市原市に憲法と地方自治を活かす会 961
以下の記事のつづきです。

「憲法を活かす」とはどのようなことか!ご覧ください!

日本国民は、
正当に選挙された国会における代表者を通じて行動できているか!
われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保しているか!
政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることができているか!
主権が国民に存するにふさわしい行動ができているか!
国政は、国民の厳粛な信託によるものという原則で運営されているか!
国政の権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使しているか!
国政の福利は国民がこれを享受できているか!
人類普遍の原理に反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除することができているか!
恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚しているか!
平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼しているか!
われらの安全と生存を保持しようとしているか!
われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思っているか!
われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認できているか!
日本と世界の現状は
平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐるか!
恐怖と欠乏から免かれているか!
平和のうちに生存する権利が保障されているか!
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないと思って行動しているか!
政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従っているか!
自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとしているか!
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげて日本国憲法の崇高な理想と目的を達成することめざして行動しているか!

日本国の象徴であり日本国民統合の象徴である天皇の地位は、主権の存する日本国民の総意に基いているか!
天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣が、その責任を負っているか!
天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行っているか!
日本国民は、
正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国際紛争を解決する手段としては、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使を永久に放棄していることを守っているか!
正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国際紛争を解決する手段として、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使を永久に放棄した目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めないとしているか
正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国際紛争を解決する手段として、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使以外の手段を使うことを政治の基本としているか!
国民は
すべての基本的人権の享有を妨げられないと自覚し行動しているか!
この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられると自覚して行動しているか
この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならないという自覚で努力しているか!
国民は、国民に保障する自由及び権利を濫用してはならないという自覚で行動しているか!
国民に保障する自由及び権利は常に公共の福祉のために利用する責任を負っていると自覚して行動しているか!
すべて国民は、個人として尊重されるているか!
生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重されているか!
すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されていないか!
公務員を選定し、及びこれを罷免する国民固有の権利は行使されているか!
すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではないという自覚で公務員は労働しているか!
公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障されているか!
何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を行使しているか!
何人も、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けていないか!
請願・陳情権は保障されているか!
何人も、公務員の不法行為により、損害を受けたときは、法律の定めるところにより、国又は公共団体に、その賠償を求めているか!
何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられていないか!
思想及び良心の自由は、これを侵してはならないということは保障されているか!
信教の自由は、何人に対してもこれを保障しているか!
いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使していないか!
何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されていないか!
国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならないことは守られているか!
集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、保障されているか!
検閲をしてはならないことは保障されているか!
通信の秘密は、これを侵してはならないことは保障されているか!
何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由は保障されているか!
何人も、外国に移住し、又は国籍を離脱する自由を侵されていないか!
学問の自由は保障されているか!
婚姻は、両性の合意のみに基いて成立しているか!
夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されているか!
配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されているか!また保障されているか!
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を保障されているか!
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めているか!
すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を保障されているか!
すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を履行しているか!
義務教育を無償としているか!
すべて国民は、勤労の権利を保障されているか!勤労の義務を履行できているか!
賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、人権保障と権利保障の法律として定めているか!
児童を酷使していないか!
勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は保障されているか!
財産権は侵していないか!
財産権の内容は、公共の福祉に適合するやうに、法律で定められているか!
私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用ひることができているか!
国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を履行できているか!
何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない権利は保障されているか!
何人も、裁判所において裁判を受ける権利を奪はれない権利は行使できているか!
何人も、現行犯として逮捕される場合を除いては、権限を有する司法官憲が発し、且つ理由となつてゐる犯罪を明示する令状によらなければ、逮捕されていないか!
何人も、理由を直ちに告げられ、且つ、直ちに弁護人に依頼する権利を与へられなければ、抑留又は拘禁されない権利は保障されているか!
何人も、正当な理由がなければ、拘禁されず、要求があれば、その理由は、直ちに本人及びその弁護人の出席する公開の法廷で示されなければならないことは保障されているか!
何人も、その住居、書類及び所持品について、侵入、捜索及び押収を受けることのない権利は、第三十三条の場合を除いては、正当な理由に基いて発せられ、且つ捜索する場所及び押収する物を明示する令状がなければ、侵されない権利は保障されているか!
権限を有する司法官憲が発する各別の令状により捜索又は押収は行われているか!
公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁じているが保障されているか!
すべて刑事事件においては、被告人は、公平な裁判所の迅速な公開裁判を受ける権利を行使できているか!
刑事被告人は、すべての証人に対して審問する機会を充分に与へられ、又、公費で自己のために強制的手続により証人を求める権利を保障されているか!
何人も、自己に不利益な供述を強要されていないか!
強制、拷問若しくは脅迫による自白又は不当に長く抑留若しくは拘禁された後の自白は、これを証拠とすることができないことは守られているか!
何人も、自己に不利益な唯一の証拠が本人の自白である場合には、有罪とされ、又は刑罰を科せられないことは保障されているか!
国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関であることが実行されているか!
内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならないことは保障されているか!
衆議院の解散権は正しく行使されているか!
内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を行使・履行しているか!
すべて裁判官は
その良心に従ひ独立してその職権を行っているか!
この憲法及び法律にのみ拘束されているか!
最高裁判所は、その長たる裁判官及び法律の定める員数のその他の裁判官でこれを構成し、その長たる裁判官以外の裁判官は、内閣で憲法に即して任命されているか!
最高裁判所の裁判官の任命は、その任命後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際国民の審査に付し、その後十年を経過した後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際更に審査に付し、投票者の多数が裁判官の罷免を可とするときは、その裁判官は、罷免される審査に関する事項をさだめている法律は憲法に即しているか!
あらたに租税を課し、又は現行の租税を変更するには、法律又は法律の定める条件は憲法に即しているか!
国の収入支出の決算のすべては毎年会計検査院が憲法に即して検査しているか!
会計検査院の組織及び権限を定めている法律は憲法に即しているか!
地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基いて行われているか!
一の地方公共団体のみに適用される特別法は、法律の定めるところにより、その地方公共団体の住民の投票においてその過半数の同意を得なければ、国会は、これを制定することができないことは保障されているか!
この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものであるという自覚に基づいて憲法が使われ、国民が憲法を使っているか!
この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しないことは保障されているか!
日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守しているか!
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を履行しているか! (以上)

「憲法を活かす!」が必要不可欠であるのは何故か!

日本国民の生活は、国会で決められた「法律」と地方自治体で決められた「条例」を使って営まれていることはご承知のことと存じます!

その際の全てにわたって「モノサシ」となるものが、国家の最高法規である日本国憲法であることはご承知のとおりです!

その法律・条例が、憲法に即して提案され、審議され制定れ、実行されているか!

したがって、憲法の全て条文=言葉が、現実と合致しているか、否か!

国民が不断の努力で監視し、国民にとって使い勝手の良い法律・条例を制定することが、今日、そして今後の日本にとって特に大切ではないでしょうか!