとりの意見できめますか。二人の意見できめますか。それともおゝぜいの意見できめますか。どれがよいでしょう。ひとりの意見が、正しくすぐれていて、おゝぜいの意見がまちがっておとっていることもあります。しかし、そのはんたいのことがもっと多いでしょう。そこで、まずみんなが十分にじぶんの考えをはなしあったあとで、おゝぜいの意見で物事をきめてゆくのが、いちばんまちがいがないということになります。そうして、あとの人は、このおゝぜいの人の意見に、すなおにしたがってゆくのがよいのです。このなるべくおゝぜいの人の意見で、物事をきめてゆくことが、民主主義のやりかたです
三 國際平和主義
これは、一つの國について申しましたが、國と國との間のことも同じことです。じぶんの國のことばかりを考え、じぶんの國のためばかりを考えて、ほかの國の立場を考えないでは、世界中の國が、なかよくしてゆくことはできません。世界中の國が、いくさをしないで、なかよくやってゆくことを、國際平和主義といいます。だから民主主義ということは、この國際平和主義と、たいへんふかい関係があるのです。こんどの憲法で民主主義のやりかたをきめたからには、またほかの國にたいしても國際平和主義でやってゆくということになるのは、あたりまえであります。この國際平和主義をわすれて、じぶんの國のことばかり考えていたので、とうとう戰爭をはじめてしまったのです。そこであたらしい憲法では、前文の中に、これからは、この國際平和主義でやってゆくということを、力強いことばで書いてあります。またこの考えが、あとでのべる戰爭の放棄、すなわち、これからは、いっさい、いくさはしないということをきめることになってゆくのであります。
四 主権在民主義
國を治めてゆく力のことを「主権」といいますが、この力が國民ぜんたいにあれば、これを「主権は國民にある」といいます。こんどの憲法は、いま申しましたように、民主主義を根本の考えとしていますから、主権は、とうぜん日本國民にあるわけです。・・・みなさんは、日本國民のひとりです。主権をもっている日本國民のひとりです。しかし、主権は日本國民ぜんたいにあるのです。ひとり/\が、べつ/\にもっているのではありません。ひとり/\が、みなじぶんがいちばんえらいと思って、勝手なことをしてもよいということでは、けっしてありません。それは民主主義にあわないことになります。みなさんは、主権をもっている日本國民のひとりであるということに、ほこりをもつとともに、責任を感じなければなりません。よいこどもであるとともに、よい國民でなければなりません。
五 天皇陛下
天皇は、憲法で定めたお仕事だけをされ、政治には関係されないことになりました。・・・天皇陛下は、一つにまとまった日本國民の象徴でいらっしゃいます。これは、私たち日本國民ぜんたいの中心としておいでになるお方ということなのです。それで天皇陛下は、日本國民ぜんたいをあらわされるのです。
 このような地位に天皇陛下をお置き申したのは、日本國民ぜんたいの考えにあるのです。これからさき、國を治めてゆく仕事は、みな國民がじぶんでやってゆかなければなりません。天皇陛下は、けっして神様ではありません。國民と同じような人間でいらっしゃいます。
六 戰爭の放棄
そこでこんどの憲法では、日本の國が、けっして二度と戰爭をしないように、二つのことをきめました。その一つは、兵隊も軍艦も飛行機も、およそ戰爭をするためのものは、いっさいもたないということです。これからさき日本には、陸軍も海軍も空軍もないのです。これを戰力の放棄といいます。「放棄」とは「すててしまう」ということです。しかしみなさんは、けっして心ぼそく思うことはありません。日本は正しいことを、ほかの國よりさきに行ったのです。世の中に、正しいことぐらい強いものはありません。
 もう一つは、よその國と爭いごとがおこったとき、けっして戰爭によって、相手をまかして、じぶんのいいぶんをとおそうとしないということをきめたのです。おだやかにそうだんをして、きまりをつけようというのです。なぜならば、いくさをしかけることは、けっきょく、じぶんの國をほろぼすようなはめになるからです。また、戰爭とまでゆかずとも、國の力で、相手をおどすようなことは、いっさいしないことにきめたのです。これを戰爭の放棄というのです。そうしてよその國となかよくして、世界中の國が、よい友だちになってくれるようにすれば、日本の國は、さかえてゆけるのです。
 みなさん、あのおそろしい戰爭が、二度とおこらないように、また戰爭を二度とおこさないようにいたしましょう

七 基本的人権
みなさん、いままで申しました基本的人権は大事なことですから、もういちど復習いたしましょう。みなさんは、憲法で基本的人権というりっぱな強い権利を與えられました。この権利は、三つに分かれます。第一は自由権です。第二は請求権です。第三は参政権です。
 こんなりっぱな権利を與えられましたからには、みなさんは、じぶんでしっかりとこれを守って、失わないようにしてゆかなければなりません。しかしまた、むやみにこれをふりまわして、ほかの人に迷惑をかけてはいけません。ほかの人も、みなさんと同じ権利をもっていることを、わすれてはなりません。國ぜんたいの幸福になるよう、この大事な基本的人権を守ってゆく責任があると、憲法に書いてあります。

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